ハロウィン

2015年10月31日 | よもやま話

最近のど風邪がはやってますねぇ(-_-;)

咳き込む方が多いせいか、肩こりや手のシビレの相談が増えてます。

夜、咳が続いて寝付けないなんて時にはのどの保湿にマスクをつけて寝てみてくださいね。

なんでかって言いますと、

傷ついた粘膜が刺激を受けると咳が出ますでしょ!?

で、咳が出るとのどの粘膜に傷がつく。

するとさらに咳が出やすくなってしまうでしょう!?

こうした悪循環を断ち切るために、

傷に余計な刺激が入らないようにしましょうということです。

勿論、薬の力を借りるのもありです。

咳が一定期間落ち着けば、傷ついた粘膜もちゃんと治ります。

傷が治れば少々のことでは咳もでません。

咳がでなくなれば、呼吸の補助をつかさどる首筋の筋肉の過労も落ち着きます。

そうなれば、肩こりや腕のシビレも落ち着いてゆくでしょう。

 

 

って、ハロウィンどこ行った!?

 

 

 

 

さてハロウィン。

正直、まさかこんなに日本に馴染むとは思わんかったですね。

個人的には仮装したりなんだったりの空騒ぎは嫌いな方ではありませんので、

若ければ渋谷でDJポリスを眺めつつ、何がしかに変装してうろついていたかもしれません。

何の仮装がいいかしら!?

 

 

 

それもさておき。

私の住むマンションでもハロウィンのイベントをしているようです。

知らないお家に「トリックオアトリート!」って飴をもらいに行けるっていうあれです。

いやぁ~JI・TU・NI 面白そうですね!

仕事が休みだったらスチコ張りに飴ちゃんアンダースローしちゃうところですね。

え、投げない?

 

そうですね。

押しかけてきた子にドリル…     もなしです。せんのかぁ~い!!!

 

 

 

 

ここまでの意味がよくわからない方は、吉本新喜劇をご参照ください。(-_-;)

 

 

 

そう言えば何年か前の話、

息子がハロウィンとカボチャについてこんなこと言ってました。

 

息子「お父さん、ハロウィンにはね、無病息災を願ってカボチャを煮て食べるんだよ。

私「そっかぁ~、じゃ、柚子湯も入らんとなぁ~

 

 

 

息子よ、それは冬至だ…

 

今年はどんなボケが聞けるのか、ちょっと楽しみです。


治療は手技に当てはめるのではなく…

2015年10月22日 | 治療の話

このブログを読むほとんどの方がご存知のことと思いますが、

僭越ながら、

ライフワークとして、

治療手技や各疾患毎の治療の組み立てを指導させていただいています。

各回のテーマによっては「小難しいことは一旦置いといて、患者さんの役に立てる技を持ってって!!」といった

即実践!的な回もありまして…

ん?

今年一年、そんなんばっかだ(-_-;)

 

 

 

来年は、じっくり技術を伝える感じにしようかな。

 

それはそれとして。

 

 

上の動画は「頚椎症」という頸椎の変形を基盤とした疾患の対処法のデモンストレーションです。

「みんなにやってもらうのはこれ!」という方法を紹介した後、

「でも、この身体はこうした方がいいんだよね…」と

私の臨床で今現在やっている手法を紹介しています。

 

こうすることって結構多いんです。

 

治療家もはじめのうちは料理のレシピよろしく

相手の症状を治療手技に当てはめて治療を進める時期があります。

その治療手順がよくできていたりすると、成果を収めるという経験が積めたりします。

しかし一方で、同じような症状なのにどうにも治せない、という結果に苦しむこともある。

そこからが大事なんじゃないかなって思うんです。

こうした経験は、疾患特有の共通した問題点と、個々人の個別性というものを知るという経験だといえますよね。

個別性に気が付き、その仕組みに合わせた手法を編み出すための試行錯誤ができたら

その治療家は初めて自立した職人さんになったといえるのだろうなって、私はそう思うんです。

どんな分野でも、上手くゆかないところに頭をひねれれば技術屋さんは勝手に成長して行くものだと思います。

 

なので、こうした「明日から使えるよ!」的なテーマの回では、

「こういう方法を知っていると多くの患者さんを助けられるよ!」

という想いと、

「技に患者さんを当てはめるんじゃなくて、患者さんの身体に沿って技は使うんだってことを知ってほしい!」

という想いが交錯するようです。

共通項と個別性、そのどちらもしっかりと評価をすれば見極められます。

そうなったら臨床がすごく楽しくなるんです。

でも、初めから堅ッ苦しい基礎の基礎を摘むのはなかなかにモチベーションが保てません。

はじめはまぐれ当たりから!

(↑怖いこと言ってるなぁ(*_*; この「まぐれ」は患者さんが損をしないというのが大前提であることをお忘れなく…(^^;))

私のお師匠さんだってそうだったみたいだし!

結果を知って、その結果が嬉しければ堅ッ苦しくて飲み込みがたい基礎だってなんだって

楽しくできるってもんなんです。

だから、

「これ出来ればほぼOK!でも、こんなのもあるよ(-ω-)」

と引き出しを開けさせていただくんだと思います。

そんな引き出しを開けている場面。

いままで限定公開で会員さんだけに紹介していたんですが、

だいぶ時間も経ちましたし、私のブログはご同業の方々の閲覧が思いのほか多いようなので、

ここで公開させていただくことにしました。

もしご興味があれば、一般の方もご覧になってみてください。

 

 


動画:頭蓋の関節機能障害が仙骨から胸椎、そして頸椎へと…

2015年10月21日 | マニュアルメディシンの話

先日の大阪セミナーにて、

頭蓋骨への介入で、仙骨の動きが変わり、その仙骨の影響を受けていた胸椎の動きが変わり、

結果、頸椎の機能が正される…

なんてシーンがありました。

 

 

ややこしい書き方ですみません(-_-;)

要は、首の付け根の引っ掛かりが骨盤由来かなぁ~って思いきや頭蓋骨の歪みに由来していましたよっ!!( ̄▽ ̄)♪

っというお話です。

「頭」発→(「骨盤」→「胸椎」)経由→「頚」着

こんな感じです。

上手いタイミングで「繋がりあい影響しあう身体」の動画が取れましたので、

よかったら見てみてくださいm(__)m


動画:頚椎症とバーベルを用いた運動療法

2015年10月20日 | セルフケア

【運動療法】※ウィキペディア「運動療法」より抜粋

身体の全体または一部を動かすことで症状の軽減や機能の回復を目指す療法のこと。

治療体操、機能訓練などとも言う。

運動療法というのは、その名称どおり、運動すること、つまり身体を動かすこと、を治療法として用いることである。

 

ということで、今回は運動療法の話を少し。

私の治療院では患部の回復の度合いに合わせた「運動療法」にも力を注いでいます。

私の中の「運動療法」の目的は

多くの場合、痛めた患部に負担が集まってしまう「条件」を変えることに向けられます。

※「痛みへの対処」の多くの場合は「セルフケア」の処方になります。

 

例えば、頚椎症(頚の関節の故障を伴うような「頚の痛み」の相談に対しても)。

ガタついた頚椎の安定性を上げることよりも先に、

頚の関節ばかりが過剰に大きく動かざるを得ない条件はなにか?を考えるわけです。

※「ガタついた頚椎の安定性を上げること」にも当然対処するのですが…

すると、『胸郭や肩甲骨が動かないせいで頚ばかりが大きく動いてしまっているな…』

なんてところに気が付いたりするもので、

それが判れば、今度は『目の前の問題を変える効果を持つ動作とはどんな動作になるだろう?』

ということに思いを馳せるわけです。

結果として選び出す方法は患者さんの状況に応じて変わりますが、

痛みやシビレの原因が慢性期にあれば、

下の動画のような方法もおすすめです。

直後効果も高く、お気に入りのエクササイズの一つです。

このエクササイズ、最近取り入れだしたものなので、断言はまだできませんが(^^;)

その作用機序を考えると、早期回復のためのお膳立てから再発予防にと

幅広い効果を発揮するであろうと考えられます。 

最近ではスポーツジムへ通われる方も多いですから、

軽めのバーベルから試してみてはいかがでしょうか!?

ただ、周りに人がいないか注意してくださいね。

軽めのバーベルでも、ヒトの上に落としたら大けがになりかねませんからね(*_*;

それでは、ご覧くださいまし!m(__)m

現在、ウエイトリフティングという競技から多くの学びと気付きを頂いています。

このエクササイズもウエイトリフティングの練習を通じて知った方法です。

取り組む中で、脊柱の安定性を取り戻すのに非常に便利だということに気が付き、

今では治療にも取り入れるようになりました。

動画で見られた変化は、

胸郭の伸展性・胸郭と上肢帯(肩甲骨)の連動性・胸郭と骨盤の支持性

それらが改善したことによる変化だと思われます。

他にも運動療法として非常に効果が高いと考えられるエクササイズが

ウエイトリフティングのトレーニングには沢山あります。

今後もウエイトリフティングを通じて得た気付きを、

障害予防・回復への処方と合わせて紹介してゆこうと思います。

こうご期待! 


失態

2015年10月18日 | よもやま話

大阪出張の帰り道。
西武新宿線に乗った。
びっくりする位疲れてたのだけど、幸運にも座ることができた。

が、おじいさんが目の前に立っている。

すかさず立ち上がったら、
すかさずおじいさんの隣にいたお兄ちゃんが座った。

疲れてたからか、
「あ~、そうじゃないんだなぁ…」 
と、こころの声が漏れ出てしまった。


けっこうなボリュームで…


緊張した面持ちでスマホをガン見するお兄ちゃん。

『いや、オレ座んないよ⁉』的な眼差しを向けるおじいさん。

居たたまれず、電車を降りた。

早く帰りたい。


大阪セミナー、無事終了!

2015年10月18日 | セミナー/講習会
本日大阪にて開催された
頚椎症、脊柱管狭窄症、五十肩(フローズンショルダー)の治療に役立つ評価兼治療手技の講義、
無事に終えることができました!

普段なら一つの疾患につき5時間を費やすところを
要点を絞って三つの疾患の対処を一日で指導するというハードルの高さ。

一つ一つの疾患に割く時間は1/3以下になる。 

でも、一つ一つを丁寧に伝えたい。

しかし、丁寧過ぎればケツかっちんになっちゃうし、
サラッと流せば伝わるクオリティもサラッとしちゃう(^_^;)

自分の性格からしたら、
サラッとしたのは大嫌い。
酒もお当ても癖が強い位がちょうどいい!

そんななので、今回も欲張って行こう!

と決意して、いつにも増して集中して挑んだ今日。

結果や如何に?







終了と同時に沢山の拍手。

今までの苦労が報われる瞬間です。

アンケートにも過大な評価を頂けた辺り、参加された先生方の期待に添えたようでホッと一息(*´∀`)

講師と参加者、立場は違いますが、互いに甲斐ある時間を過ごせて良かった!

次は福岡。

次も出しきるぞ!




写真は講義運営にご協力頂いた大畑先生です。
2日間、ありがとうございました!

明日の午後から大阪へ旅立ちます

2015年10月16日 | お知らせ

明後日、久しぶりに大阪での勉強会を行います。

今回のテーマは疾患別の対処法アラカルト

腰部脊柱管狭窄症、頚椎症、フローズンショルダー(〇十肩)の三本立てです。

各疾患に対する治療の中から「これだけ押さえておくといい仕事ができるよ!」的な手法をみんなでシェアしよう!

という試みになります。

このお題、意外にアンコールが多く今年に入って4回目。

今回の大阪も満員御礼だそうで、責任重大(^^;)

個人的にはもう少し絞ったテーマで深掘りしてゆきたいところでもあるのですが、

「もう一回やってくれ!」との声が上がっているそうなので、

希望と期待にお応えしたいと4回目。

私事ですが、なんと5回目も募集が始まりまして、

5回目はこれも久方ぶりの福岡開催(^^;)

同じテーマが続いたせいか、大分練られてきた感もある今回のテーマ。

あまり欲をかくとケツカッチンの悪い癖が出るやも知れないので要注意!

欲張らない!

 

なによりも参加される先生方にとって、

そして私にとっても意味のある一日とできるよう努めたいと思います!

 

そんなこんなで、明日は午後より治療院をお休みさせていただきます。

患者様にはご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ありません。

ご理解賜れましたら幸いです。m(__)m

 

ちなみに、前回の大阪ではこんなことをしていました!

<結帯制限への対処>

<頚椎症への対処>

 

で、今回も同じかお思いきや…

毎回ちょいちょい変えています。笑

毎度同じじゃ面白くないですからね( ̄▽ ̄)

では。


スポーツ祭り2015に行ってまいりました!

2015年10月14日 | よもやま話

毎週、月/木が休院日のとよたま手技治療院。

平日休みということもあり、

息子が小学生に上がってからというもの、

なかなか共に過ごす時間が作れない(T_T)

ですが、先日12日の月曜はなんと祝日!

共に過ごすチャンス到来!

 

この日は息子と家内が最近通い始めたウエイトリフティング教室のすゝめで

国立スポーツ科学センターで開催された「スポーツ祭り」の「ウエイトリフティング体験教室」に行くことに!!(/・ω・)/

このウエイトリフティング体験教室、

山田 政晴選手(アテネ・北京オリンピック出場)が教えてくれるという特典付き!

それは希望者も多かろう!ということで抽選があり、

応募してからハラハラして返事を待つこと数週間(←勝手な妄想半分)

無事当選しての参加でしたので嬉しさも一塩。

ただ一つ、ひっじょ~~に残念なことに対象者は中学生まで(T_T)

『ウワァ~ン(ノД`)・゜・。おじちゃんも混ぜてぇ~~~~~(≧◇≦)』

と言いたいのをグッと堪える40歳。

今日は息子の姿を見守れるだけで良しとしよう…(-_-;)

 

さて、イベント。

子供たち、緊張していたのか若干固めの雰囲気に包まれる会場。

お姉さん「じゃぁ、元気よくあいさつしましょう!!

よろしくお願いしまぁ~~~~~す。」

子供たち「…おねがいしまス

お姉さん「…(^^;)

今日は大学生のお兄さんがみんなの練習を見てくれます!

じゃあ、一人ひとり自己紹介しましょう!!!」

お兄さん「○○大学3年の○○です!よろしくお願いします!」

子供たち「…。」

返事すらなし(-_-;)

なんだろう?

おびえてるのか!?

お兄ちゃんたち、優しそうだぞ!?

なんでかわかりませんが、なぜか沈黙する子供たちと苦笑いの学生リフターたち(^^;)

見かねた親から「ぉお願いしまぁ~す!」などとフォローが入りつつ

体験イベントが始まりました。

はじめはどうなることかと思いましたが、

司会のお姉さんのリードが上手く

すぐにほぐれる子供たち。

 

で、リフティングの指導に移り…

 

やさしい選手のお兄さんの「お、いいね!」なんて声に励まされ

俄然、張り切る息子。

我が子の真剣に取り組む姿には、何やら眼頭が熱くなりますね(ノД`)・゜・。

 

ひとしきり練習をした後は、みんなの前で一人ひとりリフティングを披露します。

経験者の中にはパーソナルレコードに挑戦する子もいて、

非常に見ごたえのある「お披露目会」となりました。

 

最後は山田選手を囲んでみんなで記念撮影です。

そんなこんなで、とても充実した休日を過ごさせていただきました。

来年もまた来たいな

 


修正版:ジャンパー膝のセルフケア動画(膝蓋骨周辺の痛み)

2015年10月13日 | スポーツ障害

先日あげた「ランニング障害:ジャンパー膝のセルフケア(英訳版)」ですが、

誤植があったとの指摘があり、修正させていただきました(^^;)

修正版がこちらです。

どうぞご覧くださいm(__)m


トレーニング日記「引っかかりますよ!」の巻

2015年10月05日 | よもやま話

Jack has a bat and two balls!

 

むかし、そんなCMありましたよね。

今日はそんな話です…

 

私事ではありますが、

昨年の12月にウエイトリフティングに出会いまして、

今年の頭から週一回の練習をチビチビと重ね、

気が付けばもう10ヶ月…

 

10ヶ月!?

 

もう10か月かぁ…

 

の割に成長は遅いなぁ…(-"-) 

ま、それは置いといて…

 

コーチのフォームや指示の意味を、自身のフィールドに置き換えつつ咀嚼して

徐々に「見えてきた」感じの今日この頃。

 

しかし!

 

見えてきたが故の大きな壁に直面!(゜Д゜;)

壁はバーを引き上げるセカンドプルというフェーズで立ちはだかる。

←この瞬間

下肢の、とりわけ股関節の爆発的な伸展動作によってバーベルを一気に跳ね上げるその刹那、

どういうわけかバーが私のバットをも跳ね上げる…

いや、跳ね上げるなんて生易しいものではない。

まるでシェーバーのCMのように根こそぎこそげ取ってゆく。

 

そんな時、僕は周囲の女性の眼に気を配り、

何か哲学的な思索に耽っている呈を装って耐えている…

が、内心、のたうち回らんばかりの痛みに悶絶している。

 

…おかしい。(-"-)

 

何が違うのだろうか?

師匠たちは恥骨の数センチ下方にバーが通過するところから一気に股関節の伸展を開放しているはずだ!

何がいけないのか?

何が足りないのか?

 

ようやく見えたと思っていたのに、また霧に包まれた気分だ。

 

仕方がないので股間にバーが当たらないように、

ちょっと早めのタイミングで股関節の伸展を入れてみる。

すると「深剃り」せずに挙げることはできる。

でも、上体で煽った醜いフォームの出来上がり…

 

すかさずジムメイトのファイヤーマンT君が

「それ、上半身の力に頼ってますよ!脚で挙げましょう!脚で!」

と、カモシカの様に逞しい脚をプリプリさせて指摘する。

 

ありがとう!

君の一言で目が覚めたよ!

ビビってたよ、オレ。

君は消防士だが、僕のハートに火をつけたね!

ありがとう!!

もう恐れはしまい!

 

フンっ!!

 

ブリンッ!

 

………Nooooooooo …orz

 

やっぱ悶絶。

 

そこへ平岡師範登場!

↑向かって右が平岡勇輝選手

 

なかなか聞き辛い話ではあるが背に腹は代えられず、

思い切って相談してみることに。

 

私「あのぅ、セカンドプルの時にち○○引っ掛けちゃうんですけど…

 何が悪いんでしょうか?モジモジ(;´Д`)

平岡「あ、ひっかけますよ!(・ω・)」

私「え…(゜Д゜;)」

 

そんな「安心してください。はいてますよ!」的な返しが待っていようとは…

 

平岡「どうしても引っ掛けちゃうことってあるので、僕らはスパッツでこう下に…モゾモゾ

私「なるほどぉ~(◎_◎;)」

平岡「黒人の選手なんて試合中によく悶絶してますよ。笑」

私「あ、腿に固定するベルトとかあるらしいですね!」

平岡「え!?ホントですか?」

以下下ネタ…

 

なるほど!

引っかかるもんなんだ!

あ~よかった

 

 

 

じゃなくて…

 

「あまりに頻度が多いってのはやっぱりおかしいよ。」

と、いうことで見ていただくと、

「セカンドプルで伸びあがり過ぎている」とのご指摘。

もっとシャープに「バンッ!!!」と行くべし!との回答を頂く。

その後、あまりのドン臭さにキース師範登場。

指示を受けつつ練習すると

おっ!?いい感じ!? 

なのが混ざるようになる。

でも、どうにもこうにもしっくりこない…(ノД`)・゜・。

でも、そこは練習あるのみ!

ってことで頑張るいつものパターン。

で、そろそろ手の豆が破れてきたので止めようか…と思った刹那

ジムメイトの「気も優しくて力持ち」Kさんの一言。

 

「もっと胸張りましょう!」

 

 

毎度、Kさんには助けられる。(*´Д`*)

ん、いや、みんなに助けられてるな(T_T)アリガトウ

 

Kさんいわく、肩のポジションに問題があるとのこと。

なるほど!

その一言で、いろんなモヤモヤがスッと晴れる感じがしました。

そうか!

肩が引けてないからバーの位置が下がるんだ!

バーが下がるから上体で煽ろうとするんだ!

必要以上に股間を突き出す形になる上に、遅れてバーが股間を通過する

だから「深剃り」になるんだ!

しっくりと腑に落ちるこの感覚。

治療で病態を見抜いたときと同じ感覚です。

 胸が張れていない=肩甲骨が外転している→バーの高さが下がる

そのまま引き上げると「深剃り」チーン(ノД`)・゜・。

 胸を張る=肩甲骨を内転させる→バーの高さが上がってくる。

そこから挙げると無事にBATと通過「安心してください!」

 

Kさんに言われた通り肩甲骨をしっかりと締めるようにしたところ、

深剃りの危険を避けることができるようになりました。

 

ただ、

K「あとは腕の力が抜けたらいいね(;^ω^)」

とのおまけ付き。(^^;)

 

僕はまだ肩甲間部を閉めるのに共働筋の緊張が抜けない(抜くことができない)ようです。

これにはまだ肩甲間部の筋の強化(筋力と神経による支配の向上)が必要です。 

うん、もっと懸垂しよう!

と、そんな感じでまだまだ先は長いようですが、

また一つ成長することができました!

めでたしめでたし!

 次は何に気付くことができるのか楽しみです!

つづく(と、思う)


ジャンパー膝のセルフケア動画に英訳を付けてみました。

2015年10月04日 | スポーツ障害

セルフケアやセミナー風景といった動画をYOUTUBEに上げ続け

アップした動画は255本。

気が付けば登録者数1300人超え。

ほんと、有りがたいことです。

 

あまりコメントを受けたりはしないのですが、

時折入るコメントはなぜか英語。

その彼(彼女!?)は

「何言ってんのか興味あるんだけど、日本語わかんないよ。英訳してくれ!」

という。

さらに、履歴を見ると海外からのアクセスも少なくない。

しからば!といった流れで、英訳してみることになりました。

 

しかし、自慢じゃないが英語は苦手!

震災前に通っていた英会話学校の講師には

「超ブロークンだね!( ̄∇ ̄;)ハッハッハ」

と笑われ、しゃべれないのに物怖じせずにしゃべくり倒す度胸だけを認められるというお粗末さ。

そんなんですからね、自力では翻訳なんて無理!(*'▽')

ってことで、

お世話になっているトレーニングの師匠、キース君に頼みこみ、

一本だけランナーズ・ニーのセルフケア動画を翻訳することができました。

キース君!いや、キース様!

忙しい最中にも関わらず、丁寧な仕事をしてくれてありがとう!

 

そんなこんなで、できた動画です。

どうぞご覧くださいm(__)m


祝・西尾ペア優勝 イーストジャパンボールルームダンス選手権

2015年10月02日 | コンディショニングの話

2015年9月27日、イーストジャパンボールルームダンス選手権大会にて

西尾ペアが優勝されました

東日本王者ってことですね。

 

治療に加えトレーニングサポートもさせていただいている西尾選手。

最近はウエイトリフティングの要素をトレーニングに取り入れています。

その効果を本日の来院時に熱く語ってくれたのが嬉しくて、

無理いって下の写真を撮らせていただいたというわけです。

写真はスナッチ幅でオーバーヘッドスクワットです。

もちろん実際はバーベルで行います。(^^;)

他にもクリーン&ジャーク、スラスター、オーバーヘッドリバースランジなどを取り入れていただいています。

「すなっちってなあに?」という方はこちらをご覧ください↓

「スナッチ」2007年世界選手権での平岡優輝選手の試技 Yasunobu Hiraoka氏のyoutubeページより転載

平岡氏は非常にフォームの美しい選手として有名です。

現役で競技生活を送られつつ、現在パーソナルトレーナーとしても活躍中です。

 

 

それらのトレーニングの目的は、

1、ホールドの広さ、そして強さの向上

2、ダンス動作全体のファンクショナルリーチ(無理なく動ける幅)の向上

3、動作の緩急の幅の向上(音楽を表現する際の動作スピードの幅を広げるために)

です。

ホールドを広げ、そして機能的な強さを持たせるには、

胸郭の可動性を広げ、その広がった可動域全体の支持性の強さを引き出さなければなりません。

 

胸を高いレベルで自由にコントロールできるようにする、

それには胸郭と骨盤を支える筋、つまり腹筋と背筋の円滑なコントロールと併せて、強度も引き上げる必要があります。

 

そうして作られる体幹の強さは、腕と脚の動きをより自由にさせるものでなくてはなりません。

誤解されやすいところなんですが、「強い」=「固い」ではないんです。

「強さ」が「自由」な動きにつながってゆくことが、

パフォーマンスの向上には重要です。

 

そしてその「自由さ」は、単に柔軟であるとか、細々したコントロールができるということではありません。

当然のことながらダンスにおける表現力に直結した「広い動き」であり、

「音楽」を表現するために必要とされる「最大限のスピードの振れ幅」を実現するための、

つまりMAXの緩急を円滑にコントロールできるものでなくてはなりません。

しかも無理のない姿勢(ポジションと言い換えてもいいですね)で。

 

そのためには全身の連動性、これが外せない。

その全身の連動を学ぶには「何を克服するためになされる運動なのか?」という目標を明確に設定することが大事。

では、その目標とは何か?

私たちは重力下という条件で生きる生物ですから、

その身を最大効率で操れるようになるための条件は、重力への適応となるでしょう

重力下で無駄なく、無理なく動くことを学ぶために何をすればいいのでしょうか?

答えは簡単。

その身にかかる重量を増やしてあげることです。

上述した諸々の条件を満たすトレーニングがウエイトリフティングなんです。( ̄ー ̄)

自重を超えた重量という条件で終始バランスを保ちつつ、

バーを跳ね上げるために素早く伸びあがり、

間髪入れず下肢を折りたたんでバーをキャッチする。

それをコンマ何秒の中で行うわけです。

その一連の動作の中で、俊敏性、バランス、柔軟性、パワー、そして何よりも「四肢体幹の連動性」が

その一瞬に凝縮されて試されるんです。

 

そうした課題をクリアするとどうなるか?

 

私たちの身体は、よりシビアに「効率よく重力に抗う動き方」を学ぶことができる!

というわけなんです。

一連の学びをより高いものにするためにも、ある程度の重りが必要なんですね。

 

 

って、 

はしょり過ぎで伝わらないかもな…

でも、一個一個説明してたら書き切れないので、

どうかご勘弁を(^^;)

 

なにはともあれ、

西尾選手の更なる飛躍に向けて、

俊敏性、バランス、柔軟性、パワー、全身の連動、

それらの運動要素をダンスの特性に沿ってバランスよく鍛えるのに

クイックリフトを用いるという選択肢が最も効率的だと考えたんです。

 

いやホント、○ップ○スに潜り込んでまでして指導してよかった!!( ;∀;)

そして何よりそうした提案に西尾選手が理解を示してくれてよかった。

ウエイトリフティングをソシアルダンサーの禁忌とされる「いわゆる筋トレ」ではなく

「動き造り」のためのメソッドとして理解を示してくれたのは、

彼の競技者としての感性の鋭さだと思います。

感じ入りました!

 

話は戻って写真の方法は「スナッチ幅のオーバーヘッドスクワット」です。

主なターゲットは「胸郭の伸展性向上」と「体幹の動的安定性向上」、

そして「股関節の動的柔軟性の向上」です。

「強いホールド造り」と、緩急の内の「緩」の動きを鍛えることができます。

って、伝わりにくいか(^^;)

えっと、

そう!

音の「余韻」を表現するベースとなる力が向上します。!(^^)!

 

写真の姿勢は胸を開き、肩甲骨をしっかり背骨に引き寄せつつ、カウンターバランスとして鳩尾を閉めて作ります。

そうすることで広い背中(広い胸というのか?)と、しなやかで強靭な体幹を造ることができます。

 

掲げたバーベルはくるぶしの延長上にキープします。

そうでないと安全にバーベルの重量を受け止めることができないんですね。

そのままスクワットでしゃがみ込むと、

バランスを保つために腕はより後方へ、胸はより大きく反らせることになります。

立つときはその逆。

これを繰り返すことで

「激しい運動の最中でも胸と肩と股関節をしなやかにコントロールする能力」

を練ることができるんです。

 

そう!

出来るんです!

 

 

って、なんの話だ!?(-_-;)

 

気が付いたら「西尾ペア、優勝おめでとう!!!!!」て話から

またずいぶんと脱線しちゃいましたね(*_*;

時間も遅いな…(゜Д゜;)

 

ともかく!

 

西尾ペア優勝おめでとうございました!!!\(^o^)/バンザイ!


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