と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

霊峰というものは、憧れているからいいものであって、登山しちゃいけない

2017年03月02日 09時51分45秒 | とーま君の流儀2017

                                      (カイラス山)

霊峰というのは、遠きにありて思うものですなぁ~~~~~~~

 

 

 

霊峰というのにふさわしい山というのは、どれだろうか。登山は遠足程度ならやったことはあるが、本格的なのは経験したことがない。だからやたらとは書けないのであるが、それでも東北の片田舎に育ったボキとしては非常に関心がある。

富士山か。・・・富士も太宰治ではないが、なかなかである。例の「富嶽百景」である。太宰治の生きる意欲が伝わってくる。立ち直りの時期でもあるからだ。とりわけ、井伏鱒二氏との交流がいい。富士をバックに写真を撮って、ぱちりとやる。記念撮影なんだけど、富士だけが写っているという洒落はなかなかである。

でもちょっと違うなぁと思う。

富士は美しいけれども、ボキのようなバカにはちょっと違うのである。

なぜか。

それはあまりにも裾野が穏やかであるからだ。ゆったりとしている。それに下界の賑やかさがハンパではない。夜なんか御殿場あたりの夜景がニギニギしい。あまりにも大きな器である。世間のくだらないしがらみで生きているボキのようなアホな人間どもを包み込んでくださっている。

だから、イヤなのかもしれない。

やはり単独峰であるけれども、屹立して欲しいと思うのである。峻厳さが欲しい。単独峰であって、登山客を否むだけのものがあって欲しい。

富士は九十九里浜からも見える。見えたときは素直に嬉しい。つまり、遠くにあって見るものが富士である。ボキにとっては。あまり近くから見ると、いけない。しかも実際に登山して、富士の山を歩いてしまうとちょっといただけない。火山だから道がごろごろとした岩石でいっぱいである。これがゲンナリしてしまう最大の原因である。ま、ボキだけがそう感じているだけの話ではあるが。

霊峰と言われる山に行ってみたい。なかなか経験していない。

今まででは、マッターホルンが霊峰らしいと思った。Switzerlandに退職してから行ってみた。この山も観光地のど真ん中にある。俗世間のまっただ中にある。しかし、富士ほどの優しさはない。裾野がない。屹立している。で~~~んと一本のどでかい単独峰のように見える。それが朝の太陽を受けて光っていたのである。すぐ麓のホテルに泊まっていたのである。朝、目が覚めたらびっくりしたっけ。まさにご来光であったからである。

むろんマッターホルンに登山できるほどの体力・気力・技術もないから麓から崇めていただけである。

それでもすげぇなぁと思っていた。この世のモノとは思えないほどの迫力であった。

ぶるぶる震えてしまった。なんだか、得体の知れないものがボキを突き上げてきたのである。一瞬風邪をひいたのかと思った。違っていた。

ボキが死んでもこの山は残っているんだろうし、生きて見ることができただけでも感謝しなくてはならないと思った。

チベットにもあるそうだ。霊峰が。確かにありそうである。なかなかそこまで行くことが困難ではあるが。

カイラス山である。

Wikiによると以下のとおりである。

>カイラス山(Kailash / Kailas)、または カン・リンポチェ(チベット語: གངས་རིན་པོ་ཆེ་、中国語: 岡仁波齐峰)はチベット高原西部(ンガリ)に位置する独立峰。サンスクリット名はカイラーサ(कैलास Kailāsa)。カイラーサの語源は不明だが、サンスクリットで水晶を意味するケーラーサ(केलास)と関係があるかもしれない。この名称が英語等へ伝わった Kailash / Kailas が、日本語における名称「カイラス」の直接の由来である。標高6656mの未踏峰。信仰の山である為、登頂許可は下りない。ただし聖者ミラレパ(1040年 - 1123年 / 1052年 - 1135年)が山頂に達したという伝説が有る[1]。

 

行ってみたい。

行ってみたいが困難である。

困難であればなおさらのこと行って見たい。

行っても、登山は許可されていないけど。

 

(^^)/~~~

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3月1日(水)のつぶやき

2017年03月02日 04時58分50秒 | とーま君の流儀2017
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光こそ、すべての源という気がするのだが

柔道をやると~ま君

サンスクリット般若心経

高齢\(^_^)/