団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

トヨタiQ現車

2008-11-11 18:44:24 | 
                トヨタiQ現車

                         2008年11月12日(火)作成

 この車、横幅に比し、全長が異様に短い。iQというより、トヨタ版「チョロQ」である。

 これからの自動車は、環境性能で勝負になるが、トヨタの回答がこのiQである。3mの車長に大人3人子ども1人の4人乗車を成しとげた。
 高効率パッケイジングにより、車体を小さく軽くし、燃費性能を高めようとするものだ。

 ガソリン価格の高騰や、軽自動車は売れるが小型車は売れなくなっているという小型化の情勢の下で、タイミングよく出されたと思うが、開発には構想を含めると5年程度かかると思われるので、トヨタの先を見通す力が当たったと言えよう。

 この手の車はダイムラーにスマートという車があるが、この車はプラモデルを大きくしたようなイメージで、車というより「オモチャ」といった感じだ。それに較べれば、iQは車らしい。値段もスマートは200万円を超えるが、iQは140万円からだ。これでは勝負が見えている。

 4人乗車ということだが、荷物室も考慮すると、実質2人乗りの車と考えた方がよいだろう。4人はあくまで非常用だ。
 私のように、高齢で2人家族なら、このような車でもよいかと思えてくる。
 この車をベースに、電動メタルトップのオープンカーが200万円程度で出されたら、衝動買いをする可能性がある。

 トヨタはこのiQを月2,500売りたい意向だが、果たしてどのような売れ行きになるのか。販売スタッフの説明によると、10月15日に発表して10月中に2千数百台の受注があったという。
 発売日は11月20日からだが、私は、12月20日までの受注台数は、10,000台と予想する。

於:2008年11月9日、ネッツ中国本店



 横幅が異様に広く見える。








 後部座席を折りたたんだ荷物スペース。4人乗車だと、荷物スペースはないに等しい。


 助手席前のダッシュボードを大きくえぐり、シートを前にスライドさせることにより、助手席後部に大人1人乗車のスペースを作り出した。

(2008年12月31日追記)
 発売1か月後の受給台数は、8,000台と発表された。目標の約3倍である。
 現下の経済情勢から言えば、まぁまぁの数字か。
コメント
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