こんばんわ、青空ですが雪まだ残っています。
昨日、宮ヶ瀬に行ったら道路は大丈夫でしたが積雪50cmでした。
Aesculapius「Mouseion2」校了しています、Savant「Icebound6」読み直し校正したら校了です。
このあと第74話か短篇連載を載せようかなって考えています。
で、昨日掲載した雑談にバナー押して頂いたようなので続き載せます。
楽しんでくれる方いらしたら嬉しいんですけど、笑
雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚14
土曜午前3時に懸るカジュアルバー@半個室、
同僚御曹司クンとの議題は学生時代の友達×強姦未遂事件+マイノリティへの偏見について。
話題の彼は他大学のヤツだったけどウチの大学にいる幼馴染のトコによく遊び来ていた。
その幼馴染と自分が仲良かったから一緒に遊ぶこと多くて、コッチ来てくれるたび一緒に呑んでた。
彼は酒が強くて、だから三人でも+同級生の友達がいても酒飲みだすといつも最後はサシ呑みになったワケ。
そんな感じでいろんな話するようになって仲良くなったんだけど、
ゼミも始まった3年の春、彼はウチの大学に突然遊びに来た。
理由はクサレエンな彼女と別れた傷心旅行、でも本当の理由は強姦未遂されたこと。
バイセクシャルの先輩に無理されそうになって、けれど未遂で彼は下宿へ逃げ帰った。
そんな顛末を話して、でも、本当の傷心原因はその翌日に起きた。
「彼は自分の下宿にナントカ無事に帰れたんだけどさ、玄関の扉閉めた瞬間に腰抜けたらしいよ?それでスゴイ震えが来てね、
チェーン掛けて荷物で塞いで窓の鍵も確認してつっかえ棒までしてさ、風呂入って寝たんだけどホントに傷つくのは翌日だったんだよね、」
数年前の声を辿りながら話した向かい、モスコミュールかナンカ持った御曹司クンが溜息ついた。
「ほんと怖かったんだろね、そいつさー…でも翌日にホントに傷つくって、噂とかってこと?」
「だよ、噂が彼を追い詰めたんだよね、」
笑って応えた前、ほの明るいランプのした真直ぐ御曹司クンが見てきた。
噂が追い詰める、そんな言葉は他人事じゃないってトーンがリアルで、その貌に話した。
「翌日が金曜だったらしいんだけど、大学の講義ちゃんと出て研究室にもマジメに行ってさ、そしたらゼミの同期に声かけられたんだって。
ナンカ顔色悪いけど大丈夫かって優しく言われてさ、それで弱ってた彼はつい考えちゃったワケ、こいつも同じコトになっら可哀想だなってさ、」
ここまで言ったら展開もう読めちゃうかな?
そんな予想と笑ったら御曹司クンは訊いてくれたよ。
「ソレで話しちゃったってコト?ヤられそうになって逃げたって、」
「そ、警告しなきゃって言っちゃったんだよね、」
話しながら、あのとき聴いた瞬間に困ったなあって思ったことを想い出してた。
こんな話やたらしたらどんな破目になるのか?それくらい解りそうなもんだけど、笑
けれど話してしまった彼のお人好しな、いわゆる好青年な貌の涙を想いだしながら続けた。
「未遂で逃げられた事、無理強いはされなかった事、その2点もちゃんと話したらしいんだけどさ、噂はデフォルメされるだろ?
で、案の定ってカンジだけど既遂ってコトにされて噂広まってね、そしたらゼミの仲良かったハズのやや可愛い子に言われたんだってさ、」
その台詞、ちょっと言い難いなって思いながらジントニック呑んだよ。
きっとゲイの男にとったら嫌な台詞だろなって思った、で、御曹司クンは訊いてきた。
「なんて言われた?」
「まんま言ってイイ?」
念のため最終意思確認して、御曹司クンが頷いた。
で、その台詞そのまんま教えてあげたよ。
「XXのXXにXXXXXをXXXるってホント?って訊かれたんだってさ、」
念のためココでは伏字にしておきます、笑
もし無知馬鹿なBL描いちゃう阿呆に引用でもされたらムカつくから自主規制なカンジで。
どうしても知りたいですって方いらしたら個別にメールとかで質問して下さい、笑
で、それくらい取扱注意な台詞に対して、御曹司クンは怒った。
「っ、なんだよソレ?その女ぜってーブスだろ最っ低カス女っ、」
「まあ精神的イビツ不細工なことは、そうだろうね?笑」
笑って相槌打って酒ひとくち呑んで、御曹司クンもグラス口付けた。
呑まないとやってらんない、そんな貌に話した。
「その一言が完全に彼を追い詰めちゃったんだよね、で、大学の誰もが信じられなくなって怖くなって、人間不信になっちゃってね。
強姦未遂から男が怖くなって、肩ちょっと叩かれるだけでもビクッてするようになってさ、女も意地悪な好奇心のために裏切るってなって。
そんなワケで大学に居辛くて、それでも真面目だから頑張って1ヶ月独りでガッコ通ってさ、その間ずっと朝Xちしなくなって痩せてったワケ、」
強姦未遂の被害者になってしまった彼は、それ以上に噂の被害者になった。
男が男に強姦される、それって相当にキツイ事なのに誰もソレに気づけなかった。
その現実に御曹司クンが溜息ごと言ったよ、
「男が男に組み敷かれるってさー…ほんと、征服された気持になるんだよねー…だから彼、キツかったと想う、」
溜息まじりの言葉は、いろんな感情がまじってた。
御曹司クン自身が体と心の全てで知った現実が声になった、そんな言葉に笑いかけたよ。
「そいつも同じこと言ってたよ?未遂でも、抱きしめられた腕が解けなかったダケでプライド砕かれて、ホント怖かったってさ、」
「だよねー…嫌な相手に征服されたら、死にたくなるよ、」
死にたくなる、
そんな言葉と少しだけ笑った貌が哀しくてさ、だから言った。
「おまえもソウいうの、坊ちゃんクンにしたんだって解るよね?ゲイだってコト抜きで、人間として酷いコトしたってさ、」
「うん、今なら解かる…ほんと俺ダメだったよな、」
哀しい貌すこし笑って頷いてくれた。
こういうのは同性愛だろうが異性愛だろうが同じことだなって想いながら、続けたよ。
「飯もあんまり食べられなくなって、大学の誰もが信じられなくて、それでも1ヶ月を我慢して無理ってなって彼は来たワケなんだけどさ、
呑みながら泣いてる彼を見て想ったよ、こんなふうに好奇心ってヤツから生まれた無責任な噂が偏見を呼んで、被害者が出るんだなってさ、」
たぶん最初に打ち明け話された男も、NGワード言った女の子も軽い気持ちだった。
その「軽い気持ち」が一人の人間を追い詰めて体調まで崩させた、そんな現実に御曹司クンが言った。
「好奇心まみれの噂ってさ、ほんと無責任な分だけ残酷なんだよねー…そういうのゲイには多くて、だから不安、」
無責任な分だけ残酷、だから不安。
そういう想いが御曹司クン←幼馴染クンの「好きだけど家族にはなれない」って言葉になったんだよね。
それは学生時代の友人も同じだった、だから追い詰められて体調くずされながら人間不信にまでなった。
どっちも「不安」に苦しめられる、その原因は残酷な好奇心ってヤツ。
こういうの二人は同じだなって思ったんだよね、だから自分も御曹司クンにコノこと話そうって思った。
同じことが他にもある、そういうのが少しでも不安を減らすかもしれない?
そんなこと思いながら言ったよ。
「ゲイもバイも今は少数派だからさ?珍しい話題性としてオモシロイっていうのと、他人事感が話膨らませやすいんだろね、
自分から遠い事って勝手に妄想しても本人はマッタク傷つかないだろ?所謂リアリティが無い分だけ相手への気遣いも少ない、
だから無責任なコト言えるし書けるワケ、で、WEBとかでマコトシヤカに垂れ流すから実態もソンナかなって誤解が生まれるんだよね、」
自分の頭の中だけで楽しんでる分には、妄想だなって自覚がある。
でもWEBやナンカで情報として受けた時にソレが実態だと勘違いさせてしまう。
ソウイウコトって現実にある、そんな対象になりやすいのがマイノリティなんだよね、
少数であることは少数意見、だから多数決原理の前に意見は潰される。
こういう苦しみは現実の話、それを想像すら出来ない馬鹿が妄想変態BL本とか描けるんだろなって思う。
そうして等身大のリアルは否定されて偏見が独り歩きする、で、繰りかえすループに御曹司クンが言ったよ。
「そのバイの先輩って人もさ、ゲイは無理強いも好きみたいの思いこんでる馬鹿かもしんねー…そういう設定の変な本とかあるから、」
「色情狂ってヤツだろ?笑」
笑って相槌したグラス越し、御曹司クンも少し笑ってくれた。
で、一番聴きたいんだろなって話題を始めてみたよ。
「で、彼が言ったんだよね、誰も信じられなくなったけど幼馴染だけは信じられるって思ったから、ココまで来たんだってね?
それでも男に強姦未遂されたとかコイツには言い難くて、だけど今、こうして聴いてもらえて嬉しかったって泣笑いしながら呑んでたよ、」
あのときの泣笑いの貌って忘れられないんだろなって想う。
張りつめて切れそうだった心の線すこし緩めて息つける、そんな貌が笑ってた記憶に御曹司クンが言った。
「それだけ安心できる場所って俺、わかるなー…あいつって俺にはソンナ感じだった、」
「それと同じだったよ、彼もね、」
さらって答えた言葉に御曹司クンの目が瞬いた。
この後の展開がどうなるんだろ?そんな思案が大きい目からコッチ見てたよ、
とりあえずココで一旦切りますけど、飲み会談話まだ続きあります。
おもしろかったらコメントorバナー押すなど頂けたら嬉しいです、
で、気が向いたら続篇載せます、笑
このあとSavantの読み直し校正したら短篇連載か第74話を掲載の予定です、Aesculapiusかもしれませんが。
ソッチも面白かったらバナーorコメントよろしくお願いしたいトコですけど、笑
夜に取り急ぎ、
智
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昨日、宮ヶ瀬に行ったら道路は大丈夫でしたが積雪50cmでした。
Aesculapius「Mouseion2」校了しています、Savant「Icebound6」読み直し校正したら校了です。
このあと第74話か短篇連載を載せようかなって考えています。
で、昨日掲載した雑談にバナー押して頂いたようなので続き載せます。
楽しんでくれる方いらしたら嬉しいんですけど、笑
雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚14
土曜午前3時に懸るカジュアルバー@半個室、
同僚御曹司クンとの議題は学生時代の友達×強姦未遂事件+マイノリティへの偏見について。
話題の彼は他大学のヤツだったけどウチの大学にいる幼馴染のトコによく遊び来ていた。
その幼馴染と自分が仲良かったから一緒に遊ぶこと多くて、コッチ来てくれるたび一緒に呑んでた。
彼は酒が強くて、だから三人でも+同級生の友達がいても酒飲みだすといつも最後はサシ呑みになったワケ。
そんな感じでいろんな話するようになって仲良くなったんだけど、
ゼミも始まった3年の春、彼はウチの大学に突然遊びに来た。
理由はクサレエンな彼女と別れた傷心旅行、でも本当の理由は強姦未遂されたこと。
バイセクシャルの先輩に無理されそうになって、けれど未遂で彼は下宿へ逃げ帰った。
そんな顛末を話して、でも、本当の傷心原因はその翌日に起きた。
「彼は自分の下宿にナントカ無事に帰れたんだけどさ、玄関の扉閉めた瞬間に腰抜けたらしいよ?それでスゴイ震えが来てね、
チェーン掛けて荷物で塞いで窓の鍵も確認してつっかえ棒までしてさ、風呂入って寝たんだけどホントに傷つくのは翌日だったんだよね、」
数年前の声を辿りながら話した向かい、モスコミュールかナンカ持った御曹司クンが溜息ついた。
「ほんと怖かったんだろね、そいつさー…でも翌日にホントに傷つくって、噂とかってこと?」
「だよ、噂が彼を追い詰めたんだよね、」
笑って応えた前、ほの明るいランプのした真直ぐ御曹司クンが見てきた。
噂が追い詰める、そんな言葉は他人事じゃないってトーンがリアルで、その貌に話した。
「翌日が金曜だったらしいんだけど、大学の講義ちゃんと出て研究室にもマジメに行ってさ、そしたらゼミの同期に声かけられたんだって。
ナンカ顔色悪いけど大丈夫かって優しく言われてさ、それで弱ってた彼はつい考えちゃったワケ、こいつも同じコトになっら可哀想だなってさ、」
ここまで言ったら展開もう読めちゃうかな?
そんな予想と笑ったら御曹司クンは訊いてくれたよ。
「ソレで話しちゃったってコト?ヤられそうになって逃げたって、」
「そ、警告しなきゃって言っちゃったんだよね、」
話しながら、あのとき聴いた瞬間に困ったなあって思ったことを想い出してた。
こんな話やたらしたらどんな破目になるのか?それくらい解りそうなもんだけど、笑
けれど話してしまった彼のお人好しな、いわゆる好青年な貌の涙を想いだしながら続けた。
「未遂で逃げられた事、無理強いはされなかった事、その2点もちゃんと話したらしいんだけどさ、噂はデフォルメされるだろ?
で、案の定ってカンジだけど既遂ってコトにされて噂広まってね、そしたらゼミの仲良かったハズのやや可愛い子に言われたんだってさ、」
その台詞、ちょっと言い難いなって思いながらジントニック呑んだよ。
きっとゲイの男にとったら嫌な台詞だろなって思った、で、御曹司クンは訊いてきた。
「なんて言われた?」
「まんま言ってイイ?」
念のため最終意思確認して、御曹司クンが頷いた。
で、その台詞そのまんま教えてあげたよ。
「XXのXXにXXXXXをXXXるってホント?って訊かれたんだってさ、」
念のためココでは伏字にしておきます、笑
もし無知馬鹿なBL描いちゃう阿呆に引用でもされたらムカつくから自主規制なカンジで。
どうしても知りたいですって方いらしたら個別にメールとかで質問して下さい、笑
で、それくらい取扱注意な台詞に対して、御曹司クンは怒った。
「っ、なんだよソレ?その女ぜってーブスだろ最っ低カス女っ、」
「まあ精神的イビツ不細工なことは、そうだろうね?笑」
笑って相槌打って酒ひとくち呑んで、御曹司クンもグラス口付けた。
呑まないとやってらんない、そんな貌に話した。
「その一言が完全に彼を追い詰めちゃったんだよね、で、大学の誰もが信じられなくなって怖くなって、人間不信になっちゃってね。
強姦未遂から男が怖くなって、肩ちょっと叩かれるだけでもビクッてするようになってさ、女も意地悪な好奇心のために裏切るってなって。
そんなワケで大学に居辛くて、それでも真面目だから頑張って1ヶ月独りでガッコ通ってさ、その間ずっと朝Xちしなくなって痩せてったワケ、」
強姦未遂の被害者になってしまった彼は、それ以上に噂の被害者になった。
男が男に強姦される、それって相当にキツイ事なのに誰もソレに気づけなかった。
その現実に御曹司クンが溜息ごと言ったよ、
「男が男に組み敷かれるってさー…ほんと、征服された気持になるんだよねー…だから彼、キツかったと想う、」
溜息まじりの言葉は、いろんな感情がまじってた。
御曹司クン自身が体と心の全てで知った現実が声になった、そんな言葉に笑いかけたよ。
「そいつも同じこと言ってたよ?未遂でも、抱きしめられた腕が解けなかったダケでプライド砕かれて、ホント怖かったってさ、」
「だよねー…嫌な相手に征服されたら、死にたくなるよ、」
死にたくなる、
そんな言葉と少しだけ笑った貌が哀しくてさ、だから言った。
「おまえもソウいうの、坊ちゃんクンにしたんだって解るよね?ゲイだってコト抜きで、人間として酷いコトしたってさ、」
「うん、今なら解かる…ほんと俺ダメだったよな、」
哀しい貌すこし笑って頷いてくれた。
こういうのは同性愛だろうが異性愛だろうが同じことだなって想いながら、続けたよ。
「飯もあんまり食べられなくなって、大学の誰もが信じられなくて、それでも1ヶ月を我慢して無理ってなって彼は来たワケなんだけどさ、
呑みながら泣いてる彼を見て想ったよ、こんなふうに好奇心ってヤツから生まれた無責任な噂が偏見を呼んで、被害者が出るんだなってさ、」
たぶん最初に打ち明け話された男も、NGワード言った女の子も軽い気持ちだった。
その「軽い気持ち」が一人の人間を追い詰めて体調まで崩させた、そんな現実に御曹司クンが言った。
「好奇心まみれの噂ってさ、ほんと無責任な分だけ残酷なんだよねー…そういうのゲイには多くて、だから不安、」
無責任な分だけ残酷、だから不安。
そういう想いが御曹司クン←幼馴染クンの「好きだけど家族にはなれない」って言葉になったんだよね。
それは学生時代の友人も同じだった、だから追い詰められて体調くずされながら人間不信にまでなった。
どっちも「不安」に苦しめられる、その原因は残酷な好奇心ってヤツ。
こういうの二人は同じだなって思ったんだよね、だから自分も御曹司クンにコノこと話そうって思った。
同じことが他にもある、そういうのが少しでも不安を減らすかもしれない?
そんなこと思いながら言ったよ。
「ゲイもバイも今は少数派だからさ?珍しい話題性としてオモシロイっていうのと、他人事感が話膨らませやすいんだろね、
自分から遠い事って勝手に妄想しても本人はマッタク傷つかないだろ?所謂リアリティが無い分だけ相手への気遣いも少ない、
だから無責任なコト言えるし書けるワケ、で、WEBとかでマコトシヤカに垂れ流すから実態もソンナかなって誤解が生まれるんだよね、」
自分の頭の中だけで楽しんでる分には、妄想だなって自覚がある。
でもWEBやナンカで情報として受けた時にソレが実態だと勘違いさせてしまう。
ソウイウコトって現実にある、そんな対象になりやすいのがマイノリティなんだよね、
少数であることは少数意見、だから多数決原理の前に意見は潰される。
こういう苦しみは現実の話、それを想像すら出来ない馬鹿が妄想変態BL本とか描けるんだろなって思う。
そうして等身大のリアルは否定されて偏見が独り歩きする、で、繰りかえすループに御曹司クンが言ったよ。
「そのバイの先輩って人もさ、ゲイは無理強いも好きみたいの思いこんでる馬鹿かもしんねー…そういう設定の変な本とかあるから、」
「色情狂ってヤツだろ?笑」
笑って相槌したグラス越し、御曹司クンも少し笑ってくれた。
で、一番聴きたいんだろなって話題を始めてみたよ。
「で、彼が言ったんだよね、誰も信じられなくなったけど幼馴染だけは信じられるって思ったから、ココまで来たんだってね?
それでも男に強姦未遂されたとかコイツには言い難くて、だけど今、こうして聴いてもらえて嬉しかったって泣笑いしながら呑んでたよ、」
あのときの泣笑いの貌って忘れられないんだろなって想う。
張りつめて切れそうだった心の線すこし緩めて息つける、そんな貌が笑ってた記憶に御曹司クンが言った。
「それだけ安心できる場所って俺、わかるなー…あいつって俺にはソンナ感じだった、」
「それと同じだったよ、彼もね、」
さらって答えた言葉に御曹司クンの目が瞬いた。
この後の展開がどうなるんだろ?そんな思案が大きい目からコッチ見てたよ、
とりあえずココで一旦切りますけど、飲み会談話まだ続きあります。
おもしろかったらコメントorバナー押すなど頂けたら嬉しいです、
で、気が向いたら続篇載せます、笑
このあとSavantの読み直し校正したら短篇連載か第74話を掲載の予定です、Aesculapiusかもしれませんが。
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智
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