萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

山岳点景:森、山棲む猫

2014-10-12 23:00:00 | 写真:山岳点景
紅葉の森で



山岳点景:森、山棲む猫

紅葉の木道に一点、茶虎の猫が座っていました。



入笠山@山梨県の下部、入笠湿原の木道に出逢った猫なんですけど首輪をしていません。
だけど近くには山小屋があります、そこで可愛がられている猫なのかなとも、笑



標高1,730mの湿原は秋枯れて茶色も目立ちます、が、赤に黄、白、紫と花も葉も綺麗です。
今日は蝦夷竜胆の紫紺があざやかでした、赤×茶色メインな湿原に寒色の花は惹きます。



秋色そまる湿原の一隅、ふわふわ白いもんが咲いていました。
なんだか木道の猫と似合って可愛いな思ったので載せておきます、笑



で、下は入笠山頂から眺めた八ヶ岳&雲海です、
ひろい砂礫の山頂は360度の展望、天気が良ければ座って弁当もおススメ。
だけど悪天候なら吹きさらしの風雨で低体温症が怖いなって思いました、雨具必携が安全です、

秋景色ブログトーナメント



第79話「交点3」加筆しました、読み直したら校了です。
Aesculapius「Chiron28」読み直しながら「Chiron29」加筆校正していきます。
雑談ぽいのUP予定です、が、朝早かったので寝落ちしたら明朝またお願いします、笑

取り急ぎ、



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short scene talk ふたり暮しact.72―Aesculapius act.85

2014-10-12 22:17:04 | short scene talk
二人生活@帰省12宴の後
Aesculapius第5章act.28-29幕間



short scene talk ふたり暮しact.72―Aesculapius act.85

「雅樹さん、仕事後なのに宴会おつかれさまでした(御機嫌笑顔)(雅樹さんたら呑んで赤くなって色っぽいね困ってる雅樹さんも可愛かったねっ)」
「光一こそおつかれさま、お手伝い色々と偉かったね?(笑顔)(片づけもお祖母さんたちを手伝って偉いよねほんと光一は良い子だな萌デレ)」
「ん、実家に里帰りしたら手伝わないとねっ、雅樹さんの妻としてキッチリ努めるんだもん、(御機嫌ドヤ笑顔)(そこんとこ言っとかないとねっ)」
「え、照(ああ光一またそんなこと言って僕を喜ばすんだからホント困るよ照幸)」
「ね、雅樹さん?ちっと訊きたいことあるんだけどね、(そうだアレ確認しておかないと)」
「うん、なにかな?(笑顔)(訊きたい事ってなんだろう宴会の時のことかな)」
「あのさ、雅人さんが言ってたゴウコンって何かね?(よく解んないけどさっきは反対しちゃったね雅樹さん困ってたから)」
「あ、(そうか知らないよね中学1年生なら)合コンはね、皆でお酒飲んでお喋りすること、かな?(って僕もどう説明していいかよく解らないな)」
「ん、宴会みたいなもんかね?だったら今日みたいなカンジ?(だったら参加も悪くないだろうけどね)」
「ちょっと今日みたいな感じとは違うんだけどね?(困×笑顔)(ああホントのこと言ったら怒りだすかな男女の出会いの場とかって困)」
「どう違うのかね?皆で酒呑んで喋るって宴会じゃない?(どの辺が違うんだろね雅樹さんなんか困ってるみたいだけど)」
「え、っとね(ああ何て言ったら良いんだろうそうだ)僕もあまり参加したこと無いから解からないんだけどね、お見合いよりは気楽な好きな人探しみたいなのかな?(ってこんなんじゃ光一やっぱり怒るかも)」
「好きな人探し?(って雅人さんが雅樹さんをソレに誘うって)…ふうん、そうかねソウイウ意味かね?へえ、(雅人さん今度来た時何してやろうかねっ)」
「あ、(光一なんかすごく美人だけど怖い顔してるこれってもしかして)あのね光一、兄さんが僕を誘ったのはそういう意味じゃないんだよ?(って今さらなんか遅いかな困惑)」
「ん、ソウイウ意味かね?(美人笑顔)(ふうんソウイウ意味なら俺むしろアレしてやろうかねえふふふんっ)」
「あ(やっぱり美人顔になってる怒ってるんだ真剣に怒ってるどうしようでも怒ってくれるの嬉しくて照×萌デレ>困惑)」



気分転換に会話短篇UPしました「Chiron28-29」幕間より雅樹と光一@宴会その後の会話です、笑

第79話「交点3」加筆しました、読み直したら校了です。
Aesculapius「Chiron28」読み直しながら「Chiron29」加筆校正していきます。
加筆しながらナンカUPしようかなって考えています、雑談ぽいやつ日付変わるころUPの予定です、が眠いです、笑

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取り急ぎ、



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雑談寓話:或るフィクション&ノンフィクション@御曹司譚237

2014-10-12 00:02:05 | 雑談寓話
雑談寓話:或るフィクション&ノンフィクション@御曹司譚237

年度明けて春4月、の下旬になったGW前あたり、
仕事ナントカ落着いて合間休憩もとれるようになり、だからマニュアルを作り始めた。

もし転職するってなると場合によっては面接1ヶ月後に採用&着任なんてコトもある。
そのとき現職の引継ぎがすぐ終わるにはマニュアルがあればいい、で、仕事合間にソレ始めた。
ルーティンワーク的なモンから事例対応モデルにパターン分析みたいなモンは必要で、それと大差ないから、

「お、マニュアル作ってんのか?勉強家だなー、」

ってカンジで作ってるトコ見られても誰も疑うわけではなく、フツーに業務の一環だと思われていた。
コッチも直ぐに転職するわけじゃない、自分の希望進路やら資格試験のカネアイ計りながらで緊迫感もさほどなく、
いつもどおり変わらない勤務態度のまんまだったから自己申告しなければ誰に気づかれるわけじゃ無かった、

でも自分の場合は一人だけ事情通=花サンがいるわけで、だから仕事後のコーヒーor呑みゴハンにはチェックされた、笑

「トモさん、転職の進捗は?」
「まだ引継ぎ資料をまとめてるとこだよ、笑」
「あ、そっから準備なんだ?さすがだねー、じゃあ転職先を探すとかはまだなんだ?」
「自分からっていうよりもさ、履歴書公開してマッチングしたとこみたいな感じだから、笑」
「そういう感じなんだ?じゃあ公開はまだしていないの?」
「だね、試験もあるしさ?笑」

なんてカンジで進捗チェックしてくれるあたり、寂しいんだろなって思った。
だから尚更に転職することはアリだと思った、だって依存になったら手遅れになるだろう?
たとえば今のまま御曹司クンと花サンと同じ職場にいて、花サンとの業後時間がずっと続いたら何になる?

たぶん花サンは御曹司クンに片想いしたまま時間は過ぎて適齢期ってヤツを過ぎちゃうかもしれない、
御曹司クンは自分のこと職場で見かけるたび悶々メールを送って電話して、そんな期待は未練に続く、

なんて状態はある意味で依存だ、結局のトコいわゆる「友達以上恋人未満」なユルイ関係に終始する、
で、そういう時間が必要な時もあるだろう?
花サンは亡くした大事な彼を忘れないままでも誰かと恋愛&結婚するまでのインターバルで、
御曹司クンは初恋&初体験な幼馴染クンと作った恋愛傷&人間不信を解いてゆくリハビリで、

そういう時間に偶然立会っていたのが自分だっただけのコト、
で、ホントは自分こそインターバルでリハビリになっている、

だけどもう終わりにしないとね?って時に準備しながら御曹司クンは相変わらずだった、

From:御曹司クン
本文:おつかれーいま電車だけどさ、
   今日は廊下で見かけたけどソレだけでなんか嬉しかった、気づいてもらえないのは凹むけど、

Re :笑、

Re2:ソレだけかよ返信?!(顔文字拗)

From:御曹司クン
本文:もう寝てる?電話したいんだけどダメ?明日できたら時間くれないかなーって。

Re :おはよ、出先だけど今から圏外、笑

Re2:なんだよドコの山行ってんだよ教えて?(顔文字泣)

Re3:八ヶ岳某所。いま帰ってきたとこ、おやすみ、笑

Re4:ワザと無視してたろーずっと待ってたのにひでえ、ホントSすぎ(顔文字拗)

なんてカンジのやりとりはしていて、
けれど実際に休日とかで会うことは結局のトコ避けていた、
もし会ってしまえば未練みたいのひきずらせるみたいで嫌だったから。

で、一方のとこ花サンとは相変わらず話す時間は作っていた、
彼女には話し相手が必要すぎるコトがあまりに多すぎたから。

「ね、自分の親が同性愛者で母親以外の誰かを愛していたらって前に私に訊いたよね?」
「そうだったね、笑」
「あれって御曹司サンと結婚したら現実だってコトだったでしょ、」
「そうだよ?なんか答みたいの見つかった?笑」
「うーん、ソレなんだよね、っていうかアレ以来ずっと御曹司サンと会うのも職場ばっかりだけど、」

なんて会話しながらも花サンは少しずつ変わっていた、

自分の親が同性愛者で母親以外の誰かを愛していたら?

こんな問題は理屈だけじゃ片付かない、そして現実に存在する。
簡単な解決法はゲイまたはバイセクシャルとは男女の結婚をしないこと、だけど花サンはその選択肢を選ばない方に傾きだしている。
それは覚悟も無く結婚したら手首を切った以上の苦しい想いするだろう、だから自分に話すことで彼女は反芻して確かめていた。

こんなカンジに過ごす時間は正直なトコ軽くは無い、笑
だから時おりくる歯医者の読書メールは意外だけど息抜きになってくれた、

From:歯医者
本文:こんばんわ、数列のやつ面白かった。
   理系だけどああいうの考えたこと無かったから新鮮だったよ、数字は面白いなって改めて思った。
   物理のでおすすめはある?

Re :宇宙物理学ならホーキンズ博士も面白いよ、文庫の手軽なら朝永先生の厚さ5ミリ、笑

Re2:5ミリって気になる、どんなの?

なんてカンジにメール文は砕けた文体に変わり始めていて、
まだ2度しか会っていないのに電子文字は親しいことが不思議だけど面白いなって思い始めていた、

なんてカンジで春は過ぎて初夏が来て、で、履歴書&職務経歴書を書いて公開した。


おーる9ブログトーナメント

第79話「交点3」加筆は3倍くらいになる予定です。
Favonius「少年時譚47」校了しました、Aescuapius「Chiron 智者の杜28」あと少しで校了です。

昨日もバナー押して頂いたのでUPして寝ます、
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取り急ぎ、



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