と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

オーロラ

2008年10月13日 18時51分33秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 フィンランドという国では、オーロラが見えるのだそうですね。パスポートすら持ちあわせていないわたくしは、成田から出国したことはたった一回のみ。前任校の成田北高校には空港関係の保護者もおられて、PTAの連絡にロンドンにメールをとかという場面もありましたっけ。パスポートもないというのは今時天然記念物だと笑われたこともありましたが、それだけハードな仕事の連続でありましたから。遊びに海外に出かけるというのはまったくないのです。これからもないでしょうけれども、残念ながら。

 最近の大学は欧州まで遠征に行きます。こうした形で若いときに経験の幅を広めておくというのは大変すばらしいと思います。

 しかし、自分の方からその経験を得るかも知れないというチャンスを捨ててはなりません。
 
 昨日の柔道大会で、選手が中学の顧問の先生の指導を受けずに教室の指導者の指導を受けているのを見て、ちょっとそれは違うだろうと感じたものですから。

 教わる方が師のことを、素人だとか言っていたら話になりません。厳しく言ったら教室の指導者だって素人です。世界レベルの人間は誰もいないからです。ま、警察関係者とか、複数の県チャンピオンとか、専門大学の出身者とか、100キロ以上のクラスの指導者がたくさんいて普通に見ればかなりのレベルではありますが。武道というのはそれだけ厳しい世界です。ですから、自ら指導を受けるチャンスを見限ってはならんと思うのです。

 これは評価の尺度をどこに持つかという一点でかなり違ってきます。いつも言っていますが、進学高というのは評価の尺度をどう持つかです。井の中の蛙、大海を知らずとはよく言ったものです。ほんとうにこのことを忘れてはなりません。進学高と自称しても、相手にされていない学校は山ほどあるからです。独り相撲だけはいかんのです。心しましょう。

 さて、わたくしは、中学生の試合を楽しみに見ていたのです。そして、新しく転勤してきた中学の顧問の先生に名刺をわたしたりして、対話をさせていただきました。雑談、雑談また雑談。中学の様子もわかります。セールスマンのようなものです。大体は旧知の人間ばかりですから、会話も弾みました。ありがたいかぎりです。県銚がどう思われているかもよくわかりましたし。

 軽食が出てきましたので、審判すらやっていないわたくしは、これをいただいたら午後からも見ていなくちゃならんと思って、即、退散いたしました。えらそうにふんぞりかえっていたら笑われてしまいます。なんの実績もないからです。老害を垂れ流して、たかだか高校大学でちょこっとやったくらいで、国体も五輪も出たことなく、ましてや海外武者修業にも一度も行ったことなく・・・というレベルでは、なんでふんぞりカエリヅラができましょうか。カエルだって、ふんぞり返りすぎたらひっくり返ってしまいますよねぇ。

 謙虚でありたいものです。ほんとうにそう思います。

 最後に、死ぬまでに一度でいいからオーロラを見てみたいと思うのですが、これもかなわぬ夢でしょう。海外に出かける必然性がわたくしには全くないからです。

 では、また明日。
コメント
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光こそ、すべての源という気がするのだが

柔道をやると~ま君

サンスクリット般若心経

高齢\(^_^)/