団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

広島交響楽団第312回定期演奏会

2011-10-05 16:47:39 | 音楽
                       広島交響楽団第312回定期演奏会

                                                    2011年9月25日(日)






 開場前ですが、既に列が・・。
 定期は毎回ほぼ満席です。







 仙台フィル応援のCDゲットしました。




・モーツアルト   交響曲第41番ハ長調K.551「ジュピター」
・マーラー     交響曲第1番ニ長調「巨人」
 指 揮:広上淳一
 管弦楽:広島交響楽団

・2011年9月22日、広島市中区「広島市文化交流会館」


 広上淳一は、身体全体を派手に動かし、指先で音を視覚的イメージにして指示を出すような指揮ぶりでした。
 こんな派手な動きの指揮者は、初めて見ました。広響の団員にとっては色んな指揮者から得るものがあるので、勉強になったと思います。
 でも、やっぱり、指揮者はカルロス・クライバーのあの優雅さが好きです。

 モーツアルトの41番は実演奏でも数回は聴いたことがあると思いますが、こんなに熱くさせられた演奏は記憶がありません。第4楽章の盛り上げ方が上手いと思いました。

 今年で没後100年のマーラー。
 その1番は、オケが大幅に増強され、大編成で迫力のある音を聴くことができました。でも、やはりもう少し厚みのある音が欲しいんですよね。あともう少しなんですけど・・。
 とはいうものの、本日の金管群は、冒頭の難しいゆっくりとしたテンポを何とかこなし、フィナーレのファンファーレではホルンが立ちあがって演奏するなど、視覚的にも魅せる演奏でした。
 私は、終楽章のコーダでは、その大音量に私の身体の全細胞が共鳴するかのように、身体全体がワナワナと震えだし止まりませんでした。(ブラボー!)
 今これを書きながらも、思い出し、身体が熱くなります。

 10月には、エッシェンバッハ指揮のウィーンフィルでやはりマーラーの1番を聴きます。ワクワクするような楽しみです。
コメント
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