1年前、ここで見つけたサルナシが、じつはマタタビらしい・・・・
というわけで、確かめに行きました。
東温市、白猪の滝の駐車場近くにある、菖蒲園です。
菖蒲はもうほとんど終わっていましたが、その代わり、たくさんのあじさいが咲いていました。 すごい~い。 菖蒲の頃はあじさいの花は杉の中に咲いていましたが、菖蒲園の中にこんなにたくさんあったとは気づ来ませんでした。 しかし、今はまずサルナシのところへ・・・・
車から降りるなり、咲き誇るあじさいに背を向けてなんでもない山の草を撮るわたし。 あじさい見物に来ていたご夫婦の目には奇異に映ったことでしょう。
なやむまでもありませんでした。 去年、例の実のあったところには
ほんの2,3枚ですが、白い葉が混じっていました。 走る車からでも目立っていた桜三里のマタタビに比べると、極端に白い葉が少なくうっかりすると見逃しそうでした。
サルナシの夢、潰える・・・・・・
多分、実ができかけて、葉っぱの白い部分が再び緑にかえってしまったのだと思います。
こぶこぶがかたまったような実。 中に虫が入った虫えい果と呼ばれる実らしいです。
普通のマタタビの実もありました。 どんぐりのような形です。 これがサルナシの実ににているらしいのです。
葉っぱを2,3枚ちょうだいして、実家のななとえりにおみやげに。 切り口に鼻を近づけると、かすかにわさびのような匂いがしました。 この匂いがねこを引きつけるのかな?
ほんとうは実の方が効果があるんだそうですが、葉っぱを近づけるとー
噛もうとしています。
葉っぱにすりすり。 おいおい、ひっくり返っちゃうぞ。
とにかくすり寄ってきたり葉っぱを噛もうとしたり、じっとしていません。 片手に葉っぱ、片手にカメラで撮影はかなり難しかったー。 ねこにマタタビってほんとうだったのね。
つぎにえりちゃんにさしだしたところー
ぷいと顔をそむけ、なおも鼻先に突きつけるわたしから逃げて行ってしまいました。 さすがクールなえりちゃん。
またまたびに反応するのは個体差があるそうで、全く反応しないねこもいるんだとか。 なかなかおもしろいというか不思議なものでした。
ついでに犬の花子にも匂いを嗅がせてみました。 こちらも無反応・・・・でした。