お家で簡単にできる骨盤体操はないのか?と問われれば♪
こんなのいかが?と答えます。♫
ということで、「お家で簡単にできる骨盤体操」をご紹介します。
と、その前に…
産後のママのお腹の筋肉の状態と骨盤のゆがみの関係をさらっと説明しましょうね。
ご存知の通り、赤ちゃんはお母さんの子宮の中で育ってゆきます。
そして、臨月に入るころ、
赤ちゃんの成長に合わせてお母さんのお腹もぐんぐんと大きくなり、
お腹の筋肉はその長さを増してゆくんです。
それはもう!
細胞レベルで!!
構造的に!!!
長くなっちゃうんですよ~~~!!!!
はい、いったん落ち着きます。
赤ちゃんが生まれた後は、ですね。
お腹の筋肉は緩みます。
赤ちゃんがいてイーブンだった長さですから、
赤ちゃんが表に出たら、オーバーしちゃうんですね。
お腹の筋肉は骨盤を前から支える筋肉ですからね、
緩んでしまうと正しい位置に骨盤を留めることができなくなってしまうんです。
そうなると骨盤自体の形も崩れますし、働きもくるってしまいます。
そうなると今度は、腰痛や鼡径部痛に発展してしまったりと
中々難儀な問題を起こしやすくなってしまいます。
ここで紹介する方法は、そうした緩んだ腹筋を引き締めるのに効果を発揮します。
ただし、出産直後は恥骨結合に傷を負っていたり(つまりは捻挫)と、
決して運動に適した状態とは言えません。
出産を終えて直ぐのママさんに、まず初めに取り組んでいただきたいのは
しっかりと腹帯をして、そうした骨盤の傷が落ち着くまで3週間程度、待つことです。
組織が傷ついたときは自然治癒を待つことってとっても大事
これは私の臨床を通じた印象なのですが、
産後しばらくして「骨盤のゆがみが…(;´・ω・)」とか「腰や股関節が痛い(;_;)」
と相談にいらっしゃるママさんの多くが産後に腹帯をしていなかったっておっしゃるんです。
そして、結構しっかりとした変位(歪み)を見つけたりするのも、腹帯しない派のママだと感じます。
ともかく、このエクササイズを取り入れるなら、出産後3週間を過ぎたあたりからがいいでしょう。
実施にあたり、痛みがあるようでしたら無理をせず、
治療が必要な故障がないかどうか専門家の判断を仰いでくださいね。
これはママさんだけでなく、腰痛の患者さんも同じくです。
あら…(-_-;)
サラッとのはずが、前置きが長くなりましたね(^^;)
では、どうぞ!