short scene talk ふたり暮しact.74―Aesculapius act.87

二人生活＠帰省14夜ひと時２

Aesculapius第５章act.29-30幕間

short scene talk ふたり暮しact.74―Aesculapius act.87

「そうして輝夜姫はいちばん大好きになった若者と月に還ったのでした（笑顔）はい光一、これで３つお話したよ？（これで写真のこと教えてくれるよね）」
「ん…まさきさんだいすき…（寝笑顔）」
「あ、（あれっ）光一、寝ちゃったの？（ついさっきまで起きて話を急かしていたのに）」
「…ん、まさきさんたら…そんなかっこ（寝笑顔）」
「光一？（もしかして僕の夢を見ているのかな何だろう僕いったいどんな格好してるんだろ）」
「…ふふっ、まさきさんの…え…ち（寝笑顔）」
「えっ、照（僕がえっちって言ってるまたそういう夢なのかなあああ僕えっちな夢を見るような子に光一を）」
「ん…かわいいまさきさんたら…ちっちゃいまさきさ…ふふ（寝笑顔）」
「え、？？（僕が小さいってどういう意味かな僕そんなに小さくないと思うんだけど身長もXXXも小さいって言われた事は一度もないのに）」
「ふふっ…そんなはずかしがらないで…ちっちゃ…いまさきさんかわい…ね…（寝笑顔×御機嫌）」
「小っちゃくて恥ずかしがるって…まさか（照×怪訝×困惑）（もしかして僕のXXXのこと光一は言ってるのかなでも平均よりは大きいんだけど照）」
「光一、もしかして将来の…照（大人になった光一が僕と較べてる夢見ているのかなそれで大人になった光一のって僕なに考えてるんだこんな照×真赤）」
「あ、照真赤（ああどうしよう僕ったら想像→妄想→反応しちゃったこんなの僕まるで変態じゃないか独り想像してこんな照真赤どうしよう眠れなくなりそうなんだけど照×悶々）」
「まさきさん…かわいい(寝笑顔×幸）」
「光一？照（ああ可愛い寝顔すごく幸せそうこんな貌されると僕ほんと眠れない夢も写真も気になって眠れないのに想像でXっちゃった勉強しようかな照×悶々）」
「…ね、かわいくて…はずかしいでしょこのしゃしん…まさきさ（寝笑顔×萌ご機嫌）ふふっ、」
「え、写真？？（ってもしかして例の写真のこと夢で僕と話してるのかなじゃあ）いったいどんな写真なのかな、光一？（困惑×想像ぐるぐる）」


気分転換に会話短篇UPしました「Chiron29-30」幕間より雅樹と光一＠夜話２です、笑

Favonius「少年時譚 act.49」＋第79話「交点act.4」読み直したら校了です、
Savant「Vol.8 Birthplace 晨の故山 act.4」加筆まだ倍ほどします、
校正ほか終わったらAesculapius続きか短編の予定です。

雑談ぽいやつ日付変わるころUPしたいですけど眠いです、笑
小説・写真ほか面白かったらバナーorコメントお願いします、続き書こうって励みになるので、

取り急ぎ、

智

にほんブログ村

　FC2 Blog Ranking

雑談寓話：或るフィクション＆ノンフィクション＠御曹司譚241

雑談寓話：或るフィクション＆ノンフィクション＠御曹司譚241

闘病ドラマはよくある、そして美化しすぎな闘病純愛ドラマもある。
そこでは涙も美しくて患者に寄りそう人々は聖人で、患者自身が神のようにも描かれてしまう。
だけど現場の闘病リアルで一番見たものはソンナ美しいもんじゃない、そんな現実にハルが訊いた、

「なあ、そういう人たちにトモがいちばん見たことってなんだったん？」

家族愛、夫婦愛、そう答えたら綺麗かもしれない？
だけど自分はそう思わなかったままに答えた、

「葛藤と諦めだね、諦めは２種類あるけどさ、」
「２種類？」

訊き返してくれるトーンは本気で答をほしがっている、
こういう生真面目は綺麗だ、だからこそ難しいだろう予想をみながら言った、

「体が変わることで人間の中身が変ってしまっても愛せるのかっていう葛藤だよ？諦めはね、不幸で当り前だって悲劇どっぷりになる諦めと、今の現実を受容れて幸せを見つけるために過去を諦めること、」

諦めることは必ずしも後ろ向きだけじゃない、
そして前向きな諦めのために選ばれないだろう恋愛を言ってみた、

「だからねハル、たぶん彼は病気の現実を受容れるためにカメラマンでいる今をいつか過去として諦めることになるよね？そのときハルの存在が彼にとって葛藤の原因になるかもしれないってことだよ、病気で姿も心も変っていく彼をハルが愛せるのかは今ここで論じても机上の空論ってヤツになるけどね？」

机上の空論、だなんて言い方は意地悪だろう？
だけど現実その場にならなかったら結局のトコ人間は何ひとつ解らない、それくらい人間は愚かでもある。
そして愚かな分だけ超えていく力もあるだろう、そんな可能性にハルはため息ひとつ困ったみたいに笑った、

「せやね、私がどんなに今言うてもホンマに出来るかなんて誰も解らんもんな？だから先輩も信じてくれんのやろね、」
「真剣に考えるほど信じないと想うよ、傷つけたくないから、」

応えながら本音もう哀しくなってた、だって「傷つく」想定の恋愛なんて哀しすぎるだろう？
だから理不尽だって肚が立った、なんだってコウイウのが大好物な人間に当らないんだ？

闘病純愛ドラマが大好物のヤツラは沢山いる、そいつらに当れば良いのに？

悲劇ゴッコ大好き妄想ナルシストは「悲劇＋同情＋努力＝純愛」って図式が大好きだ、だからそういうドラマは放映されるんだろう。
だけどソイツらの大半は真面目に現実を見てなんかいない、だってソウイウドラマの大半は患者の個人的プライドは描こうとしない。
ただ闘病＝美しいと讃えているだけ、闘病をサクリファイスと勘違いして神格化して病人の言葉をやたら崇めすぎてしまう。
だけど現実には患者の言動で傷つく周囲がいる、だから闘病苦の心中も殺人事件も世界から消えてくれない。

病人は働けない、それは経済的苦痛＋社会的無力感の苦悩がある。
病人は動けない、そこに「自分は必要とされるのか？」っていう根本的苦悩は生まれて苛立ちになる。
そして辛いのは「今まで出来ていたこと」を喪失する＝自信を失ってしまう→心が変質して人間すべて変わってしまうことだ。

そういう葛藤を無視して無責任に「純愛ガンバレ」だなんて大切な友人に言えるわけがない。
それは彼も同じなのだろう、だから彼がハルを想う気持ちはありがたくて嬉しいから言った、

「闘病ってね、病気になる前から家族で信頼も愛情もあっても支えきることは簡単じゃないだろ？そういうのハルもお父さんの事で知ってるから釈迦に説法みたいだけどさ、恋愛の最初から病気ってハードルがあることはね？ヒドイ言い方すると、病気であることを利用して恋愛を盛り上げたいのかって考え方もあるよ？」

闘病純愛ドラマが大好物なヤツラは結局そういうことだ、
そして現実にソレが大好物だとしたらアレコレ危険、それをハルが口にした、

「泣き落としドラマや泣き女みたいなもんやね、または保険金目当てみたいな？」
「だね、特約付き保険は高額になるけど、発病前に加入していたら話は違うだろ？笑」

コワイ話だけど現実にはソンナやつもいる、そして相続問題で嫁VS両親に発展したりする、
そんな歪な面も話したダイニングバーのテーブル、ほっと息吐いてハルが笑った、

「転職先は自分のために考えるわ、あのひとが何を選んでも恨まんようにな？それが一番トモの言いたかったことやろ、」
「ま、そういうことだね？笑」

笑って答えながら聡明だなって改めて思った、
もしハルが先輩のために転職すればソレは彼にとって重荷になる、
そういう重荷を抱えるほど彼には余裕が無いのも当り前の本音だろう、発病後の準備だけで大変なのに？

難病の発症、

そんな未来があるならば、マジメに生きてる人間ほど発病した時の覚悟と準備はしている。
それは遺してしまう人達が困らないようにする準備で、闘病するための資金や時間を自己責任で支度すること。
そういう現実に生きている彼が「独りのほうが楽」だと考えても当り前だ、ソンナこと考えていたら訊かれた、

「で、トモのほうはどうなん？バイセクシャルゆう彼とナンゾあったんやろ、聴かせてや？」

やっぱりソレ訊くんだね？笑

なんでんかんでん4ブログトーナメント

Favonius「少年時譚 act.49」草稿UPしました、Aesculapius「Saturnus14」光一サイドです。
第79話「交点act.4」加筆もう少しします、英二と光一＠奥多摩山中にて。

眠いです、でも昨日もバナー押して頂いたのでUPして寝ます、笑
この雑談or小説ほか面白かったらバナーorコメントお願いします、続けるかのバロメーターにもしてるので、

取り急ぎ、

智

にほんブログ村

blogramランキング参加中！　FC2 Blog Ranking