特許その後:陸上競技編

2015年01月28日 | コンディショニングの話

特許をとったツールの名前を「オプティクロス」と命名しました!

名前の由来は最適化のオプティミゼイションと、バンドが交差した形状から

「オプティクロス」と命名しました!

…(-_-)

気が変わるやもしれん。

(仮)としておこうか。。

 

ともかく、治療やコンディショニングの現場に使ってきたこの「オプティクロス(仮)」。

現在その効果を実証すべく、陸上競技での調査を展開中であります('◇')ゞ

そして昨日、治療業務終了後、猛ダッシュでとある陸上競技場へ。

そぼ降る雨も何のその!

選手のSさん、伴走のSさん、コーチのT先生と

非常にエキサイティングな時間を過ごしてきました!


鼡径部痛のご相談=変形性股関節症=

2015年01月21日 | 治療の話

変形性股関節症のAさんは、あおむけで脚を持ち上げると股関節の前が痛むとご来院。

痛む場所から腸腰筋の大腿骨側の腱の故障のようでした。

図版引用:トラベル&サイモンズ トリガーポイントフリップチャート リッピンコットウィリアムス&ウィルキンス 

幸い腫れている様子もなく、腰椎の変位置(いわゆる「歪み」ですね)からも、

腸腰筋の緊張が強すぎることで痛みにつながっているようだということがわかりました。

ここまでくれば、腸腰筋の緊張を取り去り、残るようなら腰椎へ手を入ればいい…

となりそうなもんですが、忘れちゃいけないのが痛くもかゆくもない拮抗筋側の問題です。

この場合の「拮抗筋」というのは、腸腰筋と反対の作用を持ち、

対をなして股関節を支えている筋肉のことなんですが、

関節や筋肉、神経(神経‐筋‐骨格系といいます)の故障を治療するときには

痛む側だけではなくて、反対側への配慮も大切なんです。

 

腸腰筋という筋肉は腿を前に振り出す働きを持つ筋肉です。

なので、反対の作用を持つ筋肉はお尻の筋肉と腿裏の筋肉となります。

詳細は省きますが、腸腰筋が過緊張に陥るケースでは、

腹筋(群)と大殿筋は働きが弱まっています。

代わりに頑張っているのが中殿筋や小殿筋、ハムストリングスあたりです。

これらの筋肉の緊張が強すぎると、股関節を曲げる動作を邪魔してしまいます。

つまり、曲げにくい関節を曲げるために、腸腰筋は余計な力を使い続けなくてはいけない環境に置かれているんですね。

そうした周囲の環境をそのままに、腸腰筋の緊張を解いても、すぐにまた同じ故障を起こしてしまいます。

なので私は、治療の際に拮抗側への配慮を忘れないようにしているんです。

Aさんの治療でも当然、拮抗側への手入れは怠りません。

治療後、無事に痛みも落ち着き、次回は2週間後となりました。

あとはお伝えしたセルフケアを続けてくれることを祈るのみです(^^)

=終わり=


久々に貫徹

2015年01月15日 | よもやま話

15日の木曜日は夜にちょっとお勉強に行く以外はOFF。

そんな油断からか、諸々たまっている事務仕事や考え事にいそしんでいたら夜が明けてしまいました。

できれば生活のリズムは壊したくなかったな…と反省しきりではありますが、

諸々前向きな時間を過ごせたので満足です。

さて、かえって寝よう…(*´ω`*)


正しいストレッチの方法=その3・完結編=

2015年01月09日 | セルフケア

昨年の9月末にアップし忘れていた記事を発見(^^;)

「正しいストレッチ」の完結編です。

折角書いたので、公開させていただきます。

シリーズはこちら

・正しいストレッチの方法=その1=

・正しいストレッチの方法=その2=

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さて、「正しいストレッチ」完結編。

最後はストレッチの健康の保持増進に対する位置づけをお話ししたいと思います。

 

皆さんもご経験があると思うのですが、筋肉は使えば疲労し固くなります。

強く(もしくは長時間)使うことで過労に陥った筋肉などには老廃物がたまりやすく、

ストレッチには、筋肉を弛緩させる中でそうしたゴミを筋内から洗い出す作用があります。

なので、凝り固まった筋肉に生じた痛みやコリの緩和にストレッチが利用されるわけです。

でも、ここではそうした痛みや不快感の除去・緩和以外のストレッチをすることの意味をお話ししたいと思います。

 

そもそもの疑問として、ストレッチで柔軟になることがどう健康につながるのでしょうか?

その点についてザックリとお話ししたい。

(あくまでザックリと、です。同業の先生方は文中の「筋肉」は=軟部組織全般ととらえてみてください。)

 

筋肉は骨と骨をつなぎ、収縮と弛緩をすることで関節を動かすモーターとして働く装置です。

それが固く縮みこむと関節の動ける範囲は小さく狭くなってしまいます。

すると、隣りの関節が動けなくなった関節の代わりに大きく使われだします。

そうして身体は失われた機能を補い合うんですね。

ホント、生物の構造ってすごい装置ですね。

 

ただし一方で、負担を請け負った関節には当然無理がかかります。

こうした状況が続くと、動きの悪さを肩代わりした関節が故障の憂き目にあってしまうんです。

また、関節を取り巻き、支え動かす筋肉にはシーソー関係があるんです。

拮抗筋(きっこうきん)なんて言葉、聞いたことあるでしょう?

肘だったら曲げる筋肉である二頭筋と伸ばす筋肉の三頭筋がそれです。

そうした拮抗関係にある筋肉の片方が縮みこんでしまうと、

その関節自体の運動に狂いが生じて故障したりもするんです。

こうして筋肉の過度な緊張は様々な形で筋骨格系の(関節や筋肉の)トラブルへと発展してゆくんです。

 

また、同じことの延長上の話なのですが、もう少し全体的な観点から見ましても

関節の集合体である私たちの骨格全体の並び、すなわち姿勢(洒落た言い方ですと「骨配列」「アライメント」と申します)も

崩れてしまいます。

すると、何をするにも正常な姿勢に比べて「余計な力」が必要になるんですね。

すると、

疲れやすくもなるし、故障もしやすい。

だから一般論として「姿勢を治そう!正そう!」という話がでてくるわけですが、

姿勢を崩す要因となっている筋肉(その他の軟部組織を含めてですが…)の緊張を残していては

そもそも正しい姿勢を楽にとることができません。

「正しい姿勢」の正しい姿勢たるゆえんは、姿勢を維持するのが楽であることにあります。

かっこつけた言い方をするならば「姿勢保持のエネルギー効率がよい」ということになります。

縮んだ筋肉の姿勢を崩す力に対抗して無理に「正しい姿勢」をつくろうとしても、

かえって余計な力が必要になってしまいます。

これでは一見同じ「正しい姿勢」であっても、その中身は正反対でしょう!?

なもんですから、まずは固く縮みこんだところを和らげる必要があるんです。

その道具として「ストレッチ」はとてもいい道具だということです。

何がいいって、自分でやる分にはタダなのがいい(笑)

 

ただ、誤解のないように加えるならば、柔らかければ正しい姿勢が取れるというわけでもありません。

重力に対して四肢・体幹・頭をバランスよく(つまりは各体節の質量が下位の質量中心にバランスよく乗っている状態)位置させるだけの筋力と、それを維持する円滑な神経系統の働きが必要です。

こうした働きを取り戻し高めるにはトレーニングの要素が不可欠です。

こうした理由からですね、私的には治療において「形態の正常化」ではなく「機能の正常化」ないし「最適化」を目指す方がいい、

と考えています。

ん?

話がそれてきたかも…

話を戻して、

ストレッチのこうした変化は(ずいぶん戻しましたが文脈を見失わずについてきていただけると嬉しいです)

私たち治療家が普段の治療で引き出す効果そのものなんですね。

つまり、ストレッチというものは、私たち治療家が施す治療による効果そのものを

自分で手に入れることが出来る、なんともお得な技術なんです!

「効かない」と思われていながらも、実は

「上手にストレッチが出来ちゃったら僕も商売あがったり♪」

って位の効果を持っているのが「ストレッチ」という技術なんです。

 

ふう、大分長くなってきたな(*´з`)

このシリーズの内容を、かるくまとめてみましょう。

=まとめ=

・ストレッチはちゃんとやれば効く!

・その方法もとっても簡単!やさしく伸ばして時間をかけるだけ!!

・ストレッチの習慣はとよたま手技治療院に支払う治療費の大幅な軽減につながる!

=楽しみに使えるお金が増える!

 

と、いうわけで、

わたくしといたしましては、

日常の一コマにストレッチタイムを設けていただけたら嬉しいですね。

時間ができたら、またちょこちょことストレッチの動画なんかも挙げさせていただきますので

ぜひご検討くださいませ。

では!

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以上、大分引き伸ばしてしまいましたが「正しいストレッチ」完結編でした。(^^;)


そして元日!!

2015年01月06日 | よもやま話

そして年が明けて、元日…

6時48分の初日の出を拝もうと6時30分起床!!

しかし、厚い雲に阻まれ初日の出拝めずΣ(ノд<)

サクッと諦め二度寝敢行!

そして気が付けば9時40分!

いかん!チェックアウト10時だった!!(*_*;

眠い目をこじ開け、疾風のようにチェックアウト!

勘太郎さん、ホントお世話になりました!

 

車に乗り込み、「さて、どこいくの?(^^;)」と嫁さんの顔を覗き込みます。

嫁「九十九里浜をドライブしたい。(*´ω`*)」と嫁…

 

ふ、普通!!!

 

鉄道のテの字も出てこない(@_@)

一体全体どうしたことか!?

いや、嫁のことだ。

きっとこちらの油断を誘っているに違いない。

油断させてか~ら~の~

鉄道!

そうだ!

きっとそうに違いない。(-_-;)

その手は桑名の焼きハマグリさ!

 

私「いすみ鉄道… 乗りたいんでしょ(^^;)」

直球勝負に出てみました。

 

嫁「う~ん。私たち風邪ひいちゃったみたいだから、鉄道は寒いし無理かもね(´・ω・`)」

昨日からやたらと寒く、この日にいたっては粉雪すら待っている始末。

確かにこのコンディションで鉄道の旅はきつい。

 

ところで、

「鉄道は寒いし」ってなんだ?

と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

ご存じない方のために補足です。

冬の鉄道の旅、確かに車内は暖かいものなのですが、

在来線をこよなく愛する嫁と子は他の路線への乗り継ぎ、もしくは同じ路線を嘗め回すように往復するんです。

この際に生じる待ち時間がばかにならない!

駅で待つこと1~2時間なんてのはざら。

それを踏まえて「鉄道は寒い(あくまで冬のこの時期)」発言なのでした。

 

ともかく、鉄道は今回なし!

潔し!

 

ただ…

そういわれるとせめて電車だけでも見せてあげたくなるのが親心&人情というもので…

行ってきました「いすみ鉄道 大原駅」

たぶんキハ。このカラーリングはきっと「国鉄色」ってやつでしょう。

これもたぶんキハ。ムーミンのプリントがありました。

駅構内の自販機も電車です(*´ω`*)

 

息子に入場券を買ってやり、カメラを渡すと一心不乱に電車を観察&激写する11歳。

嫁も改札口からうっとり電車を眺めます。

そして駅のお土産コーナーをひたすら回遊する私。

 

小一時間もそうしていたでしょうか。

ようやく戻ってきた二人は凍えるどころかホックホクの笑顔。

ほんとに鉄道が好きなんですね(^^;)

お土産に鉄道関連のグッズを買ってあげ、

満足げな二人を乗せ一路東京は練馬のわが家へ向かったのでした。

めでたしめでたし。

=終わり=


大晦日は民宿「勘太郎」へ

2015年01月05日 | 料理の話

大晦日、私は鉄道好きな家族につれられて

千葉県の白浜にある民宿「勘太郎」さんにおりました。

今回はレンタカーでの旅行と相成りましたが、

近くには「いすみ鉄道」や「銚子電鉄」が…

余談を許さない状況です(((^_^;)

何時なんどき鉄道の旅が展開されるのか戦々恐々としつつの家族旅行。

私「ねえ、電車乗るんでしょ!?」

妻「うーん、どうかなぁ~♪」

乗るのか乗らないのかわからないこの状況。

言い知れぬ不安が募ります(;´д`)

途中、息子の釣りがしたいとの申し出に、

冬の釣りの辛さを体験するのもよかろう(*゜▽゜)と、

街道沿いの古びた釣具やさんへ。

戸を開けるとすぐに奥から姿を表す鋭い目付きのおかみさん。

有無を言わせぬセールストークに気がつけば一式お買い上げ。

『どうせ釣れないのに…』

と苦笑い。

ところが、堤防で糸をたらすと時折辺りがあるじゃありませんかΣ(゜Д゜)

小一時間頑張ってキス1匹とベラ一匹が釣れました\(^_^)/

ベラは食べれるのか分からなかったのでリリースし、キスのみ宿へお持ち帰りしました。

今回のお宿はお食事の美味しいのが売りの民宿さんなんだそうですが、お正月は素泊まりのみ…(^_^;)

食事は近所のファミレスもしくは持ち込みで、とのことでしたが、正月からファミリーレストランはちょっと寂しい…

と言うことで、持ち込みで鍋を作ることになりました。

嬉しいことに、お宿で小振りの伊勢海老(ボイル500円)が売っていて、お鍋の色目も華やかになりました。

近くの堤防でつったキスも捌いていただき、

シャブシャブっと頂きました。

これがまたなまらうまかった!

 

と、大晦日は鉄道に触れることなく平穏に過ぎ去りました。

となると、元旦にビッグウェィブが来るのだろうか…

今回はどんな衝撃が待っているのだろうかと、

一抹の不安を感じつつ、千葉の地酒でとろけた40才は眠りについたのでした。

続く


新年おめでとうございます

2015年01月03日 | よもやま話

新年おめでとうございます!

今年もアクセル全開で、治療・指導活動に力を注いで行こうと思います!

また、今年は昨年取得した特許関連の活動も積極的に取り組んで行く予定です。

 

すべてに共通したテーマは「身体機能の最適化」です。

個々の持つ構造的条件の中で変えうるものは変え、

かわり得ないものはその条件下での適応を導くことで

本来的に発揮しうる最大の身体能力を引き出します。

私はこうした条件が整った状況で重ねられる運動学習こそ重要だと考えています。

その効果は、より高いパフォーマンスの獲得のみならず障害の予防や再発の防止までを実現できると考えられます。

ここまでを書いて、それってスポーツに限られた効果ではないか?といった感想を持たれてしまいそうですが、日常の中で繰り返される故障も日常の生活の中で繰り返される動作のなかに潜む誤りがあるものですので、そうした背景要因の排除に繋がる身体操作の効率化は日常の生活の中で生じる不具合の解消にも当てはまることなんです。

取得した特許では、そうした効果を非常に簡単に、ごく短時間で('短期間'ではなく、です!)手に入れることができるものなのです。

これがキチンとした形で広められるよう頑張ります。

と、言うことで、

本年もとよたま手技治療院を宜しくお願いいたしますm(__)m

以上、

元日にあげた記事でいい忘れてしまった「新年のご挨拶」でした。


2014年12月30日、ちょっと気の早い年越しそば

2015年01月01日 | 料理の話

大晦日から年越しで千葉はしらはまへ向かうため、

一足早く年越し蕎麦を作りました!(麺は乾麺です)

今年も海老の苦手な息子のために鴨蕎麦をこさえ、

ついでに冷蔵庫の残り物もリニューアル。

マカロニサラダとカレー、なぜかウインナー一本、

ハム3枚、コーン、油揚げ、納豆が残っていたので、

カレーマカロニグラタンとハムエッグ、

バターコーン、納豆巾着をこさえて見ました!

結構な量でしたが皆完食。

蕎麦なんて6人前をペロッといってしまい、若干反省…(^_^;)

そんな30日でした。

 


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