一月ほど前にとった野いちごの写真。 とてもかわいくて、スケッチをたくさんしました。
野いちごってなぜか荒れ果てたところに生えているんですよね。 「これはたくさん実がとれるぞ」と期待してもなかなか足を踏み込めない場所がほとんどです。 でもこれは、実家の使わなくなったハウスの中。 今日は甘い野いちごをたくさん食べました。
赤い実ってどれもこれもかわいいですね。 そしてこのいちごは、栽培されているストロベリーよりも酸味が少なくて甘いのです。
でも、茎には小さなとげがたくさんあります。 持っていたポリ袋がとげで破れるくらい鋭いんです。 ところが、こんな茂みの奥のほうに実があって、葉っぱをはぐってとらないといけないので、野いちごとりもなかなか苦労します。
少し持って帰りました。
野生ですから形の悪いのもたくさんあります。 でも大粒で形のよいのはまるで宝石みたいに輝いて見えます。 そしてなぜか中が空洞。 この中にアリが入っていたりします。
去年の今頃、知り合いの方からこの野いちごで作ったジャムをいただきました。 なんと、ご主人と二人で2キロもとってきてジャムにしたんだそうです。
「もう、手がこのへんまで(肘ぐらいまで)傷だらけよ。」 と腕を見せてくれました。 そんなにまでして採った野いちごのジャムをいただいていいのかなあと思いつつ、興味津々でありがたくちょうだいしました。
野いちごにはひとつ欠点があるのですね。 それは、
タネが大きくてかたい
かむとぷつぷつと音がするくらいかたくて、しかも多いのです。 あまくておいしいジャムだったのですが、種が多くて・・・・。 でもあの種を除いたらきっと食べるところがないと思います。 だから、さすがのわたしもジャムは作りません。