あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

畑仕事その2 荒れ地の開墾

2008-09-15 22:52:35 | くらし

うちの前の空き地。



 わらびやらセイタカアワダチソウやらセンダングサやらクサギやら・・・・・・ 
 昔はなかったはずの梨の木やら、ボタンクサギやら、センダンの幼木やら・・・・・
 キジやら、トカゲやら、コオロギやら、スズムシやら・・・・・


 何でもありの広い空き地なんですが、



 とうとうその一部が畑に生まれ変わりました。 


 開墾というのはちょっと大げさかな。
 
 先々週の日曜日、夫とぶじおくんが草を刈り、トラクターで耕し、石灰をまいて野菜を植えるところを作ったのです。 もちろん、持ち主には了解を得てます。
 もともとはみかん畑でした。 セミがわんさかいて、夏休みの朝はセミの抜け殻をポリ袋いっぱいとってくるのが子どもたちの日課でした。 でも、みかんをつくっていたおじいさんが亡くなり、息子も都会に出てしまうと放置された土地はあっという間にセイタカアワダチソウに占拠されました。そして今ではなぜかわらびが増殖中。
 


 そして昨日の日曜日、管理機で畝をたて、畑らしくなりました。 



 ここにキャベツ、ブロッコリーの苗を植え、 だいこん、にんじん、ごぼう、レタスの種を蒔いたのです。 わたしもちょっとだけお手伝いしました。 畑の恩恵にあずかるのはわたしが一番でしょうから。 

 もっともっとたくさん植えるものがあります。 畑もまだまだ広がりそう。
 でも、ちょっとだけ荒れ地を残しておいて欲しいのです。 このやぶのどこかでキジが子育てしたり、 もしかしたらたぬきもここをすみかにしているかもしれません。 スズムシやカネタタキが夜通しいい声を響かせているし、今、ここは野生の生き物の楽園になっているはずです。


 それにー



 刈り取ったわらびの下からまたわらびが。


 わらびは春のものと思われがちですが、とろうと思えば夏の間中採れます。
 ほら!
 



 立派なわらびでしょう。 畑ができたおかげで、わらびの林の中に入りやすくなりました。 
 身近に野生のものを残しつつ、暮らしは便利にと、何ともぜいたくな(矛盾した)望みをわたしは持っているんです。


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畑仕事その1 つちのこ?

2008-09-15 01:17:03 | 生き物

 ぶじおくんが畑仕事にやってきました。
 お昼ご飯がすんでまた出ていったと思ったら、電話が。


 「あの、前の畑にいるんですけど、変な虫がいるんです・・・・・」
 


 カメラ、カメラー

 行くと、畑の真ん中にしゃがみ込んでいました。 
 「つちのこみたいなんがいるんですよ~。」
 なるほど、目と鼻の先から電話してきたのは、見張っていて動けなかったというわけね。 どうも、 わたしのために珍しい生き物の情報をくれたというわけではなかったようです。


 「ほら、つちのこってこんな形でしたよね。」



 大きさはわたしの中指くらいの長さです。
 「トカゲみたいでもあるし、こんなトカゲがいるんですかね。」

 わたしのみた感じでは、カナヘビに近いと思いました。 でもカナヘビ特有のきれいなブルーがないし・・・・・ 頭はどこだ? しっぽはどこだ?
 
 と、つちのこらしきものが動きました。 そしてやっと頭が判明。 しっぽは? 
  


 切れていました。 後ろ足も少し怪我をしている様子です。
 「ここ、機械で耕した?」
 「はい・・・、もしかして僕がけがさしたんですかね?」 
 残念ながらそのようでした。 でもしっぽならまた再生するでしょう。 なんとか元気になってね。 わたしたちは、そっとしておくことにしました。


 畑仕事に熱心なぶじおくんですが、街中育ちのせいか、虫がちょっと苦手なのです。 
 この間も、「変な虫がいっぱいいてぶわっと・・・・」と訴えてきました。



 こんなのが無数にいて、草の中を歩くと一斉に飛び立つんですね。


 まあ、わたしにはこのくらいはどうってことないけど、得体の知れない虫は気味が悪いみたい。 いもむし類はスコップですくってにわとりにやっています。バッタ類は平気みたいです。


 さて、仕事を終えたぶじこもやってきて、久しぶりに全員揃って晩ご飯を食べました。 そのとき、廊下をちょろちょろと走るものがー。


 「あ、ヤモリの赤ちゃん!」 
 「外へ出してやらないと」


 女3人、 「かわいい~」 と大騒ぎ。



 女3人が大騒ぎしているとき、廊下の向こうでぶじおくんが叫びました。
 「ゴキブリが出た~」 


 ぶじおくんはゴキブリが大大大の苦手です。


 あ、そう。 ヤモリを外へ出さなきゃ。
 
 「で、ごきぶりはどうしたん?」
 「逃げていった。 ゴキブリに似たコオロギを大量に見るせいか、だいぶ慣れてきた。」


 畑仕事をするには、いろいろと耐えなければならないことがあるようです。


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