2年前に高知の日曜市で買ったいちじくに、今年は実がなりだしました。
皮の赤い西洋いちじくです。
一日に1個もないときもありますが、こんなに沢山熟れている日もあります。
ジャムにするほどでもないし、これはぼつぼつとわたしのお腹に収まってしまいます。 もう少しまとまって採れると何かできるんですけどね。 でも、まだ2年目ですから、これでも良くとれる方だと思います。
西洋種のいちじくはあまりおいしくないと今まで思っていましたが、これは甘くておいしいです。ただもうちょっと酸味がほしいくらいですね。
そうこうするうちに、箱いっぱいのいちじくを頂きました。
うれしい~ 。 日本いちじくでした。 子どもの頃から馴染んできたなつかしいいちじくです。 実家にはいちじくの木があって、秋になるとそれをもいで食べるのがとても楽しみでした。 いちじくは手で簡単にもげますが、切り口に白い汁が出るんですよね。 それを口につけると口にできものができたりしたのですが、あれは汁にかぶれたということだったんでしょうか。 写真の中の割れてないものはちょっとすっぱいです。 でもぱくっと口の開いたのは既に痛みかけていたりして、ちょうど良いのを採ることが大事なんです。
このたくさんのいちじく、どうしようかなあ。
忙しくてあまり手の込んだことはできませんでしたので、全部ジャムにしてしまいました。
皮をむいて砂糖と一緒に火にかけ、柔らかくなったら木べらでつぶしながらほどよい堅さになるまで煮詰めます。 いちじくはペクチンが多いのか、何もしなくても煮るだけでとろとろのジャムになるのです。
こがさないようにかきまぜながら弱火でことことと煮るのですが、時間がかかります。 ちょうど仕事休みだったぶじこに手伝ってもらいました。
ぶじこは小皿片手にかきまぜながら、ときどきお吸い物の味見をするようになめています。と~ってもおいしいんですって。 日本いちじくの若いのはけっこう酸味がありますから、それがちょうどいいみたい。
おいおい、何回味見してるのかな~
でも、わたしはもう少し酸味がほしかったので、 レモン半分絞ってまぜました。 これでよし。 味がしまってきたと思います。
なんと、けっこう大きな24センチのなべに半分以上できました。
ちょっと作りすぎたか。 実家にも持って行って、あとはぶじおくんにせっせと食べてもらいましょう。