浅草 うなぎ 川松

浅草歌舞伎を2日に観て、川松でうなぎ上と、瓶ビールで、というのは恒例になりつつある。
昨年は、風邪から復帰直後でどこも行かなかったが。

小柳や大黒屋は行列だったが、川松はガラガラでないが入れる。

うなぎというのは、やっぱりこういう店で食べる高級品ではないか。
スーパーで売っていて、資源が希少になり、値上げと騒ぐのはナンセンスな気がする。

そのあと、観光案内所8階カフェでお茶。
浅草寺と五重の塔がきれいに見えるが、スカイツリーはでかすぎ。

新春浅草歌舞伎 第2部

浅草公会堂　1階え列25番

　彦山権現誓助剱（ひこさんごんげんちかいのすけだち）

一、毛谷村（けやむら）


　　　　　　　　　　　　　　　毛谷村六助　　片岡愛之助
　　　　　　　　　　　　　　　　　　お園　　中村壱太郎
　　　　　　　　　　　　　　　　　　お幸　　上村吉　弥
　　　　　　　　　　微塵弾正実は京極内匠　　中村亀　鶴
　　　　　　　　　　　　　　　杣斧右衛門　　市川海老蔵


二、寿初春　口上（こうじょう）


　　　　　　　　　　　　　　　　　　口上　　市川海老蔵


三、歌舞伎十八番の内　勧進帳（かんじんちょう）


　　　　　　　　　　　　　　　武蔵坊弁慶　　市川海老蔵
　　　　　　　　　　　　　　　富樫左衛門　　片岡愛之助
　　　　　　　　　　　　　　　　亀井六郎　　尾上松　也
　　　　　　　　　　　　　　　　片岡八郎　　中村壱太郎
　　　　　　　　　　　　　　　　駿河次郎　　中村種之助
　　　　　　　　　　　　　　　常陸坊海尊　　片岡市　蔵
　　　　　　　　　　　　　　　　　源義経　　片岡孝太郎

浅草は大混雑だった。バブルの頃は正月も閑古鳥という雰囲気だったが、新しい案内所もできて、賑わって、本当に良かった。

猿之助や勘九郎を襲名して、メンツが変わる過渡期として、海老蔵が復活した浅草歌舞伎。
3時間であれば、もう少しチケットの値段を下げることを考えてほしい。
着物の人に巾着のプレゼントがあった。旧歌舞伎座の在庫を色々と処分しているようだ。

さて、毛谷村、愛之助はしっかり。壱太郎は、初々しいが、難しい役なのでまだまだ、今後に期待。亀鶴も安心して観ていられる。海老蔵。ごちそうでさえない百姓で出てきたが、似合わないというか、しゃれにもならないなあと。

口上はにらみも入れて。しゃべりの内容は今一つだが。華がある役者というのは感じる。

勧進帳。海老蔵の弁慶は何度も観ているが、若手に囲まれて、なんとなく座りが悪いような。四天王も若過ぎて、座りが悪いなあ。愛之助の富樫はまあまあ。これからも何度もやってほしい。

芝居始めらしいひと時だった。