さて、練習を終え、岩城から車を飛ばして郡山、そして磐越西線で喜多方へ向かいます。
日が暮れてあたりが暗くなったころ、ようやく喜多方へ到着しました。
到着はトレーニング次第になると踏んでいたしたので、この日の宿には8時過ぎにチェックインする旨を伝えていました。
時刻は18:50。
なので、チェックイン前にまず一麺いただくことにしました。
グーグルマップ先生と相談の上、最初の一軒目はこちらになりました。
チャーシュー麺をいただきました!
THE喜多方ラーメン!というイメージ道りのラーメンに感動!!
めちゃくちゃうまかった!!!!!
しかし、胃袋にはまだまだ余裕があります。
調子に乗って第二麺です!
ラーメンは少々まつとのことでしたので、冷酒を一杯と焼きニシンの山椒和え!?をいただきのんびり待ちます。
出てきたラーメンはコチラ!
飲んだ後に食べたくなる感じのあっさりラーメンでした!
程よく腹も膨れ、お店を出ると何やら祭囃子が聞こえてきます。
音につられて歩いてゆくと…
庄助踊りの真っ最中!
小原庄助さん、なんで身上つぶした?
朝寝朝酒朝湯が大好きで、それで身上つぶした、
あ~もっともだぁ、もっともだぁ♪
クラシカルな街並みにハッピと浴衣姿が実に映えます。
食休みがてら、小助まつりを堪能することに。
祭りが終わり、人々が家路につき始めたところで、不意に携帯が鳴りました。
電話の主はお宿。
気が付けば20:30を過ぎており、心配した宿の方が電話をくれたのでした(^_^;)
「すぐ向かいます!!(◎_◎;)」と伝え、慌てて宿に向かおうと振り向くと、
そこには後ろ髪をひかれつつも家路につく人々。
満足感と少しの寂しさをまとった人々の表情とクラシカルな街並みのコントラストにドキリとさせられます。
あまりの情景に思わずカメラのシャッターをおろしました。
宿でチェックインを済ませてシャワーを浴び
『今日はねるべー』とも考えたのですが、
どうも胃袋にまだ隙間があるようでしたので、せっかくなので追加のもう一麺。
三杯目は少し変わり種にしようと向かった先は
「けいこのぎょうざ」
カウンターに陣取ると、少し背中の曲がった「恵子さん」が忙しく働いています。
カウンターにはいくつか空きがあるものの、テーブル席から奥の座席まで満席。
皆さん地元の方々のようで、口々に
「恵子ママ!ビールもらってくよ!」「ママ、こっちのラーメン、ゆっくりでいいからねぇ」
と声をかけています。
どうやらこのお店、いや恵子さんは地元の皆さんからとても愛されているようです。
ふとカウンターを眺めると、片づけ切れていない丼ぶりの横に7~8割残った瓶ビールがずらりと並んでいます。
すぐにピンときました。
みな、ラーメンだけじゃ悪いから心付け代わりにお母さんの手間のかからない瓶ビールを一緒に頼んでいったのでしょう。
『なるほど~』
ということで、本当はハイボールが飲みたかったのですが、
私も空気を読んで「ニラ塩ラーメン」「ぎょうざ」に瓶ビールを注文します。
「はぁ~い!ありがとうねぇ~(^^)」と恵子さん。
しかし、一人で片付けから洗い物から料理まで…
大変そうだとおもい、
「ビール、もらってくよ~」
とセルフで冷蔵庫からビールとコップをいただきます。
しばらくすると
「あらぁ~悪かったねぇ~」
と恵子さん。
「いやいや、忙しそうだから。飲みながら待ってますからこっちもゆっくりで(^_-)-☆」
するとカウンターに並ぶビール瓶を引き寄せ、
「これ、残り物だけど飲んでって(^_-)-☆」
と恵子さん。
なんともおおらか!
せっかくのお気持ちなので、サービスのビールから頂戴しました。
すると「待ってる間に…」と枝豆と白菜の煮物のサービスも。
恵子ママ、枝豆に煮物、とってもうまがったよ!
そして、ぎょうざとラーメンの登場です。
ぎょうざの写真はありません。
ママさんのぎょうざは写真を撮ることを忘れてしまうぐらい旨かった!
ラーメンもうめがったよぉ~(*´Д`)
こうして喜多方初日の夜はお腹も心も満ち足りて、心地よく更けていったのでした。
<続く>