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あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

柿の花

2008-05-23 23:37:41 | 植物

  先日、信号待ちで止まっていたら視界の片隅になにやらぽとんと落ちたものが見えたのです。 雨でもないのに何が? と思っているとまたぽとん。 またぽとん。 わずか1分足らずの間に次々と落ちてきます。 横を見たら一本の柿の木がありました。 ははあ、柿の花が落ちたのか。 下を見ると落花した花がいっぱい散らばっていました。


 これが柿の花です。 素朴でかわいいでしょう。



 でも、うちにも柿の木があるけど、こんなに雨だれのように落ちるほど咲いていたかなあ。 うちのは老木のせいかあまりたくさん花をつけなかったように思います。 というか、しみじみと見たことがないのです。


 まわりの柿畑の花は、写真のように一枝に1個か2個の花しかついていません。 どこかにたくさん花の咲いている柿はないのか、そんなことを気にかけていましたら、道ばたに一本だけ大量に花をつけた柿を見つけました。



少しすぼんで落ちた花。 三つ並んでかわいいです。



 花の落ちてしまった柿。 ふつうはこのくらいは実がつくのです。 では、たった1個しかない花はどうして?



 それは、よい実をつけるようにたくさんの花を摘んでしまうからなのです。 柿農家の人は「花わき」と言っています。 もう少し実が大きくなると今度は実を摘果します。 実はこれから何回摘果するのかくわしくは知りませんが、年末のあの大きな柿にするにはけっこう手間暇かけているのですよ。


 摘果せず自然のままにしておくと・・・・ こんなになってしまいます。

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さくらんぼソース

2008-05-23 07:43:00 | くらし

 実家のさくらんぼが大豊作です。


   


  母はせっせと採ってはいろいろな人にあげています。 そしてあげたさくらんぼは、ケーキやら、そら豆やら、手作りのヨーグルトやらに化けて返ってきているようです。


 弟に言わせれば、「ゆすら」(ゆすらうめ)に毛が生えたくらいの味だそうですが、たしかに子どもの頃に食べたゆすらに似ています。 そして、何かに加工はできないのかと言いますので、ためしにさくらんぼソースを作ってみることにしました。


 例によって、さくらんぼに砂糖をふりかけます。 少し水分が出たところで火にかけ、焦がさないようにぐつぐつと煮ます。 意外と早く実がとろけて種が出てきました。


 


 この種がくせものだったんですね。 種を捨てようとすると果肉がくっついていっちゃう。 そのまま捨てたりしたら食べるところがなくなりそう。 そこで網じゃくしにすくってはスプーンでこすって果肉をそぎ落とし、種だけをよりわけていきました。


 種だけでこのとおり。


 


 残ったのは、これだけ。 なべの底が見えています。


 


 けっこう酸っぱくて、レモン汁などは不要でした。 そして水分も少ないのでジャムになるまで煮詰めるのも早いと思います。


 いつものようにヨーグルトにかけて食べます。


 


  たまたま顔をだした甥っ子に食べさせましたところ・・・・
  一口食べるなり顔をしかめて
 「うへぇ~、 すっぱい。」
 あらあら、砂糖が少なかったかしらねえ。 だいたいわたしは砂糖が少なめなのです。
 「じゃあ、こっちをかけて」
と、つくったばかりのいちごソースをかけたところ
 「うん、こっちのほうがうまい。」


 わたしもそう思いました。 さくらんぼソース(ジャム)ってあの小さな実からつくるから希少価値があるけれど、生で食べるのが一番のように思います。 だけどめずらしいからもう一度作るつもり。 今度は、目の粗いプラスティックのざるに移して、すりこぎか何かでごりごりとこすってみようかと思っています。


  


 

コメント (2)
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