あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

4000日

2018-06-19 22:21:19 | 植物
 4000日! ですって。スマホではブログ開設から○○日って教えてくれるんです。
 年数にして11年。来月の7日には11周年を迎えます。10年のうちに家族構成も周囲の環境も変わりました。そして自分自身の物の見方、感じ方も変わってきたように思います。でも変わらないものもあってー

 東温市河之内の菖蒲園


 初めて出かけたのは10年前、父と母を連れてでした。あの頃は花好きの両親を連れてよく出かけました。母が亡くなり、父も車いす生活になって福祉車両を使わないとお出かけできず、この日のお供はトラオとウマオです。男の子二人だけど、花を見に出かけるのはあまりいやがらず、自然の中で走り回ってごきげんです。

 梅雨だというのにかんかん照りの日でたくさんのあじさいも花菖蒲もちょっと元気がありませんでしたがちょうど見頃のように思えました。




 10年前はいろいろな種類の花の珍しさや美しさに惹かれ、花のアップばかり写真に撮っていたように思います。しかし、この日わたしが心惹かれたのは、一つ一つの花の美しさよりも、花のある山の風景そのものでした。

青い空に映える花々



 美しい棚田の稲


 花の好きなご夫婦がこつこつと植えてきた花菖蒲は、ご主人の亡き後地域の人に受け継がれて守り育てられてきました。
 
 あの頃土地を広げて植えたばかりの菖蒲は株も増え上から見ても華やかになっていました。



 守る人がいてこそ存在する美しい風景。それがとても貴重に思えるのは、わたしが歳をとったからかもしれません。

 10年変わらずにあったものがもう一つ


 マタタビの木です。ずいぶん大きくなって、手の届かないものになってしまいましたが、刈り取られることなく残っていたのがうれしい。

 花をいっぱいつけていました。


 そして10年目にして初めて通った道


 駐車場への近道なんですが、それはもう急な階段で、父母とは絶対に歩けない道でした。この日元気者の男の子たちはとっとと駆け下りて、途中で川遊びまでしたのでした。

 
コメント (6)
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