あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

穴だらけ

2022-11-12 01:14:55 | いろいろ

ケイタとお留守番していた時、退屈するケイタに

「落ち葉拾いしようか。」

「うん。」

ケイタは大きな桜の木の下に走っていきました。 
 
ところが、落ち葉はどれも穴だらけ。
 
 
「穴だらけだねえ。」
 
上を見上げて驚きました。



 あなが開いてない、完全な姿のって・・・・右上にたった1枚



青空に映えて、もう、アートだわ。
いったい何がこんなに穴だらけにしたんでしよう。
 
みきには、イラガのサナギがいっぱいついていました。古いのもありますが、今年できたようなのも。

 穴を開けたのはイラガの幼虫でしょうか。

 一方、畑に行けば
 キャベツの葉も。

 
裏返してみると、

 
 ボケていますがわかるかしら。最高20匹ついたのがいました。
 ハスモンヨトウです。これは放っておくと大損害。キャベツが玉になる前に駆除しておかなくてはなりません。
 
 けれど、野草はだれも助けてくれませんから食われ放題です。
 
 アサガオの仲間にも穴




 
 カラムシソウにも穴。



 この葉っぱは何だったかな。 虫のほうは、以前、himesijimiさんにヨツモンカメノコハムシと教えていただきました。
 
 
 
 穴を開けた犯人も植物によって様々です。
 
 もうだいぶ前のことですが、実家の壁に

穴あきどころか原形をとどめない食われよう。
作物の害はないので抜きもせず放っておいたのだそうです。
 
元の植物は
マルバルコウソウ。
 
 
 根元のほうはまだ葉が残っていましたが、見事に穴だらけ。 いかに実害がないとはいえこうも広がるまで放っておくとは!



 こんなに食べ尽くすのは、スズメガの仲間にちがいない、それも1匹や2匹ではないはず。ということで探してみました。いました。あちらにもこちらにも。 だけど名前がわかりません。ああでもない、こうでもないと検索して、アサガオ系の植物を食べるならエビガラスズメではなかろうかと予想しました。
 
 
 
 ただ、ふつうにみられる緑系とも褐色系とも違う、真っ黒な幼虫なんです。

 
 
 イモムシ大好きな娘に聞いてみると、黒いエビガラスズメは珍しいそうです。どんなガに変身するのか興味深くて2匹連れて帰りました。 食べていたマルバルコウソウも少々。

 帰ってから大急ぎでペットボトルに突っ込んでおきました。そのあと急ぎの用があったのでそのまま次の日まで放っておいたのですが、その時は確かにいたのです。改めてきちんと蔓を整理して差し、土にもぐりたくなった時のために土を入れた植木鉢の上に置いておきました。

 翌々日
 
 
 ルコウソウの葉は一枚もなく、
 
 フンだけを残して幼虫は消えていました。



 上の大きなフンと下の小さなフン。けれどまだ終齢虫には程遠い大きさです。どこかへ餌を求めて歩いて行ったのか。唯一うちに植えてあるアサガオの葉を見てみましたが、いる気配はありませんでした。
ああ~ 大食漢のスズメガには餌が足りなかったのです。悪かったなあ、あのまま置いておけばよかったと後悔しました。1週間後また実家によってマルバルコウソウのところを見てみましたが、あれほどたくさんいた幼虫は1匹もいませんでした。こちらの幼虫はさなぎになるために土にもぐったのかもしれません。
 
 
コメント (4)
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