ナンパ、ナンパの連続でしたよん。ジジイは得するなぁ。見た目も、中身もまったくのジジイであるからで。
6月3日(金)
ピサからベネチアへ。
今日からVIPバスのドライバーが変更になり、Mrピーノさん。まだ若々しい。日本が大好きで、一ヶ月日本に来たこともあったとのことである。歓迎、歓迎。
午前中はピサに向かう。
ピサには、バスを駐車場で乗り換え。シャトルバスで。幕張で走っているような二台連結のバス。ボキは、幕張にも勤務していた時期があったから慣れてはいる。が、たいていの日本人ははしゃいでいた(^_^)。
ミラコリ広場にシャトルバスで入るとあった。有名なピサの斜塔である。ここも来て一度はホンモノを見てみたかったから、マンゾク・マンゾク。
広場東側に行って、クロークで荷物を預ける。欧州のテロが起こってからは、実に警戒がものものしい。軍隊まであちこちにいる。しかも実戦配備。機関銃まで持っている。こりゃぁ凄い。日本がいかに平和惚けしているかということが如実にわかる。しかも、軍隊にカメラを向けてはならんから、クワバラ・クワバラである。
ドゥオモから洗礼宮に行く。ドゥオモ広場(ガリレオのランプ)を経て、いよいよピサの斜塔に。
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ここでは斜塔のてっぺんまで登った。けっこう階段がきつい。きついけど、もう二度と来ることはないだろうからと無理して登った。途中階段が斜めになっているから、めまいでもしたのかと焦った。焦ったけどしかたなし。登り始めたのだから、しかも一方通行だから降りるに降りられない。
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斜塔階段の前で諸注意を受ける
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斜塔のてっぺんまで続くアナ
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斜塔てっぺんからの眺め
てっぺんからの眺めも良かった。
降りてきて、クロークのある前の建物でナンパ(^_^)。ハスキー犬がいたので、ワンコを写さして欲しいと英語で話しかけた。そしたら娘二人も同意してくれたし、彼女らのパパもOK!となったので写した。かわいいですな。子どもたちは。どこでも。それになにしろこっちはどっから見てもジジイである。警戒されない。それに英語の勉強になる。
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かわゆいのぉ~どっちも(^_^)
でも、この娘たちはどうやらイタリア人らしかった。英語が使えない。ま、どこに行っても誰にでも話かけるのはボキの得意技である。語学は度胸である。
わあはっはっっはははっははっははは。
ランチは、「il pozzo」で。ミネストローネ&白身魚のトマトソースwithほうれん草のソティ&ズルコットを食べた。素敵なレストランで気に入った。それにおいしかった。
このレストランでさらにナンパの連チャン。
サッカー少年たちが、学校の行事かなんかで来たらしいのであるが、ボキ達の隣室で食事していたので突撃ダッシュ。英語で話しかけて写真を撮らしてくれないかと頼んだら、あちこちからOKサイン。ジジイ、モテモテである。笑顔で接すると子どもたちはピースサインまで返してくれる。万国共通である。
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異常な盛り上がりを見せてくれた少年達(^_^)
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ボキも一緒に記念撮影 ボキは、こういふ少年達とすぐにお友達になれるんでしゅ~!
(ちなみに真ん中のアタマの禿げたジーサンがボキである)
平和はありがたいもんである。
引率をしていた学校の教師達と思しきグループが、ワインを昼間っから飲んでいたのにはびっくりしたが。同席した札幌の内科医のセンセから、「文化の違いでしょう」と言われたのには、どうも賛成しかねたけど(^_^)。
午後もバス移動。
ドロミテ山脈を越え北上してベネチアへ。ここもまた憧れの景勝地。一度は来てみたかったところ。
港でトロンケット(船)に乗り換えてベネチア本島中心部へ。まずはホテル・ダニエソ前からゴンドラ・クルーズ。
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ガイドのMrマリオさんからいろいろと説明を受ける。ためいきの橋でグループが二手に分かれたので、最後尾をトボトボ歩いていたボキはあれれと思ったら、ボキのちょっと前を歩いていた6人が、迷子になったらしい。左に曲がったMrマリオさんグループと違って直進していったから、ボキは大声上げてそっちじゃぁねぇですよん!と叫んだのであるが。添乗員があわてて迷子になった6人を迎えに行ったのはご愛敬。すぐめっかったから。
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サンマルコ広場で写真を写していた。バイブルの福音書を書いたマルコの遺骸があるという教会である。これまた、学部時代から卒論を書くために、何度も何度も読み返したマルコ書である。感慨もひとしおであった。信者でもなんでもないのに。
ドゥカーレ宮殿、文書館、大鐘楼、聖テオドール、聖マルコのポール、大広場(café florian)、サンマルコ寺院などをフォトにおさめて、再度トロンケット移動してサンタルチア駅へ。
ディナーは、「il vagone」でイカスミのスパゲッティ&ラックスサラダ&ジェラートを食べた。とうとう、ワインを禁じられてしまったので、アルコールなしである。
トホホ。
元宮殿のホテル「ボスコロ・ホテル・ベリーニ」で、実に豪華なベッドでバタンキュ~。
おやすみなさない。