膝の痛みのセルフケア‐その弐‐

2008年05月27日 | Weblog
「膝のケア」第2弾です!

今回の動画は、腿の外側から膝のお皿の外側の痛みにオススメです。

大腿四頭筋のうちの外側広筋(ガイソクコウキン)という筋肉の

コンプレッションストレッチです。


トリガーポイント・フリップチャートより引用(6/3 追記)

(×印)の「いた~い」ところを念入りにコリコリしてあげましょう。

膝の曲がりも悪さにも効果アリです。

前回のエクササイズと併せてお試しください。


さて、

今回もまた、予めおことわりさせて頂きますが

炎症を起こしている時のエクササイズはNGです。

炎症が治まるまで3~4日は豆にアイシングしましょう。

ズキズキと拍動性の痛みがあるときや、

痛む部分に腫れや熱感があるときは

炎症による痛みの可能性がありますからご注意ください。


エクササイズ中に痛みが増す場合はもちろん中止してくださいね。

無理は禁物です。

で、この時点で整形外科に行っていない方は、

しっかり病院で診てもらって頂きたいものです。


どうしようか迷ったら…


ご来院、お待ち申し上げます!!


※このエクササイズによるケガ・事故に関しましては
当院では責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。

事務局よりお知らせ

2008年05月24日 | Weblog
日頃より当ブログをご愛読賜り、誠にありがとうございます。

本日は事務局よりご案内申し上げます


すでにご存知の方も多いかと存じますが、

月刊「ダンスファン」誌にて好評連載中の

「即効30秒エクササイズ」(当院院長監修)に加え



先月より月刊「フルコンタクト空手」誌に、

院長によります 記事「上段蹴り倶楽部」の新連載がスタートいたしました


本日、当院ホームページにて、両誌の最新号情報をUPいたしました。

アクセス頂ければ幸甚に存じます。


また、書店で両誌をお見掛けになりましたら

ぜひお手にとってご覧くださいませ。

 

 掲載ページ=フルコン…P.49、ファン…P.60


今後とも、変わらぬご愛顧の程、何卒よろしくお願い申し上げます。

膝の痛みのセルフケア

2008年05月23日 | Weblog
膝がいたいとき

テニスボールとストレッチポールがあるといろいろと重宝するものです。

今回から、珍しくシリーズで

「膝のトラブル」のセルフケア

についてご紹介したいと思います。

さて、第一回は

「曲がりにくい膝」

え?

痛みの話じゃない!?

ま、焦らずお付き合いください。



膝を曲げるとき、脛の骨は内に回りますので

膝が曲がりにくい時には、脛を外へ回す筋肉が

固くなっていることが多多あります。


で、その「外へ回す筋肉」なんですが

面白いことに腿の裏にあったりします。

ハムって聞いたことありませんか?

あの腿の裏にある筋肉です。

内側の半膜様筋・半腱様筋と、外側の大腿二頭筋をまとめて

ハムストリングスなんていうんです。


お歳暮なんかに登場する「ハム」はこの筋肉なんです。

豚さんのね…



膝の曲がりにくさでは、真ん中より外半分の大腿二頭筋が悪さします。

これが固く縮むと、膝を曲げるときの

脛の内回りが出来なくなりますから

膝の曲がりが悪くなるんです。

この大腿二頭筋(特に短頭)のトラブル

さまざまな膝の痛みの背景にけっこうな割合で診られるものなんです。

なのでこの部分のケアは、けっこう大事なんですよ。



まずは、この映像のエクササイズをお試しください。

ん!?

横向いてる…


ま、ご愛嬌ということでご勘弁ください。。。



イスの座面と腿の間にテニスボールを挟みます。

場所は腿裏の中ほど(やや膝より)の外側。

「いたい」所を見つけたら多くの場合そこがポイントとなります。

10回ほど膝の曲げ伸ばしを繰り返したあと

しゃがみ易くなっていれば「うまくいった」という事になります。


ただし、全てのエクササイズに共通していえる事なのですが、

炎症を起こしている時のエクササイズはNGです。

やってはいけない。


ズキズキと拍動性の痛みがあるときや、腫れや熱感があるときは

炎症による痛みの可能性がありますからご注意ください。

ちなみに炎症であればエクササイズよりもまず「安静とアイシング」です。

(↑ついでに、セオリーどうりにいえば圧迫・挙上)


エクササイズ中に痛みが増す場合はもちろん中止してくださいね。

無理は禁物です。

で、この時点で整形外科に行っていない方は、

しっかり病院で診てもらって頂きたいものです。


どうしようか迷ったら…


ご来院、お待ち申し上げます




※このエクササイズによるケガ・事故に関しましては
当院では責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。

追記(6/3)

大腿二頭筋に故障(トリガーポイント)を作ると、↓のような
範囲に痛みを感じます。
(×)印の部分を目安にテニスボールを当てて見ましょう。
「じーん」と響くところがあれば、響が半減するまでエクササイズを
試してみてください。


トリガーポイントマニュアル・フリップチャートより引用


一ノ関長唄演奏会・終演

2008年05月18日 | Weblog
終わってみれば、あっという間の二日間でした。

幸い大きなトラブルもなく、

初日の予行演習よりパフォーマンス

をあげることができ、
一先ずはホッとしています。

加えて、クライアントの今後の

治療の方向性をきめる大きな収穫もあり

ホントに「来て良かった」

な、渡岩でした。

明日はゆっくり休んで、

また来週からバリバリ頑張ります!


さて、来月は大阪で極真空手の

全日本ウェイト制です!

あと一月、選手と共に頑張るぞ!(^o^)/

朝から三杯飯

2008年05月18日 | Weblog
さて、今日は一ノ関長唄演奏会本番

気合い充分です。

(僕の気合いが充分でもしょうがないですね)

なんせご飯が朝から美味い!

トーストで軽く…

のつもりが、しっかりお米のご飯

ついでに三杯いただいちゃいました(^_^;)

ブッフェだったもんだから

意地汚さ全開です(笑)
では、行ってきますo(^-^)o

一関 長唄演奏会

2008年05月17日 | Weblog
今日は二本目の投稿です。

明日(もはや今日ですね)から岩手県一関市に出張です。

「一関 長唄演奏会」を主催される邦楽の先生のトレーナーとして

行って参ります。


2日ほど治療院を閉める事になってしまい

ご迷惑をお掛けしますが、ご容赦ください。

では、行って参ります!!!!!

内臓ですか!?

2008年05月16日 | Weblog
テレビの影響でしょうか?

右の肩がこっている→肝臓におっかない病気がある!?

左の肩がこってる→心臓病!?

左の肩甲骨の内縁がこってる→すい臓や胃におっかない病気がある!?

などなど、不安をもたれている患者さんが多いようです。


確かに、内臓に異常があって関連のある部位に

しつこい「こり」を生んでしまう事もあります。


でもね

そういう場合は、併せて内科的な症状も起こってくるのが普通なんです。


患者さん「この背中のこりって、胃から来ているのでは…」

私「お腹の具合はどうですか?

  もたれたり、張ったり、食事の前後で

  痛んだりしますか?食欲は?

  最近急に体重が減ったり

  風邪でもないのに熱っぽかったりしますか?」

患者さん「大丈夫です…」




飲み会の時期なんかは、けっこう「胃炎」や「食道炎」

から来ていると思われる肩こりを見かけます。

こういったケースは、治療後、物の1分もすると「こり」が戻ってしまいます。

当然、上述した内科的な症状も伴いますので

「怪しいな…」

と思えば、

「試しに内科を受診されてはいかがですか?」

なんて勧めるようにしています。

患者さんからの後日談で、

「食道炎と言われ、ちょっとした胃薬を処方された。

 飲んでみたらスッキリ肩こりも治ってしまった。」

なんて話、年末年始の飲み会シーズンでは、ままあるものです。

今年もありました。。。


ついでに、内科的な問題の場合

・よる寝ているときに痛み出す
 (姿勢によって痛みのやわらぐ姿勢が見つかる時は、まず問題ないそうです)

・「波が押し寄せるように痛み出し、

  痛む間はどんな姿勢でいても痛み続け

  波が引くように痛みが引いてゆく」

  なんて痛み方(疝痛)をする

なんて特徴があります。


それでも心配になったり、迷ったりする事ってありますよね。

人間ですから。

そんなときは、お医者様に相談してみましょうね。


大丈夫!!!って言ってもらえたら

安心して過ごせるってもんですし。


何はともあれ、一つの情報だけで決めてしまわずに

総合的に考えることが重要だと思います。



こんな話を書いていると、昔、師匠にこう言われたことを思い出します。

「馬の蹄(ひづめ)の音を聞いて、シマウマだと思ってはいけないよ。」



父が癌で死に、「そんなはずはない」と判っていても

不安でたまらず相談した時

師匠のDr松本は、カラリと笑い飛ばしてくれました。

「嗚呼、やっぱりシマウマではなかったか」

と気恥ずかしく思いつつもホッと胸を撫で下ろしたものです。

帰って来ました!

2008年05月14日 | Weblog
無事に沖縄から戻ってまいりました。

当初「雨続き」といわれていた天気も

晴れ続き!!!!

家族孝行もできたし、本当によい時間を過ごさせていただきました。

で、今日はバリバリ治療するぞ!

と思ったら、

要所要所で休憩をいれられる程度の程よい混み具合でした。



沖縄では、開催2週間前の告知であったのにもかかわらず

延べ37名のご参加を頂きました。


「変形性膝関節症の徒手的臨床と機能訓練」では

【介護関係の方】

「エクササイズの方法を、写真入りでまとめたのが欲しい」

【理学療法士の先生】

「もっと告知を上手にすればもっと人が集まりますよ。

 また沖縄でセミナーは開く予定ありますか?」

とか

ありがたいお言葉を頂戴しました。


いやホント、また来たいです、沖縄。。。



しかし、反省点もありました。

自主開催では好評だった「姿勢と可動域のコントロール」で

反射を利用したストレッチを紹介したときのことでした。


3名ほど「変わらぁ~ん!」と終始ご機嫌斜めな方々がいらっしゃいました。


変わるのは機能的な変化をきたしている部位
(≒筋肉を支配している運動神経の過緊張による筋肉の硬さ)

であって

器質的な変化をきたしている部位(≒繊維化や拘縮、適合性短縮)

ではないことと

器質的な変化をきたしている部位は、

スタティックストレッチ(いわゆるストレッチ)の適応が高いこと

は始めに伝えていたのですが、

上手く伝わっていなかったようですね。


となりでは

「わっ!変わった!!」

と喜んでいる人もいるのですが…

物事を伝えるということは、むづかしい事ですね。


もっと精進します、はい


セミナーの翌日には、

セミナーに来れなかった某メディカルフィットネスの

トレーナーさんに個人レッスンなんて1コマもあり、

非常に充実した渡沖でした。


この調子で、秋には大阪開催ができるよう、また明日から頑張ります!

沖縄セミナー

2008年05月07日 | Weblog
明日から13日の間

しばらく沖縄に行ってきます。


ゴールデンウィークも休まず頑張ったので

ついでに骨休めも兼ねて ←雨続きらしいですが


沖縄では

「変形性膝関節症における徒手的臨床と機能訓練」

「姿勢と関節可動域のコントロール」

の2本立てでお話してまいります。


地元の理学療法士の先生方や柔整師の先生方、

鍼灸やマッサージ師の先生方など

多種多様な先生方から多数のご参加を頂いております。


今からワクワクが止まりません


では、行ってきまぁ~ス

知ってさえいればできること

2008年05月02日 | Weblog
コロンブスの卵とでも言いますか

「知ってれば」

できてしまうこと、結構あると思います。

それは治療業界にも当然ありまして、

一部では「秘伝」のような扱いを受けていることもあるようです。


「知ってればできる」治療の最たるものをパッと思い浮かべると

肩のインピンジメント症候群

変形性膝関節症

の治療といったところでしょうか。


知ってさえいればできる方法ですので、

私のセミナーでも、ご参加いただいた臨床家の先生へ

ドンドンお知らせしてゆきたいと思います。


そうして情報を共有する事で、

私の目の前の患者様以外の患者様にも貢献できれば

いいな。

なんて思います。



本当なら、「こんな方法ですよ」

って、写真つきで紹介したいところなのですが、

最近忙しくって…


近いうちに暇を作ってこのブログでもご紹介したいと思います。

では。

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