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Pretenderの備忘録

古川展生

2009-01-23 23:40:08 | 音楽 Classic
東京文化会館レクチャーコンサート 2008-2009
「激動の時代と音楽」シリーズ
第4回 ドイツ・オーストリア編

小ホール M列14番


ナビゲーター&チェロ 古川展生
ピアノ 坂野伊都子

J.S.バッハ 無伴奏チェロ組曲第2番 ニ短調 BWV1008
ベートーヴェン チェロ・ソナタ第2番 ト短調 Op.5-2
ブラームス チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 Op.99

アンコール
J.S. バッハ チェンバロ協奏曲 第5番 アリオーソ

タイトルの激動の時代というのに必ずしもマッチしない企画ですが、それぞれの音楽家が考えて話して演奏するという企画とおおらかに考えればよい。
古川さんは、もともと話す方で、今日も結構勉強してきて、自分の考えを話していた。特に、最後のブラームスではその音楽的な影響が後世の他の作曲家のどの作品にどのように出ているかとか、あるいは最後に斉藤秀雄先生のことに触れるとか、聴いていていい話だった。
演奏は、しっかりと安定感あるもの。ピアノの人は、髪の毛を金髪にしてドレスもその色でちょっと場違いな感じ。

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久保陽子トリオ ベートーヴェンピアノ三重奏

2009-01-20 22:53:36 | 音楽 Classic
久保陽子トリオ
ベートーヴェンピアノ三重奏 
全曲演奏会

ヴァイオリン 久保陽子
チェロ 堀了介
ピアノ 弘中孝

浜離宮朝日ホール 1階3列16番

第2番 ト長調 Op.1-2
第6番 変ホ長調 Op.70-2
第5番 ニ長調「幽霊」 Op.70-1

アンコール
Op.1

息の合った円熟した演奏家。ただ、楽しそうな人と、辛そうな人がいるのが気になった。

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初春花形歌舞伎 昼の部

2009-01-18 23:07:01 | 歌舞伎
新橋演舞場 1階4列26番

一、猿翁十種の内 二人三番叟(ににんさんばそう)
 三番叟 市川右 近
 三番叟 猿 弥
 附千歳 弘太郎
 千歳 笑 也
 翁 段治郎


二、寿初春 口上(こうじょう)
 市川海老蔵「にらみ」相勤め申し候

 海老蔵


三、義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)
 木の実
 小金吾討死
 すし屋

 いがみの権太 海老蔵
 梶原平三景時 獅 童
 若葉の内侍 笑 也
 女房小せん 笑三郎
 娘 お里 春 猿
 主馬小金吾 段治郎
 母おくら 右之助
 弥助実は三位中将維盛 門之助
 鮓屋弥左衛門 左團次


四、お祭り(おまつり)
 鳶頭 海老蔵
 鳶頭 獅 童
 鳶頭 市川右 近
 鳶頭 猿 弥
 鳶頭 段治郎
 芸者 春 猿
 芸者 笑三郎
 芸者 笑 也
 芸者 門之助

一、能の二人三番叟をイメージするとちょっと違う、まあコミカルでこれはこれでいいのでは。配役的に三番叟は体型とかも考慮してあの二人なのでしょう、翁の段治郎はちょっと格が。。。笑也、まあ。。

二、海老蔵の睨み。襲名以来だったろうか、昨年も口上はあったが。

三、海老蔵の権太、入れ込みようが伝わってくるというか。善と悪のない交ぜな感じが良く出ていて。江戸バージョンだとこういう感じなのだろうなあと妙に納得する。ただ、子別れのところとかは、芝居しているというのが鼻に付いて、今後が楽しみ。門之助の維盛、器用にこなす。存在感はないけど、空気みたいに不自然を感じさせない役者というのだろうか。春猿のお里、ちょっとかわいさが不足。笑也の若葉の内侍、この人、今回はそこそこだけど、役に恵まれない時代を経て、顔つきが悪くなっているような。段治郎の小金吾、立ち回り、よく動いて頑張った。笑三郎の小せん、まあまあか。左團次、獅童は流している感じあり。

四、お祭り、こういう勢ぞろいというのは、初春には賑々しく、悪くない。踊りの巧拙は別にして。

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五反田 アジア Coriander Table

2009-01-17 23:31:57 | グルメ
バレエ鑑賞後に、ディナー

駅から近い。外から見えるより、中の雰囲気は悪くない。

具沢山贅沢シーフードスープ
空芯菜炒め
蒸し春巻き
パインセオ ベトナム風お好み焼き
センヤイ・パッ・シーユー・クン タイの太麺やきそば
デザート

ビールやソフトドリンク、コーヒー、紅茶までで、独り4000円チョイ。


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シンデレラ

2009-01-17 23:26:25 | 芝居・ミュージカル・バレエ
五反田 ゆうぽうと 1階13列49番

スターダンサーズバレエ団1月公演

シンデレラ 林ゆりえ
王子 福原大介

年末に新国立でシンデレラを観た。私が観たときは、酒井はなと山本隆之で、無事に終わったが、後で聞いたところによると、初日は途中で招聘のシンデレラが踊れなくなり、中断。最終日は馬車が舞台上で大破してダンサーが軽症という大変なことだったらしい。

林ゆりえ、数年前にくるみ割で観て以来、着実に実力をつけて来ているように思う。福原大介、もっと跳んで欲しい。あの程度の跳躍で拍手をもらわないで欲しい。

鈴木稔の振付の評判が良いようで、特にねずみがかわいいということだろうか。舞台装置は新国立の金をかけたゴージャスなものと比較すると、見劣りはするが、それなりによく頑張っていると思う。

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