あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

美しい新芽

2008-05-09 23:59:39 | 植物

 柿畑の緑が日増しに濃くなっていきます。 もう新芽の季節は過ぎようとしていますが、気をつけてみるとまだまだ新芽の美しい木があります。


 きんまさき。 黄色の葉が輝いて見えます。



 べにかなめもち。 これは少し前の写真です。 今はもうちょっと褐色がかっています。



 河原や荒れ地によく見られるべにがしわ。 葉先の微妙な赤さが好きです。



 問題はこの木。 かなり大きな木と思われます。



 この葉に色は似てるんだけど・・・・・



 たまたま近くで見られる場所にこの木があったので、車をおりてしみじみと眺めました。


 こ、これは


 新芽ではなく、でした。 栗の花のような房になった花。 匂いも栗によく似ています。 でも栗よりクリーム色というかベージュというか色が濃く、栗の花ではないようです。 きっと栗の仲間だと思うんだがなあ。



 この葉、どこかで見覚えがあります。 小さめの椿の葉のような、そしてふってくるような下向きのおもしろい葉の付き方。



  もしかして・・・・


 わたしは、去年椎の実を拾った場所に車を走らせました。(我ながらひまというか、物好きというかー)
 やっぱり~
 そこにはクリーム色の花をいっぱいつけた同じ木が。
 この木は椎の木だったのです。(あとで調べたので、ほぼ間違いないと思う)


 なんだ~、秋になって苦労して探さないでも、今だったらどこにあるか一目瞭然ではないですか。 
 
 母の実家の菩提寺にもこの木はありました。


 


  去年、わたしが「お寺にあるんじゃないの?」と言うのに、母は「ない」と断言したのです。 おかしいなあ、母がお寺でしいの実を拾ったという話を聞いた記憶があるのに思い違いだったかなあ、とずっとひっかかっていたのですが、どうも母が子どもの頃のことを忘れたと思われます。   
 大丈夫かなあ。 木の名前より何より、母の老いが気になります。  
 

コメント (2)
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母の日のプレゼントは

2008-05-09 01:57:58 | くらし

 娘のぶじこが言いました。

 「ねえ、母の日のプレゼント、何がいい?」
 おお。プレゼントをくれるつもりか。
 「物をあげたってねえ、物が増えてますます整理がつかんだろ?」
 そのとおり。 正直言ってわたしはかなり物持ち、つまり捨てられないのです。 その結果家の中は・・・・ご想像に任せます。
 「かといって、食べる物もねえ。 脂肪が増えるのは、物が増える以上にいやだろ?」
 ごもっとも、ごもっとも。
 「それじゃ花がいいかというと、実家が花だらけなのに、これもねえ。」
 花はいくらあってもいいけど。
 「植えるばかりで、世話せんのに。」
 
わたしは放任主義なんです。
 
 「お義母さんのプレゼントもなにがいいかなあ。 花が好きだから、ひとつは花の苗がいいと思うんだけど、何か品物も一緒に贈りたい・・・・・・。」
 あぼんりーのネットショップで母の日用の寄せかごなどを見ていましたが、迷ったのか、
 「いいや、花のほうはおばちゃん(花屋の副社長です)に見つくろってもらおう。」
 こらこら。  

 母の日って、お嫁さんにとっては、欠かすことのできない義理の日か、最強のアピール時か・・・・・

 母の日のプレゼントの原点は、カーネーションの花でしょう。 だから、やっぱり花を贈る人が多いので、花屋にとって母の日は、最大のイベントなのです。 ただ、花は日持ちしない。 アレンジなど早くから用意するわけに行きませんから、短期決戦で、今、本店の方は商品作りと配送とで戦場のような忙しさです。 

 ハウスの中も花だらけ。

  

  かごも最近はかわいいのがありますね。

  

 支店では母の日セール中。

  

 特別コーナーを設けているところもあります。 左の隅っこにカタログをおいて、全国発送の予約を受け付けています。 このカタログ、下の娘が作ったんですよ。 

  

  

 見渡してみるとピンクが目立ちます。 女の子のお母さんなら一度は着せたことのあるピンク。 男の子のお母さんなら一度は着せてみたかったピンク。 やっぱり一般的にはこんなやさしい、明るい花が喜ばれるようです。

  

  

 あるところで聞いたのですが、もう80を過ぎたしっかり者の一人暮らしのご婦人、お嫁さんが贈ってきた帽子を、気に入らないからと送り返したんだそうです。 その話をご本人から聞いた周りの人たち、一瞬固まったとか。
 また、何年か前、母の日に娘さんだかお嫁さんだかが、濃い暗紫色のすてきなカーネーションを贈ったら、もらったお母さんの方から、「枯れたような色のカーネーションが届いた。」と言われたそうです。
 せっかく贈り物をするなら、相手のことを考えて、贈り上手に、そしてもらう方も贈られ上手になりましょう。

 では、贈られた花を楽しむためのアドバイスをいくつかー

  アレンジは・・・・

 ★ 全体を覆っているセロハンのラッピングははずしましょう。 かわいくリボンなどでしばっていますが、輸送時に花が痛まないように覆っているので、かざりではありません。

 ★ できるだけ涼しい場所において、毎日少しずつお水を足しましょう。 一週間ぐらいはもつはずです。

 ★ 痛んできたからと、一気に捨ててしまわないで、まだきれいなのは花瓶やコップに移して最後の一輪まで楽しんでください。 グリーンは比較的長持ちしますから、お庭の花を足してやってもいいですね。

 鉢物や寄せかごは・・・・

 ★ セロハンで覆われていたら、はずしましょう。 蒸れて弱ってしまいます。

 ★ きれいだからといつまでも室内に置かず、日にあててやりましょう。 

 ★ 鉢物は、一回り大きな鉢かプランターに植え替えると大きく元気になります。

 ★ 寄せかごもしばらく楽しんだら、プランターに植え替えましょう。 かごより少し大きめのプランターに、かごに入っていたように植えるときれいですよ。

 ★ でも、寄せかごの中に、日陰の植物、寒さに弱い植物などがごっちゃに入っているのを見たことがあります。 こんな時はそれぞれの性質に合った植え方をする方がいいですね。
 

 花は命ある物です。 そして、送り主の心を表すものです。 できるだけ永く生かしてやってくださいね。  

コメント (2)
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