萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

山岳点景:冬麗、春へ

2014-02-28 20:45:10 | 写真:山岳点景
冬に春、光る



山岳点景:冬麗、春へ

蝋梅の花が冬の冴えた陽に透けていました。
あまい香が早春らしいなって観ていたら、足許の雪にも咲いていました。



二月は雪が多かった神奈川、近場の森も深く積もりました。
池も凍てついて、それでも鳥たちの和毛が温かそうで可愛かったです。



氷のない水辺は鴨たちの昼寝場所、
漣もない水鏡は陽だまりに静かでした。



春のあわい萌黄色、夏の深緑、秋の黄葉、どの森も好きですけど、
冬枯れた梢は空が近くて、こういうのも良いなって思います、笑



The mind of man is framed even like the breath 
And harmony of music; there is a dark 
Invisible workmanship that reconciles 
Discordant elements, and makes them move
In one society. Ah me, that all

人の思考は呼吸するよう骨格が組まれる。
そして音楽の調和に、そこにある陰翳は
響き融けあう見えない技
不和の要素たち、それらを響かせ
一つの世界へ。私に、あの全てを

William Wordsworth「The Prelude Book I[Patterdale] 」の抜粋ですけど、
いま『Aesculapius』の冒頭に遣っているので自訳載せてみました、
前に『Savnt』や『side story』にも遣ったんですけどね、笑

第16回 昔書いたブログも読んで欲しいブログトーナメント



Aesculapius「Mouseion4」校了しています、当初の3倍くらいになりました。
このあと短編連載か第74話を掲載予定です、

取り急ぎ、



にほんブログ村 写真ブログ 心象風景写真へにほんブログ村

blogramランキング参加中!

人気ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山岳点景:冬麗、春へ

2014-02-28 20:45:00 | 写真:山岳点景
冬に春、光る



山岳点景:冬麗、春へ

蝋梅の花が冬の冴えた陽に透けていました。
あまい香が早春らしいなって観ていたら、足許の雪にも咲いていました。



二月は雪が多かった神奈川、近場の森も深く積もりました。
池も凍てついて、それでも鳥たちの和毛が温かそうで可愛かったです。



氷のない水辺は鴨たちの昼寝場所、
漣もない水鏡は陽だまりに静かでした。



春のあわい萌黄色、夏の深緑、秋の黄葉、どの森も好きですけど、
冬枯れた梢は空が近くて、こういうのも良いなって思います、笑



The mind of man is framed even like the breath 
And harmony of music; there is a dark 
Invisible workmanship that reconciles 
Discordant elements, and makes them move
In one society. Ah me, that all

人の思考は呼吸するよう骨格が組まれる。
そして音楽の調和に、そこにある陰翳は
響き融けあう見えない技
不和の要素たち、それらを響かせ
一つの世界へ。私に、あの全てを

William Wordsworth「The Prelude Book I[Patterdale] 」の抜粋ですけど、
いま『Aesculapius』の冒頭に遣っているので自訳載せてみました、
前に『Savnt』や『side story』にも遣ったんですけどね、笑

第16回 昔書いたブログも読んで欲しいブログトーナメント



Aesculapius「Mouseion4」校了しています、当初の3倍くらいになりました。
このあと短編連載か第74話を掲載予定です、

取り急ぎ、



にほんブログ村 写真ブログ 心象風景写真へにほんブログ村

blogramランキング参加中!

人気ブログランキングへ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚19

2014-02-28 14:49:16 | 雑談寓話
こんにちわ、雨降り翌日の今日は残雪ほとんど消えました。
明日からまた寒いそうですが三寒四温ってヤツですね、

Aesculapius「Mouseion3」加筆ほぼ終わり、読み直し校正したら校了です。
で、昨日掲載した雑談にバナー押して頂いたようなので続き載せます、遅い昼ですが、笑



雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚19

同僚御曹司クンとオール呑みした徹夜明け、

「田中さんの話ちゃんと聴かせろよ?気になるだろが、」

って御曹司クンが質問してきたんだけど、
明方もう帰りたかった+答えるの長くなる=めんどくさいなって思ったから、

「今日明日たぶん電波届かないトコにいるから、返信とか無理だと思う。オールおつかれさん、月曜またな、笑」

なんてカンジで週末を口実に携帯電話圏外キャンペーンをしてみた、笑
ホントは電波あるとこ居たけれど休日シッカリ自由にしたかったから、適当言ってサッサと帰ったワケ。
そんな帰り道の電車は半分寝ながらだったけど最寄駅でちゃんと降りて、土曜朝だって言うのにスーツで歩いた。
そしたら携帯が振動したんで開いて見たら御曹司クンだった、笑

From:御曹司クン
本文:気になって電車でも眠れない、週末楽しめなかったらおまえのせいだバカ

もちろん放置しといた、笑

で、週明けて出勤した月曜日、
やっぱりだけど御曹司クンが朝から言ってきた。

「昼、飯一緒できるよな?」

ダメ、

って言ったら面白いだろなー思ってさ、そしたら丁度よく外出予定が入って出掛けた、笑
だから昼は外出先で独り飯のんびりしてたらメールが来た、

From:御曹司クン
本文:いま昼飯だけど仕事途切れると気になるし、
   っていうか職場ですごい気になる、席から田中さん見えるんだもんよ
   でも田中さんには訊けない、仕事ミスったらおまえのせいだ(怒顔文字)

ある意味ちょうど良かったなって思ったよ、
このこと気になってたら後輩坊ちゃんクンのこと気にしないでいられるからね、笑
だから思ったまんま御曹司クンに返信してあげた、

T o:御曹司クン
本文:仕事集中してろ、それで解決だろ?笑

なんてコトしながら仕事で一日は暮れて、いつもどおり残業して。
忙しいまま終った月曜日、遅く帰ったらメールまた来た、笑

From:御曹司クン
本文:まじ気になる教えてよ(泣顔文字)
   田中さんのこともカミングアウトの結末もまだ聴いてないし

ホント気になって仕方ないらしい、笑

ここまで気にする御曹司クンがちょっと面白かった、
金曜夜は坊ちゃんクンから幼馴染クンのコトぐずぐず泣いて凹んで、
そのあと学生時代の友達の話で無理無体NG+偏見発生について+カミングアウトの話して。
あんだけ「バイだけど男が本命だしさー…」とか言ってた癖に、田中さん=女性のコト気になりまくってる、笑

コレはこれで幸せかもね?

なんて考えながら家着いて、とりあえず風呂とか済ました、笑
もう遅い時間だったから簡単な肴で軽く晩酌しながら返信した。

T o:御曹司クン
本文:長くなるからまた今度、もう眠いから寝る笑

送信して、録画とか見よっかな思ってリモコンとってさ、
そしたら着信アリになった、で、案の定な送信人名だった、笑

From:御曹司クン
本文:ほんとSだよなオマエ(怒顔文字)
   今週また呑み行こう、オゴッテやる、そんとき話してよ?

オゴッテもらうのは有難いよねって想いながら、とりあえずその夜は放置した、笑




とりあえずココで一旦切りますけど飲み会後も続きあります、
おもしろかったらコメントorバナー押すなど頂けたら嬉しいです、
で、気が向いたら続篇載せます、笑

Aesculapius「Mouseion3」加筆まで終りました、読み直し校正したら校了です。
それ終わったら第74話か短篇連載の続きを載せる予定しています。
ソッチも面白かったらバナーorコメントお願いします、笑

取り急ぎ、




にほんブログ村 小説ブログ 純文学小説へにほんブログ村

blogramランキング参加中!

人気ブログランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする