股関節が詰まる…そんなときの対処法、の動画を編集中

2020年01月19日 | セルフケア

しゃがんだ際に股関節に「つまり」を感じるなんて相談は、リフターのみならずランナーをはじめ幅広く寄せられることの多いご相談です。

そうした股関節の詰まりは結構簡単に解消できるといったらどうでしょう?

通常、股関節が曲がり切れない場合、曲げる方向へのストレッチを想起するでしょう。

でも、それでは股関節の詰まりは取れないんです。

でもでも、ある方向へのストレッチをほんの30秒を2セット行うと簡単に股関節のつまりは解消できる

と言ったら信じてもらえるでしょうか!?

あるんです!

しかも簡単!

誰にでもできます!

その方法を動画で紹介すべく、現在鋭意編集中です。

完成したら一般社団法人徒手医療協会のYOUTUBEページにアップします。

ご期待ください!


公益社団法人 日本スポーツ協会 パワーリフティング指導員養成講習会の模様

2020年01月14日 | セミナー/講習会

近年どうしたわけか外部団体様からの講師依頼が増えてきました。

理学療法士の勉強会さんや柔道整復師の勉強会さん、専門学校さんからの講義依頼、

フィットネス関連の事業者さんから職員研修の依頼などいろいろお声がけ頂いてます。

私自身、昔と何が変わったというわけでもないのですが、お声がけ頂けるのはうれしいものです。

あ、変わったつもりはないけれど、年齢はそれなりになってきたかも。

ひょっとしたら、四十半ばというのは何か依頼するのに丁度いい年齢なのかもしれませんね。

もしそうであるなら歳をとるのも悪くないかも。

 

さて、1/12の「公益財団法人 日本スポーツ協会認定 パワーリフティング指導者講習会」

講師陣は東大の石井直方教授、東海大の有賀誠司教授、昭和大の蜂須貢教授、そして私。

認定講習では二日間で16時間の講義があり、私の出番は二日目の10:00~12:00。

この日、私がお話ししたのは「パワーリフティングにおける故障と安全対策」についてでした。

参加者は十数名。

みなさん真剣に話に聞き入ります。

それもそのはず。

今日の講義の最後には認定試験があるんですよ。(^_^;)

私のパートからも出題があるので、それはもうみなさん真剣に耳を傾けてくれます。

なので私もテストに関連するパートは特にしっかり伝えるよう意識します。

「え~、障害予防と安定的な回復のカギとなるのは『○×▼◇』です。

 これ!とっても大事!!

 しっかりマーカーしておきましょう!

 もうここで覚えちゃいましょう!」

とかなんとか、

まるで学校の先生のような振舞いを愉しんでみたり

「○○は××なんですよ~

 △△じゃないんです!

 面白いでしょう!?

 でーもッ!

 ここはテストに出ませぇ~ん(笑)」

とかなんとかお約束を挟んでみたりと、やりたい放題やらせていただきました。

実技では私がスポーツの現場で提供している「パフォーマンスチューニング」の一端をご紹介し、

エクササイズによって生じる明確な変化をご体験いただきました。

みなさんエクササイズ後のクリアな変化を素直に驚いてくれました。

こういうフレッシュなリアクション、うれしいですね。

スクワットテストの紹介

膝関節の調整法の体験

 

そうしてアッという間に2時間が過ぎ、沢山の笑いとともに講義終了。

短い講義時間でしたが、この日私が最も伝えたかった

「パワーリフティングというスポーツは負荷と種目の選択を正しく行えばフィジカルの強化にとどまらず故障者のリハビリにまで多大な効果を発揮する」

そんな私の見解を現場の指導者の皆さんにお渡しすることでき、私にとっても非常に有意義な時間を過ごすことができました。

こうした貴重な場を設けていただいた公益社団法人日本パワーリフティング協会様と公益財団法人日本スポーツ協会に心より感謝を申し上げたいと思います。


公益財団法人日本スポーツ協会 公認パワーリフティング指導員養成講習会にて講義してきます

2020年01月11日 | セミナー/講習会

明日は公益財団法人 日本パワーリフティング協会の強化委員の先生からのご依頼で

公益財団法人日本スポーツ協会公認パワーリフティング指導員養成講習会 パワーリフティング競技 コーチ1

の講師を務めてまいります。

私が担当するパートのテーマは「故障予防」と「安全対策」です。

練習中に不用意な怪我を負わないためには、ウォーミングアップの段階で操作性の高い身体へチューニングしておくことが重要です。

操作性の高い状態とは、各関節が本来許されている可動範囲を保ち、全体が円滑に協調してコントロールできている状態を指します。

また、故障からの回復期に大切なことは

故障による機能異常を起こした関節が再び正常な機能を取り戻してゆくようにリードしてゆくこととなり、

そのための試みもまた「操作性の高い身体へのチューニング」となります。

意外に思われるかもしれませんが、故障からの安定した回復でも故障の予防と同じことを目指すことになるのです。

故障時には上記の目標に加え「痛みのない範囲」で運動すること、が条件となります。

傷めた個所を痛めつけ続けては回復が遅れるばかりか、時には悪化の憂き目にない競技自体ができなくなることもあるので注意が必要です。

かといって、痛みが癒えるのを何もせずに待っていては委縮がすすみ競技復帰が遅れたり、復帰の際に再受傷しやすくなります。

ここで必要なのは、残存機能の保持となります。

それには、痛まない範囲でどこまでの運動が可能なのか確認することが大切です。

無理なくできる上限を身体に経験させることで残存する機能を手放さずに済むのです。

と、そんな話をしてこようと思います。

明日は一日お休みさせていただきますが、どうかご容赦ください。

では、楽しんできます(^^)


頚から上肢の痛み~頚椎症性神経根症~

2020年01月05日 | 治療の話

昨年末から年明けの今、やたらと首から上肢の痛みの相談が非常に多いですね。

どれも頸椎の故障による神経痛、

頚椎症性神経根症(けいついしょうせいしんけいこんしょう)です。

この故障は頸椎の不安定性からくる関節炎や変形に腕神経が巻き込まれて神経痛を生じたものです。

ちなみに、

頸の痛みだけだと「頚椎症」

腕への放散痛が伴われると「頚椎症性神経根症」となります。

より故障の度合いが深いのが「頚椎症性神経根症」とも言えますね。

 

この故障の原因は胸の固さです。

頚は胸の固さの割を食って故障した被害者なんです。

どういうことかと申しますと、

例えば、デスクワークなどで猫背のような不良姿勢が定着したとします。

猫背の状態では胸が柔軟に動かなくなります。

すると頚を動かす際に頸椎にばかりテコが集まってしまうようになります(玄人は「トルクがかかる」なんて言います)。

動きの悪い胸椎の分も大きく動かされてしまう頸椎はじきにガタつきだし、

そうした状況が続くと次第に関節が傷つき、ついには変形を生じてゆきます。

その道すがら生じるのが関節炎。

関節炎が強くなると神経も炎症に巻き込まれて神経炎を起します。

これが頚椎症性神経根症です。

それが証拠に「急に首と腕が痛みだした」と駆け込んでくる患者さんは皆さんほぼ猫背。

 

しかし、なぜこの時期に神経痛が増えたのでしょう?

恐らくは寒さのせいでしょう。

寒さで肩をすくめることが多くなったのと、

足元の冷えを下腿深層の筋膜が受け取って緊張し、

その緊張が体幹深層の筋膜群をたどって頚部深層筋の過緊張につながって、

胸郭の動きを妨げ、同時に頸椎部の圧縮を生んでしまうため、

この時期に首からくる腕の神経痛が増えたのだろうと思います。

これに対してどこから手を入れるのかというと、

もうお分かりのこと思いますが、胸郭の伸展性を回復することから始めます。

頚の故障ですが、治療のメインテーマは頚ではなく胸なんです。

面白いでしょう!?

 

炎症が強い時には鎮痛剤の服用や病院でのブロック注射が役に立ちます。

炎症由来の痛みはステロイド注射でスッと鎮まってくれることでしょう。

でも、それだけでは度々再発を繰り返すことになります。

だって、頸椎に無理がかかる原因(胸椎の固さ)が居座ったままですからね。

ただしい回復を導くためにも、ちゃんと背景要因への治療がなされることが重要です。

また、いったん神経の故障を負うと回復には時間がかかります。

なので、計画的な治療がとても重要になります。

神経痛(神経因性疼痛)に関しては「魔法のように」とはゆかないものですが、

セルフケアでも回復を促す手立てがいろいろあります。

ペルビックティルトやヒップスラストといった運動療法で脊柱の安定性を作り上げたり、

他にも頸椎の炎症が落ち着いた時点であれば、

ガタついた頸椎の安定性を引き上げる手法を負荷することで、

劇的な回復を診せることも珍しいことではありません。

方法はあるのです。

ただ、それぞれ取り組むタイミングが大事。

さて困った!

となりましたら慌てずに専門家の門戸をたたいてください。

お困りの方、ご相談をお待ちしています。

とよたま手技治療院

 最寄駅 西武池袋線【練馬駅】中央口 徒歩2分/都営大江戸線【練馬駅】A2出口 徒歩2分
 住所 練馬区豊玉北5-18-10プリマヴェーラ701 Nerima-ku, Tokyo Toyotamakita 5-18-10 Primavera 701
 TEL 03-3994-5048

 

=エクササイズ動画=

【腰・膝・股関節】故障予防と回復のための運動処方 No.1【ペルビックティルト】// 徒手医療協会

【腰・膝・股関節】故障予防と回復のための運動処方 No.2【ヒップスラスト】// 徒手医療協会

お役立ていただけましたら幸いです。

【1分で改善】頚椎症のアクティブケアエクササイズ~オーバーヘッドスクワット // 徒手医療協会


新年おめでとうございます

2020年01月05日 | よもやま話

新年おめでとうございます。

とよたま手技治療院では本日2020年1月5日より、診療開始しております。

例年初日はのんびりペースなのですが、今年は初日から忙しかった(;´Д`)

昨日の昼下がりに治療院へ顔を出しメールチェックしてお返事できる分は返信したのですが

今朝、PCを開けるとどっさりご依頼メールが届いていてびっくり。

しかも、ほぼほぼ今日付けのご依頼…

ほとんど空きのない状況でしたが、それでもお返事しないわけにはまいりません。

メールの返信に電話連絡にとドタバタあわただしい新年のスタートになりました。

初日から忙しくさせていただけるなんて、うれしい悲鳴です。

みなさんのご期待に沿えるよう、今年も丁寧な仕事を重ねてまいります。

オリンピックイヤーもとよたま手技治療院をどうぞよろしくお願いいたします。


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