団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

京劇

2008-11-04 18:28:03 | 音楽
                    京劇

                         2008年11月4日(火)作成

 大衆芸能だ。まず、派手な衣装、そしてリズムを取るドラのような音にびっくりする。
 「中国のオペラ」という説明であったが、確かに演技に音楽を併せているので、オペラと同じだが、雰囲気は全く異なる。
 新体操の前身のような棒を振り回す演技やら、手品もどき、宙を飛び回る曲芸。何でもありで、いろいろと楽しませてくれる。

 物語は、孫悟空のエピソードである。孫悟空が龍宮城や黄泉の国に行き大暴れするというシーンで、仮面舞踏会のようなキャラが出てきて、子どもでも楽しませる。

 驚嘆するシーンが出てきた。孫悟空が鞘から抜いた刀を2・3メートル宙に放り投げ、落ちたところを鞘に収めるというものだ。難易度ウルトラE級だろう。この劇団、中国では年間600回の公演を行っているという。達者なものだ。

 今回の北京風雷京劇団の来日は、日中平和友好条約締結30周年を記念したものである。

 農薬入りの餃子など、何かとお騒がせな中国ではあるが、これからますます中国と付き合っていかなければならなくなることは間違いないだろう。
 付き合っていくためには、友好的でありたいものだが、そのためには、双方の国民同士がお互いの国を良く知る必要がある。今回の来日公演はその一助になったものと思う。

於:2008年10月30日、広島県民センター










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