ずいぶんと遅くなってしまいましたが
3月8日(土曜)に、中村小学校でプチ・コンディショニングセミナーの
講師をしてまいりました。
中村小学校のPTA(!?)からの依頼で、
親子で出来る(一人でも出来る!?)ストレッチや神経系のトレーニングの体験会
といった内容で30分(実質25分でしたが…)。
う~ん、時間足りない。。。
なんていっても始まらないので、
要点を以下に絞ってお話しました。
・ 下肢-体幹の可動性のチェック~修正法 ← 父兄向けに
(動きを邪魔する「硬さ」の見つけ方と治し方)
・ バランス能力のチェック~トレーニング法 ← 子供向けに
常々感じていたことなのですが、
大人は硬さのせいで思うように「動けない」ケースが多い。
そんなケースでは、先ず関節の可動域を上げることから始めます。
なので、大人向けに「筋肉の反射」を利用したストレッチを伝えようと考えました。
いっぽう子供は動作時のバランスのコントロールが上手に出来ずに
「動けない」ケースが多いように思います。
しかもある小学校の体育の先生にお聞きしたんですが、
最近、「転び方」がヘタでちょっと転んだだけで結構な怪我をしてしまう子供が
多いそうです。
これって、体幹筋の筋力と反応性の低さが原因の一つとして考えられると思うんです。
先日うちの治療院でおこなった子供向けの体操教室でも
片足でのバランスが上手に取れない子供が多いこと多いこと…
なので、子供にはバランス訓練を紹介したかった。
バランスを上手にとるには、絶え間なく揺らいでいる重心に合わせて
バランスをとるために働く筋肉を瞬時に「使って」→「緩めて」なんてことを
反射的に繰り返すんです。
これをするための神経と筋肉のつながり合いを強める事が
バランス能力を高める事になるんですね。
そうなると、先ずは転びにくくなる。
最悪転んでも、防御姿勢をとるなどの反応が高くなれば
危ない転び方をしないようになることが期待できます。
体幹筋が上手に使えると、骨盤や背骨の安定性が増します。
子供は特に骨盤自体の安定性が大人に比べて弱いので、
この体幹筋の働きはスポーツ時の怪我の予防にも重要ですし、
やっといて損のないトレーニングです。
で、何をしたのかというと…
<お尻から背中の反射を利用したストレッチ>
→
↓みんなでやってみよう!の図
↓片足でどれだけ立っていられるかな!?
あ、修正法の写真がない…
↓コアスタビリティ(体幹部の安定性)を造るためのエクササイズの一例
ざっと、こんな事をしてきました。
次回があれば、もう少し時間があるといいなぁ