2016年、仕事納め

2016年12月28日 | お知らせ

2016年の診療も本日を持ちまして終了させていただきました。

最終日の今日もバラエティに富んだ相談で、愉しく(と書くと語弊がありますが…)治療をさせていただきました。

今日が最終日だったせいか、気持ちセルフケアやエクササイズの指導が多かったような気もします。

膝が痛いAさん

頚が痛いBさん

いきなりプランク30秒(インターバル1分で2~3セット)させられてビックリしましたよね(;^ω^)

でも、ちゃんと痛みなくしゃがめたでしょう!?

頚の動きも大きくなったでしょう!?

運動も適切に行えば治療になるんだって、気付いていただけたでしょうか?

気付いてくれたら嬉しいです。

エクササイズはできたら続けてほしいけど、

出来なかったからって自分を責めないでくださいね。

出来た日があったらやらなかった日よりも一ついいことをしたってことですから、

そっと自分を褒めてあげましょう。

 

振り返ると今年も1年が早かった。

日々の皆さんの治療から、今年もまたいろんな学びを頂きました。

そうした発見は講師活動を通じて業界へ還元させていただきました。

講師活動もいろいろあったなぁ。

来年はどんな発見があるのか、いまから楽しみです。

あんなこと、こんなこと、いろんな相談を待っています。

 

冒頭で書いた通り、今年の診療は今日で終了です。

新年は1/6(金)から再開いたします。

予約フォームはちょくちょくチェックする予定でおりますので、お休み中もお気軽にご相談をお寄せください。

 

それでは今年も一年、とよたま手技治療院をご愛顧いただきありがとうございました。

皆様も良いお年をお迎えください。


いつも通りですみません…

2016年12月24日 | よもやま話

今日はクリスマスイブなんですよね。

はい、メリークリスマス!

って、毎年これは25日になっていう言葉なのか24日にいっていい言葉なのか迷うんですよね(^^;

ほんとどっちなんでしょう⁉

 

それはそれとして、

今日もとよたま手技治療院は通常営業でございました。

そんな中、患者さんからこんな声が…

「あれぇ?先生普通!」

「え?何のことです??」

「サンタのカッコでもしてるかと思ったのに~」

私もね、今日ぐらいとんがり帽子に鼻眼鏡ぐらいつけとこうかと思ったりもしたんですけどね(;^ω^)

でも、めっちゃ苦痛に顔を歪ませてる患者さんとか来た時に浮かれた鼻眼鏡が「ヤッハ~!メリクリ~!!!(゚∀゚)」なんつって出てきたらぶっ飛ばされそう不謹慎かなって…

さすがにちょっと勇気が出なかったです。

年かな⁉(;´∀`)

そんなところで、

期待に添えず、申し訳ない!

 

さて、今年の診療もあとわずかとなりました。

今年の疲れ、今年の内に!

そして、今年の故障も今年の内に!

ということで、年内は28日まで診療しておりますので、お気軽にご相談くださいm(_ _)m


身体は一つのユニットだという実感~後面深層のアウターユニットとディープフロントアームラインのリンク~

2016年12月19日 | マニュアルメディシンの話

図版引用:Anatomy trains second edition Churchill Livingstone

 

お話しの前に、下の図を見てみてください。

アウターユニット に対する画像結果

 

図版引用:Karageanes Principles of Manual Sports Medicine LWW

上の図は「後面深層のアウターユニット」の資料としてあげました。

右の大腿二頭筋→仙結節靭帯→右起立筋・対側の胸腰筋膜深層(と言いつつ左の腸肋筋と下部僧帽筋、そして三角筋後部へと緊張が伝播しているケースもしばしば…)といった「仙腸関節」の”支え”を補強する軟部組織群です。

仙結節靭帯から先を、背骨をまたいで「Y字型」に繋がっているとご想像ください!

図版引用:Anatomy trains second edition Churchill Livingstone

左上肢に描かれている筋群が「ディープフロントアームライン」です。

一番上の図にもあるように、二頭筋は上部僧帽筋への繋がりも持っています。

 

さあ本題。

 

動画は2011年7月のものです。

主に起立筋の緊張からくる骨盤の捻転機能障害への対処法として使う技です。

そして、その起立筋の緊張は二頭筋や腕橈骨筋といった上肢の屈筋の緊張の影響を受けているという前提を証明している技法でもあるんです。

YOUTUBEの動画の整理をしていたら見つけたんですが、今ではもう使わなくなっていた”手”。

でも、改めて見てみて『中々いい手だな』とちょっと関心してしまいました。

…自画自賛ってやつですね(;´∀`)

何が「いい」って腰が固いのに「腕」の関与を「逃さず」「いっぺんに」解除できるのがいい!

ものぐさな私ならではの発明だなって、5年前の自分を褒め褒めしちゃいました。

この技法が成り立つ背景について、ちょっと説明足せてください。

これは私の臨床経験からの発見なのですが、

「ディープフロントアームライン」(byトーマス)という腕の筋膜群に生じた緊張は

肘関節を屈曲位に保持(肘が曲がるってこと)してしまいますので、

上肢の重心が前腕の中心にある関係上、肩甲骨には前傾が生じます。

つまり、肘が伸びずらくなると肩が前に出っ張るってことです。

すると同側の胸郭には前方へのトルクが生じます。

つまり、腕の重心が前に出て、肩も前に出る分、それにつられて背が丸まるってことです。

ほっといたら腕の重さに負けてどんどん”お辞儀”してしまいますから、

身体は反射的に”真直ぐに立とう!”と「後面深層のアウターユニット」でカウンターバランスをとるんです。

平たく言えば、バランスをとるために背中の筋肉で引き返すってことです。

そうして互いに緊張を高めあって何とか重心を安定させるんですね。

こうした働きが反射的に、つまりオートマティックに出てくるってんですから、身体ってすごいですよね。

ちなみに、こうした背景で起こりがちなのは「肩こり」「腰痛(この場合屈曲型腰痛)」です。

腰痛は解りそうなもんですが、「肩こり」は意外でしょう⁉

でも上位肋骨に腕を伸ばした腸肋筋の過労は肩甲骨の内側(肩甲骨内縁)に強いコリを作ります。

「病膏肓に入る」

なんていう肩甲骨の内縁の痛みがそれです。

もっと表層の筋の仕業と言われがちですが、私の見立てではその多くは腸肋筋の付着部の故障です。

他にもこの状況では肩甲骨を支える筋の過労による「肩こり」それに「頭痛」なんかも出てきます。

面白いと思いませんか?

腕の緊張が故障の切っ掛けになっているのに腕には大して問題が出てこないんですものね。

むしろ割を食わされて帳尻を合わせるために一肌脱いだ方に症状が出ている。

でもって、このように相互が緊張しあってバランスしている場合、

どちらか一方のグループに緊張や短縮を残すと、もう片方もすぐに緊張を取り戻してしまうから

解除するのにけっこう難儀するんです。

気になるところだけほぐそうとしても関連のある患部から離れた筋」残った緊張がすぐに患部の緊張を呼び起こして振出しに戻してしまうんです。

徒手医学では「身体は全体が一つのユニット(機能単位)として働く」と考えていますが、

上記の臨床経験からも『ほんと、そうなんだなぁ』と感心しちゃいます。

何はともあれ、そうした背景がある以上、痛いところだけ見ていては治せるものも治せないのです。

これは私の持論でもありますね。

で、動画の方法は関連した腕の筋膜群も下肢から体幹の筋膜群もまとめて介入できるのが偉い!

久しぶりに、ちょいと自分にかけてみたところ思った以上に切れもいい!

なんで使わなくなったのかが不思議なくらいです。

こりゃ明日の治療でリバイバルしてしまうでしょうね。

してしまうな。(*´ω`)


熊本地震復興チャリティセミナー、無事成功!

2016年12月18日 | セミナー/講習会

去る12/11(日)、熊本地震復興チャリティセミナーを行いました。

今回はその活動報告です。

まず初めに、

ご存知の通り、日本では毎年のように大きな災害が各地で起こっています。

この東京も、いつ大きな地震が起こるかわからない状況だと言われています。

熊本での震災も決して対岸の火事ではないことを自覚して過ごさなくてはならないと感じています。

こうした現状をみて、小さな力であっても出来ることをしようと決意し、本企画を立ち上げさせていただきました。

熊本地震に被災された皆様の「日常」が、一日も早く取り戻されることを願っています。

 

 (以下、報告)

「はじめての手技療法」と銘打ったこの企画

有り難いことに、定員を大きく超える申し込みが寄せられ、キャンセル待ちまでいただくことができました。

おかげさまで、上限いっぱいの募金を熊本に送ることになりました。

ご参加いただいた先生方と、告知や募集にご協力いただけた皆様に、この場をお借りして深く感謝申し上げます。

 

今回のセミナーは私以外の講師を複数立てた、徒手医療協会としては非常に珍しい回となりました。

講師に立ってくれた先生方は皆さん現場経験こそ豊富ですが、講師としてはじめての登壇。

その準備では彼らにとっても学びが得られることを祈って、私も「妥協せずに取り組む」ことを彼らに厳しく課しました。

結構な厳しさに逃げ出したくなった先生もいたかもしれません。

そして、私を嫌いになった人もいるかもしれません…(-_-;)

それでも彼らは被災された方々のままならない現状に想いを馳せ、

自身のままならない状況から逃げずに準備をしてくれました。

その期間は、実に3か月に及びました。

忙しい仕事の合間での準備作業、本当によく頑張ってくれました。

その成果の一端がこちらです↓

※中村先生以外の先生は鋭意編集中です。

 

どの講義でも技法の効果を肌で感じていただくことができ、

参加された先生方からは驚きの声とともに高い評価をいただくことができました。

ここまで頑張ってくれた講師の先生方にも深い感謝を贈りたい。

  

これからも私たち一般社団法人徒手医療協会は意味を持った活動を重ねてゆきたいと思います。

これからも皆様のご声援を賜れましたら幸いです。

○講義を終えて

左から 

前列:五十嵐先生(整形外科勤務)/私/中村先生(整骨院勤務)

後列:藤垣先生(整形外科勤務)/佐々木先生(老健施設勤務)


フォアフット走法と腸腰筋由来の股関節(鼠径部)痛 =完結編=

2016年12月16日 | スポーツ障害

さて、たぶんこれで完結編。

「そもそも論としてフォアに拘るべきか?」といったところも踏まえ

身体の特性に合わせた走り方についての考察です。

そう、考察なんですよね。

なので、私の個人的考えであることをお忘れなく。

 

今までを通してまとめるならば、

フォアフット走法は「身体をバネのように使う点」が運動の効率化の肝となっているようです。

(詳しくはフォアフット走法と腸腰筋由来の股関節(鼠径部)痛 =その2= =その3=をご参照ください

では何がバネとなるのかと言えば、主には腱そして筋膜となるでしょう。

腱は靭帯や筋膜と同じくコラーゲンという蛋白の線維で出来ています(※筋膜は少量のエラスチンというゴムのような繊維も含まれてます)ので、

前出のネグロイドやコーカソイドの関節周囲の靭帯の発達の良さを考えれば、彼らは腱も強いのだろうと思われます。

逆に、関節の柔らかな、つまりコラーゲンの発達の弱い方(多くの日本人⁉)の場合、腱の発達も弱い傾向にあるでしょう。

そうした場合は、腱や筋膜などのバネを使うよりも骨格を上手に使った走り方の方が合っています。

骨格を使った走りとは、関節を複合滑車装置として使うことで運動の効率化を実現している走りだとご理解ください。

複合滑車は定滑車という位置を変えない支点と動滑車という位置を変える支点が組みになった滑車装置で、

一組の複合滑車で伝わる力を2倍にすることができます。

いくつも合わせれば4倍6倍…と力が強くなってゆくわけです。

それを踏まえ…

筋肉と関節は滑車装置だと言われています。

これを複合滑車装置として使うにはどうすればいいのでしょうか?

私の見解では、

関節ではなく胴体・太もも・すねといった節々の中心に定滑車としての運動中心を作り、

股関節・膝・足首は動滑車として定滑車をつなぐライン上に寄せる、もしくは離すといった運動をすれば複合滑車としての作用を得ることができると考えています。

では、そうした走りとはどんな走りなのか?

それはずいぶんと前に流行った「ナンバ走法」が良い例だと思います。

私はあの走りは骨格を主として筋(筋膜ユニット)を従として使った走りだと解釈しています。

ちなみに、

どちらの走り方も重力を上手に味方につけることが大切な条件となると思われますが、

フォアはバネを使って跳ねることで重心を引き上げ、そこから得た位置エネルギーを落下による運動エネルギーに変え、またその接地時の床からの反力をまたバネによって加速させることで走るという運動を効率よく継続させている(と考えている)点と

ナンバは重心を引き上げずに倒れこむことで位置エネルギーを運動エネルギーに変え、倒れる前に次の脚(という骨組み)を継いでゆきつつ、それらを複合滑車として身体を連動させる中で倒れた分の位置エネルギーを補い、走るという運動を効率よく継続させている(と考えている)点で

対照的な走法だなって感じます。

…伝わりにくいでしょうね、字だけだと。(-_-;)

フォア=重心を斜め上方へと跳ね上げる

ナンバ=重心を斜め下へ転がす

そんなイメージです。

え?

よくわかんない⁉

ま、仕方がない。

そこのところが知りたい人は、治療院にチューニングを受けに来てください。

 

話は戻って…

 

治療家目線でモノ申せば、

走り方を変えたことで故障をしてしまうと、ついその走り方が悪いのか?と考えられてしまいがちですが、

そうではないのですね。

 

フォアは腱や筋膜の(コラーゲン線維)の弾性を利用するエネルギー効率の高い走りであることは間違いない。

ナンバも骨格を複合滑車として利用するエネルギー効率の高い走りであることは間違いない。

大切なのは自身の身体の特性に合った走り方を選んだかどうか、だと思われます。

世界的に長距離の早い外人さん達が皆フォアフット走法が得意だったとしても、

彼らの身体特性というものもあっての「効率的走法」ですから、

足首の軟らかい方の場合は「ナンバ走り」のようなスリ足に近い方法の方がよいかもしれません。

というのが私の意見です。

でも、フォアフット走法の優れた点も手にしたい!

と考えるのであれば、それなりの準備をすればよいでしょう。 

フォアでケガを負う方はその走り方をするための構造物、つまりは腱の強度が間に合っていない点と、

反射的で強い筋力発揮を含む運動全体をコントロールできてないことに問題があるとみています。

※それに関しても「腱の強度」に依存しているのではないかと思いますが、それもいまは置いておいて。

 

フォアを自身の走りのプラスにしたいのならば、件の故障(腸腰筋の故障)の背景となる

「過労して縮みあがったふくらはぎ」からの異常運動の連鎖、これを止めるための準備が必要です。

あ、ここで「話が飛んだ」と感じた方はシリーズ全般をご覧になってくださいね。

下腿の筋腱をしなやかに鍛えるには縄跳びも良いでしょう。

腸腰筋にばかり負担をかけないようにするためには脚全体を丁寧にコントロールできていることも大事です。

それにはバランスツールを使ったスクワットやランジといったトレーニングもお勧めです。

そうした方法は、またの機会にでもお伝えできたらな、と思います。

興味をお持ちいただいた方はお気軽にご相談を。

以上、「フォアフット走法と腸腰筋由来の股関節痛完結編」でした!

 


フォアフット走法と腸腰筋由来の股関節(鼠径部)痛 =その4=

2016年12月06日 | スポーツ障害

この記事、2年前に書くつもりで途中で放置してしまっていた記事(ワザとじゃないですよ(;^ω^)忙しさで忘れてたんだと思います。)なんですが、

先日患者さんから「続きが読みたい」とのリクエストをいただき、2年の月日を超えてのシリーズ再開となりました。

2年…

ずっと気にかけていてくれたんでしょうかね?(^^;

有り難いやら申し訳ないやらです。

で、今回はまず故障時の対処の手法から紹介させていただきますね。

 

さて、対処について。 

先ずはじめに、故障の対処の基本を押さえましょう。

痛みが増してきた時期には、痛みの原因が患部のダメージ(損傷・炎症)によるケースを疑います。

運動開始から運動後に向けた痛みの増悪というのもダメージのサインの一つです。

走り始めが痛くてもその後落ち着く…なんて時も運動の終盤に向けて再び痛みが増す時には要注意。

こうした時期には痛みが現れる前の「違和感」の時点で無理せず運動は中止しましょう。

患部のダメージ(炎症・損傷)が疑われる時には3~6日の安静を心がけます。

多くは3日、長くても6日もすると炎症が落ち着き、痛みが一段回軽くなりなります。

ですので、

「お、昨日より大分軽くなったぞ!」

となるまで、運動は我慢しましょう。

それから安静にしている間、痛む箇所のアイシングも忘れずに。

ビニール袋に溶けかけの氷を入れて、「15分冷やす→5分外して休ませる」を3セット程行いましょう。

患部の炎症が落ち着いたら徐々にケアを始めます。

おすすめしたいセットは

1、足首の調整

これ、いい方法なんですけどもだいぶ前の資料なんですよね…

今はもっと動きを使った方法をチョイスすることが多いかも。

でも、動画がないんですよね…

すみません。

NEWバージョンに興味のある方は…ご来院いただけますでしょうか(^^;

ちなみに足首の動きに足部が影響しているケースもありますね。

そうした場合は下の動画のエクササイズがおススメです。

「外反母趾」の対処として紹介していますが、足底筋膜炎やモートン病にも効果ありです。

 

2、膝関節の調整

膝の調整は以下の二つ。

これらの手法はあらゆる膝の故障に対応できます。

変形性膝関節症にも効果大です。

細かい用途は以下の通り。

大腿骨と脛骨の間、つまり脛骨大腿関節の動きをただすのには下の方法になります。

 

膝のお皿と大腿骨の間、つまり膝蓋大腿関節の動きをただすのには下の方法になります。

これは膝蓋軟骨軟化症とかジャンパー膝へ処方することが多いですね。

 

3、股関節の調整

 

これらは関節の働きを正常化する作用を持つものですので、

障害予防やウォーミングアップに活用できますので、ぜひお役立てください!!!

 

 

さて、

次回は「そもそも論としてフォアに拘るべきか?」といったところも踏まえ

身体の特性に合わせた走り方についても考えてみたいと思います。

って、いまフォアフット走法ってどうなんだろう?

まだ話題になってるんだろうか⁉

その点も患者さんに聴いとけばよかったな…(-_-;)

ま、2年前の書きかけの記事にはそこに踏み込もうとした跡があるので、

2年前の自分の意図を汲んで書き上げようと思います。

だいたいの内容はフォアとナンバの対比となりそうです。

では!

=つづく=


スロトレの結果

2016年12月05日 | トレーニング日記

さて、先週のスロトレの結果でございます。

当日の工程はこんな感じ。

1.スクリーニング(前後屈・左右側屈・左右回旋・スクワット・バンザイ等の動きから、いわゆる歪み、つまり身体に癖づいた機能障害を炙りだす作業)

2.ラッシングバンドを使った問題点の解除(ラッシングバンドメソッドと呼んでいます)

ラッシングバンドメソッドによる変化はこちらの動画を見てみてください。

 

3.専門動作におけるウォーミングアップ:種目はバックスクワットをチョイス

4.3レップマックスにトライ

「3レップマックス」とは、3回挙げられる重量の最大値を見つける作業です。

通常は1MAXと言ってその日の最大挙上重量を見るのですが、ケガからの回復期ですので再受傷のリスクを回避するため、負担も少なく動作をコントロールしやすい重量内での限界を見るために「3レップマックス」をチョイスしました。

しかし、思った以上に挙がらずがっかり。

5.3レップマックスの重量からその日の40%の重量を割り出す。

6.スロトレ開始

で、メインのスロトレの模様なんですが…

3セット目:後半気が遠くなる(うわぁー、あと2セットもあるのかぁ~(;'∀')って感じ)

4セット目:腿がパンパンになって、うめき声が漏れ出す

5セット目:腿がさらにパンパンになって、うめき声がさらに漏れ出す

しかし、終了後『あれ⁉ガクブルしない…』

つまり、追い込みきれてない状況に困惑(-_-;)

『ここまでで終わろうか⁉』とも思ったんですが、

このままではおそらくホルモンの大量分泌は望めないだろうということで仕方なくワンモアセット!

攻めろ!攻めるんだ!!

攻めて美味しく「丸ごとバナナ」を食べるんだ!!

と、決意の6セット目…

腿がパツンパツンになって痛み出す。

もちろん、うめき声は漏れっぱなし。

しかし、あろうことか「ガクブル」が来ない…

仕方なくワンモアセット追加!

もうこれが最後!!

攻め切ろうぜ!!

絶対に自分に負けるな!!!と、決死の覚悟で臨んだ7セット目…

もう1レップ目から内側広筋が焼け付くように痛む。

しかし、あろうことか「ガクブル」しないで終了。

 

内心

『やばい、これじゃぁ苦しみ損で終わっちゃう…』

なんて心配(核心⁉)もあったんですが、正直心が折れちゃいました。(^^;

それに7セットも苦しんだ取り組んだわけですし、それなりに効果が表れるだろうということにして、

ここまでで終了。

クールダウンに腹筋を少々とストレッチとテニスボールを使った筋膜リリースをしてトレーニング終了。

帰り道、うまくいったときに来るあの「丸ごとバナナ(生クリーム)」への飢餓感が訪れることを期待していたのですが、

残念なことに飢餓感ゼロ…

翌日、思った通り、例の『めっちゃ痛み引いてる~~~~!(゚∀゚)』という結果は訪れず、

普通~に筋肉痛が来るという残念な結果に終わってしまいました。

う~ん、残念。

でも、丁寧にスクワットを繰り返したせいで重心の位置や床を捉える感覚はクリアになってきました。

これはウエイトリフティングをするのに有意義な成果です。

消炎作用は取り逃がしてしまいましたが、

「動き」の効率化がみられたところで収穫あり!と一人納得。

 次こそは「ガクブル」からの「丸ごとバナナ」まで追い込むぞ!

と、いうことで、

以上、「スロトレ」結果報告でした!


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