冴えないおっさんの休日62
能力の差はいかんともしがたい。大学受験用の数学が指導できないからだ。塾である。塾の方針が高校受験から大学受験にターゲットを変更したから、ボキは自分のできる範囲でしか指導できない。これが最近がっかりしている理由なのである。じゃ、去れば良いではないかとなる。そらぁそうだろう。
しかし、それで思い至ったことがある。これまで暗記数学ばかりやってきたということに。公式を覚えてそれでやっちまっていた。これじゃぁ大学受験用の数学は指導できない。集合とか順列組み合わせとかは絶対にできない。それで、だったらノートでも作りながら自分で勉強すればいいではないかということを思い立ったのである。
コロナで家にいるしか無いから、やりゃぁいいのである。ものにならなくてもいい。惚け防止になるならこれ幸いである。数学もタノシイからである。
昨日は塾に行く前に、原稿を打鍵していた。某出版社から依頼された郷土の歴史書である。図書館で調べたら、この手の本はたくさん出ていた。借りてきた。おもしろそうなページに付箋をつけて、一枚5円の格安コンビニでコピーしてきた。サイズがでかい。デカイから縮小コピーでB4に統一した。
これを九十九里浜流れ者のボキが打鍵しているから世の中は面白い。よそ者がやっていいのかねぇと感じているからである。
さらに気がついてしまったことがある。これまで、歴史講座とかいろいろ聞いてきたが、講師の先生が言われていることは、聞いている方のレベルにあわせてくれていたってぇことに。つまりあまりにも専門的な話では、こっちがついていけない。だから、写真付きの郷土史本を作ってくださる方々がおられるのである。売れるかどうかは別問題として。
写真付きだと、ボキのような学問のない人間でもタノシク読めるではないか。動画と一緒である。YouTubeと一緒。だから、ボキもよく見るのである。動画で旅を扱っているユーチューバーも多い。スーツ君とか、たっちゃんねるとか、おのだ/Onodaさんとかが好きである。スーツ君に至っては、NHKにも登場してきたから驚いたけど。しかも現役の横浜国大生である。
学が無いけど、それなりにタノシンでいる。
どこにも出かけられないのがしょうもない。それはそれで耐えるしか無い。コロナがいなくなるまで。東京にも行けないし。
BYE-BYE!