聖なる巡礼路を行く～聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラ～ ☚ これを見たい マジに

昨日放送されたNHKの番組で巡礼の話を知った。さっき、午前中の昼寝を終えてから見た。

外で雷が鳴っていたので目が覚めたからである。

ボキは、こういうのに弱い。なぜかというと、ボキは「自分がいかに悪人で、罪行を積み重ねてきたかを知っている」からである。

巡礼をされている破綻したレストランのオーナーシェフの語ったことで印象的なものがあった。人生下り坂もあれば、上り坂もある。これまで上り坂だけだったが、いろんなトラブルも抱えて生きてきたと語っていた。まさにそうだ。順調な人生なんてないからだ。

上り坂だけを生きてきたという思いは、ボキにもある。頂上だけを目指して、努力してきた。同年配は腐るほどいた。小学校でも中学校でも、教室に入れ切れないほど子供たちがいた。切磋琢磨だけが価値あるものとして、センセにも親にも教育された。

ボキもそう思っていた。中途半端な努力しかしなかったけど、それなりに生きていた。

大学受験のころから人生下り坂になった。苦学したからである。しかも、アホ大学である。行ってもしょうがないだろうと亡父にも言われた。でも、ボキは下り坂の底辺に落ちてから努力した。這い上がろうとしたのである。新聞店の給料は全部書籍代に消えた。アホ学生と一緒にされたくなかったからである。

就職してからも底辺生活は続いた。でもあきらめなかった。上り坂を少しづつ歩き始めた。試験でしか上がっていけない世界に身を投じたからである。

坂は長かった。でもすぐ坂は終わった。定年で終わった。

後は断崖絶壁しかない。九十九里浜の中にもぐりこんでしまうしかない。「死」だけが待っている。

そんなもんだよ、世の中は。

巡礼というと、四国巡礼もあるなぁ。コロナで海外には行けないから、こっちにするかと思った。

それだけである。

500ミリのビールを飲んだら眠れなくなっちまったのだ。おかげで今朝は起きるのが遅くなってしまった。しかし、40分は歩いてきたけど(笑)

今朝は起きるのが6時30分になっちまった。昨夜のバイトで遅くなった。というよりも、塾から帰ってきてからちょっとビールを飲んだからである。たった500ミリだけ。たったこれくらいで眠れなくなっちまったのだ。情けない。興奮したのかねぇ。アホですな。結局寝たのが12時ごろ。

有名ユーチューバーの「たっちゃんねる」を見ていたせいもあるけど。彼氏、今回は熊本に行っていた。いつも豪快な飲みっぷりと食べっぷりで楽しませてくれる。名古屋にお住いのようで、独身のようである。仕事はわからない。ビールの飲み方が実にうまそうである。グググウグとコップを飲み干すと、はぁ～～～～～とため息をつくのがたまらない。これが実にうまそうなのだ。演技でないからうまそうなのだ。関東でおつまみという酒の肴を「あて」と言われてたのしむ動画である。観光地に行っても名所めぐりなんかやらない。あるいはひそかにやっているのかもしれないが。

たいていは、ビジネスホテルみたいなのに泊まっている。一泊ではない。連泊である。朝食は、ビールとヨーグルトだけ。これまた一度やってみたいことである(笑)。

ランチが朝食になっている。彼の訪問した店に、あとを辿って行ってみたくなるから、実に作りが上手い。

それにしてもどういう御仁なのだろうか。会ってみたくなる。彼氏の動画は40分で終わった。

その後にベッドにもぐりこんだ。そして、睡眠導入剤の落語を聞いていたら、これまた面白くて眠れない。5代目の円楽師匠である。聞かせる。6代目も上手いが、5代目は笑点の司会をやっていたから、声になじみがある。こりゃ逆効果だと思ったが、そのまま聞いていた。そしたらいつの間にか熟睡モードに切り替わった。結局5時間くらいしか寝ていなかったことになるか。

昨日のランチは、孫と一緒にレストラン。長男夫婦も一緒。見渡す限りタンボしかない。九十九里浜の実によい風景である。九十九里浜は農業先進地であるから、肉料理も旨い。むろん魚料理も旨い。孫と久しぶりに会ったんで、かわゆくてたまらん。まだ3歳になっていない。女児だ。

コロナ対策は十分してある。タンボから吹いてくる風もまたよし。座席もゆったりとしている。開店したばかりの店である。

支払いのときに、長男夫婦から言われた。支払いはこっちがやるって。共働きだからだと言っていた。さらに、年金暮らしの親に払ってもらったら申し訳ないという理由だった。妻女が、そんなわけにはいかないと言って断った。あっと思った。そうだ、今年は海外旅行にもなんも行っていないからだと気が付いた。無駄な銭を使っていないと、こういうタノシイ時間を過ごせることになるのだ。

アリガタヤ・アリガタヤ。

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