こんにちは、まだ雪が道路にまであります、笑
雪があると空気も冷えるから寒いですね、2月だからコンナんが普通だろうけど。
第74話「傍証2」校了Ver貼ってあります。
で、昨日掲載した雑談についてバナー押して頂いたようなので続き載せます、笑
雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚3
後輩坊ちゃんにパワハラ的恋愛しちゃった同僚御曹司クンと電話して、初めて彼の泣声を聴いたんだけど。
いつも偽善者ちっくに笑顔仮面な彼が泣きながら笑っている、そういう素顔が電話ごしにも痛々しかった。
そんだけ不安で寂しかったんだろなって伝わってさ、他愛ないコト少し喋ってほぐれてから言ってみた。
「ちょっと落着いた?」
「ん、ありがと…涙ほぼ止まった、」
ちょっと恥ずかしそうに笑ってくれたから、落着いたなーって解ったよ。
だから対等に友達としてすべきことあるなって言ってみた。
「ふうん?じゃあ言うべきことあるよね、笑」
「う…さっきヒドイメール送ってゴメン、」
ゴメン、って言ってくれる声は半分泣きそうだったけど明るくなってた。
もう少し笑わせてやりたいなって思ったから冗談半分に取引もちかけたんだよね、笑
「アレ証拠にしとこっか?笑」
「う、明日の昼飯俺がおごります、」
「あの定食屋がいいなーワラジなチキンカツ食べたい、笑」
「予算800円でイイの?笑」
「そのうち別件請求して良い?笑」
「なんだよもー笑、あと、坊ちゃんクンのことゴメン、ありがと、」
「相談呑み代も請求してイイ?笑」
「あー…あのさ、こんど呑み一緒してくれる?」
こんど呑み一緒してくれる?
って言った声がちょっと震えてたんだよね、
拒絶されたらどうしよう、ホモだって気持ち悪がられて警戒される?
そういう不安が電話越しにも解ってさ、だから笑って言ったんだよね、
「オールで呑んでイイ?ジントニックおいしいとこ連れてってよ、笑」
オール=夜通し朝まで呑んで喋ろ?
そういう意味で笑ってさ、そしたら御曹司クン嬉しそうに笑って泣いた。
「うん、朝まで好きなだけ呑んでイイよ…っう、ありがと、俺…マジ嬉しい今、」
あーホント不安だったんだな?ホント独りぼっちで生きてたんだ?
そういうの解かってさ、本閉じてスタンドも消して、朝まで電話コース覚悟したんだよね、笑
ずっと不安で寂しくって、だから今こうやって話す時間をコッチから切ったらダメだなって想いながら言ったワケ。
「あのさ、坊ちゃんクンのことは諦めた方が幸せだと思う。マジで彼ホント怖がってるからさ、少しでも彼を好きなら諦めてやるのが愛情だと想うよ?」
「うん…好きな気持とか直ぐ止めるの無理だけど、ちょっかいは止める、」
「よし、男の約束したね、笑 もし違反したらメール晒すよ?笑」
「うわ…ほんとおまえって敵にしたくねー、泣笑」
「ソレよく言われる、笑」
「だろね、ホントむかつくなーナンデおまえばっか懐かれるんだよ、泣笑」
「あ?坊ちゃんが自分に懐いてるってコト?」
「そういうこと、泣笑」
「あー、確かに帰りとか駅に歩いてると登場してくるねアイツ、」
「だろ?そういうのホントおまえって憎たらしい、」
「そう言われてもさ、自分がお願いして来られるわけじゃないし、笑」
「そういう素っ気ない癖に懐かれるじゃん、坊ちゃんクンだけじゃないけどさー、どういうコツがあるわけ?」
「うん?来るもん拒まずだから?笑」
「ホント拒まないよねおまえ、笑」
なんて会話で、ちょっと途切れてさ。
本腰入れた話になるなー思ったら彼が言ったワケ。
「俺、ゲイだってばれてゲイじゃないヤツに気持ち悪がられなかったの、おまえが初めてなんだ、」
初めて、って言われて解かったよ?
以前ドッカの誰かに否定されて傷ついたんだろなってさ、で、見当ついたから訊いてみた。
「春先に別れた彼女、バイだって気づいて避けられた?」
「うん、…ホントはそれだと思う、忙しくて擦違ったのもホントだけど、」
あー、凹んでるな、苦しんだんだな?
ソンナ感じの声だったよ、で、彼が話しだしたわけ。
「みんなさ、ゲイだとかバイだとか話題では面白がるだろ?でも、ホントにバイだって解かると反応は二つなんだよ。
気持ち悪がって敬遠するか、面白がって好奇心の餌食にしてくるか。ホントそんなんバッカリでさ、珍獣見てるってカンジ。
だから俺、おまえみたいにフラットに言われたの嬉しかった。普通じゃんってメールで言ってくれて嬉しかったんだ、ほんと…嬉しかった、」
普通じゃん、
その一言が彼のボランティア偽善者な笑顔を壊したんだよね、
それが彼がいちばん欲しくて聴きたかった言葉だったんだなって解ったから、言ったんだよね。
「ホントに好きって気持ちは綺麗だし普通のことだって思うよ?ただし、老若男女に関わらず相手を哀しませたり追い詰めるのはアウト、」
「だよな、ほんと止めてくれてありがとう、俺自分でヤバかったなって今は解かる、」
「解かったんなら実行に活かしなね、笑」
「うん、ごめんって坊ちゃんクンにも謝る、で、終る、」
「潔いじゃん?ホントに出来ればだけど、笑」
「なんだよもー信じるとかってメールで言ったくせにさあ?笑」
なんてカンジの会話してさ、で、訊いてみたワケ。
「あのさ、バイになった最初のコトとか訊いてもイイ?」
こいつの最初の根源を吐きださせてやりたいな?って思って訊いたんだよね、
なんで男と恋愛したくなったのか、こういう偏執的なカンジに恋愛すがりたくなるのか?
こんなに不安抱え込んでも泣いても男に恋してしまう、その理由を吐きださせてやりたかったワケ。
とりあえずココで一旦切ります、まだこの電話会話は続きあるけどトリアエズ、笑
おもしろかったらコメントorバナー押すなど頂けたら嬉しいです、
で、また気が向いたら続篇載せます、笑
このあと昨夜UPした「Eventually Comes True May.2012 act.6 清風」の加筆校正します。
ソレ終わったらAesculapiusか第74話の続きか、短編連載の予定です。
取り急ぎ、
智
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雪があると空気も冷えるから寒いですね、2月だからコンナんが普通だろうけど。
第74話「傍証2」校了Ver貼ってあります。
で、昨日掲載した雑談についてバナー押して頂いたようなので続き載せます、笑
雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚3
後輩坊ちゃんにパワハラ的恋愛しちゃった同僚御曹司クンと電話して、初めて彼の泣声を聴いたんだけど。
いつも偽善者ちっくに笑顔仮面な彼が泣きながら笑っている、そういう素顔が電話ごしにも痛々しかった。
そんだけ不安で寂しかったんだろなって伝わってさ、他愛ないコト少し喋ってほぐれてから言ってみた。
「ちょっと落着いた?」
「ん、ありがと…涙ほぼ止まった、」
ちょっと恥ずかしそうに笑ってくれたから、落着いたなーって解ったよ。
だから対等に友達としてすべきことあるなって言ってみた。
「ふうん?じゃあ言うべきことあるよね、笑」
「う…さっきヒドイメール送ってゴメン、」
ゴメン、って言ってくれる声は半分泣きそうだったけど明るくなってた。
もう少し笑わせてやりたいなって思ったから冗談半分に取引もちかけたんだよね、笑
「アレ証拠にしとこっか?笑」
「う、明日の昼飯俺がおごります、」
「あの定食屋がいいなーワラジなチキンカツ食べたい、笑」
「予算800円でイイの?笑」
「そのうち別件請求して良い?笑」
「なんだよもー笑、あと、坊ちゃんクンのことゴメン、ありがと、」
「相談呑み代も請求してイイ?笑」
「あー…あのさ、こんど呑み一緒してくれる?」
こんど呑み一緒してくれる?
って言った声がちょっと震えてたんだよね、
拒絶されたらどうしよう、ホモだって気持ち悪がられて警戒される?
そういう不安が電話越しにも解ってさ、だから笑って言ったんだよね、
「オールで呑んでイイ?ジントニックおいしいとこ連れてってよ、笑」
オール=夜通し朝まで呑んで喋ろ?
そういう意味で笑ってさ、そしたら御曹司クン嬉しそうに笑って泣いた。
「うん、朝まで好きなだけ呑んでイイよ…っう、ありがと、俺…マジ嬉しい今、」
あーホント不安だったんだな?ホント独りぼっちで生きてたんだ?
そういうの解かってさ、本閉じてスタンドも消して、朝まで電話コース覚悟したんだよね、笑
ずっと不安で寂しくって、だから今こうやって話す時間をコッチから切ったらダメだなって想いながら言ったワケ。
「あのさ、坊ちゃんクンのことは諦めた方が幸せだと思う。マジで彼ホント怖がってるからさ、少しでも彼を好きなら諦めてやるのが愛情だと想うよ?」
「うん…好きな気持とか直ぐ止めるの無理だけど、ちょっかいは止める、」
「よし、男の約束したね、笑 もし違反したらメール晒すよ?笑」
「うわ…ほんとおまえって敵にしたくねー、泣笑」
「ソレよく言われる、笑」
「だろね、ホントむかつくなーナンデおまえばっか懐かれるんだよ、泣笑」
「あ?坊ちゃんが自分に懐いてるってコト?」
「そういうこと、泣笑」
「あー、確かに帰りとか駅に歩いてると登場してくるねアイツ、」
「だろ?そういうのホントおまえって憎たらしい、」
「そう言われてもさ、自分がお願いして来られるわけじゃないし、笑」
「そういう素っ気ない癖に懐かれるじゃん、坊ちゃんクンだけじゃないけどさー、どういうコツがあるわけ?」
「うん?来るもん拒まずだから?笑」
「ホント拒まないよねおまえ、笑」
なんて会話で、ちょっと途切れてさ。
本腰入れた話になるなー思ったら彼が言ったワケ。
「俺、ゲイだってばれてゲイじゃないヤツに気持ち悪がられなかったの、おまえが初めてなんだ、」
初めて、って言われて解かったよ?
以前ドッカの誰かに否定されて傷ついたんだろなってさ、で、見当ついたから訊いてみた。
「春先に別れた彼女、バイだって気づいて避けられた?」
「うん、…ホントはそれだと思う、忙しくて擦違ったのもホントだけど、」
あー、凹んでるな、苦しんだんだな?
ソンナ感じの声だったよ、で、彼が話しだしたわけ。
「みんなさ、ゲイだとかバイだとか話題では面白がるだろ?でも、ホントにバイだって解かると反応は二つなんだよ。
気持ち悪がって敬遠するか、面白がって好奇心の餌食にしてくるか。ホントそんなんバッカリでさ、珍獣見てるってカンジ。
だから俺、おまえみたいにフラットに言われたの嬉しかった。普通じゃんってメールで言ってくれて嬉しかったんだ、ほんと…嬉しかった、」
普通じゃん、
その一言が彼のボランティア偽善者な笑顔を壊したんだよね、
それが彼がいちばん欲しくて聴きたかった言葉だったんだなって解ったから、言ったんだよね。
「ホントに好きって気持ちは綺麗だし普通のことだって思うよ?ただし、老若男女に関わらず相手を哀しませたり追い詰めるのはアウト、」
「だよな、ほんと止めてくれてありがとう、俺自分でヤバかったなって今は解かる、」
「解かったんなら実行に活かしなね、笑」
「うん、ごめんって坊ちゃんクンにも謝る、で、終る、」
「潔いじゃん?ホントに出来ればだけど、笑」
「なんだよもー信じるとかってメールで言ったくせにさあ?笑」
なんてカンジの会話してさ、で、訊いてみたワケ。
「あのさ、バイになった最初のコトとか訊いてもイイ?」
こいつの最初の根源を吐きださせてやりたいな?って思って訊いたんだよね、
なんで男と恋愛したくなったのか、こういう偏執的なカンジに恋愛すがりたくなるのか?
こんなに不安抱え込んでも泣いても男に恋してしまう、その理由を吐きださせてやりたかったワケ。
とりあえずココで一旦切ります、まだこの電話会話は続きあるけどトリアエズ、笑
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