クイックリフトを独学で学ぶ!!スナッチ、クリーン&ジャークの解説動画をご紹介!!!

2020年09月29日 | トレーニング日記

タイトルの内容に入る前に、

私事ですが、10/25にウエイトリフティングの試合に出ることになりました。

この大会、なんと来年徳島で行われる世界マスターズの選考会。

今年の全日本マスターズが来年の世界マスターズの選考大会だったのですが、

お察しのとおりコロナのために開催できず、

10/25の大会はその救済措置として開催される大会です。

世界大会にエントリーするには基準記録がありまして、

現状でいうと、普通に挙げられれば世界マスターズの基準記録はクリアできる予定。

う~、人生一度でいいから「世界大会」というものに出てみたい!

でもですね、

全世界のエントリーの上位7名しか出られないそうなので、

基準記録よりも少しでも上の重量を挙げたいところなのです。

で、コロナ禍でのトレーニングの進捗はどうかというと…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まぁまぁいい感じ

このところ、着実にスクワットのスコアが上がて来てるんです。

ウエイトリフティングは脚で挙げますから、スクワットのスコアは高いに越したことがない。

成長期に負った怪我のせいもあって長いこと脚の弱さに泣かされてきましたので、

夏の大会がなくなったことを前向きにとらえ、一にも二にもスクワットを頑張ったわけです!

で、成果らしいものも見えてきた、と。

あと10日もしたらぼちぼち出力上げの時期に入る予定です。

なので今は地力固めの大詰め。

怪我をしないよう気をつけねば

練習の核は引き続きスクワットなのですが、リフティングも練習せねばなりません(当たり前か)。

なので、現段階は重量はそこそこでフォーム練習にいそしんでます。

私のリフティングはいわゆる「おっちゃんリフト」。

肩も胸も開きが悪いため、跳ね上げたバーベルを本職の選手たちのように身体の近くに通すことができません。

仕事柄ストレッチはお手の物なので、だいぶ改善はしてるのですが…

ま、若い子らのようにはいかんのです(´;ω;`)ウッ…

それでも少しでも効率の良いリフティングをしたいじゃありませんか!?

そんなわけで、ここの所、常にリフティング動作の効率化を考えているわけです。

にがてなインターネットも泳ぎます。

いままでウエイトリフティング関連のハウツー動画は上手に整理されたものがすくなかったのですが

最近作られたチャンネルに素晴らしいものを発見しちゃったんですよ!!

その名も「We Lift Weights」(YOUTUBEチャンネル) → 公式HPはこちら

全くの初心者でもたどれるように、練習手順から注意点までホントに上手にまとまってます。

いま、彼らの動画に沿ってフォームを修正中です。

おかげで心なしかセカンドからキャッチにメリハリが効いてきたような気もします。

ま、気のせいかもしれませんが(笑)

クイックリフト(素早くバーベルを挙上する種目。主にウエイトリフティングのスナッチやクリーン&ジャークを指します。)

を始めたいけどどうしたらわからないなんて方がいらっしゃったらぜひご覧になってみてください。

非常に分かりやすく、細部の練習法までまとまっています。

お薦めです!!!

 

パワークリーン・クリーン徹底ガイド:パート1 姿勢と柔軟性

パワークリーン・クリーン徹底ガイド:パート2 プル

パワークリーン・クリーン徹底ガイド:パート3 キャッチ

 

パワースナッチ・スナッチ徹底ガイド:パート1 姿勢と柔軟性

パワースナッチ・スナッチ徹底ガイド:パート2 プル

パワースナッチ・スナッチ徹底ガイド:パート3 キャッチ

 

※ウエイトリフティング場以外のトレーニング場でやるときは許可を取って行いましょう。

通常はパワーラック内で、かつ、バーベルを落とさなければ(ドロップといいます)いいよ、となることが多いと思います。

「We Lift Weights」様に許可を取って掲載しています。


ブログもYOUTUBEも更新できず…でも宅トレは頑張っている

2020年09月25日 | トレーニング日記

最近、なかなかブログを更新できず申し訳ありません。

ちょっといろいろともろもろ変革に向けた準備に時間がとられてしまってて…

ブログ同様、YOUTUBEページの更新も滞っていてちょっとソワソワしてしまいます。

準備は粛々と?進めてますので、今しばらくお待ちいただけるとありがたい。

そうそう、10/25に試合に出ることになりそうです。

なんとこの大会、世界マスターズ大会の予選になる大会なのです。

頑張りたい…

世界大会とか…

出てみたい。

で、あわよくば一番になってみたい…(;´Д`)

そんな感じで、あっちにもそっちにも気持ちがとられて頭の中だけ大忙しです(;^ω^)

ま、暇で悶々としているよりはずっといいかも。

ここからの一か月でどこまで出力上げられるか勝負です。

一先ず10/7までは地力造りの大詰め。

怪我しないように頑張ろうと思います。

【フォーム練習-コンタクトの意識づけ-】

【バックスクワット-ロングポーズ109kg- 】

【クリーン90kg 】

宅トレ、こんな感じです。


内反捻挫のリハビリ

2020年09月04日 | 治療の話

今日は足関節捻挫の臨床のお話しです。

患者さんはフットサルをしていて左の足首を捻挫してしまったA君(14歳)

A君は昨年、同じ左足首の骨折を経験しています。
 
今回は
 
『もしかしたら骨折してたりしていないだろうか?』
 
と心配して受診したようです。
 
昨年の骨折は骨端線骨折というちょっと判りにくい骨折で、
 
当時、普通の内反捻挫と間違われてしまって治療が右往左往した経緯から
 
症状以上に不安になったのかもしれません。
 
来院時は怪我のアクシデントから12日目。
 
幸い骨折特有の目立った腫れもなく内出血のあともない状態でした。
 
仮に靭帯が切れていれば出血による痣が黄色く残っている頃なので
 
それもないところから捻挫の程度も軽度なようだと推察されました。
 
触察していると外くるぶしと足をつなぐ前距腓靭帯という靭帯の
 
外くるぶし側の付着部に圧痛が見つかりました。
 
足首を内へ返した際の可動性の拡大も思ったよりは少なく、
 
靭帯のテンションも感じられたことからも靭帯が切れちゃってるわけではないことがうかがえます。
 
捻挫は甘く見るとひどい目に遭いますからね。
 
総じて傷の程度は軽いとの判断となり、一先ずホッと胸をなでおろします。
 
さて治療。
 
A君の足首がどの程度の負荷に耐えられるのか確認したところ、
 
つま先立ちで足首の不安定感と痛みを覚えることが分かりました。
 
足関節捻挫も関節周囲筋のアンバランスを正すことで治りが良くなりますので、
 
基本治療の方向性は緊張によって失われた可動性を取り戻すことから始めます。
 
この場合、足を内に返す筋肉たちの緊張がターゲットとなります。
 
それから、左の股関節の外側にある外転筋の緊張
 
これは見逃してはいけません。
 
股関節が内に閉じにくいという条件があったから足首を内にくじくことになったのです。
 
足だけではなく、全体の中で協調性を取り戻してゆくことが肝要です。
 
さらに、緩んで支えが弱まった足首にはテーピングも役立ちます。
 
足首の縦方向の動きは許し、横揺れを止めるような固定をします。
 
初回の治療では爪先立ちが痛む所から爪先立ちが痛まないところまでの変化が付きました。
 
2回目の治療は3日後。
 
この日にはくるぶしの圧痛も無く、爪先立ちも大丈夫。
 
だいぶ回復が進んだことが分かります。
 
横方向の支持性を試す動作で足首の支持機能をチェックすると、
 
サイドステップで痛みと不安感(関節をくじきそうな不安定感)が現れました。
 
この状態ではまだ走り回るには難ありです。
 
ともあれ2回目の治療でリハビリを始められる状態になりました。
 
彼にチョイスした最初のエクササイズは体幹と下肢の連動制を高める「スローハーバード」。
 
スローハーバードとはハーバードステップ(踏み台昇降)を
 
ゆっくり行うエクササイズで私のオリジナルの手法です。
 
ゆっくり行うことで片脚から体幹の安定性とコントロールが格段に良くなるので、
 
練習やトレーニングのアップにもおすすめのエクササイズです。
 
スローハーバードは下の動画をご残照ください。
 
動画の10:34からスローハーバードの紹介になります。
 
「膝の外側が痛い! ランナーズ・ニ―DAY3 原因究明・根本解決!!」より
 
エクササイズ後はサイドステップの痛みも癒えていました。
 
しかし、ハーバードステップからのカーフレイズ(爪先立ち)はまだできません。
 
これは「走る」という動作にはまだ適応できないことを示しています。
 
故障してない右はできていることを確認し、
 
この左右差がなくなったらジョグや反復横跳びといった脚のトレーニングを徐々に始められることを告げ、
 
さらに、運動療法を始めると患部の炎症も起こりやすいため
 
リハビリ後(練習後?)はアイシングを欠かさないよう伝えて2回目の治療を終えました。
 
本当なら競技復帰まで様子を見たいところなのですが、
 
A君は海外留学で正月まで戻りません。
 
ちょっと心配は残るけど、彼はクレバーなのできっとこのアクシデントも乗り越えてくれると信じて
 
『一回に伝えるにはちょっと多いかな?』
 
と思いつつも伝えるべき情報をまとめて伝え、二回目の治療を終えました。
 
A君の一日も早い回復と競技復帰を祈りつつ、治療院を後にするA君を見送ったのでした。
 
 
当院ではこのように常に根拠を持った治療と提案を心がけて治療に当たっています。
 
足関節捻挫に限らず、お困りの方はぜひご相談ください。
 
以上、足関節内反捻挫の治療のお話でした。
 
 
とよたま手技治療院
HP : http://toyotama.net/
TEL : 03-3994-5048

おすすめ動画