萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション

2014-02-10 12:51:16 | 雑談寓話
こんにちは、昨夜は五輪観ちゃって遅筆でした、笑

そんなワケでAesculapiusの加筆校正まだ未了なんですけど、
お待たせしちゃってる暇つぶし代わりに実録っぽいモン載せてみます。
文体もナンも適当ですけど、リアルな現実にもコンナコトあるんだなーって面白いかもしれないんで、笑



雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション

とある某経営者の後継ぎ坊ちゃん=仮称:御曹司クンって友達がいるんですけど。
出身大学もいわゆる名門、ビジュアル的にもジャニーズ系にある顔で合コンは必ずメアドをもらうタイプ。
なんて書くとナンダカスゴイ感じに聞えるけれど、まあフツーに社会人しているドッカ街角で擦違うようなヤツです、笑

彼は職場の同僚で年齢も近い&配属当初の席が背中合わせだったんだよね、
で、仕事の絡みもあり会話が増えてってさ。
自分のデスク抽斗はナンカしら菓子とか入ってるの知った彼は「腹減りましたナンカ分けて下さいよ(笑顔)」って来るようになってね。
その敬語がお互いタメ口になって、昼とかよく一緒に食べ行くようになったわけ。
誰かの送別会の時かな?も気がついたら隣に座っててさ、確かそんとき電話番号&アドレス交換したんだと思う。
仕事携帯もあるけど電波状況その他で私物携帯も遣うから職場のモン同士でアドレス交換普通でさ、フツーに番号教えたんだよね。
ソンナ感じで昼飯&メール遣り取りが普通になって、仲良くなったわけ。

そいつ彼女いたんだけど忙しすぎ→時間合わない→結果フラれてさ、
そういう話なんかも昼飯時に聴いたりするうち親しくなってったよ。
仕事じゃないメールも来るようになって休日も「いま車でドコソコ来てるんだけどさー」ってカンジの他愛ないヤツ来るようになった。
電話は仕事以外じゃしてなかったけどね、

そんで春の終わり新人が配属されて後輩が出来たんだけど。
某お坊ちゃん大学出身の品川ナンバー乗ってる坊ちゃんでガリレオの作者が好きな今時クン、俳優バイトもしてるヤヤお調子モンな男でさ。
こいつの指導係に御曹司クンがなったわけ。
この坊ちゃんが人懐っこいヤツで休憩合間ごとしょっちゅう喋りに自分とこ来る、寂しがりかってイキオイで、笑
コッチは仕事してるしあんまり相手する気も無かったんだけど、そのうち仕事の質問かこつけてくるようになったんだよね。
ソレ回答しているうちに昼飯くっついてくるようになって、帰りも駅までだけど一緒にくっついてくるようになった。
そんなわけで御曹司+坊ちゃんと昼飯する機会が増えて、帰りはなぜか坊ちゃんと駅まで一緒っていうのが続いたんだよね、笑

で、ナンカの飲み会のときに御曹司クンが向かいに座ってたんだけどさ、
他の同僚&上司もいるしフツーに飲み会話してたんだけど、御曹司クンちょっと変なテンションだったんだよね。

「やっぱ後悔とか駄目っすよねー」

みたいなこと御曹司クンが言っててさ、
なんだろなって想ってたけど、まあ気にせず呑んでお開きになって家に帰ったワケ。
その翌日フツーに出勤して仕事してたんだけどいつも通りに昼休憩時間は過ぎても忙しくて飯行けなくってね、笑
でも周りは昼定時に出てって御曹司クンが「ゴハン出れる?」って聴いてくれたんだけど、今無理だなーゴメンって言ったら独り飯に彼は出てったワケ。
半分くらい出てって静かになった職場でパソコンと書類に向きあっててさ、
気づいたら坊ちゃんが隣に立ってんの、で、

「あの、昼ゴハン一緒して下さい!(涙目)」

ナンデ泣きそうなんだコイツ?
って思ってさ、
じゃあ14時過ぎでよければ出られるけどって言ったらビル入口で待ち合わせましょうって言われてね。
ちょうど御曹司と入れ替わりのタイミングでコッチはご飯出て、坊ちゃん先に階下で待ってたから一緒に昼食べに行ったワケ。
それで店入ってオーダーし終ったら携帯電話を渡されたんだよね、

「コレどういう意味だって想いますか?」

って必死な貌で言われてさ、
なんだろなーって思って読んだら、

……

From:御曹司
本文:おまえのこと好きだ、いつも考えちゃうくらい好きだよ。本気なんだおまえのこと(以下略

……

あ、なるほどアイツってバイセクシャルなんだ? ってなった、笑

いわゆる告白メールだったわけ、御曹司→後輩坊ちゃんに。
御曹司は女の子ともふつーに話すけど、ちょっと男にくっつきたがるトコはあったんだよね。
寄りかかるとか諸々、単なる甘えん坊かとも思ってたんだけどボーダレスなタイプだったらしい、笑
って感じで自分の中では納得してちょっと面白かったんだけど、後輩坊ちゃんは泣きそうなワケ。

「俺どうしたら良いんでしょう?泣」

あーコイツは女の子の方が好きなんだろな、っていうか男ゲイありえんってなってるな?
って貌なんだけどさ、たぶんゲイから好かれそうなタイプではあるんだよね。
某イケメン俳優を日焼けさせたカンジの野球青年でさ、笑顔がニセモン的に爽やかなタイプで、笑
だから御曹司がバイなら食いつくのも無理ないかなーって想いながら聴いたみた、

「うん?そうだね、君は男もイケるの?笑」
「無理ですっ、泣」
「でも男モテしそうな貌だよね、笑」
「…ぶっちゃけ便所でゲイにガン見されたりとかありますけど」
「あ、やっぱり?笑」
「ちょっと真面目に聴いて下さいよー泣 ホント勇気だして相談してんですからあ」
「真面目に聴いてるよ?笑 で、ナンカされたりしてたワケ?」
「やけにくっついてくるなーとは思ってたんですけど、昨日そのメール来て今朝から猛アタックって言うか泣」

アタックってなんだよ、笑

って可笑しくて大笑いしちゃったんだよね、笑
密着しようが何だろが同性だと「じゃれてんだろなー」くらいにしか思われないしさ、
そういうトコ同性だとセクハラとか解り難いし余計こじれるんだろなって可笑しくて笑っちゃったんだよね、

「なに大笑いしてるんですかー泣 ホント同性にセクハラとかって逃げられないし困ってるんですよ俺」
「だよね、逃げ難いよね?笑 あいつ指導係だし業務として密着だよね、笑」
「アレが業務なら俺は社会人ってモンに疑問もちますよ?泣」
「だね、笑 で、今日はナニされちゃったワケ?」
「太腿さわられましたー泣 おさわり禁止ですって逃げたんですけどキモイです泣」
「おさわり禁止って、大笑」
「もー笑ってバッカいないで下さいよー俺マジ昨夜から凹んでんですよ?あのひと尊敬とかちょっとしてたのに裏切られた気分っていうか泣」

なんて会話してるうちに昼ゴハン食べ終って、でも坊ちゃんは不安なワケ。
珍しくシリアスな貌になちゃって可哀想だからさ、
じゃあ帰りちょっと呑んでくか?って誘ってあげて仕事帰りに二人で呑んだんだけど。

そしたら坊ちゃんの携帯電話が着信アリになった、メールだけどね、笑



とりあえずココで一旦切りますけど、コウイウ雑談ってオモシロイですか?
いつもの小説とか文学閑話ほかと違ってナントナク書き流した文章になってますが、
気楽に読んでもらえたらなって載せてみました、昼休憩の小ネタみたいなカンジですけどね、笑
おもしろかったらコメントorバナー押すなど頂けたら嬉しいです、
で、また気が向いたら続篇載せます、笑



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Short Scene Talk ふたり暮らしact.24 ―Aesculapius act.34

2014-02-10 00:52:18 | short scene talk
二人生活@homeward
Aesculapius第2章act.23と24の幕間



Short Scene Talk ふたり暮らしact.24 ―Aesculapius act.34

「雅樹さん、俺の制服って今日だっけね?」
「今日の夕方って言ってたよ、このまま取りに寄ってもいいかな?(ちゃんと男子用で作ってくれてるはずだよね)」
「うんっ、もちろんイイね(笑顔)(どんな感じに出来てるかね楽しみだね)」
「ありがとう、そのあとは直ぐ家に帰ろうね?野菜とか花もあるし(お祖母さんずいぶん沢山持たせてくれたな)」
「だね、花を活けてやらないとね(御機嫌笑顔)(おふくろ達にあげても沢山あるね、そうだ)」
「ね、雅樹さん?花瓶って大きいのはあるかね?」
「あ、そうだね、こんなに沢山あったら活けきれないよね?(困ったな花瓶なんて無いな買おうかな)」
「大きい花瓶なかったら小さい瓶でもイイね、小分けにして活けるからさ(笑顔)(ソレであちこち置くのも可愛いね)」
「ジャムの空き瓶とかならあると思うよ、工夫色々お願いしてもいいかな?(ほんと光一そういう工夫とか上手だよねそういうとこ可愛い萌)」
「うんっ、御岳の花で家中いっぱいにしてあげるねっ(御機嫌笑顔)(御岳にいるみたいに寛いでほしいねっ幸)」
「ありがとう、照(ああその笑顔ほんと可愛い光一でも花いっぱいの家で光一を見たら僕ちょっと萌えすぎて困るかも照萌×悶々)」




Aesculapius第2章act.23と24の幕間、光一と雅樹の会話@帰宅車内です、笑

Aesculapius「不尽の燈 act.24」また倍くらい加筆校正します。
ちょっと冬季五輪を観て遅筆になりました、
で、眠いので寝ます。

深夜に取り急ぎ、






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