昨年の大晦日
格闘技の祭典
K-1 DYNAMITE!
を、最近になってようやくビデオで鑑ました。
桜庭選手、大好きです!
彼の戦略の立て方をコンディショニングに応用してしまうぐらい
大好きです。
船木選手、大好きです!
船木選手の書いた「ハイブリッド肉体改造法」
を読んで、その昔、52~3キロしかなかった僕は
68KGにまで増量に成功しました。(←び、微妙)
あ、一応筋肉で増量しましたから!
念のため。
(今はもう、見る影もありませんが…)
その両雄が激突するって言うじゃありませんか…
見たかった!
そして診たかった!!
そして診てしまいました。
船木選手、整っていますねぇ~
きっといいトレーナーがついているのでしょうね。
一方、桜庭選手
膝、悪いんでしょうね。
うちに来ればいいのに…
彼は膝が逆にそってしまう、「反張膝」なんですね。
ぱっと見ただけでは限定できませんが
足首の固さ(背屈制限)が大きな要因の一つになっているような気がしました。
右肩が下がり、右の腹斜筋から左の内転筋に向けた緊張が強く
花道では、左の足を踏み出すと身体を左に揺すり
右を踏み出すと身体が浮く。
これだけの情報でも、色々な状況が考えられます。
きっと相手の右脚へのタックルがしやすいだろうなぁ
でも、相手も感覚的にそれは判るだろうし
そうなるとタックルへは入りにくくなるだろうし…
でも、そこはIQレスラー。
構えで右の脇腹を開け、船木選手の左ミドルを誘います。
これ、罠ですね。
「左ミドルに合わせて、タックル行くよ」
って。
でも、これだけでないのが桜庭選手の凄いところです。
この構え(!?)のもう一つの意味は、
船木選手の「打撃封じ」だとおもいます。
この中間距離の攻防は、どちらかと言えば
船木選手の土俵です。
桜庭選手のとった構えは
この距離での攻防を回避するための戦略でもあったと
僕はにらんでいます。
船木選手もわかってて、空いている桜庭の
右脇腹はそうやすやすとは蹴りません。
となるとタックル対策として、船木選手の選びやすい攻撃は
蹴りよりモーションの小さい「パンチ」ではないでしょうか。
その後の展開も、パンチでの探り合いから距離がつまって
「グチャッ」
っとグランドに移行したような気がします。
この一連の試合の流れを見ていると
なんだか桜庭選手の引いたレールに
船木選手が乗せられてしまったような印象ですね。
しかし、船木選手もまるで精密機械のように
その局面ごとに見事な対応をしてゆきます。
全く気負いを感じさせない、堂々とした戦いぶり。
これが7年間試合から遠ざかっていた選手か!?っと
眼を見張るような落ち着いた戦いぶりです。
カッコイイですね。
試合は桜庭選手のアームロックであっけなく終わりましたが、
私としてはとても勉強になる内容でした。
あ、「格闘技の勉強」ではないです。
・身体の状況に合わせて、どう試合を展開してゆくか
・悪い条件が揃っている中での戦略の立て方
物事の「考え方」の勉強です。
もし自分が桜庭選手にトレーナーとして付くことがあったならどうするか?
また、調整しきれない故障を選手が負った場合、
勝つためにどんな準備をするべきなのか。
もう、妄想がとまりません(笑)
そうそう、
あんな身体の状態で船木選手に勝ってみせる桜庭選手って
ホントに凄いですね!
「あっけなかった。」
との意見の多い試合でしたが、僕的には
最後まで楽しめた試合でした。
次は船木選手の勝つ姿が見たいです。
格闘技の祭典
K-1 DYNAMITE!
を、最近になってようやくビデオで鑑ました。
桜庭選手、大好きです!
彼の戦略の立て方をコンディショニングに応用してしまうぐらい
大好きです。
船木選手、大好きです!
船木選手の書いた「ハイブリッド肉体改造法」
を読んで、その昔、52~3キロしかなかった僕は
68KGにまで増量に成功しました。(←び、微妙)
あ、一応筋肉で増量しましたから!
念のため。
(今はもう、見る影もありませんが…)
その両雄が激突するって言うじゃありませんか…
見たかった!
そして診たかった!!
そして診てしまいました。
船木選手、整っていますねぇ~
きっといいトレーナーがついているのでしょうね。
一方、桜庭選手
膝、悪いんでしょうね。
うちに来ればいいのに…
彼は膝が逆にそってしまう、「反張膝」なんですね。
ぱっと見ただけでは限定できませんが
足首の固さ(背屈制限)が大きな要因の一つになっているような気がしました。
右肩が下がり、右の腹斜筋から左の内転筋に向けた緊張が強く
花道では、左の足を踏み出すと身体を左に揺すり
右を踏み出すと身体が浮く。
これだけの情報でも、色々な状況が考えられます。
きっと相手の右脚へのタックルがしやすいだろうなぁ
でも、相手も感覚的にそれは判るだろうし
そうなるとタックルへは入りにくくなるだろうし…
でも、そこはIQレスラー。
構えで右の脇腹を開け、船木選手の左ミドルを誘います。
これ、罠ですね。
「左ミドルに合わせて、タックル行くよ」
って。
でも、これだけでないのが桜庭選手の凄いところです。
この構え(!?)のもう一つの意味は、
船木選手の「打撃封じ」だとおもいます。
この中間距離の攻防は、どちらかと言えば
船木選手の土俵です。
桜庭選手のとった構えは
この距離での攻防を回避するための戦略でもあったと
僕はにらんでいます。
船木選手もわかってて、空いている桜庭の
右脇腹はそうやすやすとは蹴りません。
となるとタックル対策として、船木選手の選びやすい攻撃は
蹴りよりモーションの小さい「パンチ」ではないでしょうか。
その後の展開も、パンチでの探り合いから距離がつまって
「グチャッ」
っとグランドに移行したような気がします。
この一連の試合の流れを見ていると
なんだか桜庭選手の引いたレールに
船木選手が乗せられてしまったような印象ですね。
しかし、船木選手もまるで精密機械のように
その局面ごとに見事な対応をしてゆきます。
全く気負いを感じさせない、堂々とした戦いぶり。
これが7年間試合から遠ざかっていた選手か!?っと
眼を見張るような落ち着いた戦いぶりです。
カッコイイですね。
試合は桜庭選手のアームロックであっけなく終わりましたが、
私としてはとても勉強になる内容でした。
あ、「格闘技の勉強」ではないです。
・身体の状況に合わせて、どう試合を展開してゆくか
・悪い条件が揃っている中での戦略の立て方
物事の「考え方」の勉強です。
もし自分が桜庭選手にトレーナーとして付くことがあったならどうするか?
また、調整しきれない故障を選手が負った場合、
勝つためにどんな準備をするべきなのか。
もう、妄想がとまりません(笑)
そうそう、
あんな身体の状態で船木選手に勝ってみせる桜庭選手って
ホントに凄いですね!
「あっけなかった。」
との意見の多い試合でしたが、僕的には
最後まで楽しめた試合でした。
次は船木選手の勝つ姿が見たいです。