あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

古岩屋荘にて

2008-09-12 00:04:34 | お出かけ

 久万小学校見学を終えて、次はお食事です。 外にはお迎えのバスも来ています。
 着いたのは、



 国民宿舎古岩屋荘。
 ここは四国88カ所久万大宝寺と岩屋寺との中間にある温泉です。 このあたり一帯には、写真のような岩が90ほどもそそり立って独特の景色を作り出しています。



 窓の外には大きな穴の開いた岩が。 礫岩が風雨に浸食されたものらしいです。



 

 古岩屋荘の名物料理はキジ鍋。 で、この暑いのにやっぱりキジ鍋がでました。 わたしはあまり歓迎しませんけど。



 まだ他にも食べる物はあるのでいいです。 以前はキジ鍋とトウキビご飯(とうもろこしを混ぜて炊いたご飯)がセットだったと思いますが、今回はいちじくの葉の上にちらし寿司を乗せたものでした。 これが思いの外おいしかったです。 



 お食事をしながら近況報告やら思い出話やらに花が咲きました。


 それぞれの老後・・・・・・・・


 校長先生ー80を過ぎてから脳梗塞で倒れた奥様の介護生活。 今でも食事の世話から掃除など近くに住むお嬢さんの助けを得てやっておられるとのこと。 「悩んでもしかたがない、なるようになる、前向きに生きていかんとー。」とおっしゃる。


 教頭先生ー数年前脳梗塞で倒れてから闘病生活。 回復はしたものの外出は不安とのことで欠席。


 N先生ー教育長職を引かれて今も書道の修行中。 滅相もない、わたしがお会いした頃にはすでに書の大家でした。


 若いほうのN先生ー公共施設でお仕事中。 多趣味で今はこんなものに凝っている。
 お土産にいただいた自転車です。 これがとてもかわいいの。



 M先生ー網膜症でほとんど目が見えないそう。 でも「前向きに生きんとね。」 淡々と。


 S先生ー県美術協会会員。 日本画を描かれている。 でも、去年大病をなさったとかで、大作は描かないそう。


 女性のS先生ー去年、突然倒れて脳の手術。 今は回復して一人暮らし。

 W先生ー連歌のサークルで指導的立場に

 K先生ー長年のご両親の介護を卒業。 忙しい中で教育委員や社会福祉協議会長を務められる。


 O先生ーお母様の介護のかたわら趣味やボランティア活動に忙しい。 新聞への投稿もたびたび。読ませていただいてま~す。


 わたしと同学年のY先生ー退職後カウンセリングの勉強のため大学院へ。 今年無事卒業されたとのこと。 がんばったね。


 その他、一人暮らしを謳歌する女性陣、 男性は奥様との二人暮らしが多いようでした。


 メンバー17人中、県外にいるM先生と教頭先生以外は全員出席でした。 校長先生は米寿を迎えられました。それぞれ健康面で問題は抱えているものの、こんなふうに30年以上たっても心は元気、頭も元気で集まることのできる集団というのはすごいと思います。


 最後にはこんな歌の大合唱で盛り上がりました。 



 



 わたしたち若者組(還暦前後)もすっかりお年寄りの仲間 


 去年、わたしがこっそり退職したものだから記念品が間に合わなかったということで、1年遅れの記念品をいただきました。
 ささゆり会では、退職者にはS先生が色紙に絵をかき、校長先生が歌を作って、N先生が書を書いて絵に添えるというプレゼントがあります。 わたしが最後にいただく人になりました。


 絵は、去年取り壊された久万小学校旧校舎の玄関です。 



  そして歌は


    ひたすらに 教えの道を歩みたり 
      清くやさしき ささゆりの花


  わたしを知らない方は、「はあ、あたこさんはこういう人なのか」と思ってください(思うでしょ?)
  知ってる人は・・・・


   
  がはは・・・・・ と笑ってください。


応援ありがとうございます日記@BlogRanking

コメント (2)
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