「肩峰下インピンジメント症候群・五十肩の徒手的臨床」増員

2010年08月31日 | マニュアルメディシンの話
講師を務めさせていただいている、

「肩峰下インピンジメント症候群・五十肩の徒手的臨床」IN東京医療福祉専門学校:9/20(月・祝)

キャンセル待ちでの申込みがあまりに多かったので、

実習室をお借りしている東京医療福祉専門学校さんに相談させていただいたところ

ご好意で広い会場に移れることになり、定員の増員(←言葉、変でしょうか)が決定しました。

勿論、補助講師も増員しましたのでご安心を。

とはいえ、キャンセル待ちの先生方のご依頼を受ければ残りは僅かです。

ご興味をお持ちの先生がいらっしゃいましたらお申込みはお早めにどうぞ!

徒手医療協会





【事務長へ】

ちゃんと書きましたよ~




骨盤の評価と手技による介入セミナー修了

2010年08月22日 | マニュアルメディシンの話



今日は「骨盤」の診かたと治療法についてお話しました。

想定してはおりましたが、やはり非常にボリュームの多い講義になりました。

だってね…

あの「骨盤」を御題にしてそのお話を実技込みで一日でやるわけですもの。

やるほうも受けるほうもそりゃ大変ですよ。

ですが、皆さんよく最後までついていらっしゃいました。

すごいことだと思います。

初参加の先生にいたっては、

初めて聞く話で、初めて触れる技術で、しかもお題が骨盤なんて…

まるで何も知らないで「ラーメン次郎」に入ってしまったようなものです。

しかし、良くぞ完食されました!

実は一番『頑張ってるな』って思ってみてました。

それから医療畑ではなくトレーナーの先生も、

良くぞ最後まで…

感動しました。

しかも、定時に終われず30分追加の講義になってしまったあたり

非常に大変だったと思います。

あたかも真っ白な灰になってるジョーに延長戦を言い渡すような

過酷な展開…

ラーメン次郎で言えば、

『ようやくどんぶりの底が見えてきたかな…』

の刹那

「はいおまけ♪』

とゴロリと塊の肉をしこたま追加されたかのような過酷な展開…


『限界』のその先へと踏み込むような講義に耐えた皆様には

胸を張っていただきたいと、そう思います。

そして心からお疲れ様でした。


私も今日は、いつにもまして真っ白に燃え尽きました。

今日はよく眠れそうです。

あ、でも明日は朝一で子どもとプールだった…

いやぁ~身体もつかなぁ(笑)

ダンサーになった夢

2010年08月19日 | よもやま話
先日やけにリアルな夢を見ました。

夢の中の私は、どこだか判らないけどダンスフロアで踊っています。

何を踊っていたかって!?

そ・れ・は・ね

ソシアルダンス!

家内と二人で試合に出ているようなんですけど、

夢の中の私ってば、やたら上手いんですよ、ダンスが。

(ま、夢ですけど。)

しかも感覚がいやにリアル。

身体の動き全てが歯車のように相手とリンクする感覚。

今思い出しても、なまら「気持ちいい」!!!

夢の中で踊りながら

『そうか、ミルコ(元世界チャンピオン)は(身体を)こう使っているのか!』

『ピノ(元世界上位ランカー)はこうか!』

『よし、ホーキンス(元世界チャンピオン)でターンするぞ!』

って、もう大興奮(笑)

挙句に

『ああぁ~…

 どうしよう

 このままじゃ優勝しちゃう!

 あわわわ…

 どうしよう

 優勝しちゃう…』



で、眼が覚めたわけですけどね。


目覚めた瞬間の感想は、『社交ダンスのペアの関係は、やはり骨盤だな…』

とシミジミ感心していたりしてました。

いえね、骨盤って面白いんです。

片方の寛骨が回転すると、その運動が仙骨を介して

反対の寛骨に伝わるんです。

私見ですが、ダンスのリーダーさん(男性方)が言葉を介さずに次の動きを伝えるその仕組み

それって、骨盤の関係に似ているのではないかって

勝手にそう思っているんです。

ペアで作る構え(ホールド)の接点が

寛骨の接点である仙腸関節と恥骨結合と置き換えて考えると、

ダンサーの体幹は下肢に当たるのでしょうね。

下半身を左右にひねる動きを例に挙げると

ももの骨が回旋する

そうすることで寛骨に前後の回転も生まれる

すると接点を介して回転運動が反対の寛骨に生じる

イコール

リーダーさんの体軸の回旋から胸郭の捻転が生じる

接点となる腕を介して(ホールドを介してといったら言いのでしょうか)

胸郭の捻転がつたわり「阿吽の呼吸」でパートナーさんが反応する(というかそう動かざるを得ない)…

とまあ、そんな風に捉えているんです。

この考え方で、アマチュアの競技会で活躍されている患者さんの

故障のお悩みにコンディショニングで応えているのですが、

結果は上々!

ダンス素人の私の解釈ではありますが、『あながち外していないのでは』

と、自身を強めている夢見がちな35歳なのでした。

在宅療養マッサージという往診

2010年08月14日 | 治療の話
6月から健康保険適応の「訪問マーッサージ」業務を開始しました

訪問担当は副院長のM先生


なのですが…


8月に入り、M先生が研修のため「お休み」になり

現在、代打で私が訪問しています



今朝の訪問先は90代のAさん。

Aさんは頚椎の変形が強く、両腕の神経痛が長年の悩みの種…

合わせて肩関節の拘縮もあり、腕が上がりません。

そして股関節も悪く、自力で歩くことはできない状態です。

訪問開始前の「初回お試し無料体験訪問」は私が担当しました。

つまり初期評価は私がしたわけです。

なので、この1月半でどうなっているのか楽しみにしておりました

さて、どうなっているのかな…



Aさんにお会いしてみた感想は、



『M先生、やるじゃないの♪


両腕の痺れの範囲も縮小し、腕の上がりも改善していました。

そして何より、立ち上がりの速度が速くなってるじゃないですか!

まだつかまり立ちではありますが、週1回の介入で1ヶ月。

ここまで変えられたら上等です。

手前味噌で恐縮ですが、

どうやらいい仕事をしてくれていたようです。


この調子だとAさん、今後の回復も期待できそうです。

サマーランド

2010年08月11日 | よもやま話
おはようございます。

先日の休院日の顛末を書き忘れておりました。

結果から申しますと、泳いで(浸かって)いる最中は

雨の心配がまったくなく、

さて帰りましょう

とバスに乗った矢先に降り出し

バスを降りたときにはやみ、

電車に乗ったら降り出し

電車を降りたらやみ…

結局傘もささずに終日過ごすことができました。

そういえば、昨年の沖縄旅行でも

滞在中ずっと雨マークだったのに

ほぼ降られず、そして遊ぶときだけはなぜか晴れ間に恵まれ

「さすがは『晴れ女』!!」

と、家内に感謝したものです。

すごいな、うちのカァチャン…

ちなみに私はかなりの「雨男」

その昔、ルアー釣りに精を出していた高校時代

釣りに出ては雨また雨…

たまに「晴れてるなぁ~」

と思ったら、川が干上がってたり、

とにかく一緒にレジャーを楽しむには難ありの悪天候男。

それをひっくり返してミラクルを展開する家内の「晴れ女パワー」に

ただただ感謝です(笑)

ひゃっくり

2010年08月09日 | Weblog
昨日の姿勢評価セミナーを終え、

自分と家族へのご褒美としてサマーランドへ向かってます。

天気予報は大雨豪雨注意報…

家内の晴れ女パワーを信じ、無謀にも決行。

さて、どうなることやら。

とりあえずいま、京王線に乗ってます。

と、そこに車内アナウンスが流れてきました。

「本日は京王線をご利用頂き、ヒャック!」

「ありがとうごさいます。この電車は、ヒィィヤック!!!」

車掌さん、ひゃっくりがとまらなくなってしまったようです。

ちなみに「ひゃっくり」は、横隔膜の痙攣です。

車掌さんには悪いけど、うけちゃいました(笑)

初っ端からこれですから、今日のレジャーは何かが起こりそうな予感がします(-"-;)

ジャパンパラリンピック結果発表!!

2010年08月05日 | よもやま話

十条SCの北村君。

昨日、試合後の調整にご来院。

写真はお土産のプリッツずんだ味です。

仙台で行われたジャパンパラリンピックの結果は

見事、100M・200M共に優勝!

すごいですね~~~~♪

同じくご来院いただいているコーチのT氏いわく

「走りが変わりました!」

とのこと。

この日も疲労した筋を手技で調整し、

崩れた運動パターンをコンディショニングで修正し、

介入完了。

次の試合も近いそうです。

これからも気合入れて応援したいと思います。

変形性股関節症

2010年08月03日 | 治療の話
【変形性股関節症】

先天的に股関節(の受け皿側)が未発達(形成不全)な方や、

股関節周囲の筋バランスの悪さ(内転筋やハムストリングスの短縮が強いなど)

といった問題を持つ方に起こりやすい障害です。

これらの問題を持つ方は、動くたびに股関節がガタガタグラグラすることで、

関節が傷つきやすいんです。

そんな状態が長引けば、徐々に関節は変形してきます。

変形が進むと今度は関節の動きが悪くなります。

特に股関節を外に開いたり(外転)後ろへと引いたり(伸展)する動きがしにくくなります。

症状としましては、変形した股関節周辺も痛みますが、

股関節の動き辛さを補うために周辺の関節に無理な動きを強いるので

腰や反対側の膝まで痛めるケースも珍しくありません。


ここのところ「変形性股関節症」の患者さんからのご相談が増えてます。

これには、ご自身で「変形性股関節症」を自覚されていない例などもあったりします。

たとえば、

脊柱管狭窄症と診断され、腰下肢痛のご相談でご来院された方が、

その背骨が変形するほど無理を受け続ける背景として変形性股関節症があって、

その股関節の動きを拡げないことには腰の負担も減らせない…

なんて例もありました。


治療としましては、関節周囲の拘縮した組織(主に内転筋・腸腰筋・関節包や靭帯)を

手技療法でやさしく伸ばし

萎縮した筋を鍛えつつ、正常な関節のコントロールを神経に思い出させるために

機能訓練を施します。

それから自宅でできる治療法や機能訓練をご提案したりします。

一般的には

『骨が変形してるんだもん、そりゃある程度いたくってもしょうがないよ。』

と、シップ薬で痛みを紛らわし

変形が進行しいよいよとなったら

『人工関節に交換しましょう』

となることが多いようです。

個人的にはよほどの例(骨性強直)でない限り、

お役に立てることが多いようです。

ま、魔法のように一発でと行く障害ではないので、

連打必勝、計画的な介入がかぎとなりますが。

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