ウェビナーの道は険しかった…

2021年02月22日 | セミナー/講習会

昨晩からパソコン・ゴープロ・ライブ配信用?のストリーミングソフトと格闘し続けてげんざい17:54

途中3時間ほど寝たけども、ほぼ徹夜

PCが悪いのか、僕の頭が悪いのか、それとも双方なのか、収穫なしの大惨事…

やり方はあってると思うんだけどなぁ…

どうにも接続が上手くゆかないまま徒労に終わる

ここまで収穫のないチャレンジも久しくなかったので精神的にやられた46の春

そうそう、春といえば梅がいい時期のようですね

でも、TVでは梅の花見に客が集まってしまっている、と不要不急の外出抑制のネガティブキャンペーンの花盛り

オープンエアで散歩するぐらいは良いのではないかと思うけど…(´-ω-`)

 

例年は花見でゴザいっぱいの園内も、今年は花見禁止の梅林進入禁止なんだとか

でも、それでも知ってか知らずかゴザ敷いてお食事している方々もチラホラ

騒がずおとなしくお弁当を食べているお母さんたちのグループ

『あ~気を使ってんなぁ』と見えるのだけど

「ま、合マスクを外しています(そりゃ飯食ってるからね)」とか

「あ、マスクなしで会話を交わしています(あんさんも家のなかではそんなもんじゃないの?)」とか

いちいち棘が立つコメントをかぶせてくる

1人ゴザに寝転んでビールを飲んで昼寝しているお父さんには

「あぁ…ビール!? でしょうか。(うん、モザイクかかってるけどプレモルとドライだね)二本も!飲んでますねぇ…(35缶だよ!?)」

ま、例年はともかく今年は花見禁止みたいだから「今年は禁止だから、あかんのよ」と注意喚起?はするまでも

「不要不急の外出は控えろって政府があんなに行ってるのに非常識な!こぉ~の非国民がぁ!!」みたいな言われ方もいかがなものか

自粛の目的が「感染拡大防止」から娯楽を手放して粛々と自粛生活をすること自体にすり変わってやしないか?

と違和感を感じたのは僕だけ?

これじゃ自粛警察だよ…

1人で、オープンエアで、ソーシャルディスタンスもばっちりとって、ポカポカ陽気の梅の下で昼寝するお父さんの件なんかは

アウトだったのは梅林に入っちゃダメってところであって、外で行楽を愉しんだこと自体じゃないのにな、って思う

ビール2本も飲みやがって!って論点はそこじゃないんじゃないか?

モザイク越しにプレモルとドライであることが見て取れる

陽気もいいし一本目は高いの呑んで、二本目はの見つけたやつに手を伸ばして

わかるなぁ(笑)

同じように、親子連れやカップルに「今日はなんで(緊急事態宣言中なのに)いらっしゃったのですか?」とインタビュー

「いやぁ~いい天気なんで、梅でも愛でようかと!」とは言わず

「もうすぐ単身赴任で子供と当分会えなくなるんです…」「父さんと長い間あえなくなるから…」

となぜだか反省しきりの体の親子

みていて気持ちの良いことではなかったな

映し出された方々はなぜか見せしめのようにカメラの前にさらされてて、なんか気味が悪かった

さ、何か食べたらスクワットして寝よう…


公益社団法人 日本スポーツ協会 パワーリフティング指導員養成講習会の模様

2020年01月14日 | セミナー/講習会

近年どうしたわけか外部団体様からの講師依頼が増えてきました。

理学療法士の勉強会さんや柔道整復師の勉強会さん、専門学校さんからの講義依頼、

フィットネス関連の事業者さんから職員研修の依頼などいろいろお声がけ頂いてます。

私自身、昔と何が変わったというわけでもないのですが、お声がけ頂けるのはうれしいものです。

あ、変わったつもりはないけれど、年齢はそれなりになってきたかも。

ひょっとしたら、四十半ばというのは何か依頼するのに丁度いい年齢なのかもしれませんね。

もしそうであるなら歳をとるのも悪くないかも。

 

さて、1/12の「公益財団法人 日本スポーツ協会認定 パワーリフティング指導者講習会」

講師陣は東大の石井直方教授、東海大の有賀誠司教授、昭和大の蜂須貢教授、そして私。

認定講習では二日間で16時間の講義があり、私の出番は二日目の10:00~12:00。

この日、私がお話ししたのは「パワーリフティングにおける故障と安全対策」についてでした。

参加者は十数名。

みなさん真剣に話に聞き入ります。

それもそのはず。

今日の講義の最後には認定試験があるんですよ。(^_^;)

私のパートからも出題があるので、それはもうみなさん真剣に耳を傾けてくれます。

なので私もテストに関連するパートは特にしっかり伝えるよう意識します。

「え~、障害予防と安定的な回復のカギとなるのは『○×▼◇』です。

 これ!とっても大事!!

 しっかりマーカーしておきましょう!

 もうここで覚えちゃいましょう!」

とかなんとか、

まるで学校の先生のような振舞いを愉しんでみたり

「○○は××なんですよ~

 △△じゃないんです!

 面白いでしょう!?

 でーもッ!

 ここはテストに出ませぇ~ん(笑)」

とかなんとかお約束を挟んでみたりと、やりたい放題やらせていただきました。

実技では私がスポーツの現場で提供している「パフォーマンスチューニング」の一端をご紹介し、

エクササイズによって生じる明確な変化をご体験いただきました。

みなさんエクササイズ後のクリアな変化を素直に驚いてくれました。

こういうフレッシュなリアクション、うれしいですね。

スクワットテストの紹介

膝関節の調整法の体験

 

そうしてアッという間に2時間が過ぎ、沢山の笑いとともに講義終了。

短い講義時間でしたが、この日私が最も伝えたかった

「パワーリフティングというスポーツは負荷と種目の選択を正しく行えばフィジカルの強化にとどまらず故障者のリハビリにまで多大な効果を発揮する」

そんな私の見解を現場の指導者の皆さんにお渡しすることでき、私にとっても非常に有意義な時間を過ごすことができました。

こうした貴重な場を設けていただいた公益社団法人日本パワーリフティング協会様と公益財団法人日本スポーツ協会に心より感謝を申し上げたいと思います。


公益財団法人日本スポーツ協会 公認パワーリフティング指導員養成講習会にて講義してきます

2020年01月11日 | セミナー/講習会

明日は公益財団法人 日本パワーリフティング協会の強化委員の先生からのご依頼で

公益財団法人日本スポーツ協会公認パワーリフティング指導員養成講習会 パワーリフティング競技 コーチ1

の講師を務めてまいります。

私が担当するパートのテーマは「故障予防」と「安全対策」です。

練習中に不用意な怪我を負わないためには、ウォーミングアップの段階で操作性の高い身体へチューニングしておくことが重要です。

操作性の高い状態とは、各関節が本来許されている可動範囲を保ち、全体が円滑に協調してコントロールできている状態を指します。

また、故障からの回復期に大切なことは

故障による機能異常を起こした関節が再び正常な機能を取り戻してゆくようにリードしてゆくこととなり、

そのための試みもまた「操作性の高い身体へのチューニング」となります。

意外に思われるかもしれませんが、故障からの安定した回復でも故障の予防と同じことを目指すことになるのです。

故障時には上記の目標に加え「痛みのない範囲」で運動すること、が条件となります。

傷めた個所を痛めつけ続けては回復が遅れるばかりか、時には悪化の憂き目にない競技自体ができなくなることもあるので注意が必要です。

かといって、痛みが癒えるのを何もせずに待っていては委縮がすすみ競技復帰が遅れたり、復帰の際に再受傷しやすくなります。

ここで必要なのは、残存機能の保持となります。

それには、痛まない範囲でどこまでの運動が可能なのか確認することが大切です。

無理なくできる上限を身体に経験させることで残存する機能を手放さずに済むのです。

と、そんな話をしてこようと思います。

明日は一日お休みさせていただきますが、どうかご容赦ください。

では、楽しんできます(^^)


東京医療福祉専門学校・卒後研修会にて「腰痛症」について講義をしてきました

2019年07月10日 | セミナー/講習会

6/23日の話なのですが、東京医療福祉専門学校の卒業者(柔道整復師・鍼灸師・マッサージ師)を対象とした研修会で

「腰痛治療の実際~大学生アスリートへのケアサポートから~」というタイトルで

腰痛治療の講義をさせていただきました。

腰痛といってもその原因となる病態は様々です。

ですので個々の病態の理解ももちろん大事なのですが、

治療において重要な足掛かりとなるのは「○○症」といった病名ではなく「障害された機能」の把握です。

屈曲・伸展・側屈・回旋各動作を確認し、協調性を失っている部位を割り出し、

その上で故障との関連を整理すると治療の方向性を定めることが容易になります。

腰痛症であれば、まず屈曲・伸展・側屈・回旋各動作においてどの動作方向でどこにどのような痛みが生じているのかを確認します。

そして疼痛誘発がみられる動作において、全体の連動性(機能)が損なわれているのはどの体節なのかをピックアップします。

最期に傷害組織を判別し、治療的介入が許される時期(炎症の落ち着いた慢性期にあるのかどうか)なのか

あるいはそうでないのか(適否の判別)の判断をし

患部の治癒を促進するためにどの部分の何を変えてゆけば良いのかを判断してゆきます。

2時間という短い時間ではありましたが

皆さん現場で長く活躍されるプロの方々でしたのでスムーズかつ楽しみながら実技を習得されていらっしゃいました。

嬉しいことに翌年の講義のご依頼もいただきまして、

これからも自身の臨床を通じた蓄積から治療業界へ貢献できるよう精進しようと気持ちを引き締めた、そんな一日となりました。

こうした場をご用意いただきました厚生労働大臣認定 学校法人 常陽学園 東京医療福祉専門学校様に心より感謝申し上げたいと思います。

 

当日お話ししたのは以下の項目です。

興味をお持ちの方はどうぞご覧ください。

講義のご依頼はこちらへお願いいたします。

非営利型一般社団法人 徒手医療協会 お問い合わせ窓口

 

〇腰痛の内訳

トリガーポイントや肉離れ後の瘢痕といった筋膜由来のもの

椎間関節や椎間板などのダメージによる関節由来のもの

〇各内訳

筋膜由来:T11~L1胸腰移行部レベルの起立筋・中殿筋・大腰筋・ヒラメ筋(レアケース)・腹直筋(レアケース)

関節由来:椎間関節のインピンジメント>椎間板症>ごくまれに椎間板ヘルニア

-解説-

傷害の多くは筋膜由来の故障から始まり関節の故障へと移行する。

背景は関節の異常運動や不安定性。

故障を未然に防ぐには個々の関節の安定化と全体の協調性(連動性といってもいい)を維持することが重要。

これに対して、徒手医学的手法をパッケージ化したパフォーマンスチューニングというプログラムを提供している。

運動部のウォームアップに導入後、膝・肩・腰(関節由来)の故障が大幅に減じた。

 

〇腰痛治療の指針

腰痛治療において損傷部位や障害名ではなく痛みが再現される方向ごとに分類する。

これはシャーリーシャーマンの考えを参考としている。

 

=各論= 

-屈曲型腰痛-

・前屈動作で痛む

筋膜:起立筋・ヒラメ筋

関節:椎間板(椎体間関節)

 

-伸展型腰痛-

・伸展動作で痛む

筋膜:大腰筋・腹直筋・ヒラメ筋

関節:椎間関節

 

-側屈回旋型腰痛-

・側屈回旋動作で痛む

筋膜:中殿筋・腰方形筋(深層の繊維=肋突起の圧痛点)

関節:伸展側屈=椎間関節・屈曲回旋=椎間板

 

解説

疼痛誘発動作の中で患部以外に連動できない部位がある。

患部はそれら連動性を失った体節の機能を過剰に代償して損傷している。

患部の瘢痕や拘縮の解除や支持性の回復はしなくてはならないが、

背景要素となる周囲体節の機能障害を見過ごしては再受傷の連鎖を止めることは叶わない。

 

〇タイプ別治療ポイント

ここは当日参加された先生のみぞ知るところとさせていただきます。

 

〇筋膜由来か関節由来か~鑑別のポイント~

筋膜由来:当該筋膜が引き伸ばされるときや収縮したときに痛みが現れる。

     トリガーポイントなどの慢性痛では特定の関連パターンを表す。

関節由来:当該の関節が衝突する際に痛みが現れる。

     痛みは関節に限局している。(神経へ波及している場合は下肢への放散痛も伴う)

 

〇急性か慢性か~適否の鑑別~

疼痛部位の発赤・熱感・腫脹・圧痛を診る/自発痛の有無を問う/痛みの性状を問う(ズキズキ=急性)

バルサルバ手技にて増悪を見るかどうか/疼痛誘発動作の反復による痛みの増減をみる(疼痛緩和=慢性期)

 

〇実技

治療手技=腸腰筋の弛緩法 / 運動療法=腹壁および臀筋の促通技法

 

以上です


臨床に直結する徒手医学入門・インダイレクトテクニック

2019年04月04日 | セミナー/講習会

3/24に「臨床に直結する徒手医学入門・インダイレクトテクニック」と銘打って

中村先生にご登壇いただき開催したセミナーも好評のなか終えることができました。

中村先生、本当のお疲れさまでした。

ご協力感謝します。

 

あれから毎夜コツコツと編集しておりました。

そして、ブログの更新も後手後手に…

できた動画は参加された先生方と徒手医療協会の会員の先生向けに発信する予定ですが、

中村先生の雄姿を紹介したいのでダイジェスト版にまとめました。

協会のYOUTUBEページに公開しておりますが、もしよろしければご覧になってみてください。

 


「臨床に直結する徒手医学入門・インダイレクトテクニック」

2019年03月24日 | セミナー/講習会
今日は勉強会です。
テーマは神経と筋肉の反射的応答を治療に活用するインダイレクトテクニック。

いつもは講師として立ちますが、今日は裏方。
今日の講師はカイロプラクターの中村昌弘先生です。
開演は10時。
いよいよです。

頚椎症の治療に役立つウエイトリフティングの補助種目~運動療法~

2019年01月11日 | セミナー/講習会

こんにちは

今回も運動が治療に直結しますというお話です。

ヘルニア・変形性脊椎症・脊柱管狭窄症などなど頸椎や腰椎の故障による神経痛、辛いですよね。

私も頸椎ヘルニアと腰椎ヘルニア(あと半月板損傷と肩関節の関節唇損傷)でこの業界に落ちてきた口なので、

その辛さはよくよく知るところです。

これら脊柱の故障の原因は体幹部の支えが上手く働かなくなった結果です。

椎間板ヘルニアしかり、脊柱管狭窄症しかり。

脊柱が不安定なまま日常生活やスポーツを繰り返すことで発症します。

こうした「不安定性」に対する治療では「支える」という働きを取り戻すことが肝要です。

背骨の支えが正常に機能するためにはそれに見合った「筋力」と「神経によるコントロール(コーディネーション)」を育てる必要がありますが

それができるのは、鍼治療でもなく手技療法でもなく、運動療法なのです。

揉んだり鍼を打ったら萎えてペラペラになった筋肉がモリモリになることはありません。

筋量を増やしたり出力を高めたりといった目的を果たせるのは運動です。

揉んだり鍼を打ったり…というのは緊張や硬さのせいでそもそも動かせないという障壁を破るための手法で、

正常な機能を取り戻すための最初の一歩。

日常に戻るにはもう一歩が必要です。

その「もう一歩」が「運動療法」となるのです。

これに、ウエイトリフティングの補助種目が脊柱の障害の治療に役立つといったら驚かれる方も多いかもしれません。

でも、事実なんです。

下の動画をご覧ください。

以前、大阪で治療の講義をさせていただいたときに、

頚椎症の運動療法としてウエイトリフティングの補助種目のオーバーヘッドスクワットを紹介したときの動画です。

脊柱の安定化に必要な腹圧、頸椎の負担を解除するための胸郭の可動性とそのコントロール、重力に適応した四肢と体幹の連動運動、

それらを身体に覚え込ませるのにオーバーヘッドスクワットをチョイスしたのですが結果やいかに!?

【1分で改善】頚椎症のアクティブケアエクササイズ~オーバーヘッドスクワット // 徒手医療協会

 

運動を治療として活かす「運動療法」、その仕組みを理解し体感するために、ウエイトリフティングの体験会を開催します。

小難しいことではなく、まずは「運動でカラダは変わる」ということを体験していただきたいと思います。

一緒に運動と治療についてカラダとアタマで学びましょう!

参加資格は運動指導者(トレーナー/コーチ)・医療従事者・その学生としています。

ソシアルダンスやバレエの先生なんかも来てくれたらいい情報をご提供できますよ。(^^)

詳細は非営利型一般社団法人徒手医療協会HPをご覧ください。(HPはコチラ・お申し込みはコチラ

開催日は1/20。

参加費は500円。

定員は10名としていますが、まだ空きがございます。

ご参加、お待ち申し上げます!


トレーナー・治療家と学生のためのウエイトリフティング体験会

2019年01月08日 | セミナー/講習会

運動を

治療として活かす「運動療法」。

その仕組みを理解し体感するために、ウエイトリフティングの体験会を開催することにしました。

運動療法の理解にウエイトリフティングっていうと、すごく突飛な話に思えるかもしれませんが、

故障からの回復や障害予防に欠かせない効率的な身体操作を理解するのに

非常に

それはもう非っ常~に有意義なトレーニング法(競技でもあります)なのです。

私自身ウエイトリフティングを通じて治療におけるヒントを数多くいただいています。

この企画を通じて、私の運動療法のエッセンスを参加された先生方と共有できたらうれしい限りです。

対象者は医療従事者や運動指導者(トレーナーやコーチ)の先生方とその学生さんです。

開催日は1/20。

そう、すごく急な話…

20日の予定が空いてしまったため、どうしようかぼんやりと考えていたところふっと思いついたのがこの企画。

いつもセミナーにご参加いただいて、当会の活動を応援してくれている先生方への新春サービス企画ですので参加費は500円。

この企画を思い立ったのが年明けだったので、募集もつい2日前に始めたばかり。

すでに数名お申し込みがあったようです。

ありがたいことです。

このブログはご同業の方も多くご覧になってるようなので、一般の方向けのイベントではないのですが、

ここでもご紹介させていただきました。

一般の方向けには追々(息子の受験が終わったら)ウエイトリフティングの同好会でも開こうかとたくらんでおりますので、

もしご興味をお持ちの方は今しばらくお待ちください!

 


大阪で腰痛症の治療に関する講義を行います

2018年11月28日 | セミナー/講習会

今週末12/2に、大阪で「腰痛症のロジカルマネジメント」と銘打って腰痛症の治療に関する講義を行います。

久々の大阪です。

会場はいつもの大阪医療技術学園専門学校 別館8F(附属鍼灸センター実習室)。

昨年の頭から大学のケアサポートが始まったり、

パーソナルトレーナーの育成関連の講師依頼を頂いたり、

パワーリフティングの選手権会場でのケアサポートのご依頼を頂いたり、

また、最近では企業への福利厚生訪問施術の案件などもいただいたりして…

44歳にして「人生における初物」がいまなお現在進行形で続いています。

一つ一つの案件のボリュームが大きかったせいもあり、すっかりセミナー活動に割く時間が減っておりました。

ようやく人心地ついたので、

ここらで一つ、自分自身に気合を入れようと新しいテーマでの講義となりました。

様々な病態が混在する腰痛症。

ポピュラーでありながらもその原因は実にバラエティーに富んでいます。

今回はそんな様々な腰痛症が発生するメカニズムを理解し、論理的に治療を展開するための足がかりとして、

いつもどおり実技を豊富に交えて伝えようとたくらんでいます。

実技ではオリジナルテクニック(スイッチバックとFRAT)に絞って紹介する予定でいます。

それもきっと楽しんでいただけると思っているのですが、今回の目玉は「運動療法」だったりします。

4年前に始めたウエイトリフティング。

身体操作の効率化に関する発見もありましたし、怪我もありました。

そうした4年の蓄積は近年の私の臨床に運動療法の発展をもたらしてくれました。

今回はそんなここ数年の蓄積を披露してみようと考えています。

機能異常をきたした身体、それをいかに正常に機能させるか。

それには筋の動員順序の修正(リクルートメントパタンの改編)とアクティブな活動に足るストレングスの養成という2つの条件が欠かせないピースとなります。

当日はそれを、体感とともに伝えたい。

12/2、参加してくれる先生方に、しっかりと手渡してきたいと思います。


12/2に大阪で「腰痛症のロジカルマネジメント」セミナーを開催します

2018年10月25日 | セミナー/講習会

12/2に大阪で腰痛症について講義をする予定でおります。

疾患をテーマに話すのは久方ぶりです。

この数年の蓄積を、どうせなら一人でも多くの先生方にお伝えしたい!!

と、いうことで…

深夜まで動画作成です(ぐったり)

明日は大学へのケアサポート。

その前にリフティングをしてから…と思っていたのに宵っ張り。

もう2時か…

せめてこの頑張りをブログのネタに…

はなりませんよね(^_^;)

でも、載せちゃいます。

なぜなら、このブログの読者はご同業の方が多いから!

 

いろいろ迷いつつ、2パターンのCMを作りました!

もしよろしければ、一般の方もご覧になってください!

(長時間労働でおかしなテンションになってますがご容赦くださいm(__)m)

腰痛症のロジカルマネジメント1

腰痛症のロジカルマネジメント2

 


CM動画作成しました-[第4回]複合的アプローチ 機能単位としてリンクする身体のメカニズムの臨床応用

2018年06月26日 | セミナー/講習会

私事で恐縮ですが、一般社団法人徒手医療協会という枠組みで徒手医学のセミナーを実施しています。

今年は徒手医学をイロハの「い」から知っていただきたくて、入門編を全4回で企画しました。

来月は第4回を開催します。

今日はその第4回のCM動画を造ったので、この場でも紹介させていただきますね。

動画の素材はある日の講義の休み時間に受けた「腰部脊柱管狭窄症」という疾患の「間欠性跛行」という症状の治療に関する質問に答えているシーンです。

まさか撮られているとは思いませんでしたが、第4回のテーマに沿った手技を使って解説していたのでCMに使ってみました。

一般の方も、私の行う治療のイメージが伝わると思いますのでよかったら見てみてください。

[第4回]複合的アプローチ 機能単位としてリンクする身体のメカニズムの臨床応用


5/20に「構造的アプローチによるコラーゲン繊維の物理特性の臨床応用」をテーマに講義をします

2018年04月30日 | セミナー/講習会

一般の読者の皆さん、申し訳ございません、今回はご同業の先生方あての内容です。

先日4/22に開催しご好評をいただいた「徒手医学入門シリーズ第1回」の第2弾、

徒手医学入門シリーズSTEP2|構造的アプローチによる コラーゲン繊維の物理特性の臨床応用

を5/20に開催いたします。

内容は、筋膜リリースや関節モビライゼーション、ストリッピングテクニックやASTR、DTMといった構造的な「歪み」を解消する技法の勉強会となります。

【徒手医学入門シリーズStep2直接法|構造的アプローチによる コラーゲン繊維の物理特性の臨床応用】


また、6月には第3弾の「機能的アプローチによる神経生理学的反応の臨床応用」も開催予定です。

徒手医学入門シリーズStep3間接法|機能的アプローチによる神経生理学的反応の臨床応用

こちらはポジショナルリリースやマッスルエナジーテクニック、間接法としての筋膜リリースといった機能的な「ゆがみ」を解消する技法の勉強会となります。

 

日々の治療を通じて気付いた臨床のヒントを織り交ぜてお送りする一般社団法人徒手医療協会の1DAYセミナー、

多くの治療家の先生のご参加をお待ちいたします。

 

以上、セミナーの告知でした。


徒手医学入門シリーズ開講します

2018年04月06日 | セミナー/講習会
【徒手医学を知ろう】徒手医学入門シリーズstep1|臨床への道を拓くベーシックナレッジ http://www.youtube.com/watch?v=a33p6SCzW74


今回は勉強会の紹介です。
一般向けの内容ではなく申し訳ありません!m(__)m

2018年度の徒手医療協会は、実際の治療現場で困らないための野太い基礎を築き上げることを目標に

【徒手医学を知ろう】徒手医学入門シリーズ(全4回)

というシリーズを企画しました。

第1回となる4/22は

○step1|臨床への道を拓くベーシックナレッジ


ここでは治療技術を臨床に活かすためのカギとなる情報を解説いたします。

一般的に臨床でつまずく原因として多いのが、基礎的な事項の「リアルな理解」です。

そもそも私たち治療家が相手にできる症候とは何か?

目の前にいる患者さんの「痛い」という訴えをどう読み解いてゆくのか?

Step1では臨床の羅針盤ともいうべき知識を参加者自信の体感をまじえて学んでゆきます。

長い講義活動を通した実感として、このstep1の理解は技の切れより治療成績にダイレクトにつながるものだと確信しています。

そのstep1のプログラムは以下の通り。

・適応症の理解

・関節機能障害とは

・「痛い」という訴えのどこを診るのか ~疼痛に対する視点の整理~

・評価学の基礎知識 ~評価基準と運動連鎖・筋膜連鎖の理解~

・手技療法のしくみの理解と技法体験 ~構造的アプローチと機能的アプローチ~

以上、勉強会のご案内でした。


寝たきり・歩行困難からの回復をテーマとしたセミナーを開催します

2017年10月26日 | セミナー/講習会

来る2017/12/10(日)、

ロコモティブシンドロームへの徒手医学的アプローチ

~重力に負けない姿勢保持機能の再獲得~

と銘をうちまして、寝たきり・歩行困難からの回復をテーマとしたセミナーを開催します。

講師は静岡で在宅訪問マッサージをされてきた大畑健太郎先生です。

大畑先生は理学療法士、鍼灸師、マッサージ師の国家資格を持ち、

病院でのリハビリ、在宅療養、トレーナーと幅広く活躍をされている経験豊富な臨床家です。

以前、大畑先生に在宅診療におけるリハビリの技法について徒手医療協会として取材させていただいたことがありまして、

以来、いつか大畑先生の手法を公開したいと考えておりました。

それが、いよいよ実現する運びとなりました。

今回の内容は、寝たきりから歩行を回復するまでの道筋となります。

私自身、非常に興味の高い内容となっていますので、多くの先生にご参加いただけることを祈っています。


「肩関節の痛み」をテーマにメカニズムの理解と治療の勉強会を開催します

2017年10月25日 | セミナー/講習会

今日の記事は同業の先生向けです。

でも、動画なんかは一般の方がご覧になっても面白いかも。

良かったらご覧になってください。

来月11/19(日)に「肩関節の痛み」「肩関節の痛み」をテーマにメカニズムの理解と治療の勉強会を開催します。

題して「肩関節の痛みメカニズムの理解と評価・介入/肩甲上腕関節のグライドシンドロームを中心に」です。

講義活動を始めて11年、治療業界も「Aという故障にはこのレシピ」といった考え方からの脱却はだいぶ進んでいるように感じます。

大切なのは故障のメカニズムの理解と現状を把握する技術、すなわち評価技法の習得。

それがあってようやく治療技術が活かせるのです。

この回では、肩関節の痛みのメカニズムを【肩甲上腕関節のグライドシンドローム】を中心に紐解いてゆこうと思います。

僕ら治療家にありがちなミスとして、「痛い」という患者さんの痛みの訴えに目がとられ、障害の全容を見失うということがあります。

しかし、 患者さんから発せられる「痛い」という主観的な訴えは、残念なことに治療を決定づける情報にはならないのです。

大切なのは「痛み」を感じているその具体的な要因を探ることにあります。

 

本講は、肩峰下インピンジメントシンドローム・腱板損傷・肩関節周囲炎(五十肩・フローズンショルダー)など

肩の痛みをもたらす症候の背景となるグライドシンドロームと、

さらにそのグライドシンドロームを生む背景となる軸骨格のマルアライメントについて学び、

肩関節のリハビリに明日から使える治療手技をお伝えするものです。

投球肩の話なんかも挟む予定です。


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