今更ですが、桜庭vs船木

2008年01月31日 | Weblog
昨年の大晦日

格闘技の祭典

K-1 DYNAMITE!

を、最近になってようやくビデオで鑑ました。



桜庭選手、大好きです!

彼の戦略の立て方をコンディショニングに応用してしまうぐらい

大好きです。


船木選手、大好きです!

船木選手の書いた「ハイブリッド肉体改造法」

を読んで、その昔、52~3キロしかなかった僕は 

68KGにまで増量に成功しました。(←び、微妙

あ、一応筋肉で増量しましたから!

念のため。

(今はもう、見る影もありませんが…





その両雄が激突するって言うじゃありませんか…


見たかった!

そして診たかった!!

そして診てしまいました。


船木選手、整っていますねぇ~

きっといいトレーナーがついているのでしょうね。


一方、桜庭選手

膝、悪いんでしょうね。

うちに来ればいいのに…


彼は膝が逆にそってしまう、「反張膝」なんですね。

ぱっと見ただけでは限定できませんが

足首の固さ(背屈制限)が大きな要因の一つになっているような気がしました。

右肩が下がり、右の腹斜筋から左の内転筋に向けた緊張が強く

花道では、左の足を踏み出すと身体を左に揺すり

右を踏み出すと身体が浮く。


これだけの情報でも、色々な状況が考えられます。



きっと相手の右脚へのタックルがしやすいだろうなぁ

でも、相手も感覚的にそれは判るだろうし

そうなるとタックルへは入りにくくなるだろうし…


でも、そこはIQレスラー。

構えで右の脇腹を開け、船木選手の左ミドルを誘います。

これ、罠ですね。

「左ミドルに合わせて、タックル行くよ」

って。

でも、これだけでないのが桜庭選手の凄いところです。

この構え(!?)のもう一つの意味は、

船木選手の「打撃封じ」だとおもいます。


この中間距離の攻防は、どちらかと言えば

船木選手の土俵です。

桜庭選手のとった構えは

この距離での攻防を回避するための戦略でもあったと

僕はにらんでいます。



船木選手もわかってて、空いている桜庭の

右脇腹はそうやすやすとは蹴りません。



となるとタックル対策として、船木選手の選びやすい攻撃は

蹴りよりモーションの小さい「パンチ」ではないでしょうか。



その後の展開も、パンチでの探り合いから距離がつまって

「グチャッ」

っとグランドに移行したような気がします。


この一連の試合の流れを見ていると

なんだか桜庭選手の引いたレールに

船木選手が乗せられてしまったような印象ですね。


しかし、船木選手もまるで精密機械のように

その局面ごとに見事な対応をしてゆきます。

全く気負いを感じさせない、堂々とした戦いぶり。


これが7年間試合から遠ざかっていた選手か!?っと

眼を見張るような落ち着いた戦いぶりです。



 
カッコイイですね。




試合は桜庭選手のアームロックであっけなく終わりましたが、

私としてはとても勉強になる内容でした。


あ、「格闘技の勉強」ではないです。

・身体の状況に合わせて、どう試合を展開してゆくか

・悪い条件が揃っている中での戦略の立て方

物事の「考え方」の勉強です。


もし自分が桜庭選手にトレーナーとして付くことがあったならどうするか?

また、調整しきれない故障を選手が負った場合、

勝つためにどんな準備をするべきなのか。


もう、妄想がとまりません(笑)


そうそう、

あんな身体の状態で船木選手に勝ってみせる桜庭選手って 

ホントに凄いですね!


「あっけなかった。

との意見の多い試合でしたが、僕的には

最後まで楽しめた試合でした。


次は船木選手の勝つ姿が見たいです。

第三回とよたまセミナー終了

2008年01月27日 | Weblog
いやぁ~、頑張った!
で~もぉ~

やっぱし足りなかった!

時間…

言いたいこと、伝えたい事…

五分の一位は言えた!
気がします…

30分延長して…


頭悪いから、

あっちに脱線、こっちに脱線…

来てくれたみんなに、楽しんで貰えたのだろうか?

只今ひとり反省会です(笑)

終わったら絶対に行くと決めていた「お好み焼き・たこ焼き 浪花」で…




いま吉田拓郎が、

語りかけてくれています。

スピーカー越しに



「ヒトがおるんよね

ヒトがそこに、おるんよね

ヒトがすきやきね…」


ぼくは、意外にヒトが好きなんだなぁ

て、なんとなく


そう、思いました。


あ、オチはないです。

もう三杯目ですよって(笑)

病を見ずに「ヒト」を診たいと想うのです

2008年01月26日 | Weblog
ぼくには「この症状にはこの治療法」という考え方が

そもそもありません。

「どのような問題のために、どのような症状が現れているのか。」

同じ症病名でもけっこう違うからです。

同じ傷病名でも個々のケースで治療的な介入をすべき「勘所」がけっこう違うので

通り一遍のマニュアルに縛られ、盲目的にマニュアルどうりの手順をなぞるのでは

効果が薄いと考えています。



保健医療では「傷病名」に対して点数が付くようで、

とにかく何らかの「病名」をつけなきゃいけないようです。


そして、それを受け取る側(治療サイド)に目の前の患者さんの状態を

正確に把握する力がないと悲しい事が起こります。


33歳で脳出血から半身に麻痺を負ったAさん。

一命を取りとめ、懸命にリハビリに励むAさん。


うちの治療院に来た時、彼は一生懸命に「歩いて」いました。

また以前のように動けるようにと、一生懸命に「歩いて」いました。


いま彼は、見違えるように回復しています。

私は彼に一般的な麻痺の患者さんへのリハビリとしてはちょっと過激な内容を

あえて処方しました。

だって、それ位できる状態だったし、

それが出来ないと「軽い介護を受け続ける」程度にしか

回復が見込めないと思えたからです。


彼はとても子沢山。

まだまだ隠居はできません。

バリバリ働いて、子育てせにゃならんのです。

彼の仕事は「歩ける」だけでできるような「やわい」仕事ではありません。


なのに「歩け」?


目の前の「ヒト」を診ましょう。

目の前の「ヒト」が「ヒト」として、社会復帰するする事を

より高いレベルで実現するために。


Aさんとの治療やコンディショニングを通して、

いろいろ考えさせられるところが多々ありました。

その一つが、「病名診断」に対する問題点です。


Aさんは脳へのダメージを負ったせいで

半身が思うように動かない半身麻痺です。

でも、幸い軽度です。

何とか「歩く」事ができます。

何とか「字を書く」事ができます。


父親として「復活」するために、

ただひたすら「歩いていた」Aさん。


軽度なので「ここまで回復すれば大したものだ!」って

後は生活する中で自然と治るのを待つか、

自分で努力してね

って

そんな治療家サイドの怠慢を感じてしまうのは僕のエゴだろうか…


いま、彼は「走る」事ができます。

いま、彼は「ジャンプする」事ができます。

いま、彼は「上手に字を書く」事に挑戦しています。


わたしには、彼がただ歩いているだけでここまでの回復が「自然と」起きたとは

どうしても思えないのです。


自分自身、何が言いたいのか

正直うまくまとめられません。



ただ、

わたしはこれからも、病を見ずに「ヒト」を診たいと想うのです。

もう~、い~くつ寝ぇ~る~と~♪

2008年01月25日 | Weblog
あさっては「とよたまコンディショニング」主催のセミナーです。

「運動パターン障害への評価と修正 下肢-体幹編」

制限時間は3時間!


短すぎ!!!!!


時間が短いので「要点かいつまんで」「極力解りやすく」

お話しする予定です。


ってか、それしか出来ません。。


時間短いですから


話したいことを話そうとすれば、たちまち事態は収拾の着かない方向へと

流れてしまう事でしょう…


「要点かいつまんで」「極力解りやすく」




それにしても、ちょっと御題が広すぎたかなぁ…


でも、ですね。


こういう「無理め」なミッション、嫌いじゃないんですよねぇ~

ん!?

ミッション?









ってことで、

気分だけ「トム・クルーズ」

ちょっと「燃えて」ます。

「ASTR体験セミナー」 始めます!

2008年01月23日 | Weblog
とよたま手技治療院がバックアップしている

徒手医療協会のセミナー活動も早2年目に突入です。

昨年は書籍とDVDの発売記念として

「ASTR:アクティブ・ソフト・ティシュー・リリース」の紹介

といった趣のセミナーでした。


来年度は、待ちに待った「疾患別セミナー」


講義の時間も2時間45分から5時間半に延長

内容も更に充実したものとなります。


残念ながら、時間も長くなるので「お値段」も15000円と

それなりに上がります。(医療系のセミナーでは相場ですが…)

でも、決して「損」はさせませんYO

現場(臨床)に役立つ情報満載で、「お得度200%」でお届けしますので

こうご期待です!


さて、本セミナーと平行してもう一つ

「体験セミナー」(1Hの講義でお値段は3,000円です)も開催する事になりました。

札幌と東京で行われる予定です。


札幌会場の講師は我らが「沓脱正計先生」(通称ヌギリン)

そして、東京会場は「松本先生…」

ではなくて、


私、古川が勤めさせていただきます。

取りあえず2月の23日を皮切りに月1~2回のペースで…


                         


こらぁ~、そこっ!                

ガッカリしない!!!


「チッ!」



舌打ちもしない!!!!!


え~、

詳細は近々に徒手医療協会HPに掲載いたします。

皆様の「疾患別セミナー」と「体験セミナー」へのご参加

スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます

今後とも「徒手医療協会」を宜しくお願い申し上げます。




「とよたまセミナー」も宜しく

月刊「ダンスファン」打ち合わせ in高田馬場

2008年01月22日 | Weblog
昨日は月刊「ダンスファン」連載記事の打ち合わせで、

高田馬場に行ってきました。

いやぁ~、懐かしい。

私、二十歳前後の頃はしょっちゅう「馬場」で遊んでおりました。


懐かしいな~


なんて店だったか、安ッすい串焼き屋さんがあったんです。

「お通し」に「野菜煮」が出てくるんですけど、

小さな手羽が一つ入ってて、これがまた旨いの何の…


他には

・ウナギの頭の串焼き
 
・豚の睾丸の串焼き

とか…

これがまた、意外に旨くてですねぇ~

もうご飯が進む進む…

そうだ、あの頃はお酒ほとんど飲めなかったっけ。

なつかし~ 



さて、打ち合わせ。

当初11時から「小1時間」の予定だったのですが、

やれ、ジュニアの効果的なトレーニングはどうだとか

試合前のウォームアップの意味や方法はこうだとか

「広い背中」をキープしたまま動くための「軸感覚」の造り方

にはこんな方法もあるだとか

競技者向けにセミナーをするのもいいかも、だとか…


あれやこれやと盛り上がってしまい

何やかやと「2時間」が過ぎてしまいました。

楽しい時間がすぎるのは「あっ」という間ですね。

いや、ホント。



打ち合わせが終わり、担当さんと別れ一人昼食をとることに。

久しぶりの馬場の町、いつの間にこうなったのか

通りに並ぶ「ラーメン屋さん」の多さといったら…


『ん~、ラーメンって感じじゃぁないんだよなぁ』

なんて歩いていて眼に飛び込んだのが↓こちら



『つけ蕎麦』って!?

店構えといい、少なくとも「つけ麺」ではなさそう。

なんか和風。

どちらかといえば「お蕎麦屋さん」のような雰囲気。

チラリと入口脇に「石臼」が眼にとまり、

面白そうなので入ってみました。


メニューを見ると

<温かい・ピリ辛> つけ蕎麦 鶏肉
並・大盛・大大
730円
<温かい・ピリ辛> つけ蕎麦 焼豚
並・大盛・大大
780円

etc...

取りあえず<温かい・ピリ辛> つけ蕎麦 鶏肉 大大

をオーダーしてみました。


店主「お待ち頂いている間に、ゴマをお擂りください」

と、出されたのがこちら↓



おとなしく「ゴリゴリ」やっているところに

真打ち登場!↓




なるほど!

「つけ麺」風の「お蕎麦屋さん」だったんですねぇ~


お味もGOODで大満足でした!


って、きょうは何の話だったんだっけ!?


ベルトにお腹が…

2008年01月19日 | Weblog
おい、俺!

お前はどんだけ治療院がスキなんだ!

ってか、いっそのこと治療院に住んでしまえ!



と、

心の中の「デビル古川」が「エンジェル古川」を罵る今日この頃。

そう言えば、年明けてからその日のうちに帰った日って

何日あったろう?





だって、


徒手医療協会のセミナー準備やら

とよたまコンディショニングのセミナー準備やら

「上段蹴り倶楽部NEO」の準備やら

やらやら…


嗚呼…

一日が36時間だったらなぁ…


と、うつむいた瞬間

「おや!?」

ベルトの上になにやら餅のように「こんもり」とのしかかる

こいつは…

何!?




















そいつは『メタボリック的な塊』そのものでした

ど、どどどどどどどっどど

どうしよう…

けけけけけけけけ健康運動指導士なのに…










運動しなきゃ…( ← と、ドーナツをほうばる私であった)


運動の前に間食やめたほうがいいかも!?ですね(← と、差し入れに頂いたハンバーガーをほうばる私であった)

練馬 江戸銀

2008年01月18日 | Weblog
一昨日の夜、

閉院後の静寂を打ち破る電話の音…

「先生ぇ~、ま~だ仕事してんの!?」

あきれたような口調で「男」は言う。

「いま江戸参りなんですけど、先生もいかが?」

江戸参り…

とは、練馬にある鮨屋「江戸銀」の事である。

「まだ当分出られそうにありません」

後ろ髪を引かれつつも「お誘い」を断る私。

「しょうがない先生だねぇ。

 まだご飯食べてないんでしょう?

 いま、お寿司もってってあげるから!」

思いがけない幸運に、胸のロザリオに十字を切る私(←「ロザリオ」持ってないし…)


程なくして届いた折り詰めがこちら



もう「仕事しよっ!」って感じじゃないですよね…



見てくださいよ!この「大トロ」…

「お疲れ!どう!?一杯!」

って絶対に言ってる…

耳澄ましたらかすかに聞こえたし。



鉄火巻きまでこんなだし…



「海老」だって只者じゃぁない感じですよ…

おまえは4WDか!?と…



ここまで来ると「うに丼」ですよ…




いくらに至っては、かなりの「大物振り」で僕のハートを鷲づかみ!

粒大きすぎ!

ナミヘイさん「いくらももうハタチかぁ…」

いくらちゃん「ハ~イ!」

ってナぐらい

粒大きすぎ!

エ!?

「何で写真がないのか?」って?

そりゃぁアンタ…























食べちゃったからに決まってんじゃないのさ!!!

「セルフ・ケア&エクササイズ」HPにアップいたしました!

2008年01月15日 | Weblog
新たに「セルフ・ケア&エクササイズ」のページを

「とよたま手技治療院」HPにアップいたしました!

いえね、最近の「文通」で写真とってまとめてFAXして…

なんて事が続いてたもので、

まとまった資料が溜まったものですから、

「これ、そのままHPに載せちゃってもよさそうだな…

なんつって



載せちゃいました!


我ながら、夜なべの急ごしらえの割りにけっこう良くできたほうかとおもいます。

取りあえずご報告まで


↓こっちも読んでね

「手書きのゼッケン」-杉山選手優勝の舞台裏-

『母指の痛み』にセルフASTR -文通 パートⅡ-

2008年01月12日 | Weblog
今日は雪国からメールが届きました。

Mr「親指と脈を計るところら辺が痛くて仕事になりません…

と…。


たぶん「母指対立筋」のトリガーポイントだろうと思い



『トラベル&サイモンズ トリガーポイントフリップチャート

の図を写メで送って確認してみると、

Mr「そこです


やっぱし…


しからば!っと、こんな方法を提案させていただきました。



1、フリップチャートの「×」印の辺りを指圧して

  症状が再現される場所を探す。

2、親指を曲げ、痛むところを指圧。
  (そして、もしできれば少し手前に皮膚を引き母指対立筋をフック)

3、指を10回ほど曲げ伸ばし。

4、もう一度症状を確認して、和らぐようならもう1~2セット繰り返す。


つまり、「セルフASTR」ですね。

上手く治ってくれるとよいのですが、あとは結果報告を待つのみですね

文通してます…

2008年01月11日 | Weblog
わたしの治療院にいらしている「選手」の方の中に

年に2~3回、海外で試合をされる方がいます。

今もとある国にいらっしゃるのですが、

有難い事にコンディショニングに関しての質問・相談が

メールで送られてくるのです。


何が有難いって、その方の行っている国って

私の学んだ治療法のいわばメッカ。


本場の先生ではなくて、私に聞いてくれるなんて…


嬉し~じゃないですか


で、メールで問診→運動処方送信→経過報告→

なんて感じのやり取りが続きます。


こ、これはもしや…











































文通!?

お好み焼き「浪花」-ノスタルジック・フィーバーなお店-

2008年01月10日 | Weblog
練馬って、ほんと隠れた名店が多いです。

先日の月曜に家族で「浪花」というお好み焼き屋さんに行って参りました。



店内のBGM といい、壁のポスターといい、

女将さんの「聖子ちゃんカット」といい…

もう70年代全開

かろうじてジュリーと山本ジョージ(←でよかったっけ!?)は解ったのですが、

あとの曲は本能的に『きっと生まれる前の歌だな…』な感じでした



ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、

ぼく、

こういう「昭和」な雰囲気の店、大好きなんです!

←すみません、写真撮る前に食べちゃいました…

この日は「たこ焼き」「お好み焼き(ミックス)」「モツ煮」「トンペイ焼き」

をオーダーしてみました!

して、お味のほうは…






















最高です!!!

「浪花」練馬区豊玉北5-15-1 小泉ビル2F 03-3993-7285

オススメですYO!





「手書きのゼッケン」-杉山選手優勝の舞台裏-

こちらもオススメ

ケネディ - 「神話」と実像 土田 宏 著

2008年01月06日 | Weblog
←土田氏

『ケネディ - 「神話」と実像』中公新書

ぼく、この手の本って正直ニガテでした。

でも、『ケネディ - 「神話」と実像』

これは面白かった!

すごく良かった!!

何がいいってテンポがいい。

知らないうちに「土田ワールド」に引き込まれてしまう。


患者さんに勧められて「いやいや」読みはじめたのですが、

おかげ様でしっかり寝不足です(笑)

面白すぎて


ケネディの、大統領になるまでの軌跡の裏側から

実は病弱で、かつ複雑な家庭環境であったこと

さらに「暗殺」のさまざまな証拠の語る

恐ろしげな事実…


以前、この本を読む前に

著者 土田先生にもお会いしたことがあるのですが、

とても気さくで温厚、ユーモア溢れる先生でした。


この本の中ではさらに「冷静」かつ「ロジカル」な研究者の眼も伺えて

「へ~、あの先生ってこんな一面も…」

なんて驚きもあったりして、そういった意味でも面白さ倍増でした。


いやぁ~、マンガと治療関係の本以外を

ここまでのめり込んで読んだのって久しぶり。



この手の本に興味のない方も、是非読んでみていただきたいですね!

オススメですよ~



極真空手 杉山選手優勝の舞台裏 「手書きのゼッケン」

こっちも読んでね

今年も「ギックリ腰にご用心!!」

2008年01月05日 | Weblog
きょうは急な「往診依頼」の電話がありました。

昨年の夏にご来院いただいた方からのの電話でした。

何でも昨日から急に腰が痛んで今朝は歩く事もできないとのこと


普通でしたら、「整形外科」の受診をオススメするところなのですが、

経過を聞いて見ると「座った姿勢から立とうとしたときから痛み出した」

といったところが「きな臭い

いろいろと電話口で問診していると

痛みの原因は「ケガ」ではなさそうです。

何とか出来そうだったので「では、伺います!」という事に


お会いしてみると、なるほどひどい有り様です。

寝返り一つにも苦悶の表情を浮かべています。


『これはスッキリは行かないな』

との予想どうり、痛みは治療後3割減とのことでした。

でも、ずいぶんと動けるようになり

先ほど頂いたお電話では

患者さん「先生、ずいぶん歩けるようになりました!

私「それは良かった!

患者さん「少し様子を見ます。

とのことでした。

治療後の4時間の間にさらに回復されたのですね。

いや、ホンとよかったです


この方に限らず冬場は「急性腰痛」の患者さんが増えるんですよね…

おそらく、コタツで脚投げ出して背中丸めて長時間座っていたりするのも

原因になっているんじゃないかなぁ。

なぁ~んて思います。

「コタツでしばらくTVを見てた」姿勢から

急に立ち上がろうとするとき

この瞬間が危ないんです

心当たりの方は、「コタツでしばらくTVを見てた」姿勢から

立ち上がるときは気をつけて下さいね



【なぜか!?】

コタツに足を突っ込み、背を丸めた長座位の姿勢では
腸腰筋が弛緩・短縮し、起立筋や多裂筋は
めいっぱいストレッチされています。

長時間こういった状態が続いた場合、
急な体動から筋紡錘がパニックを起し、
ストレインを誘発することがあるのです。

さらに詳細な内容が知りたい方は「Dr.ジョーンズの ストレイン-カウンターストレイン」という本を読んでみて下さい

名著ですよ

明けましておめでとうございます

2008年01月04日 | Weblog
明けましておめでとうございます

本年も「とよたま手技治療院」を宜しくお願い申し上げます。



お正月、皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか!?

僕はデすねぇ~

酒のつまみを作る→熱燗を飲む→酒のつまみを作る→熱燗を飲む→コタツで寝る

を「これでもかぁ~これでもかぁ~

と繰り返していたせいか、3.5キロの増量に成功いたしました!

あっかぁ~ん、痩せねば

と、言いつつも差し入れの「ケーキ」をぱくつきながらビールを飲む私…

ま、ダイエットは明日からという事で…


あ、そうそう。

酒飲んでた以外に「スケート」にいったりもしました。

スケート、久しぶりでしたがこんなに凄いものとは…

いや、何が凄いって、これってメっちゃクチャいい「バランストレーニング」

になるんです。

「なるんです」っていっても

今回気付いたんですけどね



股関節は柔軟に使われ、膝と足関節のラインは直線上に揃うう事を強要され…

それが出来れば力の伝達も効率的に行えるようになりますから

「パフォーマンス」も上がろうってもんです。



現に4歳の息子なんてスケート終わった直後

今まで見たこともないくらいのスピードで走って見せましたから!


みなさんもどうです!?

「スケート」!

↓息子の治療中。主訴は「小指が痛い。何も感じない。」外側足背皮神経の一時的な麻痺と考えられますが、
遠位ケイヒ関節の操作で即回復しました。



おすすめ動画