実家の山に竹を採りに行きました。 野菜の垣や支柱に使うためです。
竹が生い茂った山。 去年も、今年も1回切りましたが、竹の勢いにはかないません。 枝切りばさみで根元を切って、枝葉を除いて持って帰りました。 なかなかのしんどい作業でした。
竹を切り終わって、アケビの実はなってないかなあと、竹藪のそばのアケビのつるを眺めていたら、不思議なものを発見。 きれいな丸いとっくりの形をしています。 拡大してみますね。
どうやらスズメバチの巣のようです。 下の方に出入り口が見えます。 わたしが今までに見たスズメバチの巣は、一抱えもある大きなもので波形の縞模様がついていたので、同じ物とは信じがたかったのですが、どうやら、作り始めはこんなに小さく白っぽいものらしいです。 ハチが出入りする様子はありませんでした。
ミツバチの大敵、スズメバチですが、そのままにしておきました。 今後どうなっていくか興味がありますね。
そしてこれも奇妙な! 竹ですよ。
障害物にあたっては曲がり、藤に絡まれては曲がりしてついにこんなになっちゃった、というところでしょうか。
優等生と並べてみました。 優等生は立派なすす払い用竹になりそうです。
麻の中のよもぎー曲がりくねったよもぎもまっすぐな麻の中ではまっすぐに伸びる、翻って周囲が善人に囲まれていれば、人は感化されて自然に善人に育つとのたとえですが、この場合はどうなのかしら。 本来まっすぐ伸びていくはずの竹も、環境が悪ければ曲がった道に進んでしまう?
見た目は堅物の竹も意外と柔軟性があるものだと思いました。
一方、畑で草を刈っていた母もなにやら発見したようです。
地中から怪獣現る!
母が手袋を置き忘れて長い間たっているのでしょう。 草の根が手袋にしっかりとしがみついてはずれないのでした。
どの植物も、自分の置かれた環境に不平も言わず生きているようです。 それをわたしたちはばっさり切ってしまいましたけどね。