あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

花巡りバス旅行 岡山後楽園

2009-06-14 09:18:26 | 旅行

  母がこれに行きたいといって見せてくれた旅行パンフレット。


  さくらんぼ食べ放題  6つのフラワーハミング 究極の食べ歩き  佐渡錦のおみやげつき 嬉しいメロンお一人様1個ずつ 3食付き 充実のおやつ付き・・・・・ 等々の文字が躍っています。


 岡山県の花の名所4カ所を巡る旅、しかも食べる物もいっぱい。 
 
 しかし・・・・・

 充実の内容=ハードスケジュール といわれるY旅行社の旅、果たして父がついていけるでしょうか。。 
 さらに問題は、参加日をいつにするかということです。 
 花菖蒲、 蓮、 睡蓮、 あじさい、ラベンダー ハーブ、 これらの花が一度に見られる時期はいつなのか、かなり考えました。 今年はどの花も例年よりも10日くらい咲くのが早い傾向にありますから、それも考慮しなければなりません。 さらにさくらんぼを食べるとなったら、観光客が大勢押しかける土日よりも前に行かなければ・・・・・
 


 あれこれ考えて6月中旬の金曜日を選んだのですが、まあ!すでに満車ですと。 それで13日の土曜日にしました。


 バスに乗り込むと、座席の上にはふわふわのぬくもりのあるパンとコーヒー飲料が置かれていました。 これが朝食です。


 まず、バスは岡山県の後楽園に向かいました。 水戸の偕楽園、金沢の兼六園と並ぶ3大名園のひとつです。


  正門を入ったところでいきなり人だかり。 何かと思えば花嫁さんの写真撮影でした。 白無垢姿の可愛いお嫁さん、何かのイベントか、お仕事かと思ってしまいました。 それで写真を写したのですが(別にとがめられなかったし) 新郎さんと二人、園内のあちこちで写真を撮っているところをみると、どうも本物の花嫁花婿らしい・・・・・


 というのは、ここで披露宴がらしきものが行われていたのです。 ということで、せっかくの花嫁の写真はボツです。 



  その隣は、延養亭。 藩主が訪れたときの居室として建てられたそうです。 かやぶきの屋根が美しい建物です。



 日本庭園には珍しく開放的でとにかく広い庭園です。 日差しは強くないけれど湿度が高いらしく、歩いていると背中を汗がたらたらと流れ落ちます。 白無垢の打ち掛け姿のお嫁さん、さぞかし暑かったことでしょう。



 池も広々。 



 


  風流な茅葺きの屋根の下には、船がとめてありました。 先ほどの築山を横から見たところ。



 すがすがしく整備された庭は、どこから見ても美しい眺めで、散策する道の木立さえも趣がありました。今まで何度か訪れたことのある庭園ですが、若いときにはただ広いだけでさほどいいものとも思わなかったのです。 子どもが小さかったときは、大喜びで走る子を見てこの開放的な雰囲気を嬉しく思いました。そして こうして歳をとってから来てみると、植えられている木々のひとつひとつにも計算された美しさや、四季を楽しむ工夫がされていることに気づかされました。 そして心からこの庭園散策を楽しむことができました。 歳をとるのも悪くはないですよ。


 池のそばで女の子が鯉にえさをやっていました。 



 むかし錦鯉を飼っていたことのある父は、紅白鯉の模様に注目、母は、そばの鴨に夢中。 わたしは一生懸命写真をー というわけで、なかなか花のところにたどり着けません。 続きはあした。
 


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コメント (6)
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