【新規開店】HATTI(ハッティ)

HATTI1こんばんは。

粉ベジ祭り in ムットの為に集合場所に向かっていたのですが、まだ皆さん来てません。
はぴいさんにメールしたらフレッシュネスバーガーの近くだと言うので、迎えに行きました。
そしたら、新しいインド料理店を見付けたと言うではありませんか。
え、マヂですか!あんなところにあったかなぁ。
ここ数ヶ月お昼は会社内でレトルトの日々なので、全くノーチェックでした。
ちょっと油断すると、この辺りはすぐに新しいインド料理屋が出来ますからね。

場所はフレッシュネスバーガー小滝橋通り店の道路向かいの角にあるラーメン二郎の並びです。
はぴいさんと共に行ってみますと…。

HATTI2

うわ、本当だ!HATTI(ハッティ)というお店で、4月23日にオープンしたそうです。
入口横には大きい象さんがいます。まるで市川のサプナみたいです。
入口のチラシだけで満足そうな感じのはぴいさんをよそに、ずんずん私は店内に。
すぐムットに行く予定だったので、今日は食べられないですが下見下見。

HATTI3 HATTI4

HATTI3 HATTI4

食事じゃない半分冷やかしの私たちに対して、日本人男性の方が丁寧に案内してくださいました。
店内は奥がかなり広いです。奥に行くまでに左右に10人前後の小部屋があり、その一つ一つが色々なテーマに沿った作りになっています。
インドのテーマパークのような作りのようです。
まず入口脇のレジがインド銀行。その奥が果物市場と衣類店、そしてインドの市街地のような作りのようです。
全部で50席くらいはありそうです。結構天井も高いし、良い感じです。

ランチは営業しているのか聞いてみると、カレーは20種類くらいある中から日替わりで3種類、ナン、ライス、サラダ、ドリンク付きで890円。
ナン、ライス、カレーがお替わり自由だそうです。
え?カレーはその3種類が固定で、選べないんですか。
その値段の上も下もないようです。

はぴいさんとお店を出てからムットまでの間で、このお店について話しました。
はぴいさんは「あれだけのキャパなので、お客さんが入らないと厳しいでしょうねぇ」という感じです。
私はムットのメニューを改訂した矢先に、道路を挟んだここで同じようなメニューは結構なライバル店だなぁ、と思いました。
でもランチの競争が激しいあの辺りで、最低価格が890円というのは厳しいんじゃないかなぁとも思いました。
カレーも選べないのは選択肢が狭すぎないかなぁとも。
つまり全部のお客さんが同じメニューです。蔦カレーを思い出しました。

できるだけ早くランチに一度行ってみようかと思いましたが、木曜は午前有給で蔦カレーの予定でした。
一番早くて金曜日なので、その日に行ってみようかと思いました。

さて、一旦話がそれますが、木曜の夜にうちのブログのインド定食ターリー屋の記事にトラックバックをいただきました。
またリンクも何もないんでしょ、削除…の前に一応見に行ってみるとちゃんと紹介していただいてました。
その方にコメントを残して、読んでみると上記のHATTIが
ターリー屋系列のお店だと書いてあるではないですか!!
マ・マヂですか!!Σ(゜Д゜;)全く盲点でした。

ふと思い返すと、カレーが固定なのも似てるといえば似ています。
厨房はインドの方で接客が日本人なのも同じですね。これで合点がいきました。
でも、それなら何で新しい形態のお店を出したんでしょう?
リトルスプーンのMOGMOGみたいに、違いが感じられなくなったりしないかな?
ますますランチで一度行ってみないといけませんね。

そんな訳で、その金曜日。時間は12時頃です。
どんなランチになるかとウキウキしていたら携帯にメールが。
あれ?はぴいさんだ。

「あのおみせにいます。ぞうさんです。」

ってナニー!即座に「すぐ行くから帰るんじゃねぇぞ(゜Д゜)ゴルァ!」と返信して向かいました。

お店に行くと、先日の日本人店員さんが接客をしていまして、入口で前会計です。
そうか、メニューが固定だから金額も同じ。
最初にレジで手続きするのもますますターリー屋テイストです。
あのお店のシステムが分かっている人なら平気ですが、初めての方は面食らうかもしれませんね。

HATTI5 HATTI6

そこからまっすぐ行ったところにドリンクカウンターがあり、ラッシー、アイスチャイ、ウーロン茶から注文します。
そして隣の厨房からターリーセットをもらって席に着くような感じです。
何か学校給食みたいな懐かしさを覚えました。でも店内はインド街ですがf(^^;)

目の前でターリーにライスやカレーが盛りつけられて、焼きたてナンにギーを塗られて乗せてもらうのは、食事前からかなりそそられます。
目で楽しめる感覚は非常に新鮮でした。
店内は小部屋と奥の広いところを含めて20人前後のお客さんが入ってました。
そして奥のテーブルにはぴいさんを発見!思わぬところでランチ同席となりました。

HATTI7

こちらのカレーはこんな感じです。
今日のカレーは右からキーマカレー、ダールカレー、ゴビコルマの3種類です。
まず、ターリー屋と違うのはサラダが付いていて、アチャールがない点でしょうか。
そしてはぴいさんが感心していましたが、サラダが本当に美味しいです。
各種豆類を加えたサラダで、とてもさっぱりといただけました。

カレーはキーマはサラサラでヨーグルトのような酸味が多少感じられる味、
ダールはインド豆に大豆入りで食感も楽しめるやや辛めの味、
ゴビコルマはカリフラワーの入ったクリーミーでとても優しい味と、それぞれが個性のある味でした。

ターリー屋と同じシステムならば、当然まぜまぜしていただきました。
混ぜていただく事で、より一層味が変わってとても美味しいです!

かなりボリュームがあるので、ナン、ライスはお替わりしなくて良いですが
もう少しだけカレーをいただきたかったので、空き容器を持って行きました。

HATTI8

すると新しい容器に入れてくれるのはもちろん、熱いからと小さいお皿に乗せてくれました。
細かい気遣いが嬉しいです。
全体的にレベルは高く、食後はこの価格も納得です。
満足度はとても高いランチでした。
出来ればメニューに幅を持たせてもらいたいところですが、このシステムでは致し方なしという感じです。

さて、いただきながらはぴいさんと話をしていると、ターリー屋系列というのははぴいさんも既に知っていました。
それもそのはず。店頭の接客をしている方から名刺をいただいたそうですが

ターリー屋の社長さん

だと言うではないですか!マヂですか!Σ(゜Д゜;)
本当に驚かされてばかりです。
ターリー屋の経営は上手いなぁと前から思っていたので、一度お話を伺ってみたいと思っていました。
こんな機会はありません。これは夜(しかも早い時間でお店が空いてる時)にまた来ないといけません。

という訳で、その日の夜に再度訪問しました(ノ∀`)タハー
長くなりそうなので、一旦記事上げしておきます。
それでは、失礼します。

※はぴいさんのランチ記事はコチラ↓
カレーですよ647(西新宿 ハッティ)(2007.06.09)

【店鋪情報】※2013.03.20更新

INDIAN BBQ RESTAURANT「HATTI(ハッティ)」
※30min.のお店ページはコチラです。

住  所:新宿区西新宿7-5-5 プラザ西新宿1階
     周辺地図はコチラ
電話番号:03-5348-8839
営業時間:ランチ11:30~15:00
     ディナー18:00~24:00(ラストオーダー23:00)
休  日:2013年2月より日曜定休(元旦も休み)
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粉ベジ祭り in ムット

こんばんは。

先日、会社が終わってからはぴいさんと一緒にムットのメニュー改訂について、お店でディスカッションする為に行きました。
はぴいさんの他には粉もの大好きで、ムットに行ってみたいと言うななさんと、ベジタリアンの凛さん、そしてスリムな凛さんに憧れてベジになりたいと言い始めたうちのヨメさまの5人で集まりました。
おぉ!過半数が女性ダ!ハーレムハーレム(・∀・)イイ
ちなみにはぴいさんはこの日の午前中に蔦カレー、ネオ屋台村とハシゴしてから来ました。
そんな事してからムットに行くなんて自殺行為と言いますか。
多分、胃袋が超合金なんですねf(^^;)

粉もの大好きななさんはドーサなど、凛さんは先日のスリランカフェスティバル初日で大ハマリだった、ヒヨコ豆の炒めものをご所望です。
その注文の他には、今度夜のメニューを改訂する為に写真を撮らないといけないので、夜のセットを注文しました。
夜のセットはカレー2種類(チキン、マトン、ダール、ミックス野菜から選択)、ナンかライスを選びます。
ななさん、凛さんがいらっしゃるので、カレーはダールと野菜。
ナンを選んで注文しました。

粉ベジ祭り1

まずはディナーセットが運ばれてきました。
手前のカレーが野菜カレー、奥がダールカレーです。
タンドリーチキン、サモサ、サラダ、チャツネ、ヨーグルト、パパドが付いて1575円です。
この値段ならカレーの量は少ないものを想像しがちですが、普通の量で来るのでナン1枚では絶対カレーが余ります。
サラダなどが入っている容器よりも少し大きいくらいの量で十分だと思います。
いつもながらサービス過剰なんだからf(^^;)

ダールカレーはココナッツミルクが多めに効いたマイルドなカレー。
野菜カレーはジャガイモ、ニンジンなどがほっくりいただけるものです。
両方ともナンとの相性はバッチリで、粉モンのななさんもベジの凛さんも喜んでくださいました。

ムットのタンドリーチキンはいつも中が生焼けなんじゃないか?と思うくらいのミディアムレアな感じです。
他のお店でいただくと、焼き過ぎで身が固い事が多いですが柔らかくて美味しいです。
サモサもパンパンに詰まったポテトやナッツにスパイスが加わり美味。

次は凛さん待望のコンダカダラ(ヒヨコ豆のスパイス炒め)です。

粉ベジ祭り2

タマネギとスパイスの刺激に唐辛子の辛さはありますが、ヒヨコ豆のほっくりした甘さがちょうど良いバランスを保っています。
凛さん悶絶!の味でモリモリ召し上がってました。

ここからは粉モンのななさんの為に、粉もののオンパレードです。

粉ベジ祭り2

まずはチャパティとサンバルのセットです。
チャパティは焼きたてアツアツなのをちぎっていただくと、粉自体の味がいただける素朴な味でした。
サンバルも野菜の旨味をじんわりと味わえて良いですね。

粉ベジ祭り3

次はマサラドーサです。
まずはやはりななさんに召し上がってもらいましょうか。
…お!言葉にならない表情で悶絶してますよ。
それでは、私達もいただきます。

ウ・マ・イ!(・∀・)イイ

えぇ?何だコレ?ってくらい美味しいです。
私が初めてドーサをいただいたのはここムットで、昨年NOBLEさんと一緒に行った時でした。
その時にNOBLEさんから「ドーサはしっとりタイプとパリパリのタイプがある」と聞いていました。
しかし、それ以降の南インド料理屋では薄くてパリパリの円筒状のものばかりだったので、いつしかここのドーサはどうだったかなぁ?と思ってしまってました。

目から鱗とはこの事です。
焼いた面はパリパリで、内側はしっとりしているので、違った食感が楽しめます。
ななさんもこれは食べた事のないタイプだと感激してました。
イヤホントに激ウマですよ。最高でした。

また、一緒に付いてるココナツのチャトニも美味です。
ドーサだけじゃなくて、他のものをいろいろ付けていただきました。
さっぱりした酸味と辛さがお口の中をリセットしてくれます。

粉ベジ祭り4

次の粉ものはプーリーとポリヤルのセットです。
はぴいさんも仰ってましたが、チャパティを揚げるだけでこうも食感や味が変わるものとは。
甘みが増して、膨らんでパリパリになった生地も美味しいです。
カレーにも、サンバルにも合いますし、ポリヤルを巻いていただいても美味でした。

粉ベジ祭り5

最後の粉ものはワダです。これも揚げたて。
ムットさんのお料理は作りおきをしないのでどれも熱々で美味しいです。
表面はパリパリで、中はフワッフワです。クミン、コリアンダー、コショウなどのホールスパイスが練り込んであり、香りも最高です。
この味、食べた事あるんですが何だったかな?何て表現したら良いかな?
…と考えていたら、ななさんが「ガンモドキ?」と仰いました。
あぁ、それです!これも非常に美味でした。

粉ベジ祭り6 粉ベジ祭り7

ラッサムスープとデザートです。
ラッサムはヨメは苦手なので2杯いただきました。
熱々でスパイスの刺激や酸味、旨味が身体に染み込みます。
身体の中から暖まりますね。美味しいです!

そしてデザート。これは名前を失念してしまいました。
お米の粉などを練って揚げたものをココナッツミルクに入れたものだそうです。
…って最後まで粉ものですかf(^^;)

これがまた驚く事に熱々のデザートです!
日本ではこういう習慣はありませんが、インドでは温かいデザートをいただくそうですね。
前に五反田のアロラインド料理教室で初めて知りました。

さてさて、ななさんも凛さんも大満足だったようで何よりです。
他のお客さんがいなかった事もあり、お料理を終えたムットさんがやってきました。
ななさんはドーサは練馬のディヤダハラ(先日のスリランカフェスティバルにも出店)でいただいた事があったようです。

実は私、スリランカフェスの翌日にムットに顔を出してまして、スリランカでドーサってあるの?と聞いてみたらあるそうです。
私が「スリランカフェスで出してたお店で、ドーサにカボチャのサンバルをかけて…」というと、ムットさんが「そのお店、ディヤダハラ?」と言いました。
えぇ?何で分かったの?と聞くと、ムットさんは日本に来て最初ディヤダハラで働いていたそうです!驚きました。
ディヤダハラのメニューのいくつかはムットさんが考えたオリジナルらしいです。
お店でムットさんの名前を聞いたら、みんな知ってるそうですよ。
これは俄然行ってみたくなりました。

ななさんとムットさんでディヤダハラの話で、一通り盛り上がってから、本日の目的だったメニュー改訂についてはぴいさんとムットさんと一緒に相談しました。
価格面やサービス面「カレーのお替わり無料」は面白いけど、採算が取れない(って遅いヨm(_ _;)m)などのいろいろな面から見直しをかけまして、最終的には
「ナン、もしくはカレーのお替わりは無料です!※いずれかをお選びください
という表示になりました。
それで店頭用のディスプレイと店内用のポップを修正して出力センターなどで用意しました。

昨日、出力があがったのでお店に持って行って渡してきました。

新メニュー

とても喜んでもらえました。
いよいよ新ランチメニューが来週からスタートするようです。
この新サービスはどうなるかなぁ、と楽しみに帰ったのでした。

それでは、失礼します。

※ちなみに、この日の会計は3,885円!※一人当たりじゃないですよ
サービスし過ぎでおかしいから!一人2000円置いて帰りました。
ムットさんとこは別名「新宿の太郎カレー」と言う事でf(^^;)

※ななさんの記事はコチラです。

【過去記事】

店舗情報や今までの訪問した過去記事リンク集はコチラです
※30min.のお店ページはコチラです。
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