あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

野いちご摘み

2008-05-25 22:45:39 | 植物

 一月ほど前にとった野いちごの写真。 とてもかわいくて、スケッチをたくさんしました。



 野いちごってなぜか荒れ果てたところに生えているんですよね。 「これはたくさん実がとれるぞ」と期待してもなかなか足を踏み込めない場所がほとんどです。 でもこれは、実家の使わなくなったハウスの中。 今日は甘い野いちごをたくさん食べました。



 赤い実ってどれもこれもかわいいですね。 そしてこのいちごは、栽培されているストロベリーよりも酸味が少なくて甘いのです。 


 でも、茎には小さなとげがたくさんあります。 持っていたポリ袋がとげで破れるくらい鋭いんです。 ところが、こんな茂みの奥のほうに実があって、葉っぱをはぐってとらないといけないので、野いちごとりもなかなか苦労します。


 


 少し持って帰りました。


 


 野生ですから形の悪いのもたくさんあります。 でも大粒で形のよいのはまるで宝石みたいに輝いて見えます。 そしてなぜか中が空洞。 この中にアリが入っていたりします。


 去年の今頃、知り合いの方からこの野いちごで作ったジャムをいただきました。 なんと、ご主人と二人で2キロもとってきてジャムにしたんだそうです。 
 「もう、手がこのへんまで(肘ぐらいまで)傷だらけよ。」 と腕を見せてくれました。 そんなにまでして採った野いちごのジャムをいただいていいのかなあと思いつつ、興味津々でありがたくちょうだいしました。
 


 野いちごにはひとつ欠点があるのですね。 それは、
 


 タネが大きくてかたい


 かむとぷつぷつと音がするくらいかたくて、しかも多いのです。 あまくておいしいジャムだったのですが、種が多くて・・・・。 でもあの種を除いたらきっと食べるところがないと思います。 だから、さすがのわたしもジャムは作りません。


  

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栴檀の花

2008-05-25 07:59:27 | 植物

 


  学校の栴檀に花が咲きました。


 この花の愛らしさを教えてくださったのは某校長先生。 栴檀の花を接写した1枚の写真ででした。 多くの学校でシンボルツリーとして植えられている栴檀。 それは学校の運動場では空気のような存在で、そこにあるのが当たり前で、特に気に留める者もいない木です。 わたしたち教師は、栴檀のような目立たない花にも関心を持ち愛する心を、子どもたちに伝えてきただろうか、そのことはとりもなおさず自然や命を大切にする心を育てることだと、そのとき思ったものです。


 それ以来、5月になって花が咲くと、栴檀の木を見上げるのですが、栴檀はとても大きな木。 近くで花を見ることはできません。 せいぜい落ちてきた枯れかけの花を見るくらい。 
 


 ところが、その栴檀の花を目の前で見ることのできる場所があったのです。 それは、ちょっと立ち寄った、温泉や劇場のあるショッピングセンターの近く。 刑務所の斜め前くらいのところと言えばあそこか~と分かる人もいるかな?


 


 道路がかなり高い位置にあるので、花の咲いた枝が歩道にせり出してきています。 初めてこんなに間近に花を見ることができました。


 近くで見るとこんなにかわいい花。 にぎやかにおしゃべりしているみたい。 ほのかによい匂いもしますよ。 でも、植えられているのが、牛舎のそばなので・・・・・ビミョー。   


 


 何本も植えられて、あたりは薄紫色なのですが、注目する人がどれだけいるかしら。 昼間っからわざわざ車を降りて写真を撮るがちょっと恥ずかしい。


 栴檀とは対照的にド派手な花。 ショッピングセンターの駐車場のはずれに植えてありました。


   


  じっと見てると目がちかちかしそうです。 派手だからといって注目されるわけではないようで、近寄って見る人はいそうにもありません。 


 写真を撮っていたら、犬に興味を持たれてしまいました 。


  


 

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