あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

愛用の品 PartⅡ 自分でリフォーム 

2018-06-10 21:48:12 | レザークラフト
 最近お昼のテレビ番組で、愛着のある品々をよみがえらせる職人さんたちを紹介するのがあって、「そういえば」と思い出しました。

 次女の婿殿が「何とかならないだろうか」と見せてくれたのは



 うぉ~ かなりすごいね。好きなブランドのキーケースだったんだけど、中がぼろぼろになったので自分で切り取ってしまったんだそうです。両端には小銭入れとカードケースがついていたそう。

 表はまだ痛みが少ないです。ここまでくると傷も愛着のうちね。



 丁寧に縫い目をほどいて



 薄い革で弱くなった部分を補強して



 はぎ取った内側の合皮の代わりにプリントの豚革を貼って(あいにく手持ちの革の中に薄手の柔らかな黒革がなかったので)

 

 黒革の隙間にのぞく銀色のチェックがそれです。
 
 新たに小銭入れの位置を変えてつけなおしました。



 この部分のファスナー付けだけはわたしがしました。初心者にはかなりハードルが高いので。そう、彼は自力でリフォームをしたのですよ。

 小銭入れやカード入れの場所が変わったためホックを付け替えて、元の場所には穴があいていますので、飾りかしめを打ち込んで隠しました。



 お気に入りのブランドのロゴも残って



 多少位置はかわったけれど型押しの模様も残って





 また使えるようになりました。彼は初めてレザークラフトをしたのですが、本当に上手。愛用の品を自分の手でリフォームして、ますます愛着がわいたのではないでしょうか。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする