「ゴホンッ」ときたら、コンディショニング!?

2009年10月29日 | コンディショニングの話
最近、コンディショニング塾の出席者が増えています。

宣伝もしてないのに、増えています。







有難いことです。




とはいえ我がとよたま手技治療院の院内、

広いといえば広いのですが、

そうはいってもそうは広くないので…



人数が多いと、エクササイズ中に隣の人に触れてしまうことがあります。

そんな時きまって出るのが

「今日は人数が多いので、

隣の方に手が触れてしまうこともあるかもしれません。


袖ふれ合うも何かの縁

そんなときは、そっと微笑んであげてください。」

という小ネタ。


お決まりのネタにもかかわらず、皆さん見事に新鮮なリアクション

おとなやなぁ


ほんと、有難いことです。



コンディショニング塾では毎回、

参加者の顔と身体の様子を見てテーマを決めます。

肩こり解消であったり、

全体のいわゆる「ゆがみ」解消であったり、

腰痛予防や転倒予防、リラクゼーション

などなど、色んなテーマで体操します。

体操といっても、汗もかかないほどの軽い運動です。



ん!?


いま、誰か「えぇ~!?」っていった!?





空耳か





時には眠りに落ちそうなほど

心地よい体操の数々…

そこがコンディショニング塾の「売り」なのです





で、今日はなんだか鼻をグシグシとすすっている方が多かったので、

「風邪」

をテーマにしてみました。


風邪とは主にウイルスの「上気道感染」のことです。

ウイルスがのどの粘膜にとりついて起こるわけですが、

のどの粘液には「抗体」という免疫物質が含まれていて

ウイルスも容易にとりつくことはできません。


しかし

この粘液が出ていなかったらどうでしょう!?




そう!

カンタンにウイルスの進入を許してしまうわけですね。



で、ですね

ここからがミソです。


どういうシチュエーションのとき、この粘液が出にくくなるのかともうしますと

ズバリ!?(←いやいや、数ある要素の一つに過ぎませんのでご注意ください)

「足元が冷えているとき」


足元が冷えると、反射的に咽頭部の粘膜の血流が低下する

といった反射的なつながりがあるのです。


粘膜の血流が低下すると、粘液の分泌も少なくなります。

ウイルスなどの外敵に対抗する「抗体」たっぷりな粘液バリアができないわけです。


そりゃ困った

そうなるわけです


特に冷え性の方なんて、この時期「どうすりゃいいの!?」

って、なるわけです。



で、ですね。



きょうは足元の「冷え対策」を「風邪対策」としておこなったわけです。




ところで、足元はなぜ「冷える」のでしょう?


では、その仕組みを説明しましょう。



脛の骨の裏側を膝下の大きな動脈と静脈が通っています。

ふくらはぎから見ると骨際の深いところです。


この血管の周辺には、足の指を曲げる筋肉や足首を外に返す筋肉があります。

この筋肉に故障があると、近くを通っている太目の動脈が影響を受けて

キュッ!

と縮むんですね

そうすると、その先に血液が行きにくくなるわけですから

足は「冷える」わけです。


そして、この筋肉の故障は

寒冷刺激に対して反応してしまうもんだから「さぁ大変!」


最近、朝晩はめっきり涼しくなってきましたから、

そろそろ冷え性の方は辛い時期に突入です。



足先が冷たいだけでも辛いのに、風邪のおまけまで付いて来ようものなら…



ってことです!




ここまでを踏まえていただきまして…



今日のコンディショニング塾では、足首の柔軟性を高めるためのストレッチや

しなやかに動かせるようになるための運動法をみっちりと、

そしてさらりと

おこなったわけです。




こんな感じで「何が飛び出すのか?

はじめてみるまで主催する私ですら判らないコンディショニング塾ではありますが、

健康というキーワードからは決して外れずに

毎週火曜~土曜日(祝日はお休み)

朝10:00~10:45

開催しております。


予約不要!

初回無料!

3回以上通うと、ワンコインのポイントケアもお受けいただけます!

ご興味をお持ちの方はどうぞお気軽にご参加ください。





実りの秋ですね

2009年10月27日 | Weblog
スポーツの秋ですね。

私にとっては食欲の秋ですが…

先日いらっしゃったフィギュアスケートのお嬢さん。

無事に東京ブロックを通過し、東日本の大会に出場が決まったそうです。

お嬢さん、やはり只者ではなかったのですね!

おめでとうございます


マラソンランナーのAさん。

先日の大会で総合22位に入られたそうです。

前回が80位だったそうですから、夏の暑さを乗り越えて

みっちりと身体を練り上げた成果が現れたわけですね!

すばらしい


秋は特にいろいろな競技で大会があるせいか

「成績上がったよ!」

の声がここのところ良く聞かれます。


これが実に良いつまみになってしまうのが困り物です


で、私は肥える

と…

あゆむ

2009年10月26日 | Weblog
私の父は和服などの染め物の染み抜きのプロフェッショナルでした。

死んだ父はこう言っていました。

「しんどい時は足元みて、一歩一歩あるけ」

と。

先を見れば「まだ時間がある」と油断したり「もうどうにもならない」と悲観したりするものでしょう。

そうなりがちな私に向けた言葉だったと思います。

そのうちやろう

そう考えると「そのうち」は一生訪れません。

いま出来ることを、いまやり続けること。

そのいまを重ねつづけること。

それができればプロだと思います。

わたしはプロでありたい。




さ、勉強しよ~(∋_∈)

「肩こり」にもいろいろあるのです

2009年10月23日 | 治療の話
私のような自由診療の治療院ですと

「肩こり」のご相談を受けることは結構多いものです。

ほとんどの方は、長時間のデスクワークなどで猫背の姿勢をとり続けたために

頚から肩を支えている筋肉(※1)の過労を起こしたことによる症状です。



姿勢を維持する働きの強い筋肉たちは、30分もすると疲労困憊するそうです。

疲労するとこれらの筋肉はカチコチに固まります。

カチコチになることで、ヘトヘトになっても「姿勢を支えるお仕事は続けよう」という健気な筋肉なのですね。

しかし、縮みこんだ筋肉は血の巡りも悪く

老廃物が溜まりこみ「コリ感」を産み出すことになるのです。

いわゆる正しい姿勢といえども、ずぅ~っと同じ姿勢を無理なく続けられるのが30分なわけです…

いわんや不良姿勢をや

ですよ。

こういったケースでは、肩に無理を掛ける姿勢を改善することと、

コリを生じた筋肉のケアを同時進行でおこなってゆきます。

だって、こらざるを得ない環境(猫背などの不良姿勢)におかれたままじゃ

ほぐしたところで、またすぐにコッてしまいますからね。

それから生活指導、これも大事です。

せっかく治療しても、一日中PCにかじりついて仕事をしていたら、

また直に元の状態に戻ってしまうわけです。

そうならないためにわたしは

「1時間に一回は席を発って数十秒でいいから歩く」

ように伝えています。

同じ姿勢のままで固まってしまう前に、インターバルを入れて休ませようということです。

他にもセルフケアを提案したり、やれることはたくさんあります。

でも、いっぺんにお伝えすることは無理ですから、

治療回数を重ねながら徐々に「やって得する」ことを覚えていただくようにしています。


※1
 代表的なものが以下の2つの筋肉です。
 各筋肉に故障を起こしたときに感じるコリの位置(点で描かれたエリア)と
 その出所(×の部分)が描かれた物がこちら↓

左「僧帽筋(そうぼうきん)」右「肩甲挙筋(けんこうきょきん)」
トリガーポイントフリップチャートより



しかし中には、筋の過労でない例もあるんです。

首筋や肩へと伸びる神経の「神経痛」としての「肩こり」であったり

内科的な問題から来る「肩こり」もあるのです。



先日こんなことがありました。

治療院の前を掃除していると

「あ、先生!病院いってきましたよ~♪」

の声。

声の主は先日「肩こり」の相談にいらっしゃったAさんでした。

Aさんは頚と肩の境目辺り(頚胸移行部)のしつこいコリに悩まされていらっしゃいました。

治療中どうも消化器系の調子が悪そうな所見がいくつか目に止まり

私「あのぉ~、胃腸の具合はどうですか?」

と聞いてみたところ、実は食道炎で困っているとのこと。

Aさんの訴えるコリの部分は食道の反射区でもあるんです。

『やっぱり』

内心合点がいった私は

私「ひょっとしたら、食道炎からくる肩こりかもしれませんね。

 その場合、揉んだりこねたりするよりも

 胃腸のお薬を飲んだほうが早いこともあるんです。

 もしよろしければ、一度受診されてみてはどうでしょう?」

と、漢方外来のある某病院をおすすめしたのです。

どうやら先の提案は、Aさんのお役に立てたようです。



とまあ、単に「肩こり」といっても色んな原因があるんですね。

だから私は「肩こり」という症状だけで治療を決めずに

一人ひとりの状況・状態を調べた上で、必要なところに手を掛け

治療を組み立ててゆくようにしています。

-おしまい-





最近「事務長のセミナー告知BLOG」みたいになっていたので

がんばって書いてみました

さて、かえって寝よ…

実践コンディショニングテクニックシリーズ 開催

2009年10月22日 | Weblog
~~~事務局よりご案内~~~

日頃より当ブログをご愛読賜り、誠にありがとうございます。

11月22日(日)に、「実践コンディショニングテクニックシリーズ」セミナーを開催させていただきますので、ご案内申し上げます。

▼午前開催

カンタン神経生理学「反射を応用したストレッチ」
― 「固有受容性反射」と「外受容性反射」のコンディショニングへの応用 ―


●講師より●

「反射」とは、身体各部の感覚受容器への刺激によって起こる、

不随意的(無意識)かつ定型的な身体の反応を指します。

この身体に備わる「反射」は、筋の「リラクゼーション(弛緩)」や

「ファシリテーション(促通)」を短時間で引き出すことに

応用することが可能です。

そしてその「反射」が、ほんの数秒の介入でありながら、

劇的な変化をクライアントの身体に引き出すことも、

けして珍しいことではありません。

本セミナーでは、各種の「反射」のメカニズムの理解と、

筋内の深部感覚受容器や皮膚や関節周囲の外受容器への刺激によって

引き起こされる「反射」のストレッチへの応用法を実技主体にご紹介します。

▼午後開催

「ゆがみ解消!!!」セルフエクササイズでここまで変える!
応用神経生理学的コンディショニングの実践<ニュートラルな身体のつくり方>


●講師より●

とよたま手技治療院で毎朝行われている45分間のコンディショニングプログラム

「コンディショニング塾」

ここで実践されているメソッドは、

「個人の持つ本来の姿を取り戻す」ことを目的として創造されているため、

トップアスリートから高齢者までが同時に取り組み、

等しく効果を体感することができることを特徴としています。

本講義では、身体の「歪み」(関節機能障害)を修正し、

あらゆる運動方向への自由度を取り戻し、

「ニュートラルな身体」を取り戻すためのコンディショニングテクニックを

評価から介入、そして再評価による効果の判定にいたるまでを

実際のコンディショニングの流れに沿って紹介します。

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午前、午後のいずれか、もしくは両方でのご参加申込みが可能となっております。

ぜひご参加を心よりお待ち申し上げます。

詳細はこちらにて、掲載しております 

-歩行機能の回復:評価と修正-骨盤~下肢の徒手的臨床

2009年10月22日 | Weblog
~~~事務局よりご案内~~~

日頃より当ブログをご愛読賜り、誠にありがとうございます。

12月6日に「-歩行機能の回復:評価と修正-骨盤~下肢の徒手的臨床」と題しまして

セミナーを開催させていただきますので、ご案内申し上げます。

ぜひご参加を心よりお待ち申し上げます。

内容詳細はこちらにて掲載いたしております。

●講師より●

歩行にかかわる関節運動を理解し、腰下肢の障害の回復から再発予防

片麻痺歩行への介入に関する切り口をご紹介します。

頭で理解するだけでなく、身体で理解できるよう工夫しておりますので

ご興味をお持ちの方はどうぞお気軽にご参加下さい。

ご参考までに→片麻痺歩行に対する介入例

脚が痛みます…

2009年10月21日 | よもやま話
朝、目覚めると6歳になる息子はすでに元気いっぱいです。

何で朝からそんなにテンション高いのか…

息子「ローキックやろ!」

そうです。

「おはようのローキック」まだ続いているんです。

私「あいよぉ~…。」

寝ぼけ眼で起きだして、やおら構える35歳。

息子「インローキックからね!」

息子はインロー(内腿への下段廻し蹴り)がお気に入りらしいです。

柔らかいし、角度的に蹴りやすいんでしょうね。

で、容赦なく蹴りまくります。

私「おぉ~、ナイス・ロー!!

  今のいいよぉ~!!!!」

などと相槌を打ちながら、「良い蹴り」「効く蹴り」の感覚を覚えこませてゆきます。

私「じゃ、今度はアウト(アウトサイドのローキック)ね!」

腿の外側は固いので蹴るほうも痛いようです。

でも、最近の息子は痛がりません。

だいぶ慣れてきた様子。

私「おぉ~、ナイス・ロー!!

  今のいいよぉ~!!!!」

息子「今度2発ね!」

父親にローキック2発連打を見舞う息子。


私「今度はミドルな。」



こんなことを気がつけば10分ほど続けていました。

まだ蹴り足りないという我が子を残し、職場へ急ぐその道すがら

どうにも足が重い35歳…

子供の蹴りとはいえ、わたしは身体、鍛えてないですからね。




痛いです。




最近結構痛いです。






でも、ちょっと嬉しかったりもするのです(←問題発言!?)

'09東京フィギュアスケート選手権大会

2009年10月11日 | コンディショニングの話
'09東京フィギュアスケート選手権大会に出場されると

コンディショニングにいらしたAさん。

今回からジュニア部門に初参戦とのこと。

練習のし過ぎか、少々疲れも見えましたが

無事コンディションも整い「いざ、出陣!」

お母さんと一緒に会場に向かいました。




今日は「スパイラル」というバレエのアラベスクのようなポーズを

大きく取れるようにするためのエクササイズを紹介させていただきました。

Aさんはまだ、いらっしゃってから日が浅いのですが

ボディコントロールもうまく、何より本人のモチベーションも高いので

きっと活躍されるでしょう!

片麻痺歩行に対する介入例

2009年10月09日 | 治療の話
脳出血による左半身の麻痺を発症して3年を経過(慢性例)したAさんが

当院に来院されて一年になります。

私の介入のみならず、Aさんの多大なる努力により

とても大きな変化が得られました。

その治療の軌跡をAさんのご理解を得てここに紹介させていただきます。


やったことの中身は、

マニュアルメディシン(徒手医学)による介入(可動制限の解除)と、

同じくマニュアルメディシンの理論を運動療法に応用した機能訓練です。



Aさんの身体の変化は「歩容」以外にも、様々な変化が見られました。

例えば、介入当初ほとんど感じられなかった左手の握力は、

いまや「握力」と呼ぶに相応しいまでになりました。

手首を中間位に固定すると、それまで動くことのなかった薬指・小指も

動かすことができるようになってきました。
(動き始めたころは2回。現在は6回まで綺麗にグーパーができるまでになっています。)

※健常者から高次機能に障害を持つ方までの「歩行機能の回復」に関するノウハウは、
自主開催のセミナーで医療従事者および運動指導者へ紹介しています。
近日、ご要望にお応えして【骨盤下肢の徒手的臨床-歩行機能の回復-】の再公演を計画中です。

ご興味をお持ち頂いた方はコチラヘ。


progress of himiplegicgait treatment's. 1

週1回1時間の介入を二ヶ月間継続した後の映像。
当日の介入前に撮影。

progress of himiplegicgait treatment's3-side veiw-

週1回1時間の介入を三ヶ月間継続した後の映像。
当日の介入後に撮影。

progress of himiplegicgait treatment's.5-side view-

週1回1時間の介入を八ヶ月間継続した後の映像。
当日の介入後に撮影。

progress of himiplegicgait treatment's.6-side view-

週1回1時間の介入を12ヶ月間継続した後の映像。
当日の介入後に撮影。
progress of himiplegicgait treatment's. 1

比較のために再度、一番最初の「週1回1時間の介入を二ヶ月間継続した後の映像」を張ります。比較してみてください。

※全て装具は外して撮影しています。外しても、きちんと介入できればAさんは歩くことができます。

この映像から私が訴えたいことは、

発症後2年ほどで症状固定(大きな改善は見られなくなる)と考えられている脳梗塞や出血後の後遺障害も

その介入如何では、まだまだ変化する可能性があるということです。

今までにも、在宅での寝たきりの患者さまに機能訓練をする中で、

同様の変化がみられることは珍しいことではありませんでした。

きっと受け皿さえ整っていれば(現行の制度が機能的に働いていれば)

もっと変わる方っているんだと思うのです。

だって、そんなに特別なことしてないですもん。

僕のような凡人にできること。

知っていれば誰にだってできるんです。

それがなされていないのは、仕組み上の問題もあるのかも知れません。


以前、在宅で診させていただいていた患者様に

ピックアップウォーカーを介護保険で借りてもらいたくて

現状を説明し、その必要性を説くために最近の介入前後の動画を

担当のケアマネージャーさんに見ていただいたことがありました。

映像を見せた後、

担当「はあ、でこれ何年前の動画ですか?」

なぜこんな昔の映像を見せるのか?といった反応でした。

私「先週です…」

担当「え…。」

といったやり取りになりまして…

私としては、やりようによってはこういった状態が引き出せるということを伝えたかったのです。

今の生活環境では麻痺による痙縮が容易に出てしまうため

患者様の日常生活動作のレベルは一見して低いのですが、

それはあくまで合わない杖や、ベッドの高さの影響が強いことが原因であって、

環境の整備によっては痙縮の影響を軽減することができうることを

知ってもらいたくてとった行動だったのですが、

どういう訳か担当さんには拒絶されてしまいました。

その後もその患者様の家の玄関には

使われることのない杖や手押し車が埃をかぶったまま飾られ続けていました。




話が逸れてしまいましたね。

それたついでに。



常々感じていることなのですが、『回復』や『治癒』を逃す最大の理由は、

変に納得してしまうことではないかと思うのです。


『もう歳だからしょうがない』

とか

『症状固定です』

などの一言に納得してしまった時点で、

その先の、その上のゴールにはたどり着くことはありません。


『もう歳だから』って、同い年の方はみんな同じ痛みや故障を抱えていますか!?



『症状固定』って烙印を押されて、その烙印が真実なら、

Aさんの身体に起こった変化っていったい何なんでしょうか!?



そもそも『歳のせい』とはどういうことなんでしょう?

加齢性の変化が、今抱える症状にどう絡んでくるのか?

そしてその加齢性変化が、具体的に症状回復にどのような影を落としているのか?

『症状固定』とは?

即時的・短期的変化がなくとも、長期的に見込まれる変化は本当にもうないのか?


そしてそれらを踏まえて『納得』の行く説明があったのか?

機能を取り戻すことができないなら、何かで補うことはできないのか?

よりよい状態になるために、まだできることが本当にないのか?




なにも理論的な説明になっていないものに、私なら『納得』することはできません。

でも、なんとなく『もっともらしい』この言葉たちに

『それはしょうがないね…』

と飲み込まれてしまう。





一度きりの人生、それではあまりにもったいない。

自分の人生を諦めずにもっと足掻いてみませんか?

精一杯のお手伝いをさせていただきます。

だから、もう一度。

「肘打ち」と「バックハンドブロー」なんていかがでしょう!?

2009年10月08日 | Weblog
今朝のコンディショニング塾、

『こんな台風の日に来る人なんていないでしょぉ~

などと油断をしていたら、ところがどっこい。

いるんですよ、こういう日にこそ血の滾るたちの方々が!

で、

「おはようございまぁ~す」×4

の声。。。

虚を突かれてあたふたしている僕を横目に登場したのは常連のお姉さま二名と、

ベレーザの荒川選手&浦和レッドダイヤモンズの山郷選手でした。



この二人、仲がいいんです。

コンディショニング塾終了後、女子サッカー選手の二人に

ちょっとしたお遊びにお付き合いいただきました。

私「肘打ちって知ってますか?」

荒川・山郷「???」

私「肘はとっても固いんです。

  ガードした腕が折れることもあるほど固くて強いところなんです。

  こうやって縦に相手の額を切るように打ち下ろすんですよ。」

荒・山「はぁ…。

私「実はこの肘打ちの動作を繰り返すと、蹴りが出しやすくなるんです。



  それだけじゃないんです。

  強く蹴れるようにもなるんです。」

A・Y「ほう!

縦に切り下ろすような肘打ちは、空手の雑誌で連載している

「上段蹴り倶楽部」でも紹介したこともあるエクササイズです。

私のコンディショニングでは、脚で「蹴る」という運動以外にも、

背筋が主体となる運動の際にはよく使う手です。

サッカーの枠で考えると、フォワード向けの種目になるだろうと考えています。

←こんな感じです。
経時誘導という反応を応用したエクササイズです。

左右交互に10回ほどミットに肘を打ち込むだけで、

即座に体幹の動きがスムースに、かつシャープになるのが

このエクササイズの魅力です。


蹴り方に相違はあるものの、

「ボールを蹴る」

という動作をスムースにするために効果はあるだろうと

試してもらったのでした。

さすがに院内でボールを蹴ってもらうわけにはいかなかったので

フォームの確認のみとなりましたが、

二人とも

「脚の振り出しがスムースになった

と喜んでくれました。

他にも、「バックハンドブロー」なんてのも、試してもらいました。

残念ながら写真はありませんが、

股関節の背面から背筋までを柔らかくしなやかに使えるようにする効果があります。

打撃系格闘技のコンディショニングにおいては

パンチの伸びとキレを引き出すのに最近よく使います。

今回はキーパー向けのエクササイズとして紹介させていただきました。

有難いことに二人には、どちらのエクササイズも手応えを感じていただけたようです。

これを期に、試合前のアップに採用してみてはどうでしょう!?

グラウンドのはじで選手たちが一斉にミットに肘を打ち込みだす光景を創造すると

ちょっと面白いと思いませんか!?

しょっぱなからグワッとターボがかかるんですけどねぇ。。。

いいと思うんですけどねぇ。。。











ま、無いわな。

台風ですね

2009年10月08日 | Weblog
台風ですね。

今回の台風は大きいらしいですねぇ~

私の住まいには雨戸が付いていないので、チョット心配です。


いつもは自転車通勤なのですが、

今日は早めに電車で出勤です。

『うわ~、雨も降ってるし、これは早めに出なきゃ。

 行き着けなかったらまずいからな

なんて、珍しく気をまわしてみたのですが、

治療院に着き、雑務を整理し、ふと窓を見ると雨が上がっている…

風は依然として強いようですが、すんごく晴れてる…

そんなに急いで出てこなくても良かったのか!?


でも、風は強い。

うん、判断としては間違ってない。

と、思う。。。




あ、風が止んだ…



なんだかなぁ…


思えば、昔っから天気には運がない。

高校生になった古川少年は、

滅多に釣れることがないのに「ブラックバス」釣りにはまっていました。(正しくは「はまっている振りをしていた。」)

しかし、たまに釣りに行くと「大雨」もしくは「風」である確立が高く

「風」の日などは前に放ったルアーがなぜか横に飛んでゆく始末。。。

一度などは、「お、珍しく晴れてる!風もない!!!

と、釣り場に行くと

水がない…


釣れると評判のポイントが、すっかりと干上がりひび割れた川底が見えている。

そこそこ大きな川のはずが、すっかり小川になっている。。。

「ああ~、あそこの岩場とかにバスが居たのね~

とか、冷静を装って「釣り人」風のコメントをつぶやいてみるも、

むなしさだけが去来した16の秋。

一緒にいった友人共々、なぜか笑いが止まりませんでした。

笑いながらも二人の目の端が潤んでいたのはいうまでもありません(泣)







さて、今日の予約表は珍しくスカスカですが、

気を抜くことなく頑張りたいと思います。

さて、掃除しよっと。

競技会コンディショニングレビュー

2009年10月07日 | Weblog
~~~事務局よりご案内~~~

日頃より当ブログをご愛読いただき、たいへんありがとうございます。



本日は、リンクのご紹介です。

当院院長がトレーナーとして帯同させていただいた競技会での

コンディショニングのご感想をいただきました。

ブログで公開されていらっしゃいますのでご案内申し上げます。




▼武田ダンススクール 教室日誌
 【応援ありがとうございました



実際にコンディショニングをお受けいただき

その場で試合に臨まれた貴重な感想をいただきました。

ありがとうございました。



古川のブログはこちら
 ∠当院ブログ9月27日付
 【ジャパンオープン終演
 ∠当院ブログ9月26日付
 【2009JAPAN OPEN DANCE CHAMPIONSHIPS

当日の模様をお伝えできましたら幸いです
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

【肩こり・頭痛の徒手的臨床】-筋膜・頚椎由来の「肩こり・頭痛」の評価法と手技療法による対処法-

2009年10月06日 | Weblog
~~~事務局よりご案内~~~

日頃より当ブログをご愛読いただき、まことにありがとうございます。
事務局より新セミナーのご案内を申し上げます。

◆タイトル

【肩こり・頭痛の徒手的臨床】
-筋膜・頚椎由来の「肩こり・頭痛」の評価法と手技療法による対処法-

◆テーマ

当院の臨床でも相談率の高い「肩こり」「頭痛」に焦点をあてました。

本セミナーではなぜ「肩がこる」のか?

なぜ「頭痛」が起こるのか?

またその痛みは何に由来するのか?

それらのメカニズム、評価・識別と

適応・禁忌、手技療法による介入法からセルフケアまでを

臨床に即日活かすことのできる実技を中心にご紹介いたします。

◆開催日
 2009年11月3日(火祝)

<講義内容>

1.なぜ肩がこるのか?なぜ肩がこると頭が痛むのか?
  -不良姿勢と「肩こり」の関係

2.「肩こり」「頭痛」の評価・鑑別
  -筋膜由来/頚椎由来/神経由来(牽引型)

3.危険な「頭痛」を見極める-適応と禁忌

4.手技療法による介入法

5.セルフケア/セルフコンディショニング



◆詳細はこちらのページでご案内しております。
<<< とよたまコンディショニング セミナー情報 >>>




医療・介護・運動指導従事者の諸先生方、学生の方のご参加を

心よりお待ち申し上げます。

遊び心

2009年10月01日 | Weblog
いま、11月のセミナーの立案を迫られています。。。(事務長に)


あれにしようかこれにしようか迷ってはいるものの

これ!!!って決め手にかけているのも事実です。




はてさて…

イマイチ乗り切れない自分がいます。。。


何で乗り切れないんだろうか!?



自問自答したところ、

僕ぁ一つ気づきましたよ







キーワードは「遊び心」

これがなきゃ、僕じゃないですもの!





さて、何をするか…












悩ましい…

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