ロンドの日記

チェンバロとオルガンと16歳のにゃんこ。
音楽と美味しい毎日です。

伊藤グリル ー神戸ー

2012-12-01 22:24:03 | 旅行
神戸 元町の老舗洋食屋さん。大正12年創業。この地で80年以上の歴史があり現在4代目の老舗です。
中華街の中にありますが、よく見ないと通り過ぎそうです。2階です。

憧れておりました。
素晴らしかったです。

店内はとてもこじんまりしています。心配り気配りはもう素晴らしい。
席数に比べてスタッフの多さにも驚きました。

創業当時のままなのでしょうか。このカウンター席ではステーキをいただけるのでしょうか?

本日の前菜。パルマ生ハムを柿と取り合わせて。


スープ。


私はビーフシチュー。とろけるとはこのことですね。ほろほろって。素晴らしくおいしい。

主人はタンシチュー。これまたほろほろ~~~。


デザート、コーヒー。


あぁー、幸せでございます。


素晴らしいディナーでした。

ご主人がにこやかにワインを注ぎに来てくださって、アットホームな雰囲気で凄くリラックスしました。
ハウスワインも素晴らしくおいしかったです。



本家 尾張屋 ー京都グルメー

2012-12-01 14:12:31 | 京都グルメ
京都 四条烏丸駅から八坂神社に向かって歩いていくとビルの地下にこのお店があります。
創業540年。
本店は京都市中京区車屋町通りです。四条店でいただきました。



1465年応仁の乱の前年に菓子司として始まり、次第にそば処となっていくようです。

水にこだわった蕎麦どころです。



店内は落ち着いた雰囲気で、京都の柔らかい話し声とお出汁の香りに包まれています。
私は季節の温盛鴨せいろにしました。






肉厚の鴨肉が美味しい。鴨の膏ってほんと美味しいです。



しっぽく蕎麦やタヌキ蕎麦、宝来そば、利休そば、こちらでいただきたいお蕎麦がたくさんあります。
また今度。京都に行く楽しみが増えました。

倚松庵‐いしょうあん 谷崎潤一郎旧邸 -神戸ー

2012-12-01 11:35:12 | 旅行
谷崎潤一郎が松子夫人やその妹達と昭あ和11年11月から18年11月まで住んだ邸宅です。
引越しが好きだったという谷崎氏の引越し歴の中で、もっとも長く住まわれた邸宅だそうです。


1階は洋室や台所、風呂など。

応接室からカラッと下駄を履いて庭に出たのでしょうか?
こじんまりした庭はよく造り込まれ、藤棚やおおきな真弓の木も植え込まれています。

もう一つの門。立派な石垣が配されています。


2階は和室で幸子、悦子、こいさんの部屋。



2階からの眺めも素敵です。


松子夫人の書


玄関からの眺め。


灯りが珍しいモダンさです。



賑やかで温かな、ご婦人達の楽しげな会話が聞こえてきそうです。






倚松庵
神戸市東灘区住吉東町1丁目6番50号
原則土・日のみ公開。

魚崎駅から徒歩5,6分。