今年も一年、ありがとうございました

2012年12月29日 | よもやま話

今しがた最後の患者さんを見送り、

2012年の治療を無事に終えることができました。

今年も一年を通じて、多くの方からご依頼を頂きましたこと、厚く御礼申し上げます。

しばしの急用を頂戴し、新年は4日より発進致します。

皆様、良いお年をお迎え下さい。

そして、来年もとよたま手技治療院をよろしくお願い致します。


空気のようなもの

2012年12月28日 | よもやま話

実はこの記事の一つ前に、

「自分のケアはおろそかにしている」

といった記事があったのですが、削除しました。

家内に

「あなた、四六時中自分の身体治療してるじゃない。」

といわれたためです。

 

全く意識してなかった…(*_*;

 

で、その後、意識して自分の行動を観察。

 

確かに、『あ、ここ気になるな…』と感じたその時に、

すぐに手が動いている。

 

なるほど、習慣が手癖にまでなると意識に上らないものなのですね。

 

これで胸張って言えますね。

「お伝えしたセルフケアは薬の代わりです。

症状が落ち着くまで、できれば落ち着いてからもしばらくは続けてゆきましょう。」

と。


本日より最終局面、頑張ります。

2012年12月25日 | よもやま話

お待たせして申し訳ございません。

昨日、東京に戻ってまいりました。

お陰様でとてもよい10周年を過ごすことができました。

あんまりのんびり過ごさせていただいたせいで、3キロほど増量してしまいました。

まいったなぁ~。

結構動き回ったんですがね…

日頃の運動量のほうが多かったということなのでしょうか!?

それとも単純に食べ過ぎ飲みすぎだったのか?

 

何はともあれ、

今日から29日まで、バリバリ頑張ります!

残りの数日、よろしくお願いいたします。


結婚10周年につき

2012年12月19日 | よもやま話

明日からしばしの休暇を頂戴します。

え?もうすぐ正月休みじゃん!?

って声も聞こえてきそうなのですが…

私事で恐縮なのですが、実は家内と結婚して10周年を迎えまして…

日頃好き勝手させていただいているものですので…

ちょっと希望を聞いてみたところ、旅をしたいと…

 

さすがに正月をまたいで旅行は無理なので、

旅費のギリギリ安い明日からの数日とさせていただきました。

 

家内が元気だと、僕も元気に仕事が出来ます。

なので、ちょっとだけ、我儘をさせて下さい。

 

精一杯、家族への感謝を身体で示し、

残りの師走を走り抜きたいと思います。

 

では、行って参ります!


サンタクロースはいるんだよ

2012年12月14日 | よもやま話

世のお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんは、

そろそろクリスマスの仕込みに取りかかっているのではないでしょうか?

「今年はサンタさんに何お願いするの?」

なんて、子供の欲しいものをそれとなく(!?)リサーチ。

で、

高すぎる場合はそれとなく「諦め」を促し、

購入可能な価格帯の商品に誘導。

うちでも(!?)そんなやり取りがありました。

 

居間でTVをみつつ、

 

私「今年は何をお願いするの?」

息子「ウィ―ユー(ゲーム機?)とぉ、○○(ソフト)とぉ…」

私「お願いはやっぱ、1個じゃない?」

息子「じゃ、○○(ソフト)」

 

ふむふむ、やっぱりゲームかぁ…

眼が悪くなるからやなんだよなぁ…

 

などと考えつつ、

「じゃ、そんな感じでサンタさんにメールしとくな。」

 

うちでは「大人はサンタさんとメールでやり取りできる」ということになってるんです。

 

すると、息子はTVの画面から間を外さないまま一言。

「…ぼく、知ってるんだ」

と。

「ん?なにが?」

と私。

「サンタさんはお父さんなんでしょ!?」

 

 

つ、ついに来たか…

しかし、もうしばらくはメルヘンの世界にいておくれ。

と思ったかどうかは定かでないですが、

 

「な~に言ってんだ(笑)」

 

と、シレッとやり過ごすわけです。

 

しかし、返す刀でバッサリいかれました。

「去年のプレゼントの伝票(保証書か!?)にお父さんの名前が書いてあったよ…

ヤマ○電機で買ったんでしょ。」

 

…。 

 

まさに青天の霹靂…

動揺を抑えつつ、

 

「何言ってんだおまえ?なんかの間違えだろ。」

 

とは言うものの、取り繕うにはあまりに部が悪く…

 

沸々と沸き上がるヤマ○電気への怒りを抑えつつ、

それとなく居間からフェードアウトを決め込む38歳。

 

でもね、ふと気が付いたんですよ。

去年のプレゼント、BIGカメ○で買ってたってことに…

 

野郎、カマ掛けやがったな!

 

小学3年生の罠に見事にかかってしまった38歳。

ネタ元は漫画かクラスメイトか、ってところでしょうか。

いや、まいった。

 

しかし、息子もそろそろ気付く頃なんでしょうね。

 

ところで、

 

私の子供のころ、うちにはサンタクロースは来ませんでした。

ケーキもありませんでした。

 

保育園では給食のおばさんがサンタクロースに化け、

先生手造りのプレゼントをもらい、

ケーキ(らしきもの)も出され、

すっかりクリスマスを堪能したわけですが、

事件はここで起こるわけです。

 

友達「今年のプレゼントは何かなぁ~(ウットリ)」

私「もう貰ったじゃん」

友達「ちがうよ。おうちで貰うプレゼントが本物なんだよ。」

 

心の中で呟きました。

『おれ、貰ったことねえし…』

 

で、

うちに帰り、普段から口をへの字に固く結んだままの親父に聞いたんです。

勇気を出して、聞いたんです。

 

「ねえお父さん、うちには何でサンタさん来ないの?」

と。

親父はこともなげにこう言いましたね。

「うちは仏教徒だからな。」

 

オーマイブッダ!

 

しかし、で、あるならば、なぜに保育園ではクリスマスがあるんだろう?

との疑問をぶつけると、

 

「クラスメイトにクリスチャンが居るんだな。

 

そっかぁー、おれ、お味噌で混ぜてもらってたんかぁ…

と、納得した5歳のぼく。

 

あれ、なんか画面がゆがむなぁ~

故障かな?

 

そんなこんなで、息子には人並みに「クリスマス」を経験さたいなと、

頑張る父なのでした。

 

(終わり)


肩峰下インピンジメント症候群の徒手的臨床 IN 大阪 の模様です

2012年12月10日 | セミナー/講習会

12月9日に大阪で行われた講義の模様です。

内容は、

肩の障害でも、背景に下肢の問題が潜んでいることがありますよ。

そうした場合は、背景要因への対処をしないと肩の操作がうまく効かないか、

すぐに症状が戻ってしまいますよ。

というお話です。

評価法から介入法まで100%オリジナルです(ドヤ顔)


体幹部筋膜から中足部・足関節の機能障害を解除する

2012年12月08日 | マニュアルメディシンの話

これもまた、先日の福岡でのセミナーの模様です。

脛腓関節の運動併用モビリゼーションを紹介しようと思ったら、

モデルの先生が立法骨と踵骨、足関節に機能障害を持っていたことに気付き、

本題の前に、目の前の障害への対処をしている模様です。

足から体幹へつづく筋膜の連続性を利用して、

足や足首を触らずに体幹の操作で治療してみました。

 

あ、踵骨の内転に外側広筋のディープトランスバーサスマッサージ使ってました(汗)

体幹からのアプローチだけではなかったですね(^^ゞ

 

ともかく、一度ご覧になってみて下さいm(__)m



股関節のスイッチバックと仙腸関節の筋膜リリース

2012年12月07日 | マニュアルメディシンの話

今回は専門家向けの動画紹介です。

先日の福岡でのセミナーの模様です。

変形性膝関節症とテーマに行った講義の一幕。

股関節と仙腸関節への評価法と介入法について紹介しています。


中山選手引退会見は「引退したくない!」会見!?

2012年12月05日 | よもやま話

ゴン中山選手、膝が悪かったんですね…

 

あの会見を見る限り、引退よりも復帰を願っているように思えてならない。

 

お手伝いできそうなんですがね。

 

札幌か…

 

おこがましくも、夢をあきらめた20代前半の自分がダブります。

 

札幌か…

 

押し掛けてしまいたい衝動に駆られてしまいますね(苦笑)

 

良いところまで持っていけそうなんですが…

 

 


For Runners  腕の振りで8分短縮!?

2012年12月02日 | コンディショニングの話

先日、治療中に筑波マラソンに出場したAさんから電話をいただきました。

 

事務方を頼んでいるカミサンが電話に出たところ、

何やら

「ありがとうございます!おめでとうございます!」

「いえいえ、とんでもございません。ありがとうございます!」

と、カミサン。

治療後に聞いてみると、Aさん、自己ベストを8分更新されたとのこと。

こう言った報告は何度聞いても良いものですね。

おう!めでたいね!と、自然とほほが緩みます。

 

さらにカミサンが聞いたところによると、

私の伝えた「手の返し方」を実践したところ、思いの外走りやすかったと、

そう伝えてほしいとのこと。

 

嬉しいですね。

 

Aさんは右の寛骨が上手に後ろに回らないことで、フォームが崩れる傾向がありました。

なので、対角の手から右の寛骨へと続く筋膜の繋がりを使って、

寛骨の回転を補強するようにアドバイスさせていただいてたんです。

何を言ったのかといえば、単純に手を上に向けて振るだけ。

多くの場合、寛骨がまわらないことで脚が上がらないのならば、こう言った指示をします。

ちなみに、股関節の動きが悪いのならば、手のひらは下に向けると脚の上りをスムースにすることが出来ます。

手の向きで脚の回転が挙がるというと、ちょっと不思議な感じですが、

決して不思議でも突飛な話でもなく、

どの筋膜の繋がりを使って骨格を操作するのかといった切り口で考えることで

自然に浮かんでくるアイデアなのです。

 

ともかく、Aさんにはそうしたアドバイスを送らせていただきました。

 

結果が付いてきて本当によかった。

 

チェックの方法を簡単にまとめると、

 

1、先ず腿上げを左右行います。

 

2、挙がりにくい側と反対の手のひらを、

上に向けて脚の上りが良くなるのか、

それとも下に向けて脚の上りが良くなるのか確認します。

 

3、上がりが良くなる手の向きを確認したら、

良くなる向きに手のひらを向けて手を振って走ればいい。

 

それだけの話です。

 

ちなみに、

手のひらを上に向ける腿が挙がる方は、骨盤底筋が硬いともいえます。

下に向けると改善が見られる方は、臀筋が硬いともいえます。

 

これが判れば、普段のセルフケアに活かせると思います。

 

ご参考までに。


専門家に必要なのは、真っ直ぐな心根だと思うんです

2012年12月01日 | よもやま話

最近、めっきり寒くなってきましたね。

寒くなると急性腰痛(ぎっくり腰)の相談が俄然増えてきます。

はい、現に、非常に、増えてます。

でも、このところ予約状況が混み合っていて、

ご依頼を受けることができないケースが増えています。

本当に申し訳なく思っています。

 

そんな折に、ちょっと困った事案が増えています。

 

勉強会で講師をさせていただいているせいか、

セミナーの代わりに治療枠で予約されるご同業の方(治療家・トレーナー)が増えています。

(いやはや、僕も出世したもんだ。)

 

ご依頼いただけるのはありがたい事なのですが、

先ほど申し上げました通り、いま、ちょっと混み合っていて、

患者さんに時間を空けていただきたい状況なのです。

 

なので、HPで現状をお伝えし、治療家の方には「申し訳ないけど、患者さん優先にさせてください」と

ご予約をご遠慮いただいています。

そして、おおむねご理解をいただいています。

 

トレーナーさんの場合は、治療は専門外でしょうから、故障の相談はお受けするのですが、

困ったことに「勉強会の代わり」に予約される方が目立ってきました。

 

「それは筋が違う」

と、言いたいのです。

 

正直に素性を明かして頂けた場合は、

「勉強会は定期的に開催していますので、そちらご参加してみてはいかがでしょう?」

とご案内させていただいていますが、

明らかに身分を偽っていると思われるケースも数件あります…

 

これに困っています。

 

仕方がないので、そうした方々へ向けて

今の本音を正直にお話しします。

 

 

ぼくは困っている患者さんのために働きたいんです。

 

それが肩こりだろうと癌治療の狭間の回復期のサポートだろうと、

 

いまの競技成績の天井を破りたいと切望する

 

アマチュアもしくはプロ競技者のサポートだろうと、

 

等しく全力を尽くしたいんです。

 

自分の全力で、困っている方のお手伝いをしたいんです。

 

私の手の内が見てみたいなら勉強会で公開していますから、勉強会に来て下さい。

 

講義の休み時間にだって質問にはいくらでも応えていますよ。

 

手を取って伝えていますよ。

 

勉強したければ、むしろ勉強会に行った方が得ですよ。

 

だから、ペンとノートを片手に、時にはボイスレコーダーを持ち込んで、

 
「僕のアライメントってどうなっていますか?(姿勢の評価について)」
 
 
「スパイラルラインとの関連ですよね!?(筋膜連鎖について)」
 
 
「僕の骨盤は前傾、それとも後傾!?何を持って前傾もしくは後傾?(骨盤の機能解剖について)」
 
 
「そのクネクネ動かすテクニックはどういう仕組みなんですか!?(オリジナルテクニックの仕組みについて)」
 

といった質問を重ねるのはもうやめにして頂きたいのです。

 

患者さんは「アライメント」って言わないよ。

 

「スパイラルライン」とか、知らないよ。

 

「何を持って前傾・後傾」ってところまで、考えないよ。

 

ばれてるよ。

 

嗚呼…

 

って、凹みつつ、

 

「ひょとしてご同業ですか?」

 

と問えば、

 

「いえ、違います。(この時、ほぼみんな眼が泳ぐ。まるでピンボールみたいに。そして手が氷のように冷たくなる。)

 

ところで、僕のアライメントをどう読みますか?」

 

とくる。

 
嗚呼…
 
 
騙すならもっと気持ちよくだましてくれ…
 
 

先のような質問にも、講義のなかでは全部答えているよ。

 

だけどごめん。

 

臨床の現場で詳細に話すことは、ないです。

 

一般の方には一般の方にわかる言葉で話さなきゃいけませんし、

 

現場では小理屈こねるよりも、実践が求められるものだから。

 

これを見ていたら、よく想像して、よく考えてほしい。

 

そんな調子で、毎週毎週めいっぱい予約を取られたら、

 

患者さんに必要な治療枠を用意できなくなってしまう。

 

現にそうした事態は生じています。

 

だから、勉強したいのは判るけど、買い占める様な予約の入れ方はやめにしてほしい。

 

あなた(方)の見当はずれな独占の後ろに、

 

しんどくて困っている本当のクライアントがいることが、

 

これで伝わったろうか。

 

僕らはクライアントの心身の健康のために在る。

 

目線がただただ自分に向いていてはいないかい?

 

それって本末転倒ではないかい?

 

プロであれば、自分のクライアントだけではなく、相手のクライアントにも配慮しようよ。

 

それができてプロだと思うんだ。

  

もう一度、わかりやすく書きます。

 

日々の臨床では、故障で困っている人・体調不良で困っている人・競技者・スポーツ愛好家、

 

そうした人々の相談に技術と経験で応える。

 

勉強会では、臨床を通じて得た発見を専門家同士で共有すべく、情報を公開してゆく。

 

私はそうした色分けをして、各々に全力を傾けています。

 

勉強会に出席する代わりに、治療やコンディショニングの枠で予約して

 

マンツーマンで教えてくれ、というのはお断りします。

 

職業を偽っても、判るよ。

 

私のトレーナーとしての力量を知りたいなら、

 

徒手医療協会の会員になって、臨床実習に出ればいい。

 

試合会場で、ガチで走り回る私が一日中でも見れますよ。

 

この文面は、誰に宛てて書いているか、わかっていると思います。

 

もし良識があれば、素性を明かして、予約の枠を患者さんに帰してあげてほしい。

 

きちんとご対応いただければ、今後、勉強会のご参加もOKです。

 

でも、それすらできないで、専門家としての態度が取れないなら、

 

「じゃ、勉強会にでる!」と言われてもお受け致しかねます。

 

専門的な技術は時に刃にもなりうるものですから、

 

それを持つ人の心根が大切だと考えるからです。

 

でも、そうした方々は

 

そもそも勉強会にでてまで勉強する気もないのかも知れない。

 

ひょっとしたら「診て盗む」というつもりなのだろうか?

 

どうせ盗むなら私の「心根」を盗んでってくれないか?

 

今からでもいいから、

 

「ウソこいてごめん。」

 

って、言って欲しい。

 

そしたら札幌やさんの生ビールと餃子で手を打つからさ。


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