ジャパンパラリンピック

2010年07月30日 | コンディショニングの話


写真は十条SC所属の北村君です。

ご覧の通りイケメンです。

肉離れの治療に来院されて以来、

コンディショニングをお手伝いさせていただいています。

先日大阪で開催された、

全国知的障害陸上選手権にて、

100m・200m・400m(400はリレーだそうです。)で優勝されました。


※フロントランジからのツイストの図。
上肢の運動から胸郭、そこから下肢へと運動を波及させ、
その連動性を高める効果があります。
運動の効率性の向上、故障予防、故障からの回復に効果が高く、
私の介入では定番メニューです。

今週末は仙台で行われる「ジャパンパラリンピック」に出場するとのこと。

目指すは優勝!

北村君、頑張れ~~~~~!!!!!

テーピング勉強会

2010年07月29日 | Weblog
今日はテーピングの勉強会をしました。

あ、今日は生徒としてです。

今までホワイトテープは使わずにきたのですが

心境の変化と申しますか(^_^;)

で、やってみた感想としましては

『実に面白い!』

思い通りにならないあたりも

楽しくてしょうがない(笑)

はまりそうです。

いや、すでにはまってしまったか!?

さすがに日々の治療で使う機会は少ない技術ですが

しっかり自分の物にしたいと思います。

続・夜尿症

2010年07月28日 | よもやま話
さて、今更ながらに夜尿症の続きです。

現在のちびっ子がオムツ離れのおそい訳とは如何に!?

といったお話ですが、

その原因を一般的に「膀胱の発育不全」と考えているようで

その要因として私は膀胱自体の問題ではなく、

それをコントロールしている「自律神経」の発達が遅れているのではないかと

そう考えたわけです。

更にその背景に「紙おむつ」があるのではないかと

そう推測したわけです。


と申しますのも、

赤ちゃんがオシッコをちびるとですね

布オムツ(もしくは昔の紙おむつ)であれば「グッショリ」して

気持ち悪いわけです。

そうなると、赤ちゃんは

「あのぉ~、すみません。

 どなたかお手すきの方、

 大変申し訳ございませんが、

 私のオムツを取り替えてはいただけませんか?

 すみません。

 なにぶん幼いもので…(照)」

とはなる由もなく、

「びや~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~」

と泣くわけです。

この時、このシチュエーションは

赤ちゃんにとって一大事はなわけで

交感神経は活発に「緊急反応」を起こすわけです。

つまりは膀胱自体は弛緩して容量を高め

膀胱の出口にあるパッキン(括約筋)は「キュッ」としまるわけです。

いやさ、そうあろうとするわけです。

そういったシチュエーションが数多く繰り返されれば、

自然と交感神経と膀胱という器官との連絡は鍛えられてゆこうというものです。

つまりは神経系による膀胱の「コントロール」が鍛えられてゆくわけです。


しかし、これに対して今の紙オムツは実に優れもの。

もう、これでもか~ これでもか~

って、赤ちゃんがオシッコして

オムツがパッツンパッツンに膨れても

何事もなかったように「サラッサラ」…。

赤ちゃんぐっすり。


JI・TU・NI

便利にできています。

うちもご他聞にもれず紙オムツの恩恵にあずかったわけですが

これじゃぁ神経が鍛えられるわけも無く

結果、オムツ離れは遅れる(はい、遅れました)…

と、こういうことなのではないでしょうか。



もうね、ここまで来ると

「紙オムツなんてやめてしまいましょう!!!!!」

なんて声も聞こえてきそうですが、

赤ちゃんがスヤスヤ寝てくれると

お母さんも助かるわけで…


さぁて、膀胱と安眠(お母さんの安眠も含む)、

どっちを獲ったらよいのでしょう。。。





どっちも獲りましょう!

って、赤ちゃんを泣かせろってんじゃなくて

代わりに笑わせてみてはどうでしょう?


笑うときにも恐らく交感神経は高まります。

要は交感神経が働くシチュエーションを作ればよいのでしょうから

泣かせる代わりにくすぐってみてもよいのかもしれません。

無事3歳あたりでオムツが取れた!

なんて話が出てきたらご一報ください(笑)



話は変わりますが、赤ちゃんにとっての

「泣く」という運動は、身体の支えを強くするのにも重要だと考えられているようです。

「ぎゃ~~~~~ん」と泣いたり

「キャッキャ」と笑っているときに

私たちのお腹の深部には、

胃やら腸やらお腹の内臓を取り巻くように配置されている

「インナーユニット」という筋肉が働いています。

これらは手脚を動かす時にもほんのコンマ1秒早く収縮することで

背骨と骨盤を正しい位置(もしくは方向)へ支える

自前のコルセットのような働きを持っています。

なので、この体幹の深層を取り巻く筋肉が弱いと

手脚を動かすたびにその支えの弱まった部分に

「ぐらつき」を生じてしまいます。

腰骨がグラつけば腰が、

膝がグラつけば膝が、

頚がグラつけば…

といった感じで、グラついた関節は徐々に故障してしまうのがコマリモノ(泣)

そうならないためにも、しっかりと鍛えておきたいものです。




それがたりないとどうなるか!?



いまの若い子、なんとなく姿勢が悪くて

しかもよく地べたに座ってたりするじゃないですか。

ひょっとしたら支えが弱くて立っていられないのかもしれませんよ。

(↑もう若くない自分の、「若さ」へのひがみも多分に含まれる…)

歩く姿もギクシャクしていて、端で見ていると

『じきに壊れるな…』

なんて、してもしょうがない心配すらしてしまいます。

(壊れたらうちに来てね)


ひょっとして、その世代あたりって紙おむつの性能が良くなった頃だったりして…


ま、想像ですがね。


このインナーユニット、呼吸にも関与している筋肉ですので

大きな呼吸や大声を上げたりすることでも鍛えることは可能です。

カラオケなんてのも良いかも知れません。



はて?

何の話だったかな???



ま、いろいろ脱線しましたが

そういうことです。(←どういうこと!?)



赤ちゃんは泣くのも仕事!

赤子の鳴き声は『鈴の音のよう』だとも思えば気にもなりません。

泣かれて切なきゃ笑かしましょう。

オムツも取れるし身体もしっかりしてくれますよ!


第二回臨床実習

2010年07月24日 | Weblog
今日は徒手医学臨床技術研究会の活動の一環として

礼和流空手道 柳心舘主催 第二回東京選手権大会

にて臨床実習を目的に

「無料コンディショニング体験会」を実施いたしました!

こちらは総勢六名

介入数は60名以上。

内容は、

首・肩・腰・膝etcの故障
競技力向上

子供達への神経系のトレーニング

負傷者の治療

と、多岐に渡りました。

利用者さんの反応も

たいへん好評価をいただき

同流宗家の先生より

次回十二月五日のご用命もいただきました。

そんなこんなで

こんかいの実習も大成功でした(⌒~⌒)

詳細は後日お伝えします。

さて明日は大阪で

肩コリ・頭痛の徒手的臨床

の講義です。

ぁ、

講義はするほうです。

講師として、行ってきます。

念のため…

では、気合いいれて行ってきます(`∇´ゞ








あ、夜尿症の続き

忘れてませんからね!(b^ー°)

夜尿症

2010年07月13日 | よもやま話
先日、3歳児検診などで小児の発育などを検査するお仕事(何師というお仕事なのか存じ上げませんが…)

をされているというカウンセラーのAさんの治療中に上がった話題。

ちょっと面白かったのでブログに載せさせてください。

題して【紙オムツとオネショ】

Aさん「10年ほど前は幼稚園に紙オムツなんて置いてなかったのに

今じゃ当たり前においてあるんです。

昔は幼稚園に上がるころにはだいたいオムツも外れていたんですけどね。

いまは3歳過ぎてもオムツが外れない子どもが多くなっているんですよ。」

とおっしゃる。

私「お漏らしは膀胱の発育が未熟なうちの出来事だそうですね。」

Aさん「今の子は発育が悪いって事ですかねぇ?」

そこでふと疑問が頭をよぎりました。

そもそもこれだけ豊かな時代(不景気とはいえ、

栄養失調の子どもがわんさといるような状況ではない)

低栄養による発育不全などあるのだろうか?

いやあるまい。

となると環境的な要因か?

膀胱の発育にまつわる今と昔の環境の違いとは

いったい何だろう?

と…

頭の中は「紙おむつ」と「膀胱」がグルグル回っています。

そして「ピンッ!」ときましたよ

恐らくは「自律神経系の発達」がキーワードだと。


膀胱に限らず内臓は自律神経という神経によって

コントロールされているのはご存知の方も多いでしょう。


自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があり

互いにアクセルとブレーキのような関係があります。

副交感神経は消化吸収や排泄、組織の成長や修復を促し

交感神経は、カラダを「動く」ために適した状態にする働きを持っています。

そして急を要する状況では、交感神経は劇的な働きを担います。

この劇的な反応を「緊急反応」といいます。

この緊急反応は

「闘争か逃走:ファイト オア フライト」

なんていわれます。


例えば、

お散歩中にばったり熊さんに出会ったとします。

そのとき私たちは恐らく、2つの選択肢を迫られるのではないかと思われます。

戦うか、逃げるかです。

(他にもムツゴロウさんバリに手なずけて

「仲良くなる」って選択肢もありますが、

あのムツゴロウさんでも、うっかりトラさんに小指を

かじり獲られてしまったことを考えると、

あまり簡単な選択肢ではなさそうです。

※話は逸れますが、子供のころ大人になったら北海道にあるというムツゴロウ王国に

就職したいと真剣に考えていたころがありました。

そんなぁ~

時代もぉ~

あぁったねとぉ~

なんつって

ま、この話には関係ないですけど…)


逃げるにしても、戦うにしても

身体は激しい運動を強いられることになるでしょう。

この時、交感神経は、きたるべき「闘争・逃走」に備え

心臓などの循環器の働きを高め、これから働く筋肉(骨格筋)へ

血液をたくさん送ります。


怪我を負うこともあるでしょうから、止血に関する血液中の要素も

その反応を高めます。

傷口から入るであろう雑菌へ対抗する免疫細胞たちも

活発に働き出します。


いっぽうで消化にかかわる器官への血液供給は抑えます。

同時に消化や排泄といった働きも抑えます。

つまり、膀胱においては

尿を排泄する機能は抑えられるということです。


だって、「熊に襲われる」といった緊急時に

『あ、おしっこ』

なんてもたもたしてたら「ぱくッ」っといかれちゃいますからね。


交感神経は、膀胱を弛緩させ容量を増し、膀胱の出口にある括約筋を引き締めます。

つまり、おしっこが貯めやすい状況を整えるのです。


で、ここからが山場。

ここに「紙おむつ」がどう絡むのかともうしますと





と?






あ、もうこんな時間だ(汗)

早く帰って発泡酒飲まなきゃ


続きは後日

【セミナー】機能的姿勢評価法と修正法

2010年07月07日 | Weblog
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■開催日 <8月8日(日)>

■概 要 <身体の介入にもっとも基本的でかつ重要な、

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とよたまコンディショニング事務局 セミナーデスク
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【セミナー】骨盤の評価と手技による介入

2010年07月07日 | Weblog
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     事務局よりセミナー受付開始のご案内
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先日ご紹介させていただきました、シリーズ続編の申込み受付で

新たな日程を追加いたしましたので、ご案内申し上げます。

□マニュアルメディシンを知ろう!徒手医学による評価と介入 全7回シリーズ

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とよたまコンディショニング事務局 セミナーデスク
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タイミング

2010年07月06日 | よもやま話
きょう、社交ダンスの先生(プロ選手)から

「九月の大会で(トレーナーとして)付いてくれませんか?

と相談を受けました。

現場仕事大好き人間ですから、断る理由がありません。

「ちょっとカレンダー持ってきて~」

とスタッフのA先生に予定表を持ってきてもらうと

「大阪・変形性膝関節症講義(つまり大阪出張の日)」

とある。


も一度確認する。


確かに、

ある。









む、無念…


こういったケース、多いんですよね。。。

春先にも某空手の大会のお誘い(勿論、選手としてではなくトレーナーとして)が受けられず…


ま、これもめぐり合わせ。

きっと次がある!!

次こそは!!

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