極秘カレーツアー in TAPiR

※まずは1つ前の新店舗訪問記事をご覧ください。
という訳で、すぐにでもTAPiRに極秘で知り合いのカレーブロガーの面々を集めて突撃しようと思ったのですが、なかなか予定が合わずに2週間後の16日(土)になりました。
当初は昼間の予定でしたが、21時からで五反田の激ウマ鯛焼き屋さんのダ・カーポからお誘いをいただきましたので、TAPiRに行く時間は17時からに変更しました。
集まった皆様はcurryvaderさん、samuraiさん、はぴいさん、Lakuさんのいつもの面々と、TAPiRには御苑にお店があった頃からのお付き合いのHさん。
そして私と、なぜか最近ベジタリアンに目覚めたらしいヨメさまの7人です。
お店には6席しかなかったのですが、椅子を出していただきましたm(_ _)m
事前にメールで「特に昨年末にいただいた根菜サブジとサンバル・ヌードルは美味しかったです」と伝え、それを含めたお料理のコースを考えていただきました。
後日「今はトマトが安くて美味しいので、トマトを使った料理はいかがでしょうか 」
という回答をいただきまして、出てきたメニューは以下の品々です。
トマトと豚軟骨炒め
根菜サブジ
トマトとカッテージチーズのオーブン焼き
冷やしトマトカレー
ムング豆&モロヘイヤカレー
サンバルヌードル
ライス
チャパティー
以上です。
TAPiRの店主の作るお料理は鉄板なので、文句などあろうはずがありません。
生のトマトが苦手な人が若干1名いますが「でもそんなの関係ねぇ(by 小島義雄)」って感じです(・∀・)イイ
これで1人2000円との事です。
本当に安過ぎると思うのですがf(^^;)
その分ドリンクを注文してお店に貢献しようかと思います。
という訳で、当日17時。新大久保駅前に集合してお店に向かいます。
当初はサイトに住所が記載されていましたが、今はなくなっています。
きっとこれでお店に向かう段階から、TAPiRの魔法にかかってしまうのだと思います。
皆さんが「こっち方面にお店なんてあるの?」と非常にワクテカする中、お店に到着しました。
お店に入りました。
3つのテーブルが離れていたのを、一つにまとめさせてもらって宴会場の完成です。
2週間前に訪問した時と比べると、椅子にそれぞれ違うバクの絵が描かれていたり、入口にビニールシートの暖簾がかかっていて、そこにもバクの絵が描かれていたりと日々お店の内装が店主のアートな心で作られていってます。
お手洗いはキース・ヘリングみたいで驚きました。
navi cafeのお手洗いと良い勝負ですf(^^;)
お料理は事前にお願いしていたメニューで頼みました。
最初に出て来たメニューが、サービスだと思うのですが、ピクルスの3種盛り合わせです。

これがもう激ウマです!最初の1品目からノックアウト。
焼き豆腐、揚げナス、アスパラの3品がマリネしてあるのですが、それぞれ違う漬け汁に漬けてあるようで味が違います。
ナスにはバジルとマスタードのペーストのようなものが塗ってあり、非常~に美味でした。
豆腐のマリネも美味です。和とイタリアンの融合。最高です。
このマリネ液でパスタを和えたら最高だろうねぇ、と早くも皆さん極上の食いつきです。
こうなるとお酒を頼まない訳にはいきません。
ジンジャーテキーラ、ビール、ラッシー、レモネード、ラッシー&ラムなどをそれぞれ頼みました。
ビールはお店の入口に冷蔵庫があるので勝手に取ってくださいと言われたので、瓶ビールをいただきました。
確かハートランドだったかと。


うぉ!Σ(゜Д゜;)
この栓抜きには度肝を抜かれました。
下北沢のらぶきょうにある栓抜きも良い味出してましたが(私は画像を自主規制しましたので、当日の参加者の記事を参照ください)、それを上回るインパクトでした。
そういえば、TAPiRもらぶきょうもアート系の脱力和み空間という点では共通してますね。

次のメニューはトマトとカッテージチーズのオーブン焼きです。
これが面白い味で、トマトをくり抜いて、中にカッテージチーズが入っています。
ほろほろと崩れるカッテージチーズが口当たり良く、トマトの旨味に良く合います。
実がとても甘い品種のトマトを使っていて、たまにチリの辛さが来ますが絶妙でした。


続きましては根菜サブジとライスコロッケです。
年末にいただいたものと違う感じで、ふきと若筍といんげんとごぼうに変更されたものです。
それぞれの素材の味が良く出ています。
胡麻とミルクの煮汁もまた美味しいです。
そしてライスコロッケがそこらでいただくものとは全くの別物。
炊いたお米を軽く潰して、それにお米の粉を付けて揚げているようです。
パン粉からお米の粉にするだけでこうも違うものですか。すごく美味しいです。
お米だけで作っているので、かき餅のような雰囲気といえば良いでしょうか。
前述の根菜サブジの煮汁に少し浸していただくと、これまた美味しくて止まりません。

ラッシー&ラムをいただきましたが、これもびっくり!
庭から摘んできた生のミントをラッシーに加えて氷と一緒にミキサーでシェークしています。
これがもう激ウマでした。
そこにラムが入ると…ヤヴァイですこれ。一気に飛びますね(・∀・)イイ
ぜひ訪問したらラッシーは注文していただきたいです。


豚軟骨とトマトにチャパティです。
豚の軟骨って、普段は食べる機会がありませんが、これがまた長時間煮込んであるのかプルップルです。
トマトと一緒にいただくと、とてもさっぱりといただけました。
昨年末にゴールデン街のお店が閉店する直前に訪問した時にも、豚の軟骨はいただきましたがこれまた美味です。
そしてチャパティは精製した粉か未精製のふすまかを選べて、さらにプレーン、ジンジャー、シナモン、ゴマの4種類から選べました。
まぁここに集まる皆さんは当然全員ふすまを注文する訳ですがf(^^;)
ふすまのチャパティはとても素朴な風味がします。
ジンジャーは生姜の風味がピリっとした感じで、シナモンは多少砂糖が入ったデザートっぽい感じ、そしてゴマは香ばしいゴマの風味が楽しめるものでした。
このチャパティを最初のピクルスのマリネ液につけていただくと、これまた美味しくて止まりません!
しかし、昨年末同様にまだカレーが来ません。
皆さんの胃袋が徐々に悲鳴を上げだした頃にライスと一緒にカレーがやってきました。

モロヘイヤカレーと冷やしトマトカレーです。
ライスに一緒にかけて、いただきました。
モロヘイヤは独特の粘りがあります。
緑のカレーといえばほうれん草のサグが一般的ですが、モロヘイヤというのは新鮮でした。
具材には小豆が使ってあり、食感が楽しめました。
コリアンダーなどのホールが入っていて、辛さは全くなく爽やかにいただけるカレーです。
そして冷やしカレーです。
冷たいカレーは初めていただきましたが、これがまた…。
刻んだ冷やしトマトにみじん切りのタマネギ、パクチーの茎、そしてチリソースっぽいもので和えてある感じです。
これが確かに辛いのですが、ご飯と一緒にいただくともう止まらない美味さでした。
かなり新鮮な感動を覚えました。
もうかなりお腹パンパンなのですが、奥では生地をこねて、パスタマシーンで麺を出しています。
となると、やってくるのはアレです。

ドカン!とやってきたのがサンバルヌードルです。
金ダライでやってきましたよ。ドリフかと思いましたf(^^;)
取り分けて皆さんでいただきました。
このレンズ豆などの食感が残った感じが本当に美味です。
残さず美味しくいただきました。
皆さんはもうほぼ限界。私も結構お腹がきっついかなぁ…と思っていたら

ドスン!とデザートが。
カボチャ半分を種をくり抜いて蒸したと思われるものにココナッツミルクを張って冷やしてあるものです。
包丁でカットして召し上がってくださいと言われました。
これは…非常に豪快ですねf(^^;)
スライスして皆さんに配りましたが、一切れだけでギブ。
私とヨメで半分くらいまでいただきましたが、これは無理だと思ったので近くの99ショップでタッパーを買って持ち帰りましたm(_ _;)m
これだけ食べて2000円のコースって。本当に採算度外視ですよ。
今度は1、2品減らしてもらわないと食べきれませんね。
お酒など沢山注文したけど1人あたり3300円と破格でした。
本当にお薦めのすばらしいお店です。
末永く、今の場所で続いていただきたいと思いました。
それでは、失礼します。
※こっそり「かれー生活!」にブログタイトルを変更したLakuさんの記事はコチラです。
※お酒が止まらなかったsamuraiさんの記事はコチラです。
※腱鞘炎でお酒が飲めなくて気の毒だったはぴいさんの記事はコチラです。
※そのはぴいさんのトイメンでお酒をカパカパ開けていたcurryvaderさんの記事はコチラです。
【過去記事】
【祝復活!情報解禁】TAPiRのランチに訪問しました(2007.06.16)←店舗情報載せてマス
【祝復活!】ポタカレー in TAPiR(2007.02.01)
【閉店】極秘カレーツアー in あの店(2006.12.30)
【祝誕生日】カレーツアーinあの店(夜の部)(2006.11.25)
【祝開店】カレーツアーinあの店(昼の部)(2006.11.25)
【速報】TAPiRが閉店!・゜・(ノД`)ノ・゜・。(2006.08.31)
ポタカレー in TAPiR その2(2006.07.03)
【激アングラ】TAPiRのチキンカレー(2006.05.31)

【祝復活!情報解禁】TAPiRのランチに訪問しました
こんにちは。
少し前に記事にしましたが、昨年末に閉店したあのお店が今月より営業を再開しました。
私はもちろん、カレー好きの面々の心を捉えて離さない、そのお店はTAPiR(タピ)といいます。
私が知っている内では、この1年間で新宿御苑前→新宿ゴールデン街(2ヶ所)と移転を繰り返すジプシーのようなカレー屋さんです。
どこの敷地でもキャパは2~3席で、ひっそりと営業しています。
さて、待望の営業再開です。
蔦カレー騒動が発覚した日、6月2日(土)の昼に喜び勇んで出掛けました。
場所は新宿近辺でも特にアングラスポットの新大久保です。
ゴールデン街の時は駅から遠かったですが、今回は駅徒歩2~3分の格好の場所です。
再び出逢えた喜びで頬が緩みます。
早速店内へ入りました。女性店員の方も、店内のBGMも、ミントティーが出されるのも以前と同じです。
テーブル席が3つでイスが各2つずつでキャパは6席+@。
今までで最大の収容人数です。
この日はお昼の訪問でしたが、夜もぼちぼち営業してくれるそうです。
この日のランチメニューはマトンカレー(900円)とチキンスープカレー(500円)とレンズ豆のトマトスープカレー(500円)、それとサンバル・ヌードル(650円)です。
カレーはそれぞれ長粒米付で、マトンカレーだけチャパティも付きます。
ここのチャパティはとても美味しいのでかなり惹かれましたが、今日は下見のつもりだったのでレンズ豆のトマトスープカレーにしました。
カレーのトッピングはいろいろありますが、香菜大盛り(50円)を頼みました。
いくら新大久保といっても、安過ぎではないかと思ってしまいましたが、夜はもう少しお値段が上がるようです。
しばらくしてカレーが運ばれて来ました。
キクラゲの細切り、タマネギ、レンズ豆に香菜などが入っています。
それぞれ異なった食感がたまらないです。
付け合わせは豆腐を揚げたもの。
パリッとふわっとでこれまた美味しい!
カレーに入れるとまた違った食感が楽しめます。
中辛でも結構汗ばんでしまいました。
本当にこれで550円とは信じられないです!
イヤ、もうね。とにかく
ウ・マ・イ!(・∀・)イイ
最高に美味しかったです。
サンバル・ヌードルも追加注文しようかと思いましたが、それは次回訪問時のお楽しみに。
とにかく、今回の場所で少しでも長く営業して欲しいと思いました。
もう早く記事上げしたくてウズウズしてたこのお店。
なぜ今まで待ってたか?なぜ今情報解禁したか?
…それは、これからここで極秘にしてたカレーツアーをやるからで~す!(・∀・)イイ
いつもの面々、このお店と縁のある方などと一緒ですよ。
家を出る前に記事上げしたので、きっと参加者も見てないのですよ。
お店に行った皆さんの反応が楽しみですよ(ノ∀`)タハー
それでは、失礼します。
【過去記事】
【祝復活!】ポタカレー in TAPiR(2007.02.01)
【閉店】極秘カレーツアー in あの店(2006.12.30)
【祝誕生日】カレーツアーinあの店(夜の部)(2006.11.25)
【祝開店】カレーツアーinあの店(昼の部)(2006.11.25)
【速報】TAPiRが閉店!・゜・(ノД`)ノ・゜・。(2006.08.31)
ポタカレー in TAPiR その2(2006.07.03)
【激アングラ】TAPiRのチキンカレー(2006.05.31)
【店鋪情報】
伽哩屋 TAPiR※2022年6月現在、牛込神楽坂に移転しています
住 所:東京都新宿区百人町1-9-11
周辺地図はコチラ
電話番号:03-5939-7249
営業時間:不定(サイトで営業予定を確認ください)
休 日:不定休(サイトで営業日を確認ください)

【祝開店】ミラン2号店

今日は例の場所に新規開店したミラン2号店に、うちの会社の後輩と一緒に行って来ました。
本店は大久保にあるインド&ネパール料理店です。
今週の土曜までオープンセールでランチは500円、ディナーは20%オフです。
今まで全部のお店が半年で閉店の憂き目に遭っているこの鬼門の地。
今回はいかがでしょうか。
店内はほぼ居抜きで、4人卓×2、2人卓×1の10席、カウンター7席の計17席です。
セールの為か8割方の席が埋まってました。
今週末までのサービスの500円セットはチキン、マトン、野菜、ダールのカレーの中から1種類とナンかサフランライスを選択します。
ヨーグルト付と書いてありましたが、それはラッシーでした。
来週からの通常ランチセットはナン、ライスのお替わりが無料のようですが、今週のセール中は有料になっています。
ナンをお替わりする人が何人かいて750円と言われていたので、ナン単品は250円のようです。
私は野菜カレーにサフランライス、後輩はチキンカレーにナンを注文しました。
厨房でナンを焼いたり、カレーを鍋で作っている待ち時間にお店の夜メニューを見せてもらいました。
カレー各種はインド料理屋でよく見るものと同じです。
大久保にある本店と同じではなく、多少メニュー数は減らしているようです。
見ているとインド餃子と書いてあるものがあり、モモか?と思ったらサモサでしたf(^^;)
他に珍しいのといったらポークカレーでしょうか。
これは大久保の本店にはないメニューのようです。
そうしているとカレーが運ばれてきました。


それでは、いただきます。
後輩のナンはシルバーのトレイの上に乗って来たので、湿気るからちょっとねぇ…と思いましたが、お替わりを頼んだ人にはバスケット入りのナンでした。
バスケットの提供は好感がもてますね。
ナンは薄めですがかなり熱かったようで、後輩が「アチッ!」と火傷しそうになってましたf(^^;)
野菜、チキンともにカレーのベースは似ています。
コリアンダーシード、ショウガが確認できました。
シディークなどのお昼のカレーのように薄めでサラサラではなく、結構ドロッとした感じです。
野菜はじゃがいも、ニンジン、グリーンピースなどで、他には珍しいコーン入りでした。
チキンは柔らかいもも肉が数切れ。
せっかく2種類のカレーを頼んだのでシェアしました。お昼から贅沢です。
多少野菜の方が辛口です(テーブルのスパイスで調節可能)。
これで500円は申し分なく、安すぎです。
通常ランチは750円でチキン、マトン、木の実野菜、ポークカレーのどれかにナンかライス、サラダが付くようです。
それでナンかライスのお替わり無料らしいので、結構良いセンいってそうです。
この界隈に殴り込むなら、その位はしないと太刀打ち出来ないでしょう。
今週のサービスランチセットにはポークがないので、来週あたりに一度ポークをいただきに訪問してみようかと思います。
サラダなどのフルセットをいただいてみないと、正確な判断はしかねますね。
まずは半年無事に営業して、年を越すのが目標でしょう。
今度こそお店を維持してもらいたいです。
それでは、失礼します。
【店鋪情報】
インド&ネパール料理店 ミラン2号店
住 所:東京都新宿区西新宿7-19-18
周辺地図はコチラ
電話番号:03-3367-4737
営業時間:11:00~14:30、17:00~22:00
休 日:日曜日

ampm+エチオピアのカレーフェア2007

ampmがカレーの超有名店、エチオピアとコラボでカレーフェアを始めました。
昨年はたいめいけんとのコラボをやっていました。
有名カレー店とのコラボは興味深いです。
という訳で、先週から連日いただきました。

エチオピア チキンカレーパン(140円・357kcal)と
エチオピア チーズカレーパン(150円・265kcal)です。
この2つは関東地区限定のようです。
買って帰り、翌朝にいただきました。


チキンカレーパンはレンジで30秒くらい暖めてからオーブンでカラッとフライ設定で仕上げました。
コンビニの揚げカレーパンなので、かなりしつこいのは仕方ないところです。
しかし、中身のカレーがすんごくクローブが効いてます!
エチオピアのお店でいただいた事がないので、味が分からないのですが、こんな味なんですか?
…と思ってカレーブロガーの皆さんの記事を拝見すると…そのようですね。
チーズカレーパンはカレー風味のパン粉がトッピングしてあるものです。
こちらは焼きカレーパンなので、さっぱりしています。
中身は同じような感じですが、こちらの方がより辛口に感じます。
これだけスパイスの針を振り切ったコンビニのカレーパンは初めてかもしれません。
そして翌日。
お弁当売り場に出ていたチキンカレー(中辛)(530円・495kcal)をいただきました。

皮付き小丸なじゃがいもが2つ乗っています。
お店に訪問された方の記事を拝見すると、これはエチオピアテイストを踏襲しているようですね。
カレーは胡椒、クローブが相当強いです。
苦みばしった感じの特有の風味と舌の両脇にくる刺激が特徴的です。
本当にこれだけ針を振り切ったコンビニカレーは珍しいですね。
鶏肉はもも肉が数切れ。結構大きめ。煮込んだ感じではなくゆでたものを後入れした感じです。
それでも柔らかくてなかなかでした。
結構な満足度でした。
となると残りはフローズン弁当の2つには期待せずにはいられません。
2日かけていただきました。


海老と野菜のミックスカリー(辛口・左)(480円・476kcal)と
チキンと野菜のミックスカリー(中辛・右)(480円・510kcal)です。
エチオピアのツナと豆のサラダがあるのを知らずに、雰囲気だけでもと豆のサラダを買い足しました。
両方ともナス、ヒヨコマメ、にんにくの芽、小海老、赤パプリカ、ブロッコリー、舞茸などの野菜が沢山入ったカレーです。
どちらも野菜の歯ごたえがとてもよく、味もしっかり残っていて美味しかったです。
海老の方は辛口と書いてあるので、当然といえば当然ですが辛いです!
コショウが相当量入っているのではないかと思える茶褐色のルゥはかなりの辛さ。
舌にスパイスがざらつくような感じです。
今までのと比べてクローブはあまり感じませんでした。
サラサラのルゥで食後にもたれないのが嬉しいところです。
そして、残された最後のチキンカレーは小海老の代わりに鶏モモ肉が3切れほど入っています。
中辛なのであまり辛くないのは当然ですが、海老のカレーと同じくクローブの効きも感じなかったのが残念。
しかし鶏肉はちゃんとソテーしてあるのか、旨味と弾力がしっかり感じられて美味しかったです!
チキンカレーはフローズン弁当と通常のお弁当とで五分五分でしょうか。
一番美味しいのはシーフードと野菜のカレーだと思いました。
あとは辛さなどお好みで。
しかし、ampmのフローズン技術恐るべし!相当レベル高いですよコレ。
3ヵ月間くらいはこのタイアップは続くそうなので、ぜひ一度お試しあれ。
有名店の看板に頼らずに、しっかりしたものを作ってくれたampmは偉いと思います。
昨年夏に、現在は閉館した某所の看板におんぶにだっこで、カレーパンフェアをやってた某コンビニに爪の垢を煎じて飲ませたいと思いましたよf(^^;)
これはぜひエチオピアに訪問して、検証しなくてはいけませんね。
他のカレーブロガーの皆さんも訪問してますが、記事のリンクや紹介はお店の記事を
アップした時にしたいと思いますf(^^;)
それでは、失礼します。
【過去記事】
ampmのビーフカレーパンとドライカレー(グーサンド)(2006.04.14)
ampmのドライカレー(2006.04.10)

デリーダルバールのマドラスターリーセットをいただきました

GWにヨメさまの実家に帰りました。
その時の行きに途中下車したのが東西線南砂町駅です。
初めて降りる駅ですが、団地が多いですね。
大きな公園があって、良いところだと思いました。
その公園沿いに駅前の大通りを300mほど進んで行くと、大きな交差点があり、その角に目的のお店はありました。


デリーダルバールというお店です。
1階はたこ焼き屋兼厨房で、2階がインド料理店の客席になります。
2階はテーブル席で20席くらいです。
ここはナンとカレーの北インド料理だけではなく、南インド料理も出してくれます。
ガチガチの南インドオンリーでなく、しかもミールス(にあたる料理)が予約なしでいただけるというのは、南インド料理が苦手なヨメと一緒に訪問する私にとっては、とても嬉しいです。
知り合いのカレーブロガーの皆さんはほとんど訪問済みで、しかも非常に評判の良いお店なので、前から行ってみたかったんです。
今回の帰省に合わせて念願の訪問となりました。
ヨメはチキンカレーとナンのホリデーランチセットA(800円)
私はあなたもインド人メニューのマドラスターリーセット(2280円)を注文しました。
他にはメニューを見ると珍しいビーフカレーや、インド茶漬けと書いてあるラッサムライスが!
前にはぴいさんからコメントでこの情報を貰ってたような記憶があったので、過去記事を漁ってみましたらこの記事でした!
まずはヨメさまのカレーが運ばれてきました。

ナンはやや薄めでパリパリ。
焼きムラや生焼けっぽい部分もなく、良いお味です。何より大きいです!
チキンカレーあまり辛くなくてジューシーなもも肉が入っていてとても美味。
一見すると北インドですが、マスタードシードが入っているのも独特ですね。
そして私のマドラスターリーセットがやってきました!

このミールス(ここではターリーと呼ぶ)に大きなドーサ!これで2280円はかなりのものです。
まずはドーサからいただきます。お、とてもパリパリで塩味もあり美味しいです。
付け合わせのココナッツチャトニにつけていただくと爽やかで、これまた良い感じです。
ターリー盆に乗せられたものを順にいただいてみました。
サンバルはジャガイモ、ナス、ニンジン、タマネギ、インド豆などが入ったもので、ほっくりしながらもシャープな辛さがあります。
ラッサムスープはニンニクやスパイスの風味が効き、酸味もあるものでシャキッとした感じです。
ポリヤル(キャベツと大根のスパイス炒め)は、やや塩気はあるがありますがとても美味しいです!
マスタードとカレーリーフに、とうがらしが味を際立たせています。
サモサはずいぶん久しぶりにいただきましたが、これも具がたっぷり入っていてずっしりとしたボリュームです。
ただ、揚げ物はこのセットにはいらないかなぁと思いました。
私としてはここにパチャリ(刻みキャベツとココナッツファインのライム和えのサラダみたいなの)か、コンダカダラ(ヒヨコ豆のスパイス炒め)を加えて欲しいと思いました。
ライスは日本米で、あとはプレーンヨーグルトとマンゴープリンです。
小皿で別に付いて来たピクルスがレンコン、ニンジンなどで辛さ、酸味、苦みのある不思議な味のものでした。
これがまた、他のものと混ぜるともう絶品でした!
私はこの小皿が全体の価値をグーンと上げているような気がしました。
まぁ混ぜると当然こうなる訳ですよ(・∀・)イイ

ここのお店の建物の設計上、手でいただくと洗いに行くのに一度1階に降りて出口を出て左回りで裏口に入らないとお手洗いはありません。
これだけが手間ですが、まぁ仕方ありません。
とても美味しくいただきました。
ただ、ご飯のお替わり(少なめ)をお願いしたら70円でした。
通常だと100円でしょうか。
いわゆるミールスでお替わり有料はちょっといただけないかなぁ。
そこだけが気になりました。
NOBLEさんの記事(最後を参照)ではヨーグルトは多すぎるのでは?と書いてありました。
カレーやライスに加えるだけだと確かに多いです。
ですが、こちらのこってりしたマンゴープリンにはヨーグルトを加えてちょうどいい位なので、私としてはアリだと思いました。
細かな事ですが、店員さん達が注文時や提供時に一人ずつ交代で2階に上がって来ていたのが印象に残りました。
誰かだけが行くのではなく、みなさんで接客している感じで、しかも皆さん丁寧でした。
食後にここのシェフのスブラ・マニアンさんと少しお話しました。
タミール語で挨拶をしましたら、どこで覚えたの?と聞かれたので西新宿のムットです。と言うと、何とムットさんの事をご存知で驚きました!
しかも息子さんの事まで知ってましたよ。まさかここで繋がるとは。
「今お店閉めてるでしょ?」と言われたので、昨年末から再開して南インド料理店として頑張ってますよ。と伝えたらマニアンさんはとても喜んでました。
世間って広いようで狭いと言いますが、本当に驚きましたよ。
ちなみに、こちらのお店はベリーダンス(第2、第4水曜日の21:00~)があるようです。
ヨメが非常に興味を持っていたので、また訪問してみたいです。
団地住まいなどの地元の方に、たこ焼きは結構売れてるみたいです。
このような立地で、南インド料理に触れるきっかけのお店があるというのはとても幸せな事ですね。
ぜひともこれからも頑張って欲しいお店です。
それでは、失礼します。
※以下に知り合いのブロガーさんの記事をリンクしておきます。
デリーさんの記事はコチラ(2006.12.02)。これは必読です!
はぴいさんの記事はコチラ(2006.12.13)。
ランチで再度訪問し(2007.03.12)、ディナーで皆さんと再訪したようです(2007.06.02)。
エスニカンさんの記事はコチラ(2007.01.01)。
マドラスターリーセットで再訪し(2007.04.23)、
さらに後日再訪してビーフカレーもいただいてます(2007.04.25)。
curryvaderさんの記事はコチラ(2007.01.27)。アングラ度4ツ星ですよ!
たあぼうさんの記事はコチラ(2007.01.29)。
南インドプロフェッサーのNOBLEさんの記事はコチラ(2007.03.13)。
全メニュー網羅のFueさんの記事はコチラ(2007.06.16)。
【店鋪情報】
デリーダルバール
住 所:東京都江東区南砂3-13-1
周辺地図はコチラ
電話番号:03-3647-9406
営業時間:火~金11:30~14:00、17:00~22:30
土・日・祝11:30~15:00、ディナー17:00~22:30
休 日:月曜日(月曜が祭日の場合は営業、火曜が休み)

御苑パペラ再訪

先日、休みの日にヨメさまと新宿御苑にでかけました。
200円で都会の喧噪から離れてリラックス出来るので、御苑は好きでよく行きます。
花見の季節は桜が100種類以上咲き乱れるので圧巻ですよ。
今回もレジャーシートを持って行き、芝生で寝転んでリラックスです。
ヨメと付き合ったのもここに行ったのがきっかけでしたねぇ(ノ∀`)タハー
さて、そんな事はともかく、閉館時間の16時少し前に御苑を出ました。
お腹が減りましたのでお食事です。
どこにしようかと考えましたが、遅くまでランチバイキングをやっていてくれる、ありがたいインド料理屋パペラ新宿御苑前店に行く事にしました。

遅い時間の訪問だったので、ほぼ貸し切りです。
ランチバイキングは17時までなのですが、16時半で片付けに入ってしまうのでそれまでにテーブルに取ってこなければいけません。
これは大変だ!ヨメと2人で急いで取りに行きました。
ナンはバイキングのところにありませんが、厨房で焼き始めてそれをそのままテーブルに持って来られましたf(^^;)
あまり残っていないご飯を盛りつけて、カレーをよそって、と…。


中村屋盛り完成!(・∀・)イイ
前からやってみたかったんですよね。コレ。
今日のパペラのカレーは、いつも見かけるチキンチリカレー(手前)に、チャナマサラ(奥)、キーマカレー(右)、野菜カレー(左)です。
あとはアチャールにインドの焼きそば(何だそれf(^^;))にサラダです。
それでは、いただきます。
チキンチリカレーはいつものように、真っ赤で結構辛いです。
バイキングで骨付きチキンを味わえるのは良いですね。
チャナマサラはヒヨコ豆を上手にトマトベースのカレーで調理してあります。
ほっくりしていてとても美味しいです。
キーマカレーは鶏肉とマトンの挽肉のあいびき肉を使っているそうです。
臭みは全くなく、ショウガが効いたサラサラなカレーで食が進みます。
野菜カレーは珍しいカボチャが入ったカレーです。
マスタードシードの入ったトマトベースのカレーとグリーンピースによく合っていて、甘みが引き立ちます。
チキンチリカレー以外はヨメでもいただける味で、ホッとしました。
特にキーマカレーとカボチャの入った野菜カレーが気に入ったみたいです。

まぁそんな訳でお替わりですよ(・∀・)イイ
今度はナンでいただきました。
美味しいですが、ここのバイキングのカレーにはライスの方が向いてるかなぁ。
ちゃんとカルダモンを粒で一緒に炊き込んでいるターメリックライスで美味しいですよ。

そしてデザートですよ。
こちらで以前いただいた、揚げナンにシナモンシュガーがかかったものが忘れられず、ヨメに食べさせてあげようと思って今回訪問したのです。
この揚げナン、シナモンスティック(350円)という名前で新メニューに加わってました。
甘~くしたチャイにとてもよく合います。ヨメも大喜びでした。

ごちそうさまでした(・∀・)イイ
御苑→パペラのバイキングは鉄板コースという事で。
それでは、失礼します。
【過去記事】
パペラ中野本店に行きました(2006.10.30)←店舗情報載せてマス
ポタカレー in パペラ(新宿御苑前店)(2006.06.23)←店舗情報載せてマス

ヘナとジンナーとフルーツカレーですよ

こんばんは。
ペナン旅行から帰って来た翌日にムットでお正月料理オフ会がありました。
でもムットより先に立ち寄ったインド料理屋があったのです。
それは、新宿西口のジンナーです。
昨年10月に訪問時にお店のおばさまにヨメがヘナを見せたら、「手の甲だけじゃなくて、手のひらは描かないの?」と言われました。
それを知って、ペナンで両手の両面に描いてもらったのです。
旅行から帰って来た翌日、ムットに行く前におばさまに見せに行こうとしたのですが、おばさまはお休みでした。
その数日後に再度訪問したのですが、この日もおばさまはお休み。
残念ながらペナンで描いて来たヘナを見せる事は出来ませんでした。
まぁせっかくだからここでいただいていこうかとヨメと入店しました。
男性店員が何度も来た私達に対して、いろいろ気を遣ってくださいました。
注文したのはサラダの一番小さいものを1つと、私はジンナーターリーセット(1500円)を注文しました。
セットで注文してしまうとカレーの種類を選べないので、ヨメは単品カレーにナンです。
ヨメは甘口マイルドなカレーを店員に聞いて、チキンコルマとナブラタンコルマ(フルーツのカレー)でかなり悩んで、フルーツのカレーにしました。
まずはサラダです。

…あれ?これはジンナー・サラダという一番大きいやつですよ。
間違えてるよ、と言ったら店員さんにウインクされましたm(_ _;)m
何度も訪問したのでサービスしてくれたみたいです。
シャキシャキのサラダにゴマドレッシングとマヨネーズがかかっていて、なかなか美味しいです。
それからしばらくしてカレーが運ばれてきました。


焼き物はまだ焼いてるから、という事で先にカレーだけ運ばれました。
以前は深めのお皿に入っていたカレーが、カライ(小鍋)入りに変わりました。
これだけでもだいぶ気分が違うというものです。
サグ・マトンは以前いただいた時と同じのニンニクがしっかり効いた味で、柔らかいマトンとサグのペーストがよく合います。
そしてヨメのフルーツのカレーもいただきましたが、これが笑っちゃうくらいの甘口カレーでした。
もちろんヨメは大喜びです。
具には黄桃などが入っていて驚きました。
こういうのもカレーなんですね。勉強になりました。
他のお店では新百合ケ丘のメズバーンというお店で他のカレーブロガーの面々がフルーツカレーを召し上がってるのを見かけました。
えーと、そのお店ではみんな壊れちゃってたみたいなので(ぉぃ)一番まともにカレーの事を書いてあるsamuraiさんの記事をご覧ください。
そして、焼き物が到着しました。

やっぱり、いついただいてもここの焼き物のレベルは高いですね。
…ってセット頼んだの私だけなのに数がおかしいですよ!
と言ったらまたウインクされましたm(_ _;)m
フィッシュティッカは本当にフワフワで魚の身の中はレアな感じで美味しいです!
タンドリーチキンも身が柔らかくしっとりしていて良いお味です。
シークカバブが一番スパイスが効いていて辛口で、ヨメには厳しい感じでしたが美味しかったです。

食後にホットチャイをいただきました。
とても和めますね。
こちらのお店は本当に良いですね。西口駅周辺なら私はここがイチ押しです。
ちょっとエレベーターに乗る事や、5階に着いた時のブラックライトには驚きますが、勇気を出して行ってみてもらいたいお店です。
ヨメは自分でヘナを描けるペーストを買ったので、今度は自分で描いてからおばさまに見せに行きたいようです。
チキンコルマとかヨメでも大丈夫なものがあるのも嬉しかったです。
それでは、失礼します。
【過去記事】
インド料理の店 ジンナー再訪(2006.10.01)
インド料理の店 ジンナー新宿店(2005.11.20)←店舗情報載せてマス

夜のHATTIに訪問しました

こんばんは。
早速夜に再度HATTIにお邪魔してきました。
18時過ぎで夜のオープン時間ですぐという事もあり、お客さんはいませんでした。
これはますます都合が良いです。
店内に入っていくと、お昼の店員さん(ターリー屋の社長さん!)がいらっしゃって、食材の発注などを確認してました。
アイドルタイムにこういう事をするんですね。
普段見ない光景なので新鮮でした。
ところで、自分でどんな事を書いたか気になって、ターリー屋の過去記事を読み返しました。
「ヨーグルトを使って好き勝手に食べ方をアレンジできるのが楽しいですね」
「本格的なインド料理を期待して行くと肩すかしをくらうかもしれませんが」
「女性やカレーに慣れていない人でも大丈夫でしょう」
「カレー屋さん初心者も安心して入れて、満足できる内容のお店だと思う」
「万人に愛されるお店として、これからも頑張って欲しいと思います」
また、こんな風にも思っていました。
●敷居が他のお店と比べて格段に低い
●店内の張り紙(カレー混ぜまぜ推奨やヨーグルトなど)が分かりやすい
●西新宿だけでチェーン展開していて、不必要に出店したり広げていない
だいたいこんな感じです。
ただ敷居を低くするだけではなく、そこに料理の質などが伴わなければいけません。
でないと、NAN STATIONのようになりかねません。
今年の9月で5周年になるターリー屋。企業として堅実に成長していますね。
私はターリー屋は、他のインド料理屋と比べてとても上手い経営をしているな、と思っていました。
また、こういうお店は必ずしもマニア向けの為のお店ではなく、普通にカレー好きな人が楽しめる為にも必要不可欠だと思います。
私も仕事柄「お客さんに物を伝える」ことの難しさは痛感していますが、ターリー屋はかなり徹底していてお客さんにも伝わっていると思います。
「分かりやすく、楽しく、美味しい」
単純ですが、これを実践するのは難しいです。
これらの点などが、他のインド料理屋などと全然違うと思いました。
さて、前置きが長くなりましたが、お店で着席しました。
お店の方はお昼に来たばかりなので、私の事を覚えていてくださって名刺をいただきました。
吉川(きっかわ)様というようです。ターリー屋のサイトにも載ってますね。
夜のメニューを見ると、かなり本格的なインドの焼き物が並んでました。
チキンをチキンの挽肉で包んだというインディアン・ナバビ・カバブという初めて見るものや、グリルジンガ(海老の姿焼き)、マトンティッカ、ラムチョップなどもありますね。
焼き物メインのお店との事なので、これは楽しみです。
メニューをチェックし忘れたので後日電話で確認しましたが、夜のカレーもあります。
各種1000円くらい~1280円です。
一番高いのがバターチキンカレーらしいです。
タンドリーチキン(680円)にビールを注文しました。
まずはビールとサービスのパパドが運ばれてきました。

ビールはちょうどいい温度で美味しいです。
パパドと一緒に美味しくいただきました。
そして、いただきながら吉川さまとお話させてもらいました。
まずはこのお店(HATTI)をオープンした理由は?
「ターリー屋で初めてインド料理やナンに触れて頂いたお客様に、次のランクのインド料理屋に気軽に体験して頂きたい、という想いからです」
ターリー屋さんはコンセプトが分かりやすく、伝えたい事が明確ですね。
「そう仰って頂けるのは非常にありがたい事です。
うちの特徴として『選ぶ』事を極力なくしました。
ターリーのあるインド料理屋は沢山ありますが、ターリーだけにしたお店はそうありません。
メニューが沢山あるとお客様も選ぶのに凄くエネルギーを使ってしまいますので、極力選択肢は少なく、分かりやすく、を心がけました」
特筆すべきは敷居の低さだと思います。
うちのヨメは私と違ってそれほどカレーが好きじゃありませんが、ターリー屋は入れます。
「マニアの方から厳しい声を頂く事もありますが、まさにそれこそが私どもが目指す方向性なので狙い通りだと思います」
最終的には「ターリー屋」というジャンルを作りたい、とも仰ってました。
つまり、牛丼屋が「吉野家」、ハンバーガーが「マクドナルド」のような世間一般の認知度を目指すという事でしょう。
自分の会社だけでなく、他のお店が同じようなシステムで営業しても、お客さんが「ターリー屋」と思うのが最終目的ですか。
それは大きな目標ですね。
あくまで一部ですが、他にも4周年のカレーパンの話や、ナマステ☆インディアには出ないんですか?など、いろいろ非常に興味深いお話を伺う事が出来ました。
先日ヤマモリ株式会社の三林社長とお話させてもらった時も思いましたが、非常に情熱を持った方だと思いました。
このような方がトップの会社には、他の社員にも「熱」が感じられます。
高い志で努力と研鑽を怠らない、このような方の下で働ける社員は幸せですね。
さて、そうしているとタンドリーチキンがやってきました。
ビールが来てから約15分。結構待ちましたが…。

でかっ!(゜Д゜;)
鉄板に野菜を乗せ、その上にタンドリーチキンがごろっと乗ってきました。
もも肉の1本焼きですよ。
その他にアチャールとチャツネもいただきました。
吉川さまにお話を伺うと、タンドリーチキンは結構焼いたのを外に吊るしておいて、注文が入ったら焼き直すお店が多いそうです。
そうすると身が固くなってしまうそうです。
HATTIではタンドリーチキンは注文を受けた時点で生肉から焼くらしく、どうしても時間がかかってしまうそうです。
それでもお客様に本物をお出ししたい、との想いから生肉から焼くそうです。
ナイフとフォークでタンドリーチキンをいただくのは初めてです。
うわぁ、これは柔らかくてジューシーです。
スパイスもしっかり浸透していてとても美味しいですよ。
ビールとの相性もバッチリです。
さすが焼き物をメインに掲げているだけの事はあります。
焼き物の上手なお店は嬉しくなります。
この日は時間がなく、これだけしかいただけませんでしたが、他の焼き物もいただいてみたくなりました。
特に私はフィッシュティッカが好きなので、次回は注文してみたいです。
焼き物と一緒に飲みにも使えそうな良いお店だと思います。
特にお酒はインド産のワインが各種揃っていて、驚きました。
中には強烈に重い赤ワインがあり、これだけでは空けきれないけど、バターチキンなどのこってりしたカレーとは相性が抜群だとか。
貴重な時間を過ごす事が出来ました。
吉川さまからのご厚意で、ビール1杯無料券をいただきました。
6月末までだったので、いつもの面々を誘って飲みで夜訪問しようと思いました。
吉川さまにはお忙しい中、お付き合いいただきまして本当にありがとうございました!
それでは、失礼します。
【過去記事】
【新規開店】HATTI(ハッティ)(2007.06.09)←店舗情報載せてマス
※30min.のお店ページはコチラです。

【新規開店】HATTI(ハッティ)

粉ベジ祭り in ムットの為に集合場所に向かっていたのですが、まだ皆さん来てません。
はぴいさんにメールしたらフレッシュネスバーガーの近くだと言うので、迎えに行きました。
そしたら、新しいインド料理店を見付けたと言うではありませんか。
え、マヂですか!あんなところにあったかなぁ。
ここ数ヶ月お昼は会社内でレトルトの日々なので、全くノーチェックでした。
ちょっと油断すると、この辺りはすぐに新しいインド料理屋が出来ますからね。
場所はフレッシュネスバーガー小滝橋通り店の道路向かいの角にあるラーメン二郎の並びです。
はぴいさんと共に行ってみますと…。

うわ、本当だ!HATTI(ハッティ)というお店で、4月23日にオープンしたそうです。
入口横には大きい象さんがいます。まるで市川のサプナみたいです。
入口のチラシだけで満足そうな感じのはぴいさんをよそに、ずんずん私は店内に。
すぐムットに行く予定だったので、今日は食べられないですが下見下見。




食事じゃない半分冷やかしの私たちに対して、日本人男性の方が丁寧に案内してくださいました。
店内は奥がかなり広いです。奥に行くまでに左右に10人前後の小部屋があり、その一つ一つが色々なテーマに沿った作りになっています。
インドのテーマパークのような作りのようです。
まず入口脇のレジがインド銀行。その奥が果物市場と衣類店、そしてインドの市街地のような作りのようです。
全部で50席くらいはありそうです。結構天井も高いし、良い感じです。
ランチは営業しているのか聞いてみると、カレーは20種類くらいある中から日替わりで3種類、ナン、ライス、サラダ、ドリンク付きで890円。
ナン、ライス、カレーがお替わり自由だそうです。
え?カレーはその3種類が固定で、選べないんですか。
その値段の上も下もないようです。
はぴいさんとお店を出てからムットまでの間で、このお店について話しました。
はぴいさんは「あれだけのキャパなので、お客さんが入らないと厳しいでしょうねぇ」という感じです。
私はムットのメニューを改訂した矢先に、道路を挟んだここで同じようなメニューは結構なライバル店だなぁ、と思いました。
でもランチの競争が激しいあの辺りで、最低価格が890円というのは厳しいんじゃないかなぁとも思いました。
カレーも選べないのは選択肢が狭すぎないかなぁとも。
つまり全部のお客さんが同じメニューです。蔦カレーを思い出しました。
できるだけ早くランチに一度行ってみようかと思いましたが、木曜は午前有給で蔦カレーの予定でした。
一番早くて金曜日なので、その日に行ってみようかと思いました。
さて、一旦話がそれますが、木曜の夜にうちのブログのインド定食ターリー屋の記事にトラックバックをいただきました。
またリンクも何もないんでしょ、削除…の前に一応見に行ってみるとちゃんと紹介していただいてました。
その方にコメントを残して、読んでみると上記のHATTIが
ターリー屋系列のお店だと書いてあるではないですか!!
マ・マヂですか!!Σ(゜Д゜;)全く盲点でした。
ふと思い返すと、カレーが固定なのも似てるといえば似ています。
厨房はインドの方で接客が日本人なのも同じですね。これで合点がいきました。
でも、それなら何で新しい形態のお店を出したんでしょう?
リトルスプーンのMOGMOGみたいに、違いが感じられなくなったりしないかな?
ますますランチで一度行ってみないといけませんね。
そんな訳で、その金曜日。時間は12時頃です。
どんなランチになるかとウキウキしていたら携帯にメールが。
あれ?はぴいさんだ。
「あのおみせにいます。ぞうさんです。」
ってナニー!即座に「すぐ行くから帰るんじゃねぇぞ(゜Д゜)ゴルァ!」と返信して向かいました。
お店に行くと、先日の日本人店員さんが接客をしていまして、入口で前会計です。
そうか、メニューが固定だから金額も同じ。
最初にレジで手続きするのもますますターリー屋テイストです。
あのお店のシステムが分かっている人なら平気ですが、初めての方は面食らうかもしれませんね。


そこからまっすぐ行ったところにドリンクカウンターがあり、ラッシー、アイスチャイ、ウーロン茶から注文します。
そして隣の厨房からターリーセットをもらって席に着くような感じです。
何か学校給食みたいな懐かしさを覚えました。でも店内はインド街ですがf(^^;)
目の前でターリーにライスやカレーが盛りつけられて、焼きたてナンにギーを塗られて乗せてもらうのは、食事前からかなりそそられます。
目で楽しめる感覚は非常に新鮮でした。
店内は小部屋と奥の広いところを含めて20人前後のお客さんが入ってました。
そして奥のテーブルにはぴいさんを発見!思わぬところでランチ同席となりました。

こちらのカレーはこんな感じです。
今日のカレーは右からキーマカレー、ダールカレー、ゴビコルマの3種類です。
まず、ターリー屋と違うのはサラダが付いていて、アチャールがない点でしょうか。
そしてはぴいさんが感心していましたが、サラダが本当に美味しいです。
各種豆類を加えたサラダで、とてもさっぱりといただけました。
カレーはキーマはサラサラでヨーグルトのような酸味が多少感じられる味、
ダールはインド豆に大豆入りで食感も楽しめるやや辛めの味、
ゴビコルマはカリフラワーの入ったクリーミーでとても優しい味と、それぞれが個性のある味でした。
ターリー屋と同じシステムならば、当然まぜまぜしていただきました。
混ぜていただく事で、より一層味が変わってとても美味しいです!
かなりボリュームがあるので、ナン、ライスはお替わりしなくて良いですが
もう少しだけカレーをいただきたかったので、空き容器を持って行きました。

すると新しい容器に入れてくれるのはもちろん、熱いからと小さいお皿に乗せてくれました。
細かい気遣いが嬉しいです。
全体的にレベルは高く、食後はこの価格も納得です。
満足度はとても高いランチでした。
出来ればメニューに幅を持たせてもらいたいところですが、このシステムでは致し方なしという感じです。
さて、いただきながらはぴいさんと話をしていると、ターリー屋系列というのははぴいさんも既に知っていました。
それもそのはず。店頭の接客をしている方から名刺をいただいたそうですが
ターリー屋の社長さん
だと言うではないですか!マヂですか!Σ(゜Д゜;)
本当に驚かされてばかりです。
ターリー屋の経営は上手いなぁと前から思っていたので、一度お話を伺ってみたいと思っていました。
こんな機会はありません。これは夜(しかも早い時間でお店が空いてる時)にまた来ないといけません。
という訳で、その日の夜に再度訪問しました(ノ∀`)タハー
長くなりそうなので、一旦記事上げしておきます。
それでは、失礼します。
※はぴいさんのランチ記事はコチラ↓
カレーですよ647(西新宿 ハッティ)(2007.06.09)
【店鋪情報】※2013.03.20更新
INDIAN BBQ RESTAURANT「HATTI(ハッティ)」
※30min.のお店ページはコチラです。
住 所:新宿区西新宿7-5-5 プラザ西新宿1階
周辺地図はコチラ
電話番号:03-5348-8839
営業時間:ランチ11:30~15:00
ディナー18:00~24:00(ラストオーダー23:00)
休 日:2013年2月より日曜定休(元旦も休み)

粉ベジ祭り in ムット
先日、会社が終わってからはぴいさんと一緒にムットのメニュー改訂について、お店でディスカッションする為に行きました。
はぴいさんの他には粉もの大好きで、ムットに行ってみたいと言うななさんと、ベジタリアンの凛さん、そしてスリムな凛さんに憧れてベジになりたいと言い始めたうちのヨメさまの5人で集まりました。
おぉ!過半数が女性ダ!ハーレムハーレム(・∀・)イイ
ちなみにはぴいさんはこの日の午前中に蔦カレー、ネオ屋台村とハシゴしてから来ました。
そんな事してからムットに行くなんて自殺行為と言いますか。
多分、胃袋が超合金なんですねf(^^;)
粉もの大好きななさんはドーサなど、凛さんは先日のスリランカフェスティバル初日で大ハマリだった、ヒヨコ豆の炒めものをご所望です。
その注文の他には、今度夜のメニューを改訂する為に写真を撮らないといけないので、夜のセットを注文しました。
夜のセットはカレー2種類(チキン、マトン、ダール、ミックス野菜から選択)、ナンかライスを選びます。
ななさん、凛さんがいらっしゃるので、カレーはダールと野菜。
ナンを選んで注文しました。

まずはディナーセットが運ばれてきました。
手前のカレーが野菜カレー、奥がダールカレーです。
タンドリーチキン、サモサ、サラダ、チャツネ、ヨーグルト、パパドが付いて1575円です。
この値段ならカレーの量は少ないものを想像しがちですが、普通の量で来るのでナン1枚では絶対カレーが余ります。
サラダなどが入っている容器よりも少し大きいくらいの量で十分だと思います。
いつもながらサービス過剰なんだからf(^^;)
ダールカレーはココナッツミルクが多めに効いたマイルドなカレー。
野菜カレーはジャガイモ、ニンジンなどがほっくりいただけるものです。
両方ともナンとの相性はバッチリで、粉モンのななさんもベジの凛さんも喜んでくださいました。
ムットのタンドリーチキンはいつも中が生焼けなんじゃないか?と思うくらいのミディアムレアな感じです。
他のお店でいただくと、焼き過ぎで身が固い事が多いですが柔らかくて美味しいです。
サモサもパンパンに詰まったポテトやナッツにスパイスが加わり美味。
次は凛さん待望のコンダカダラ(ヒヨコ豆のスパイス炒め)です。

タマネギとスパイスの刺激に唐辛子の辛さはありますが、ヒヨコ豆のほっくりした甘さがちょうど良いバランスを保っています。
凛さん悶絶!の味でモリモリ召し上がってました。
ここからは粉モンのななさんの為に、粉もののオンパレードです。

まずはチャパティとサンバルのセットです。
チャパティは焼きたてアツアツなのをちぎっていただくと、粉自体の味がいただける素朴な味でした。
サンバルも野菜の旨味をじんわりと味わえて良いですね。

次はマサラドーサです。
まずはやはりななさんに召し上がってもらいましょうか。
…お!言葉にならない表情で悶絶してますよ。
それでは、私達もいただきます。
ウ・マ・イ!(・∀・)イイ
えぇ?何だコレ?ってくらい美味しいです。
私が初めてドーサをいただいたのはここムットで、昨年NOBLEさんと一緒に行った時でした。
その時にNOBLEさんから「ドーサはしっとりタイプとパリパリのタイプがある」と聞いていました。
しかし、それ以降の南インド料理屋では薄くてパリパリの円筒状のものばかりだったので、いつしかここのドーサはどうだったかなぁ?と思ってしまってました。
目から鱗とはこの事です。
焼いた面はパリパリで、内側はしっとりしているので、違った食感が楽しめます。
ななさんもこれは食べた事のないタイプだと感激してました。
イヤホントに激ウマですよ。最高でした。
また、一緒に付いてるココナツのチャトニも美味です。
ドーサだけじゃなくて、他のものをいろいろ付けていただきました。
さっぱりした酸味と辛さがお口の中をリセットしてくれます。

次の粉ものはプーリーとポリヤルのセットです。
はぴいさんも仰ってましたが、チャパティを揚げるだけでこうも食感や味が変わるものとは。
甘みが増して、膨らんでパリパリになった生地も美味しいです。
カレーにも、サンバルにも合いますし、ポリヤルを巻いていただいても美味でした。

最後の粉ものはワダです。これも揚げたて。
ムットさんのお料理は作りおきをしないのでどれも熱々で美味しいです。
表面はパリパリで、中はフワッフワです。クミン、コリアンダー、コショウなどのホールスパイスが練り込んであり、香りも最高です。
この味、食べた事あるんですが何だったかな?何て表現したら良いかな?
…と考えていたら、ななさんが「ガンモドキ?」と仰いました。
あぁ、それです!これも非常に美味でした。


ラッサムスープとデザートです。
ラッサムはヨメは苦手なので2杯いただきました。
熱々でスパイスの刺激や酸味、旨味が身体に染み込みます。
身体の中から暖まりますね。美味しいです!
そしてデザート。これは名前を失念してしまいました。
お米の粉などを練って揚げたものをココナッツミルクに入れたものだそうです。
…って最後まで粉ものですかf(^^;)
これがまた驚く事に熱々のデザートです!
日本ではこういう習慣はありませんが、インドでは温かいデザートをいただくそうですね。
前に五反田のアロラインド料理教室で初めて知りました。
さてさて、ななさんも凛さんも大満足だったようで何よりです。
他のお客さんがいなかった事もあり、お料理を終えたムットさんがやってきました。
ななさんはドーサは練馬のディヤダハラ(先日のスリランカフェスティバルにも出店)でいただいた事があったようです。
実は私、スリランカフェスの翌日にムットに顔を出してまして、スリランカでドーサってあるの?と聞いてみたらあるそうです。
私が「スリランカフェスで出してたお店で、ドーサにカボチャのサンバルをかけて…」というと、ムットさんが「そのお店、ディヤダハラ?」と言いました。
えぇ?何で分かったの?と聞くと、ムットさんは日本に来て最初ディヤダハラで働いていたそうです!驚きました。
ディヤダハラのメニューのいくつかはムットさんが考えたオリジナルらしいです。
お店でムットさんの名前を聞いたら、みんな知ってるそうですよ。
これは俄然行ってみたくなりました。
ななさんとムットさんでディヤダハラの話で、一通り盛り上がってから、本日の目的だったメニュー改訂についてはぴいさんとムットさんと一緒に相談しました。
価格面やサービス面「カレーのお替わり無料」は面白いけど、採算が取れない(って遅いヨm(_ _;)m)などのいろいろな面から見直しをかけまして、最終的には
「ナン、もしくはカレーのお替わりは無料です!※いずれかをお選びください」
という表示になりました。
それで店頭用のディスプレイと店内用のポップを修正して出力センターなどで用意しました。
昨日、出力があがったのでお店に持って行って渡してきました。

とても喜んでもらえました。
いよいよ新ランチメニューが来週からスタートするようです。
この新サービスはどうなるかなぁ、と楽しみに帰ったのでした。
それでは、失礼します。
※ちなみに、この日の会計は3,885円!※一人当たりじゃないですよ
サービスし過ぎでおかしいから!一人2000円置いて帰りました。
ムットさんとこは別名「新宿の太郎カレー」と言う事でf(^^;)
※ななさんの記事はコチラです。
【過去記事】
店舗情報や今までの訪問した過去記事リンク集はコチラです
※30min.のお店ページはコチラです。

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