土曜日の朝はしっかり冷え込みました。 氷が張って、雑草の上にも霜がおりていました。
グラニュー糖をふりかけたような葉っぱがとてもきれいで
自然の造形のすばらしさに感動します。
だれに注目されるわけでもなく、むしろ邪魔者扱いされる草だけど
氷まみれでも一生懸命生きている・・・・・
その姿に勇気づけられます。
霜の朝、にわとりが一羽死にました。 この間から元気がなく、えさもろくに食べなくなっていました。 これで、10羽いたにわとりは2羽になってしまいました。 飼い始めた頃は卵をたくさん産んで食べきれないほどでしたが、今では全然生みません。 もうずいぶんおばあさんなんです。
傷ついたにわとり はまだ生きています。
底のない狭いケージの中ですが、朝ハウスの中からケージごと歩かせて草のあるところへ出してやります。 夕方にはまたハウスまで歩かせて入れます。 わたしの足音を聞き分けてココココココと甘えるように鳴くんですよ。
本来は養鶏所へ行くはずだったにわとりが、夫の気まぐれでうちにやってきて、そのおかげで養鶏所へ行った仲間より2倍も3倍も長生きして、傷ついてボロボロだったにわとりが生き残って、いじめたにわとりたちは次々と死んでいく・・・
このにわとりを見ていると、運命の不思議さを考えてしまいます。 何が良くて何が悪かったかなどは、終わってみなければ分からないものだと。