志鷹美紗ピアノリサイタル
2017年1月1日(日)
志鷹美紗さんのピアノの演奏は1回聴いたことがあります。ソロリサイタルではなく、萩原麻未も演奏したと思います。その時の演奏会を紹介してくれた方によると、大変評価しているようでした。
・2016年12月18日。広島市中区ゲバントホール。
・曲目
ベートーヴェンの「テンペスト」と「ワルトシュタイン」
ショパンの「幻想曲」、「子守歌」と「アンダンテ・スピアナートと華麗な大円舞曲」
アンコールとして、シベリウス「ロマンス」、リスト「ラ・カンパネッラ」
技巧的には、そりゃ、超一流の人と比較すると、見劣りします。それはそれとして、私が残念に思ったのは、ピアノを感じる演奏ではなかったという点です。「ピアノ」とは、P、PP、PPPです。つまり弱音ですね。日本語では「弱く」と訳しますが、本当は「静か」です。かつて、リヒテルがピアニッシモを渾身の力を込めて弾いた姿が目に映っています。
ただ、演奏する時の気の入れようは、半端ではありません。鬼気迫る感じを受けました。唸り声ではないのですが、「サー、サー」というような音が聞こえるのです。多分彼女自身も気付いていないかもしれません。力を入れる際に空気を吸い込む音なんですね、多分。・・で、表情も鬼(悪い意味で言っているのではありません。)のような表情になるのです。ところが演奏後に拍手に応える表情の可愛いのなんのって!写真の通りです。
実は、テンペストとワルトシュタインがあるというので、来たのです。テンペストでは、辻井伸行の演奏で「ハッ」とする印象的なことがあり、それを期待したのですが、私には平凡は演奏に聞こえました。ワルトシュタインについても、この曲の持つ高揚感はあまり感じられませんでした。
ということで、演奏そのものは、特に印象に残るものはありませんでした。
桐朋学園を主席で卒業したといことですので、優秀なピアニストであることは間違いないでしょう。今後の大成に期待しましょう。
マチネーでしたので、食事をして行くことに。松屋の牛めし290円也って、どこをどうすれば実現出来る価格なのでしょう!
法政大学の五十嵐仁名誉教授によると、牛丼の値段を下げるのは、景気が悪くなっているからだと言います。私ゃ、悪景気の恩恵を受けている訳であります。(^_^;)
豚汁100円!「ブタジル」と読むのか「トンジル」と読むのか、私にはトンと分かりません。
味噌汁付きなんです。ただ、もう少し塩分控えめにしてくださいね。
原爆ドームから歩いて5分程度のところにあります。
ゲバントホールです。「gewand」とは衣服という意味だそうです。
200人程度のホールでしょうか。
しかし、安いですよね。。。
壁には ビールもどうぞ! チラシがみえていたのですが、、、
他の記事、、、社会勉強させていただいております!
ビールがあるとは、気付きませんでした。
私ゃ料理ができませんので、独り身になったら、このような店を利用せざるを得なくなります。こんな店の近くへ引っ越すようになるでしょうね。
・・で、一人でのんびりとビールを飲みながら、寿命が延び~るのであります。(^_^;)