あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

大川黒牛とはちきん地鶏のバーベキュー

2008-09-03 23:10:25 | お出かけ

 富郷ダムで12時のサイレンを聞きました。 そろそろおなかがすいてきたなあ。 でも、食事ができそうなところが見あたりません。


 新居浜市(旧別子村)から道をそれて高知県へ向かいます。 古い地図では途中で道がなくなってるんだけど大丈夫? 道はつづら折れの急勾配、行けども行けども山また山。 下の道があんなに遠くに見えます。 建物のように見えるのはなんとか洞門というトンネルです。



 山道で珍しいピンクのイタドリを見つけました。 向こう側は普通のイタドリの花です。



 今日、染色教室でSさんとその話をしていたら、 Sさんも2,3日前にこの道を通って県境まで行ったんだそうです。 まあ、すごい偶然だこと。 高知県へ出るまで1台しか車を見なかったほどさびしい道なのに、知り合いの人も走っていたとは。
 そしてこのピンクのイタドリはメイゲツソウと言うのだと教えてくれました。


 高知県の大川村に入り、かなり下ったところで「自然王国白滝の里」と言う看板を見つけました。 どうやらレストランや宿泊施設があるらしいです。 そこでバーベキューもできるらしいのです。 あまり遠くなさそうなので行ってみることにしました。

 途中に、滝がありました。 これが白滝なのかな?



 さて、着いてみると、そこは第3セクターの経営する、宿泊施設やキャンプ場などをそなえた野外活動施設のようでした。 が、


 ここも人っ子一人いません。 

 
夏休みは昨日で終わったんですからね。 で、レストランというのはお土産物屋を兼ねた素朴な食堂で、中年の女性が一人で切り盛りしていました。 客がいないから一人で十分でしょう。 
客のいない食堂というのは入りづらいものです。 でも12時のサイレンを聞いてから1時間以上たっています。 「何か食べたい」 という気持ちの方が勝ちました。


 メニューは? はちきん地鶏うどんとか、 はちきん地鶏どんぶりとか・・・・・・
 はちきん地鶏というのは、何とかと何とか(シャモって言ってたかな、鶏にはあまり関心がないもんで)を掛け合わせたにわとりで、この近くの鶏舎で育てているらしいです。 「はちきん」というのは土佐の元気な女性のことだったかな。 さしずめ元気なめんどり?


 わたしたちは、同じく大川村で飼育されているという黒牛のバーベキューを頼むことにしました。
 その前に二人の財布の中身をかきあつめて、足りるかどうか確認。 二人ともかる~い財布をもってでかけてきたのです。 どこか銀行に寄るつもりだったのに、どこにもなくて。(あたりまえ!) 
 どうにか足りそうなので、黒牛にはちきん地鶏を一人前プラスしてもらいました。 
 
 わたしは地鶏はいりません。



 バーベキューというよりは炭火焼きといったほうがよいような・・・・・ 牛肉の脂がしたたり落ちると炭火がパァーッと燃え上がって、香ばしいにおいが立ち上ります。


 ちょっと固いけどおいしい牛肉でした。 はちきん地鶏もおいしかったそうです。 
 このあとわたしたちのような熟年夫婦が2組やってきました。 よかった、よかった。 人がたくさん集まるべき場所に誰もいないというのはかなしいですから。 


 だらだらと書いていたらまだ目的地につきません。 明日もこの続きです。


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金砂湖から富郷ダムへ

2008-09-03 00:27:50 | お出かけ

 翆波高原を後にしたわたしたちは、金砂湖のほとりまで下りてきました。 少ないけれど水はきれいで、周囲は公園のように整地されています。 きっと夏はアウトドアを楽しむ人たちでにぎわうのだと思います。 でも今日は夏休み明けの月曜日、おまけに小雨模様、人っ子一人姿が見えません。 看板にはプレジャーボートの利用できる範囲などが書いてあるのですが、この水の量ではねえ。 船は陸上に打ち上げられていました。



 金砂湖から旧別子村へと向かいます。 方角的には来た方向へ引き返す格好になります。
 
 富郷ダムが見えてきました。 平成13年に完成した新しいダムです。 なかなか美しいダムです。



 富郷にはまだ20代の頃僻地教育の研究会で来たことがあります。 まだ道路も十分整備されてなく本当に僻地という感じでしたが、道路事情はずいぶんよくなりました。
 富郷(とみさと)といい、金砂(きんしゃ)といい、このあたりの地名はなにやら豊かさを感じます。 近くにある別子銅山の恵を受けていたのでしょうか。 これはわたしの想像ですが、銅山川を運ばれてきた黄銅鉱のかけらで、湖の砂が金色に輝いていたのかもしれません。


 このダムはエレベーターでダムの下に下りられるそうなのです。 せっかくだから下りてみることにしました。


 なが~いダムの上を通って一番端っこのエレベーター乗り口にいきます。 これはエレベーター乗り口から今来た方向を振り返ったところ。



 地下2階まで下りるとそこはまた、細長い通路がつづきます。  冷房をしているわけではないのに、空気がひんやりとして、暑さを忘れます。 真ん中にかけられた温度計は14度を示していました。



 通路から一歩出るとー


 おお~



 たか~い



 ここではダムを下から眺めることができるのです。 黒部のような巨大ダムではありませんが、それでも大きいです。 膨大な水を湛える力と、その水圧に耐える力と、様々な用途に使われるように取水、放流するしくみ。 ダムは人間の英知の結晶のように思えました。


 ところで、資料館のようなところでこんなものをもらっちゃいました。
 


 「ダムカード」です。


 表



 裏



 う~ん なんのことか分かりかねますねえ。


 この間テレビで、世の中にはダムマニアなる人々がいることを知りました。 その人たちは全国のダムを見て歩き、ダムカードを集めるんだそうです。 おどろき! ダムカードの存在自体わたしは知りませんでした。
 でも、この巨大な建造物を見ていると、ダムに惹かれる心が分かるような気もします。 ーつづくー


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