昨日の塾で、英語と国語の面倒を見ていた。
英語はともかく、国語は読解であったから、お手のもんである。中学生といっしょに、漢字のかきとりもしていた。そしてちょっと雑談的に、漢字をどうやって暗記するかということになって、タイトルのようなことにあいなったわけである。
薔薇という漢字は、全体としてみるとなかなか難しい。
ところが、部分部分で分けて考えていくと実に暗記しやすい。この漢字をおぼえるために暗記法のホンを書いて売れている塾関係者までいるのである。愚生もその予備校経営者のホンを買ったのであるが。
ちょっとしたコツがあるのである。
そして、息抜きにそれを愚生と二人でやったのだ。そしたら、たちどころにマスターできた。喜んでいた。中学生が。
塾が終わってから他の生徒に自慢していた。笑ったね。「と~ま君に教わったら、**点も得点がアップした」と言ってくれていた。わはははである。本当にわらっちまった。頼んだわけでもないし、いつまでも塾の講師をやっているわけでもないから、それに週に3時間しかやっていないのだから。どうでもいい話といえば、どうでもいいのだが。
古女房ドノにこの話をしたら、あんたは変わっているねぇとのことだった。年金生活者なのに、大学院なんか行っているし。そんなのダレも頼まないのに。行ったってどうにもならんだろうに。しかも、塾だって週に3時間しかやっていないし。全部道楽でやっているとしかダレも考えないよ、とのことであった。
反論できない。
正解であるからである。
どうにもならんことをするのが、愚生はもともと好きなんであるとしか言いようがない。教員を長いことやってきたのだって、好きだったからである。間違いない。柔道もそうである。まだやっている。今日も柔道のお稽古会である。好きなんだなぁ。
薔薇という漢字を覚えるのだって、好きだからである。
生きているのも、好きだからである。
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